今回も、映画鑑賞の後に、映画『ぼく明日』ロケ地の聖地巡礼のひとつ・伏見稲荷大社へ参拝に行って来ました。

 

 

 

で、聖地巡礼の前に観た映画は・・・。

来たる、2/24(金)の公開前から本年度アカデミー賞大本命との呼び声も高い話題沸騰のミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』。

勿論、未だ公開前なので、この映画ではなく・・・。

 

 

その超話題作でも主演俳優を務めているライアン・ゴズリング。

その彼が、ラッセル・クロウとの凸凹バディムービーにて、お調子者の私立探偵役で珍しく思いっ切りコメディっぽい演技を魅せてくれているという事で、観に行くのを楽しみにしていた、映画『ナイスガイズ!』が、ちょうど2/18(土)より公開。

 

 

ただ、今回も一緒に観に行くお友達が土曜日もお仕事があったので、公開初日には行けず終いだったので、その翌日の2/19(日)。

T・ジョイ京都の午前中の上映回に行って来ました。

 

 

 

※尚、映画『ナイスガイ!』ですが滅茶苦茶面白かったですね❤

この映画の感想記事は、他に観た作品の分を後回しにしても、出来るだけ早く書きたいですね。

公開館が全国約60館のみでの上映というのが非常に勿体ないくらいに面白い映画でしたね。

 

そして、また、この日は、生憎というと語弊があるかも知れないですが、市民マラソンの「京都マラソン2017」のレース開催日で、西京極陸上競技場をスタートして、京都の西から北。そして東へと、主な観光名所を巡り、ゴールのある平安神宮まで走るというコースの為に、午前中から夕方まで、京都市内のほぼ北側半分は交通規制の為に、クルマは勿論のことバスでの移動もほぼ制限されてしまっていました。

ですので、映画鑑賞の後の『ぼく明日』ロケ地の聖地巡礼も、今回は、京都駅から南東方面に位置する、伏見稲荷大社の参拝のみとなってしまいました。

 

 

 

▲凄い参拝客の多さで千本鳥居もこの通りの人だかりでした。

 

▲二叉に分かれていた鳥居にて奇跡的にも参拝客もなく撮影。

 

 

 

▲久し振りに稲荷山山頂までの登山に挑戦するも、稲荷山中腹の「四つ辻」で拝める景色を展望していると、膝もガクガクと笑って来ていたので、今回の登山はここで断念。登ってきた道を引き返しました。

 

途中、比較的大きな鳥居に、「東京都 長谷川和彦 室井滋」という奉納者の文字が刻まれているのを発見。エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?

あの映画『太陽を盗んだ男』でも有名な長谷川和彦監督と事実婚の奥様で女優の室井滋さんが、あんな大きな鳥居を奉納しているのにはビックリしましたね。

 

でも、この日は、それ以上に、帰宅後にビックリしたのは、ガックンこと、歌手で俳優でもある、GACKTさんが、この日のAmebaのオフィシャルブログを読みますと、この2/19(日)に、京都市内のイオンモールKYOTOのゲームセンターでUFOキャッチャーに興じたり、伏見稲荷大社に夕日を浴びる頃に参拝にプライベートで来ていたらしく、私たちも、あと2時間近く遅くまで、伏見稲荷大社に居れば、GACKTさんご本人の姿が拝めたと思うと残念でしたし、本当にこれぞビックリ仰天でしたね。(; ・`д・´) ナ、ナンダッテー!!

