不朽の名作をロシアの名匠が現代版にリメイク


ロシアでチェチェンの少年がロシア軍将校だった養父を殺害するという事件が起きた。少年は第一級殺人の罪に問われ、検察は最高刑を求刑。有罪となれば一生刑務所に拘束される運命だ。審議が終了し、市民から選ばれた12人の陪審員は、改装中の陪審員室の代わりに学校の体育館に通された。携帯電話も没収され、全員一致の評決が出るまで幽閉されることに。12人の長い長い審議が始まった。




ヘンリー・フォンダ主演で知られる法廷劇の傑作、『十二人の怒れる男』(57)が、ロシア映画としてリメイク。緊迫感溢れる展開と計算しつくされた演出、そして個性溢れる12人の陪審員たちによる時代の風潮を色濃く表したディスカッションを、ロシア人監督ならではの解釈で焼き直した。体育館から出られないという密室劇でありながら、ダイナミックなカメラアングルと緊迫感で1秒も飽きさせない。オリジナルへの敬意を忘れず、かつ自らの演出で、現代の社会主義国の現状から日本を含む世界の経済状況も投影させている。監督のニキータ・ミハルコフ。日本では、『太陽に灼かれて』(94)、『シベリアの理髪師』(99)などで知られている。
















































































作品名12人の怒れる男
フリガナジュウニニンノイカレルオトコ*12
作品名原題12
タイプ映画
カテゴリ
  • ドラマ


公式サイト<公式サイトへのリンク>
製作年2007年
製作国
  • ロシア


時間160分
公開日2008-08-23~
配給ヘキサゴン・ピクチャーズ、アニープラネット
系列シャンテ・シネほか全国にて
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公開時コピー
受賞記録
原作
トリビア
監督
出演
プロデューサー
製作総指揮
原作者
脚本


もの凄く 力を入れて紹介してるんですが・・・ この作品 絶対に後悔させない作品だと推薦します。




十二人の怒れる男



¥5,980

12人の陪審員によるある事件の審議が描かれる


ニューヨークの法廷で殺人事件の審理が終わった。被告は17歳の少年で、日頃から不良といわれ、飛び出しナイフで実父を殺した容疑だった。12人の陪審員が評決のため陪審室に引きあげてきた。夏の暑い日で彼らは疲れきっており、早く評決を済ませ家に帰りたがっていた。第1回の評決は11対1で有罪が圧倒的、しかし、判決は全員一致でなければならなかった。無罪は第8番ただ1人。彼は不幸な少年の身の上に同情し、犯人かもしれないが有罪の証拠がないといった…。





『女優志願』のシドニー・ルメットが監督したレジナルド・ローズのTVドラマの映画化。場所を1室に限定して、12人の陪審員によるある事件の審議が描かれる。脚色はローズ自身、TV劇の演出もルメットがあたった。撮影は『波止場』のボリス・コーフマン。音楽ケニョン・ホプキンス。


出演するのは『ワーロック(1959)』のヘンリー・フォンダ、『暗黒街の女(1958)』のリー・J・コッブ、エド・ベグリー、E・G・マーシャル、ジャック・ウォーデン、マーティン・バルサム、ジョン・フィードラー、ジャック・クラグマン、エドワード・ビンズら。製作ヘンリー・フォンダとレジナルド・ローズ。




来年度から 裁判員制度が日本でもスタートしますね。




日本の裁判と海外の裁判の仕組みには違いが沢山ありますが 罪を裁くという観点から見れば この2




作品は すごくためになると思います。




「感情に押し流されず 事実を冷静に判断し 審理をする」 裁判の原点みたいな 作品です。