浜松で禅修行

レストランの食品サンプルみたいなものを並べています。


テーマ:

※以下は坐禅の誤りに気づいたということであり、悟ったということではありません。


前回のブログに書いたとおり、クリスマス坐禅会において「坐禅をやめなさい」と言われてしまいました。


がっくりきて、でも言われたとおり、坐禅をやめてみました。


まず翌日の土曜日は一日中ゴロゴロ。


「あなたは苦労するだろうね」と言われたのを思い出しつつ、あと何年かかるんだろうか、一生わからないんじゃないだろうかと泣きそうになりながら、でもどうすることもできず、仏教も坐禅もやめて寝ていました。


そしてその翌日、日曜日には知人のライブがあったので街まで出かけました。


元城町の駐車場に車をとめて、交差点の地下道をくぐって、薄暗い階段を一歩一歩、足の裏の感覚だけで上がり、地上に出ました。


ふと顔を上げると、目の前にビルがあります。(たぶん鴻池ビルだか谷島屋だったか。)


その時に「あれっ」と感じました。


ビルがそのまま、ビルに見える。

いつだって、ビルを見ればこのように見えていたじゃないか。

幼稚園の頃からずっと、ビルを見ればこの感覚だったじゃないか。

仏教とかを知る前から、いつでもこうだったじゃないか。


えっ、えっ、えっ、という感じで、目を下に向けてみると、こんどは歩道がちゃんと歩道に見える。


「ええっ、本当か!?」


半信半疑で、しばらく歩いてみました。


信号があります。

赤です。

しばらく待っていると青に変わります。

さらに待っていると、点滅してまた赤に変わります。


「やっぱりそのまんまじゃないか!」


きっとこれだ、と思いつつ、嬉しくて街をうきうき散歩していると、だんだん分かってきました。


事実は全てできあがっている。

事実は全て結果でしかない。

こちらはその出来上がったものを、ただ、いただいておくことしかできない。

こちらが手出しする余地なんてない。


ここしばらく、「ブッキョウ」やら「ザゼン」とやらにつかまり、「ありのままの事実を見る」という行為に無意識にとらわれていたことにも気づきました。



   *   *   *



帰宅後、近所のファミレスで禅の本を読んでいると、「坐禅は習禅にあらず」という道元禅師の言葉が目に入りました。


「うわぁ、そういうことか・・・本当にそうだった」


さっそく家に帰って坐禅すると、本当に何もする必要がありません。壁に向かって坐禅の足を組む前から、もう壁が壁そのままです。


「なんだ、坐禅はトレーニングじゃないんだ。」

「禅の初心者が最初の日に足を組んだその時から、もうちゃんとこうなってるじゃないか。」

「なーんにも練習も努力もする必要がなかったじゃないか。」


新人が先輩に仕事を習うとき、「まず俺のやることをただ見てろ」と言われたら、わけなどわからず、ただ横に立って見ているだけでいいんです。下手に手出しをすると怒られます。そんな感じでしょうか。



   *   *   *



そんなこんなで、とにかく気持ちがいい。


「リアル極楽浄土とはこのことか・・・」


鳥肌が立つような快感と幸福感に包まれながら、3日間ほど続けて坐禅ばっかりしていました。


そうこうしているうちに買い置きの食材もなくなったので、買い物に出かけました。帰ってきて車から外を見ると、雑草が風にゆれています。ジョギングをしているおじさんが目の前を走り過ぎていきます。


「草も木も、みんな、昔から、ずっと一緒に、このとおりいてくれたじゃないか・・・」


涙が少し出ました。


「もしかして、悟ったか!」


そう思ってしまうほどのものでした。




ということで、1月の坐禅会にて老師に確認してもらうことにしました。




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