 

特に、GACKTさんのファンでもある私のお友達は、T・ジョイ京都のあるイオンモールKYOTO。そして、その後に、伏見稲荷大社の参拝といった、その日はGACKTさんと全く同じコースを辿っているにも拘わらず、全く出会えなかったことには、ちょっとショックを受けていたみたいでした。。゚・(。ノД`)ヾ(-ω-*)ヨチヨチ

 


▲GACKTさんのオフィシャルブログ(2017/02/19)もリブログしていますのでお読み下さい!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

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「今どき珍しい古典的な王道のラブストーリー(17.2/15・劇場)」

ジャンル:ラブ・ストーリー

原題:ALLIED

製作年/国:2016年/米国

配給:東和ピクチャーズ

公式サイト:http://marianne-movie.jp/

上映時間:124分

公開日:2017年2月10日(金)

監督:ロバート・ゼメキス

出演:

ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール、ジャレット・ハリス、サイモン・マクバーニー、リジー・キャプラン、ダニエル・ベッツ、マシュー・グード、カミーユ・コタン、アウグスト・ディール、ティエリー・フレモンほか

 

PG12

 

 

まだ、この作品よりも前に、2月に入って以降に鑑賞した、『スノーデン』、『キセキーあの日のソビトー』、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、『マグニフィセント・セブン』、『君と100回目の恋』の劇場鑑賞5本分も、その各々の感想をブログ記事にUP出来ていない状態ですが、観た順序は大きく前後しますが、取り急ぎ、バレンタインデーの次の日の2月15日に、お友達と一緒に観に行った本作品『マリアンヌ』をご紹介させて頂きますね。

 

 

【解説】

「フォレスト・ガンプ 一期一会」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」でも有名な名匠ロバート・ゼメキス監督のもと、ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールが豪華共演を果たし、過酷な時代に翻弄されながら究極の愛を試される男女の運命を描いたラブストーリー。

1942年、カサブランカ。秘密諜報員のマックスとフランス軍レジスタンスのマリアンヌは、ある重大なミッションを通して運命の出会いを果たす。それは、夫婦を装って敵の裏をかき、ドイツ大使を狙うというものだった。

その後、ロンドンで再会した2人は恋に落ちるが、マリアンヌは誰にも言えない秘密を抱えていた。

「イースタン・プロミス」「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」のスティーブン・ナイトが脚本を手がけた。

(以上、映画.comより抜粋引用。)

 

 

 

 

率直な感想と致しましては、

スパイ物であり、且つ、今どきには珍しい古典的な王道のラブストーリーという映画でした。

しかし、スパイ物として観ると、あまりにひねりがなく物足りなさも残りますし、妻に知られたくない機密情報を、あっさりと実妹には打ち明けるなど、脚本の設定に多少ちぐはぐな感も無きにしも非ずでしたね。

 

 

また、何しろ、予告編などで事前情報を垂れ流し過ぎて、予定調和的にしか映らなかったのが非常に残念でしたね。

まぁ、こればかりは、広報宣伝の手法の点での戦略ミスであって、ロバート・ゼメキス監督の責任でも何でもないので、責任を問われても可哀想なほかないのですが・・・。

 

 

この映画の見せどころとしては、フランス出身女優のマリオン・コティヤール演じる、フランス軍レジスタンスのマリアンヌが、「(カナダのケベック州の)ケベック人」と呼び、カナダ軍籍なので、カナダ出身の設定(?)の英国諜報部勤務のマックス・ヴァタン中佐(ブラッド・ピット)と共に夫婦という体裁を偽って、フランス領モロッコのカサブランカで、フランス語を駆使して諜報活動を行っている際に、マリアンヌ役であるマリオン・コティヤールが、そもそもがフランス人女優だからか、自国語を遣うシーンでは凄く自信に満ちあふれた演技をし、また、その端正な顔立ち、スタイルには翻弄させられましたね。

 

 

衣装デザインは、今回もロバート・ゼメキス監督とタッグを組むジャアンナ・ジョンストン。

本年度(第89回・2017年度)米国アカデミー賞の衣装デザイン部門賞にノミネートされるほど、映画『カサブランカ』などの往年の古典的な映画を意識したような華麗な衣装デザインが彩りを添えていましたね。

 

 

また撮影にも、鏡越しに映りながらの演技の描写などが上手く効果的に活用されており、マリオン・コティヤールの着替えの描写のシーンなど乳房が見えそうで見えないのが逆に魅惑的でしたね。

 

