リフォーム業者選びで学んだこと・・・。
前回の続きです。
母がリフォーム業者に見積りを取り始めていた頃、実家の新聞にこんな
折込チラシが入っていました。
オープン記念キャンペーン！！
と大々的に銘打ったカラー刷りのチラシ。
有名メーカーのキッチンやお風呂の写真と激安価格がババーン！
母はすっかり心惹かれてしまい、見積りだけなら・・・と軽い気持ちで電話を
したのでした。
以下は母の話を再現したものです。
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見積りを依頼すると、日程を調整して数日後に業者が家を見にに来るのが
普通なんですが、この業者のすごいところは
『 今からすぐに行きます！ 』
対応の早さに母は驚いたそうです。
数時間後に現れた担当者。
一通り家の中を見て回って、その場ですぐ見積書を手書きで作成し始め
ました。
母が 『 キッチンはクリナップで・・・ 』
『 お風呂は今より大きいサイズのものに・・・ 』
と要望を言うと はいはい、と希望も盛り込んでくれている様子。
その場ですぐ出た見積額は今まで見積りを取った業者より、はるかに
安いものでした。
母はもうクラクラ。。。
この業者に決めようかしら。
そこで担当者からのとどめのひとこと。
今、この場で契約してくださったらこのキャンペーン価格でできますが
後日だともう適用できません。
うちは中間業者を通さないんですぐに見積りが出せるし、こんな風に
安いお値段で工事することができるんです。
もし、あとで気が変わったらクーリングオフも適用できますので
今契約してください。
・・・え？今、ですか？？
母： いや、お父さんに相談しないと・・・。
業者： じゃあ今から電話してください。
母： 仕事中には電話できませんので・・・。
業者： クーリングオフできるんですよ。後日だとこの価格にはなりませんよ。
契約前からクーリングオフ前提で話をしている時点でおかしいと気づく
ものですが（苦笑）母はすっかりその気になっており、普通の判断ができなく
なっていました。
でも、最後の最後で
娘にも相談したいので・・・。
母は思いとどまってその日は業者に帰ってもらったそうです。
でもあと３日間はキャンペーン中なので、この期間に契約して下さい
と念を押されていました。
母は興奮ぎみにわたしに電話をかけてきました。
いい業者さんが見つかった！！
ここに決めようと思うわ
明日契約しに行ってくるから～♪ と。
・・・で、調べてみたら
この会社はお客さんに強引に契約をすすめる手法でたびたびトラブルを
起こしている業者であることが判明 
コワイヨー！！
ネットで調べてみてわかりました。
この業者でリフォームしたら１００％トラブルになる、とは断言しません。
きっと満足されているお客さんだっていると思います。
だから業者の名前もあえて書きません。
ただ万が一何かあったとき、とても誠実に対応してくれるとは思えませんよね。
も、もしかして、もうはんこ押しちゃった？？
母はサインや捺印はしていない、と。間一髪のところで契約を免れて
いました。
教訓。
その場ですぐ高額な契約を持ちかけられても絶対乗らないこと。
一人で判断せず誰かに相談すること。
当たり前ですよね・・・。
逆に 鉄は熱いうちに打て じゃないけど
問い合わせのあった客のところにすぐ行ってその気があるうちに
契約を持ちかける・・・
高揚しているお客さんは、格好のカモになるんだと思いましたよ。
母は言っていました。
オレオレ詐欺とか、何で引っかかるんだろうといつも思っていたけど
あの状況で、すぐ目の前に夢のリフォームが・・・ と思うと、とても
判断できる状態じゃなかった、って。
今でもあれは何だったんだろう・・・ってぼやーっとした感じのまま。
そんな体験をしながら実家のリフォームは進行していくのでした。
冷や汗かきました・・・。
長々とお読みいただきありがとうございました。
こういうこともあるんだ～ と一人でも多くの方に知っていただきたいと
思い記事にしてみました。
