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ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』を映画化、アニメーションと実写を組み合わせ、夢のような世界を作りあげた。ただし、単純な子供向きの映画だと思ったら大間違い。

幼いアリス(クリスティーナ・コホウトヴァー。声、カミーラ・パワー)は、遊戯室でぬいぐるみのウサギに命が宿る場面を目撃。

そのウサギを追って魔法の引き出しに飛び込み、19世紀のおもちゃ店らしき不思議な世界へ。

おもちゃたちにも命が宿り、自然史博物館からやってきた生き物もそこに加わる。チェコのアニメーターであるヤン・シュヴァンクマイエルは、なじみのある物語の要素はそのままにひねりを加えている。

彼お得意のストップモーション・アニメの痙攣するようなスタイルで、風変わりな心象風景がぎくしゃくと動き出す。

芋虫は総入れ歯の靴下人形。他にも、おかくずを吐き出すぞっとするような頭蓋骨など歪んだ生き物が現れる。

この映画全体で、シュヴァンクマイエルは語り手アリスの唇のクローズアップに度々もどってくる。

それでこれは語られているお話なのだと、見る者は思い出す。

最良のシュールレアリストの伝統にのっとって、シュヴァンクマイエルはなじみのある物をなじみのない方法で利用する。陳腐な物(そして陳腐でない物)にファンタジーの性質を与え、夢の論理を悪夢の端に加える。

心象風景は本物の嫌悪感を催させるものではなく、動揺させる程度ではあるが、低年齢の子供たちはディズニーの鮮やかなアニメの定番『不思議の国のアリス』のほうを好むはずだ。

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年齢が上の子供たちや大人はシュヴァンクマイエル独特のアニメーション・スタイルで、ウィットに富んだビジュアルを楽しめることだろう。(Sean Axmaker, Amazon.com)

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このアリス ずっと観たかったんです。 気になって気になって・・


アリスと云うと「不思議の国のアリス」かわいらしいイメージが先に思い浮かぶんですが 原作を読むと そんなにメルヘンチックじゃないんですよね。


グリム兄弟の童話もそうですが 結構シュールな内容が多く ほほえましいというよりは ニヒリズム的。


ルイス・キャロルの他の著書を見てみると 「アリス」の世界観が何処にあるのかなんとなく分かってきます。


そんな事を 考えずにこの作品を見ても 面白いので楽しめちゃいます。 

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