 

カサブランカにおいての砂嵐の車中でのセックスシーンも凄く魅惑的に工夫され綺麗に撮していましたよね。

 

 

 

 

 

 

ただ、モロッコのカサブランカにいる際のスパイ活動に伴う殺戮シーン等は必要性のある描写だと思われるので、まだ良いのですが、その後、本当の妻となったマリアンヌに二重スパイの容疑が掛けられた際には、わざわざドイツ占領下のフランスの監獄にまで向かってまで殺戮を繰り返す描写には、流石にもう良いんじゃないかと思うほどに殺戮シーンがあるので、これには正直ちょっと辟易してしまいましたね。

 

 

映画を観た人の中には、あの戦時下に<平和呆け>をしていると仰る感想を述べる人も居られるみたいですが、あの戦時下にパーティに興じる描写をはじめ、庭先で、束の間の幸せな生活を送るマリアンヌが見せる<幸福感>溢れる女性像が、妻であり、母である喜びに満ち溢れており、まさに美しい女性が幸せそのものに見える瞬間は良いものですし、それがしみじみと実感出来る映画に仕上がっていましたよね。

 

 

原題は、「ALLIED(=連合国軍側)」といった題名ですが、この映画自体が、ブラピよりも、まさにそう言ったマリオン・コティヤールのためにある様な映画でしたので、この邦題の『マリアンヌ』の方が、実にシックリ来てちょうど良かったですね。

その意味では、今回の邦題への変更は、ひとまずは成功かな(?)

 

 

ラスト近くの展開も想定の範囲内ながら、ドラえもんの<ドラ泣き>ならぬ、ブラピの<ブラ泣き>という言葉が世間を賑わすほどに、劇中ではブラッド・ピットが、クシャクシャになった泣き顔を見せていますが、その一方で、妻の顔から、母の顔に変わる瞬間をも上手く演じていたマリアンヌ役のマリオン・コティヤールの方に思わずホロリとしてしまうほどでしたね。

 

 

また、映画の内容とは脱線しますが、プライベートにおいても、ちょうどマリオン・コティヤールが妊娠中に、ハリウッドでは、ブラピとアンジーの離婚訴訟が持ち上がり、その渦中にマリオン・コティヤールがゴシップ誌上でブラピとの不倫疑惑に晒されるといった可哀想な展開になるほどに、この映画でのマリオン・コティヤールは魅惑的な女性役を難なくこなしていましたし、流石のアンジェリーナ・ジョリー姐さんも、ブラピとマリオンとの共演には焼き餅を焼いても、いたしかたがないかと思えるほどでしたね。

 

 

美しい男女を、綺麗に撮るという点では古典的な往年の王道のラブストーリーに沿って、この作品もすごく長けた映画だったかも知れないですが、逆に言えば、その点に注視し過ぎて、スパイ物映画であるといったサスペンスフルな要素がイマイチ脚本上の練りが足りず終いだった様な気もしないではなかったですね。

 

 

とは言え、ラストの展開には、一緒に観に行ったお友達も鼻をすすりつつ、泣いているようでしたが、でも、ここまで奇をてらわなさ過ぎるほど古典的なラブストーリーは今どき珍しいかも知れないですね。

 

 

私的な評価と致しましては、

スパイ物映画にしては、古典的過ぎるほどに奇をてらわない、むしろ素直な王道のラブストーリーだったので、ちょっと物足りなさも残り、拍子抜けしましたし、何よりもブラピ演じるマックス中佐が、妻のマリアンヌにも話せない機密任務の内容を、あっさりと実妹には打ち明けるといった点など、設定上にちぐはぐな感も無きにしも非ずだったりと、若干残念に思う点が幾つかありましたが、今どき珍しく、美しい男女を配して綺麗に撮った恋愛映画という点には嘘偽りのない映画でした。

