ひろじの物理ブログ ミオくんとなんでも科学探究隊

不思議ですてきな科学の世界。ミオくんといっしょに探究しましょう。


ご挨拶

 まんがと対話の「ミオくんとなんでも科学探究隊」(略称「ミオくんと科探隊」)で、自然科学の世界を楽しむサイトです。
 科学のいろんな分野を扱いますが、ぼくの専門が物理なので、物理学的なアプローチになります。
 自然科学についての記事は、小学生高学年から大人の方までが対象ですが、記事によっては高校以上の理科・数学の知識が必要なものもあります。

 コンテンツが多くなってきたのでサイトマップを作りました。

最初に下記のリンクでサイトマップ1・2をご覧になってください。

 そこから、サイトの各記事にリンクできるようになっています。

 自然科学教育についての身辺の出来事や、随想、論文、実験や教材の紹介もしています。
 心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。(ひろじ)


まんが「ミオくんとなんでも科学探究隊」
 不思議な能力をもつミオくんと科探隊が、自然科学の謎をめぐって冒険をします。
ゲーム「ミオくんと科探隊」
 物理アドベンチャーゲームで遊ぶ、ミオくんと科探隊の新冒険です。
新科学対話「ミオくんと科探隊」
 まんがと対話でつづる、ミオくんと科探隊の新冒険です。
科学対話「ミオくんと科探隊」
 ひろじと科探隊との対話で、自然科学のさまざまなテーマを探ります。


自然科学・科学教育 まんが・イラスト/実験・教材
 まんが・イラストなどにより、自然科学の実験や教材の紹介・解説をしています。
自然科学・科学教育 エッセイ/ダイアリー/レポート
 自然科学や科学教育に関連する話題や、論文などを載せています。

【ご注意】このブログサイトで紹介している実験の中には、予測できるもの、予測できないものも含め、危険な事態が生じる場合があります。実験はすべて、ぼくやぼくの知人が実際に行ったことのあるものばかりですが、実験を再現される場合は、記事や参考文献の内容をよくご理解の上、ご自分の責任において行ってください。なお、生徒さんやお子さんの場合は、自分たちで単独では行わず、しかるべき指導者や保護者の方のご指導のもとに行ってください。

テーマ:

 

 熊さん八つぁんの科学放談、もうちょっとだけおつきあいください。

 

 ひろじとヒロさんの科学放談、とりとめもない話題で右往左往しながら、あの話題になりました。

 

ヒロ「じつは、夏にプレデビューするはずだった『かがくのひろば遊』なんだけど、できなくなってね」

ひろじ「えーっ、そうなんですか? あれを結構楽しみにしている人、多いと思うんですけど。たしか、夏祭りの時にお披露目するといってましたよね」

ヒロ「ちょうどその時期に別の仕事が入ってしまって、やれなくなっちゃったんだ」

ひろじ「奥さんはがっかりしてません?」

ヒロ「まあ、誰かに頼むというわけにもいかないから・・・」

ひろじ「まあ、ぼくはシャッター絵を描いただけですけど・・・なんだかもったいないなあ・・・地元の人も期待していると思うんだけど」

ヒロ「といっても、ぼく抜きではやれないし・・・じつは、もう夏祭りの打診があって、もう断っちゃったんだ」

ひろじ「そうですか・・・そういうイベントが好きな人はいっぱいいるから、呼びかければヒロさんのかわりにボランティアでアシストしてくれる人がいたと思うんですけど・・・でも、まあ夫婦二人で始めることですから、二人の都合でやるのが基本ですよね・・・」

ヒロ「うん、本当に残念なんだけど、店開きはもう少し後になりそうだ」

ひろじ「その、夏祭りにプレデビューというのは別にして、お二人が何もないときにはお店の中をいろいろ準備してましたよね。シャッターを開いて、いろいろ準備するといった、デモンストレーションはしてないんですか?」

ヒロ「いや、それはやってない」

ひろじ「うーん・・・それもどうかと思うんですけど。そもそも、どういうお店にするか、具体的な案はまだ何も決まっていないと聞きましたけど、今でもそうなんですか?」

ヒロ「そうなんだ」

ひろじ「(しばらく絶句)・・・それは剛胆というか・・・夏祭り企画で、お米のパッカン!ってお菓子を作る装置を店の前に置いて、楽しんでもらうとおっしゃってましたけど、今後のお店のイメージとは関係ないわけですか?」

ヒロ「関係があるといえば、あるかもしれないけどね」

ひろじ「・・・やっぱり剛胆ですね。地域のコミュニティの核になれたらいいという話を、聞きましたけど・・・」

ヒロ「うん、それはそう思っている」

ひろじ「でも、ずっと店を開かずにいたら、地域の人とコミュニケーションなんて取れませんよね?」

ヒロ「まあ、そうだね」

ひろじ「・・・すごいな。たぶん、リサーチとかもしてないですか?」

ヒロ「やってないね」

ひろじ「いやあ・・・ちょっと言葉が見つからないけど・・・すごいっすね。でも、夏祭りはともかくとして、地域の人と交流するのは、早めにやっておいた方がいいんじゃないですか?」

ヒロ「うん、必要かもしれないねえ」

ひろじ「例えば、新しく買った椅子を並べるとき、シャッターを開けて店の前に並べてみるとか、物理サークルの有志の人を呼んで、お店のお披露目会とか、ちょっとした実験交流会をするとか・・・なんでもいいと思いますよ。とりあえず、店を開いてヘンなことをやっていれば、地域の人が覗きにくるから、そこでいろいろ交流もできるし、どんなニーズがあるかとか、まさに『対話と議論』ができますよね。先日の、シャッター絵を貼り付けた日もそうだったじゃないですか。通りがかりの人がたくさん覗いていきましたよね。本格的に店開きする前に、そういうミニイベントをやって地域の人と交流する機会を作るのは、大事じゃないですか?」

