2016年02月06日 10時14分14秒

原爆開発に例えられるTPPの秘密主義

テーマ:ブログ
昨日、ラジオ日本の人気番組「マット安川のずばり勝負!」に出演し、TPPについてリスナーからの疑問や提案に答えました。


(マット安川氏と加藤知華さんと共に)

日米など12か国が大筋合意し、各国の閣僚らによる署名式が行われたばかりのTPP。

とはいえ、2年以内に各国の議会で批准手続きが完了しなければ、発効には至りません。

わが国の国会でも間もなく審議が始まりますが、先行きは不透明です。

なぜなら6000頁に及ぶ協定本文や付随文書を読みこなす能力や関心を持つ国会議員がほとんどいないからです。

何しろ、TPPの正文は英語、フランス語、スペイン語で、日本語は正文になっていません。

というのも、協定文の作成には多国籍企業の代理人である約600人の米国人の法律家やコンサルタントが深く関与してきたからです。

甘利前大臣が日本の国益を守るために「孤軍奮闘した」と言われていますが、秘密交渉のため、実際どのようなやり取りがあったのかは「やぶの中」。

「今世紀最大の自由貿易を保証する」と宣言しながら、協定の全文が事前に公開されることはありませんでした。

その秘密主義は原爆の開発を推進した「マンハッタン・プロジェクト」に例えられたほど。

そうした批判の高まりを受け、ニュージーランド政府のみが全文をウェッブ上にアップしました。

今週、そのニュージーランドで署名式が執り行われたのですが、会場となった「オークランド・スカイ・シティ・カジノ」周辺はTPP反対を叫ぶデモ隊で覆われ、大混乱に。



実は、日本では報道されていませんが、国連の人権問題委員会や世界保健機関の責任者からも「既存の国際法と相容れず、透明性や説明責任が欠如している。特定の大企業の意向が色濃く反映されている」といった批判が寄せられているのが現行のTPP合意文書です。

中身を見ずして、賛成も反対もできません。

大筋合意を踏まえ、わが国政府が公表しているTPP関連文書は役所ごとに違いがあるものの、短いもので15ページ、長いものでも40ページほどの概要と対策をまとめたものばかり。

これでは隔靴掻痒の議論になりかねません。

小生、2月10日(水)予定の参議院「国際経済・外交に関する調査会」にて、TPPに関する問題提起を行います。

参議院の院内放送(無料)をご覧頂ければ幸いです。
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