往年の映画ファンなどには懐かしい香りがする映画だったかも知れないですね。

何よりも、ブラピ以上に、マリオン・コティヤールの美貌。そしてその存在がすべての映画とも言えるほどでしたね。

あえて日本公開向けの邦題に『マリアンヌ』という名を冠した題名がその内容を象徴しているかの様でしたね。

 

映画の内容的には、予告編などから事前に予想出来た様な脚本仕立てであって、五つ星評価の★3つでもいいかなとも思うほどでしたが、マリオン・コティヤールの美貌。そして圧巻の演技に敬意を表して、星半分☆(10点)オマケしまして、五つ星評価の三つ星半の★★★☆(70点)の評価ぐらいが相応しい映画かと思いました次第です。

 

 
 
 

<追伸>

※尚、この映画を観た際の21時からのレイトショーでは、観客は私たち二人を含めたったの6名だったのですが、後から入場してきた3人組の若者たち(?)もしかして若い親子(?)の若い女性が先陣を切って、「ここって指定席なんやろう?座席指定なんて面倒臭いし、イヤやわぁ~。」「この際、好きなところに座って観ようや!」と言って、座席を好き勝手に替わるのは別に構わないのですが、事もあろうに、沢山空いている座席のある中で、何故だか、私たちのちょうど真後ろに座って来て、予告編から本編が始まっても、ペチャクチャと私語をするわ、ポップコーンを大きな音を立てて食べるわで、なんで、わざわざ私たちの真後ろに座って来て、嫌がらせをするのかと腹が立って仕方がなかったですね(# ゚Д゚) ムッカー。

こういう映画館慣れしていない観客には、いつものイオンシネマの「パンパカパンツ!」のマナーCMの効果も何もなかったですね(怒)。ンモォー!! o(*≧д≦)o))。

 

 

それと、イオンシネマ京都桂川では、頻繁にあるのですが、劇場スタッフさんもご多忙とは言え、各シアターの入口の上映開始時刻が、前の上映時刻のままで、切り替わっていない場合があるのが非常に残念ですね。

特に、レイトショーの鑑賞の場合には、その後、上映開始時刻の表示が全て消えてしまうので、記念撮影を試みようにも出来ないのが玉に瑕ですね(泣)。o゚(p´⌒`q)゚o。 ビエェーン!!。

 

今回も21時から上映開始のレイトショーのはずが、スタッフさんのご対応が後手に回られたのか、上映開始時刻が前の上映回のままの表示だったみたいですね(´ε`;)ウーン…。

 

ですので、今後の対応方法について、逆説的に考えれば、今後は、レイトショーの終了後にも、各シアター前の上映開始時刻の電光表示盤を、記念撮影出来る様に、暫く表示を消去せずに残しておいて下さる様ご対応下されば有り難いですね(^^)v

 

 

●映画『マリアンヌ』日本オリジナル予告編

 

 

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚**☆*::

 

仲良くして頂いている映画ブロガーのジョジーさんからのリクエストで、「是非、バレンタインの様子も教えて下さいね!」との事でしたので・・・。お恥ずかしながらキャ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!。
 

映画鑑賞に行った日は、ちょうどバレンタインデーの翌日の2月15日という事で、お友達から手作りチョコを作って貰ってプレゼントして貰いました♡。+.。ヽ(*>∀<*)ノ。.+。キャハッ

 

肝心のチョコの画像は、撮り忘れていたので、お友達が事前に撮しておいた画像を許可を得て拝借しました❤

 

 

 

こんな可愛いチョコケーキを作ってくれた、お友達には感謝の気持ちでいっぱいです❤

本当に有り難うね(人´∀`*).。:*+゜゜+*:.。.*:+☆

 

 

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未だ未だ鑑賞済みの映画の感想記事をUP出来ていないですが、取りあえずは1月に観に行った映画の感想については書き終えたので、今回は、オススメの雑誌のご紹介をさせて頂こうかと思います。

 

先月の1/29(日)に、『ドクター・ストレンジ』3D字幕版ATMOS・ULTIRA上映を鑑賞に行った際に、イオンシネマ京都桂川のあるイオンモール内の本屋さんで、『pen+[ペン・プラス]映画・コミック・ドラマ・グッズ・マーベル最新案内』という雑誌を見付け、直ぐさま購入。

 

▲『pen+[ペン・プラス]マーベル最新案内』(定価1.000円+税)

 

これまでずっと品切れ状態が続いていた、マーベルコミックの最新案内と銘打った特集雑誌ということで、先ずは購入出来て良かったです。

 

 

▲目次で中身を見ても、ビギナーからマニアまで網羅した充実した内容!

