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兵庫県加古川市野口町の【浜屋鍼灸院】です。
先日、右の手首が痛いという方が来られました。
痛む場所を確認すると、尺骨茎状突起でした。手首を捻じったり回旋させると痛みがでました。
七星論独特の関節配置で考えると手首は【地=心包・三焦】だと判断したので、膻中にお灸をしたら取れるかと思いましたが、痛みは取れませんでした(-_-;)
そこで、臨床実践塾で学んだ「指を捻じって経絡を調整する」方法を試したところ、「あらっ。痛くないですね~。あ~、全然マシです。」と、見事に痛みが取れました(*^-^*)
その時、指を見て「なるほど」と思いました。
小指の末端が変形しており、へバーデン結節のようになっていました。
七星論を学んだことがない人は分からないと思いますが、七星論の関節配置では指の末端は【土=脾・胃】になります。これを捻じって関節と経絡を調整したところ、痛みがなくなったことから【土=脾・胃】が負担していたことになります。
と、いうことは尺骨茎状突起は【土=脾・胃】の関節配置になるのだと気づきました。
つまり、膻中ではなく、脾査穴に鍼をしたら痛みは改善しただろうと思います。
もちろん、小腸経や心経も関係しています。
小指末端を調整したことで、「心、小腸、脾、胃」を同時に治療したことになったのですね。
【浜屋鍼灸院】
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