この一週間は、沖縄空手・無想会のセミナーの余韻と余波の中で、やや頭がまとまらないまま過ごしました。
 
いろいろ助言をいただき、結論としては、親子で習う糸東流と無想会の空手は、別のものと思うにしました。
 
ということで、行ってきました糸東流の親子空手教室。
 
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息子の開脚。骨盤が後ろに倒れてはいるものの、なんだかそれっぽくなってきました。

 

 

今日の稽古は、、、

 

◎準備体操
 
◎基本稽古:手技
・外八字立ち正拳突き
・四股立ち正拳突き
・前屈立ち正拳突き
・前屈立ち正拳二連突き

・前屈立ち正拳三連突き(上段→中段→中段)

 

脇腹を擦るような肘の軌道を意識。

これは、私の習う糸東流での教えでもあるので、気兼ねなく。

 

前屈立ちでの三連突き(上段→中段→中段)は、スピードが乗って、なかなか楽しいと思いました。

 

◎基本稽古:足技
(蹴りストレッチ)

・前蹴上げ
・前から後ろ(フルコン内回し)
・後ろから前(フルコン外回し)
・横蹴上げ
・横蹴上げ回し
・後ろ蹴り

(蹴り)

・前屈立ち膝蹴り

・前屈立ち前蹴り
・前屈立ち回し蹴り
・並行立ち下段足刀
・並行立ち中段足刀
・結び立ち後ろ蹴り

 

今日の先生は、前蹴りの際に軸足(支持足)を前屈立ちの前足のまま固定することを強調していました。

前屈立ちの前足のままで固定すると、重心は尻に残ります。この重心のまま後ろ足を蹴りで飛ばすと、重心が両足(支持足&蹴り足)の後ろにあるという状態に。

 

いつも言われることではありますが、今日はこの重心が支持足&蹴り足の後ろにある状態を、いつも以上に真面目に追求しました。

 

後ろに倒れ込みそうになりますが、それを避けるために、引き足が速くなり、ひいては蹴り全体が速くなります。遅いと後ろに倒れ込んでしまうので、真剣です。

だんだん気が緩んでしまい、重心を支持足の上までせり出させてしまいますが、そうすると蹴りのスピードも落ちてきます。いかんですね。

 

 

◎移動稽古

・前屈立ち下段払い受け

・前屈立ち上段揚げ受け

・前屈立ち横受け(フルコン内受け)

・前屈立ち横内受け(フルコン外受け)

・猫足立手刀受け

・猫足立ち掛け受け

・前屈立ち追い突き

・前屈立ち前蹴り

 

例によって、武道場を端から端まで13~14号令で移動する移動稽古。

前屈立ちでの「孤」の運足も、意識しないで自然にできるようになってきました。

慣れ、ですね。

 

子供たちは横内受けあたりで混乱。

息子は、猫足立ち掛け受けのあたりでは、完全に目が「???」に。私が「相手の強いパンチをふわっと受けて引き込む名人技だよ」と言うと、なんだか興味を持ったようで、彼なりに頑張って、相手の剛力の突きを柔らかく受けるイメージをしているようでした。

 

 

↓は休憩時の写真。

友だちのパパに遊んでもらっています。

 

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◎型
・基本型第一(前屈立ち下段払い)
・基本型第二(前屈立ち横受け)
・基本型第三(前屈立ち上段受け)
・基本型第四(前屈立ち横内受け)
・平安二段
(・平安三段)
(・平安初段)
(・平安四段)
(・平安五段)
(・十手)
 
( )の型は、私はまだ習っていないので、その間はずっと「平安二段」。
前回課題として残った四股立ち移動の際の体の上下をなくすことを意識。前回よりは、マシになったはず。
 
以前混乱した上段揚げ受けですが、先生の指導により、「肘は曲げずにまっすぐ」であることが分かりました。
 
その他、
・第一挙動の拳鎚は肩から大きく回す
・第三挙動の拳鎚は肘から小さく回す
という差異をつけていることも分かりました。
 
この挙動を「手解き」と解釈するならば、異なる種類の手解きを習得させようとしているのかもしれませんね。
 
 ※
 
今回も、ミットや約束組手等の相対稽古はなく、型中心の2時間。
平安二段が面白くなってきたので、それはそれでいいかな、と思います。
 
 ※
 
そうだ。最後に免状をいただきました。
私もとうとう、当会派の九級になりました。
さらば、無級時代。
 
息子が羨ましそうに免状を覗いていました。
次の昇級審査で頑張ろう。
 
 ※
 
気づけば、背中がやたらにだるい。
今日は、結構背中を使えたのかな。