 

アベンジャーズやX-MENシリーズなどマーベルコミックヒーローの初心者からでも内容について行ける様な配慮がなされた特集雑誌である点も嬉しい作りですよね。

 

▲各ヒーロー達の産みの親スタン・リー氏の単独取材も掲載。

 

最新作の『ドクター・ストレンジ』にページ数を割いていますが、あえて、マーベルコミックヒーローの初心者向けの解説の記事もあり、とても親切な作りになっていて嬉しい限り(^^)v

 

▲MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の今後の展開も。

 

●ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年5月公開)

 

●ソー/ラグナロウ[原題](2017年公開予定)

※マイティ・ソー・シリーズ第3弾。ドクター・ストレンジも登場予定。

 

●ブラック・パンサー[原題](2018年公開予定)

※『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場となったアフリカの国家・ワガンダの王を主人公にした物語。

 

●アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー[原題](2018年公開予定)

※アベンジャーズ第3弾。多くのヒーローが集うと噂されており、ヒーローだけで総勢40名以上登場するらしいです。

 

●アントマン・アンド・ワスプ[原題](2018年公開予定)

※アントマン第2弾は、恋人のホープが女性ヒーローのワスプとして参戦し、ダブルス戦の様なユニークな戦いを繰り広げる。

 

●アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーⅡ[原題](2019年公開予定)

※詳細内容不明

 

 

※尚、この雑誌には掲載されていませんが、あと、ブラック・ウィドウ役のスカーレット・ヨハンソンに関するTwitterからの情報では、「ブラック・ウィドウ」の単独映画化も企画段階では決定済みとのこと。

 

 
 

 

 

▲X-MENシリーズの見方について。(映画化権は20世紀FOX)

 

▲SONYピクチャーズとMCUが業務提携し、スパイダーマンのアベンジャーズ入りが実現。

 

▲初耳!!!マーベルによるコミック版『スター・ウォーズ』の世界。

 

▲これも初耳!!!女性ヒーローたちの活躍。

 

以上は、充実した内容の、ほんの一部です。

 

これらのマーベルコミックヒーローたちと、ライバル誌・DCコミックヒーローであるバットマンやスーパーマン、ワンダーウーマンなどとの区別が付かないアメコミ初心者の御方々にも、今回のマーベル特集企画は、ちょうど良い解説書になっているかと思います。

 

ですので、ご興味が惹かれた御方は、是非、今回のマーベル特集企画号をご一読なされれば如何かと思います次第です。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

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「恋愛の変数(17.1/29・劇場)」

ジャンル:人間ドラマ

原題:X+Y

製作年/国:2014年/英国

配給:レスペ

公式サイト:http://bokutosekai.com/

上映時間:111分

公開日:2017年1月28日(土)

監督:モーガン・マシューズ

出演:

エイサ・バターフィールド、レイフ・スポール、サリー・ホーキンス、エディ・マーサン、ジョー・ヤン、マーティン・マッキャン、エドワードベイカー=クローズほか

 

PG12

 

先月の1月29日(日)のこの日は映画館などをイッキにハシゴ(笑)。

朝イチから、お友達と一緒に、イオンシネマ京都桂川にて『ドクター・ストレンジ』3D字幕版ATMOS・ULTIRA上映を鑑賞後、その後、映画『ぼく明日』ロケ地の聖地巡礼(鴨川デルタ、叡山電鉄宝ヶ池駅)をし、今度は、この日二本目の映画として、京都駅八条口イオンモールKYOTOのT・ジョイ京都にて、本作イギリス映画の『僕と世界の方程式』をハシゴ鑑賞してきました。

