翌8月16日、観音崎灯台から走水神社までの真夏のウォーキング、よくやりますよね~。
浦賀駅ちょっとした高台にあり。
ゆっくり歩いて15分位で観音崎灯台に到着します。
急な坂道は鬱蒼と茂った木々に囲まれ、その道をエンエンと登ると目の前にポッコリ現れたのは、粋でスマートで灯台の貴婦人のような、観音崎灯台です。
展望台からの遠望、眺望です。
狭い灯台の中の螺旋階段の壁には、日本中の名のある灯台の写真で一杯です。
その中でもやっぱり観音崎は群を抜いて天下一品、最高の貴婦人です。
室戸岬灯台写真です。
あの美空ひばりの歌で有名な塩屋崎灯台です。
見てください、やっぱし観音崎灯台は立派でした。
帰り道、この観音崎にゆかりの深い、視覚の詩人といわれた西脇順三郎の石碑、”燈台に続く道”ゆっくりと御賞味あれ。
早速燈台を後にして、今年の春にオープンした横須賀美術館に向かいます。
歩いて10分、ちょうどすぐ近くのリゾートホテル、京急観音崎ホテルの真向かいに瀟洒な建物です。
ちょうど特別展として、イギリスの海に生きた素朴の画家として有名な”アルフレッド・ウォリス展が展示されて、初めてでしたが十分に閲覧しました。
船乗りとして前半生を海の上に暮らした後、60歳を過ぎてから描き始めた異色の画家です。
一見稚拙ながら生命力にあふれた作品の魅力を紹介していました。
常設館として別館には、週刊新潮の表紙絵として有名な谷内六郎館があります。
ちょうど今は1958~1959の表紙絵を展示していました。
週刊新潮の素朴な表紙絵を知らない人はまずいないと思いますが、チャンスが有ったら一度必見に値します。
その青木繁三郎とか結構有名画人や、横須賀や観音崎のように海のゆかりに深い人達の絵が多いです。
お腹が空いたので時間を見たら2時40分、1時頃入館したのでもう十分、昼飯を食う為走水神社へと向かいます。
美術館より、バス停2個分先歩きます、意外と近いです。
走水神社の鳥居です。
横須賀風物詩百選には次のような事が書かれていました。
走水の地名はすでに古事記(712年)や日本書紀(720年)のなかに現れています。
走水神社の祭神は、日本武尊とその后、弟橘媛の命の2柱です。
入り口に水琴窟あり。
今時、めったに見れない代物です。
竹筒に耳を血被けると、かなりオクターブの高いキン、コン、キーンと甲高い音色がなんとも爽やかさが、このこの糞暑い暑気醒ましにピッタリでした。
皆さん、走水神社の名水、ご存知ですか?
元をただせば富士山の伏流水を源として、関東近県にも名を轟く名水として知られています。
昨年の8月16日に我々は、今回と逆のコースで走水神社に来ました。
ちょうど三浦半島そぞろ歩きの中のバックナンバーに詳しく走水神社の由来とか写真を沢山つけていますので、一度バックナンバーからご覧下さいませ。
近くの京急の馬堀海岸駅までは、ここから路線バスで10分位です。
今回も、5時には金沢文庫の我がオフィスに戻れ、近くて楽しい見るところ沢山の三浦半島そぞろ歩き、また挑戦したいと思います。
ご期待下さい。
また御機嫌よう。
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