ヒロ「夏祭りにこだわることはないか・・・」

ひろじ「地域の子どもたちに科学の実験を教えている人たちもまわりにいるんだし、せっかくのお店なんだから、とりあえずシャッターを開くことが大切なんじゃないですかね? たぶん、プレでもなんでも、何かを始めれば、協力してくれる人はいっぱいいると思いますよ。そうすれば、地域の人と触れあうきっかけもできるし・・・」

 

 

ヒロ「それは思いつかなかったな」

ひろじ「二人とも忙しい人だとはわかってますけど、時間ができたときにお店のシャッターを開けて、お茶を飲んでるだけでもいいんじゃないですか? 地域のヒマな人がふらりと顔をだして、そこでお茶をいっしょに飲みながら話してみれば、見えてくるものもあるんじゃないかと思うんですけど」

ヒロ「(笑いながら)ここは何をする店だと聞かれるだろうね」

ひろじ「正直に、何も決まってない、科学のイベントをしたりしながら、いろんな人が会話できる場にしたい、みたいな、ヒロさんと奥さんが前にいっていた素朴な話をしてみたらどうですか。地域の人との会話の中で『それなら今度の子供会で何かやってくれないか』みたいな話がでてくるかもしれないし。そこで何かしら動き出せば、いろいろ人材も集まってくるんじゃないですかね。実際、あのお店が開くのを心待ちにしている人もいるみたいだし・・・」

ヒロ「そうだね。ちょっと、考えてみよう・・・」

 

 

ヒロ「ところで『対話と議論』の話に戻るけど、具体的には、どうだろう」

ひろじ「例えば、知識を伝える講義だと、こちらがいくらわかりやすく講義したつもりでも、生徒にとっては、しょせん受け身ですからね。極端な例をいうと、授業を毎時間真面目に受けて、家でも真面目に復習をしている生徒が、考査を受けるとたいした結果にならないなんてことは、しょっちゅうありますよね」

ヒロ「そうそう」

ひろじ「自然科学を学ぶときは、真面目なだけじゃダメじゃないですか。よくあるケースが、キレイなノートをひたすら作るんだけど、ただ黒板や問題集の答をキレイに写しているだけだというやつ。自分の頭を自然科学の理解には使っていないので、授業記録はキレイにとれているんだけど、まったく内容が理解できていないケースです」

ヒロ「いるね。そういうの」

ひろじ「自然科学は、現象とそのルールを自分の頭の中で1度咀嚼して理解しないと、本当の理解は得られませんからね。自然科学の一番大切な才能は『疑問に思うこと』じゃないですか。そこから出発しない学習法は、自然科学を学ぶのには有効じゃないですよ。『対話と議論』によって、はじめて頭が自然科学の諸現象を理解できる構造に切り替わっていくんだと思います」

ヒロ「そうだね。ぼくたちが物理サークルなんかでやっていることが、まさにそれだ」

ひろじ「でも、普通の生徒は物理サークルの人と違って、科学が専門の人じゃないですよ。ぼくたちがやるようには、すんなり議論に入っていけません。クラスの8割は将来文系に行く子たちですからね」

ヒロ「科学塾も、さまざまな階層の受講者が混じっているから、同じだな」

ひろじ「だから、『対話と議論』の入口の敷居はかなり低く設定しておかないと、参加すらできないことになります。ここがぼくらがうまくリードしないといけない箇所ですね」

ヒロ「さっきも、生徒が質問に来ていたみたいだけど」

ひろじ「毎日、いろんな生徒が質問に来てますよ。最近は、本質的な質問を持ってくる生徒も増えて、楽しいです。光の媒質がなんだかわからないとか、電位がなんなのかわからないとか。こういう根源的な質問だと、対話も弾みますね」

ヒロ「そりゃあ、面白そうだ」

ひろじ「本来、参考書は仮想対話の場として作られるべきだと思うんですが、そういう参考書はありませんからね。物理の根源的な話が腹に落ちるように理解できる参考書があれば、ぼくがいちいちすべての質問の相手をしなくてもよくなるんですけど」

ヒロ「そうだねえ」

ひろじ「そういう参考書みたいなものを自家製で作ってみようと思ったこともあるんですが・・・この『ミオくんと科探隊』でも、対話を多用しているのはそのためです。自然科学の理解には対話と議論が不可欠だから、せめて仮想対話で。でも、仮想対話で説明するのは結構手間がかかるんですよ。このブログでも毎日更新できることはまれだから、全分野についてまとめたものをつくるのは、当分、無理かなあ。自作の授業プリントの授業では、そのへんがわりとうまくやれてると思うので、それをうまく利用して作れるといいんですが・・・」

ヒロ「そうだなあ。その場で学生と話すのはいいんだが、それを文章にするのは難しいからな」

ひろじ「ヒロさんがやっているさまざまな実験の説明なんかも、本当はマンツーマンで対話しながらやらないと、難しいでしょ」

ヒロ「まさにそうなんだな。実験をやってみて、初めてそこでどうしてだろうと考える。議論をしないと、本当の理解は得られない」

ひろじ「霧箱の実験では、うちの自然科学部がまたお世話になると思いますよ。光速測定のときも、ヒロさんと対話することで、部員がようやく理解できた部分もありましたから」

ヒロ「うん。7月に大学で中高生向けの講座を開くから、ぜひ参加してほしいな」

ひろじ「伝えておきます。他のイベントとぶつかってないといいんですが」

 

関連記事

 

→科学放談~科学と対話の四方山話その1

 

→科学放談~科学と対話の四方山話その2

 

→かがくのひろば遊

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