 

 

 

【解説】

「ヒューゴの不思議な発明」、そして今年公開の「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」でも主演を務めるエイサ・バターフィールドの主演で、国際数学オリンピックで金メダルを目指す天才少年を描いたドラマ。

自閉症スペクトラムと診断されたネイサン・エリスは、他人とのコミュニケーションは苦手だが、数学に関してはずば抜けた才能を持っていた。普通の学校では適応できない息子の才能を伸ばそうと、母親のジュリーは数学教師ハンフリーズに個人指導を依頼。ネイサンは国際数学オリンピックのイギリス代表チームの一員に選ばれるまでになる。

エイサ・バターフィールドが主人公ネイサンを演じ、エディ・マーサン、レイフ・スポールらが脇を固める。

(以上、映画.comより抜粋引用。)

 

 

 

解説にもある通り、イギリスのシェフィールドに住むネイサン・エリスは、幼い頃から他人とのコミュニケーションが苦手で、自閉症スペクトラムと診断されていました。

ですが、ネイサンは、幼い頃から、数字や図形に人並みならぬ才能の持ち主であり、またジンクスなのか何かにつけて全ての個数は<素数>でないと納得しないという強い拘りの持ち主でもありました。

大好きだった父親を事故で亡くして以降は、母親の愛情を一身に受けながらも、固く心を閉ざしていましたが、その悲しみを乗り越えて、国際数学オリンピックでのメダル獲得を目指しつつ成長を遂げていくといったお話しでした。

 

 

率直な感想と致しまして、素晴らしく良かったです。この映画。

殊の外、自閉症児が、主役のネイサン少年だけでなく、英国チームの仲間のルーク少年も同じく自閉症児の疑いがある設定として描写している点も、リアリティーがあって良かったですね。

 

 

他人とのコミュニケーションを上手く取れない自閉症の子供が、数学面や芸術面で、ずば抜けた才能を見せることはしばしば耳にしますが、この映画の場合にも、あまりにも自閉症児の特徴を本当によく上手く捉えた映画なので、フィクションではなく実話ではと思っていましたら、やはりその通りで、本作は、モーガン・マシューズ監督自身が製作したドキュメンタリー『Beautiful Young Minds』(2007年)に扱った実在の自閉症児の記録をドラマ化し、マシューズ監督も本作を以て長編の劇映画デビューをした作品だそうでした。

 

 

国際数学オリンピックという、謂わばエリート集団のための大会に出場することは、数学を探究し学ぶ者からすれば最大の栄誉だろう事かと思います。

しかし、人生にとっての<檜舞台>ではあっても、そこが人生の<終着駅>ではないことはたしかでしょうね。

 

 

また、一方で、人の感情も、果たして<公式化(数式化)>が出来るのかといった疑問もこの映画の題材である<数学>と照らし合わせているようでもありましたね。

 

 

ネイサン少年が所属する英国チームにとっての最大のライバル国が中国。

その中国チームと対戦する前に、政治的な配慮などは、一体どの様になされたのかは不明でしたが、台湾で、英国・中国両チームの合同合宿が実施され、各々の国の国際数学オリンピック代表候補を選抜することとなるのでしたが、その合宿で両国でコンビを組むことになった、中国チームの紅一点、チャン・メイ(ジョー・ヤン)の登場がこのネイサンに化学反応を引き起こすこととなるのでした。

 

 

この原題を『Beautiful Young Minds』からあえて『X+Y』にしてあるのも、シンプルに数式を表していると同時に、染色体の男女の掛け合わせを表しているのではとも思ったりしましたね。

 

 

 

 

製作を『リトル・ダンサー』などで有名なデヴィッド・M・トンプソンが手掛けていますが、監督は、前述の通り、この下敷きとなるドキュメンタリー映画を製作し、本作が長編の劇映画監督デビュー作となる、モーガン・マシューズ。

