ひばなのシネマの天地

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         原題 : The Nightcomers

         製作年 : 1971年

         製作国 : イギリス

         配給 : ブエナ・ビスタ


         監督・制作 マイケル・ウィナー

         制作総指揮 ジョセフ・E・レヴィン

         原作     ヘンリー・ジェームズ

         脚本     マイケル・ヘイスティングス


         出演  マーロン・ブランド

              ステファニー・ビーチャム

              ソーラ・ハード 

              ハリー・アンドリュース

              ベロナ・ハーベイ




早春のある日、ブライ邸の応接間では、これからロンドンにでかけようとするこの屋敷の後見人(H・アンドリュース)が家政婦のミセス・グロース(T・ハード)に、今後の指示を与えていた。


このブライ邸はロンドンの郊外に広大な領地を持つ大地主だったが、幼い姉弟、フローラ(V・ハーベイ)とマイルズ(C・エリス)の両親はインド滞在中、自動車事故で死亡したため、姉弟が財産を管理できるようになるまで、伯父が後見人になっているのだ。


両親の死は、まだ二人に知らされていなかった。後見人がロンドンに立ったあと、この広大な邸には、姉弟と、家庭教師のジェスル(S・ビーチャム)、ミセス・グロース、下男のピーター・クィント(M・ブランド)の五人が残された。


クィントは無知で粗野であり、後見人には嫌われていたが、屋敷内でただ一人の男性ということで、辛うじて首がつながっていた。


しかし、幼い子供たちにとって、クィントの占める地位は大きかった。外での遊びはすべてクィントに教えられ、実生活での知恵もすべて彼によるものだった。


従って、二人はクィントのいうことを盲目的に信じて行動していた。その迷信のような知恵はときとしてミセス・グロースを困らせた。


だが、それだけならまだしも、クィントは乱暴で邪悪な心の持主だった。。。。。。



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1961年ジャック・クレイトン監督の「回転」という作品の 続編になるヘンリー・ジェイムスの原作「ねじの回転」2度目の映画化です。 


前作「回転」は 女教師が邸内で幽霊に遭遇するという ホラー作品でしたが 本作は 生身の人間の業や 幼い子供たちの純粋さゆえの残忍さを描いていて 前作にはない恐ろしさを感じます。



           ひばなの シネマの天地


主演は 「ゴッド・ファーザー」シリーズの マーロンブランド。


彼の演じるクィントが 子供たちの心を捉え 操ってゆく様は不気味です。


二人の子供たちの 純粋で他愛ない様子が残忍さの裏返しとなっていき・・・


ラストは はっと思わせる 人間ドラマになっています。


とても古い作品ですが 人間の愛憎と無邪気な憎悪を描いた 秀作です。



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