皮ふの疾患は本当に多岐にわたります。
とくに日光の暴露をしっかりうけてしまう
お顔のできもの
悪性のできものは
本当に厄介です。

クリニックでは
皮ふの悪性のできものについても
処置することがあります。
転移するような悪性度の高いものは
大きな病院に行っていただかないといけませんが
小さくて悪性度の低いできものについては
クリニックのなかで切除し
局所回転皮弁などを用いて
欠損した部分を閉鎖し
外来手術で出来うる範囲の処置はしています。

今日の患者さまは
ボーエン病という比較的悪性度の低い上皮内がんに
かかられた症例です。

お写真の提供に
ご協力いただき
本当にありがとうございます。

ではお写真を供覧してみましょう。
術前。
お顔の一部にみえる赤い皮疹が
ボーエン病の本体です。

周囲5mmから6mmをとって
その後に局所回転皮弁をつくり縫合します。
赤いしるしの部分を切除しています。

術後すぐはかなり痛々しいですね・・・


術後1カ月目の状態。

キズも安定して安心できる状態になりました。
頬に近い部分のキズは少し様子をみて
修正して差し上げてもいいかもしれません。

ご本人が悪性とは気づかないものでも
悪性のできものであることもあり

やはり

少しおかしいかな?

と思われるような症状を発見したら
たいしたことないかなと思っても
クリニックに行かれたほうがいいです。

ボーエン病などは
私たちでも検査をしないと確定できないもの。
でも悪性の皮膚がんなのですから
厄介

この方のように
もし気になる皮疹があるようでしたら
ぜひお近くの形成外科の標榜されたクリニックへ。