 

 

主人公のネイサン少年を演じるエイサ・バターフィールド(『ヒューゴの不思議な発明』など)の繊細な演技も印象深かったですが、この手の掛かるネイサン少年を1人で育ててきた母親のジュリー・エリス役のサリー・ホーキンスの一途な母の愛情こもった熱演にはついつい目頭が熱くなりましたね。

 

 

 

また、私個人的には、多発性硬化症を発症しながらも、熱心に数学の個人指導を行うマーティン・ハンフリーズ先生(レイフ・スポール)がネイサン少年と交流することで、やけくそになりがちな人生を、再度、自分の障碍と向き合って、リハビリテーションを行うに至るまでを描いてあった点にも激しく共感しましたね。

 

 

舞台となる台湾や英国ケンブリッジのさり気ないロケーションも見逃せない。

思春期のほのかに甘酸っぱい感じが漂う映画がお好きな人ならば間違いなくオススメかも知れないですね。

 

 

私的な評価と致しましては、

元々に、下敷きのドキュメンタリー映画があったにせよ、この劇映画化に至って、主役のエイサ・バターフィールドの自閉症児役の好演によるネイサン・エリス少年の甘酸っぱい青春譜もさることながら、何よりも、そんなネイサン少年を育て上げた母親のジュリー・エリスのご苦労が忍ばれる映画でしたね。

また、サイドストーリー的に、多発性硬化症を患いながらも、熱心に数学の個人指導を行うマーティン・ハンフリーズ先生(レイフ・スポール)がネイサン少年と交流することで、諦めかけていた人生を、再度、自分の障碍と向き合って、リハビリテーションを行うに至るまでを描いてあった点にも共感しました。

(※奇しくも、この日は『ドクター・ストレンジ』にしても本作にしても重い障碍に打ち克つべく努力するキャラクターが描かれていた点には自分自身にも置き換えつつ鑑賞してしまいましたね。)

と言った点から勘案致しましても、五つ星評価でも文句なしに満点の五つ星★★★★★(100点)が相応しい映画かと思いました。

 

※こんな素敵な映画ながらも、日本での公開館がたった10館しかない為、なかなか劇場鑑賞は出来ないかとは思いますので、出来ますればDVDソフト化した際にでも、ご覧下されば如何かと思います。

 

●映画『僕と世界の方程式』予告編

 

 

 

 
 
 
 
今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

「圧巻の映像美!(17.1/29・3D字幕版ATMOS・ULTIRA)

ジャンル:アクション

原題:DOCTOR STRANGE

製作年/国:2016年/米国

配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/dr-strange.html

上映時間:115分

公開日:2017年1月27日(金)

監督:スコット・デリクソン

出演:

ベネディクト・カンバーバッチ、キウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムス、ベネディクト・ウォン、マイケル・スタールバーグ、ベンジャミン・ブラット、スコット・アドキンス、マッツ・ミケルセン、ティルダ・スウィントンほか

 

 

 

【解説】
「アベンジャーズ」シリーズをはじめとするマーベル・シネマティック・ユニバースに連なる一作で、テレビドラマ「SHERLOCK シャーロック」などでおなじみのイギリスの人気俳優ベネディクト・カンバーバッチが、魔術を操る異色のヒーロー、ドクター・ストレンジに扮したアクション。
天才的な技術を誇るが傲慢な性格だけが欠点の神経外科医スティーブン・ストレンジは、不慮の事故で両手の機能を失い、築いてきたキャリアの全てが崩壊する。手の治療と失われた人生を取り戻すため、あらゆる手段を模索するストレンジは、やがて神秘に満ちた魔術の力へとたどり着く。魔術の修行に励むストレンジは、強大な敵との戦いに巻き込まれていき、医師として相手を傷つけることに苦悩し、外科医に戻るか最強の魔術師として戦う道に進むかの選択を迫られる。

(以上、映画.comより抜粋引用。)

 

 

 

行きつけのイオンシネマでは、3D字幕版ATMOS・ULTIRA上映というか、兎に角、3D字幕版が、朝イチの1回のみの上映しかなかったので、公開3日目の1/29の日曜日に、イオンシネマ京都桂川にて鑑賞。

 

(※この日は、この映画を鑑賞後、映画『ぼく明日』ロケ地の聖地巡礼(鴨川デルタ、叡山電鉄宝ヶ池駅)に行った後、今度は、京都駅八条口イオンモールKYOTOのT・ジョイ京都にて、イギリス映画の『僕と世界の方程式』をハシゴ鑑賞。)

 

 

公開3日目でしたが、入場者特典の特製クリアファイルと、3D上映の際の入場者特典の2点(Reai3Dの3Dメガネ、US版ポスター)の計3点セットは、何とか無事にGET!することが出来ました(^^)v

 

 

 

率直な感想と致しましては、

これまで観た事のないような映像体験、それに尽きましたね。

あの映画『インセプション』を更にアップデートしたかのような目まぐるしい街並みの変形描写には”街酔い”を引き起こしそうなくらいでしたね。(三半規管が弱い人は要注意かも?)

そう言った意味合いでも、3D向きの映像でしたね。

(と言うのも、実際に本編の1時間以上がIMAXデジタルシアター用に特別にフォーマットされているらしいですね。)

 

 

今作からオープニングのマーベルスタジオのパラパラ漫画調のアニメーションも新調されて、更に格好良くなっていましたね。

 

 

マーベルの新ヒーローは、なんと魔術師。

日本では馴染みが薄いですが、米国本国では凄く人気も知名度も高いキャラクターらしいですね。

 

 

 

ニューヨーク在住の天才外科医スティーヴン・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は、自動車事故によって両手の機能が著しく低下し、所謂、重度の障碍者になってしまうのでしたが、絶望の淵の底にある中、最後の望みの綱が辺境の地カトマンズにあるという謎の治療施設だったのでした。

 

 

 

 

 

自分の名前を呼ばれる度に、<ドクター>を強調し意識し過ぎるストレンジは、自意識過剰男であり、東洋魔術に懐疑心を抱き、科学的治療の望みを絶たれた怒りをぶつける、そんな傲慢な彼を納得させるには、強引に魔術で異次元世界を体験させるしかないと、師となるエンシェント・ワンの、荒療治とも思える指導で、徐々に覚醒していく様子が描写されていきますが、ワンを演じた、尼僧の様なスキンヘッドのティルダ・スウィントンが凜々しく、神々しくもありましたね。

 

 

 

 

原作コミックではチベット男性の老師のエンシェント・ワンという魔術師の役を白人女性であるティルダ・スウィントンを配役しているあたりは、チベット自治区に対するなにぶんと政治的な色合いもあるようですね。

 

 

 

また、ましてや、守るべき三箇所の地がニューヨーク、ロンドン、香港であり、そこには中国という最大の映画市場を意識しての選択だったという理由についての講釈も聞こえてきますが、ただ単純に、「柔よく剛を制する」じゃないですが、ひ弱に見える女性が、腕力のある男性をなぎ倒す方がよりインパクトがあって効果的だったとも考えられるのではないでしょうか。

 

 

 

本作での魔術は、手から放つ光線を武器や盾にして戦ったり、また時間や空間を自由自在に操ることさえ出来るので、本当にスケールの大きな戦いを展開することになります。

 

 

特に、前述したように建物の構造が歪む映像が凄かったですね。

以前、映画『インセプション』でも巨大な街が天を覆い被さる描写には驚かされましたが、本作では更に進化させて、まさに変幻自在。芸術家のエッシャーのだまし絵を更に複雑化させたかの様に、巨大なビル群が街ごと波打ち、刻々と姿を変貌させていく<異次元世界>での街の中での戦いにはハラハラドキドキさせられましたね。

 

 

 

ただ、激しい戦いの中にも、そこはDCコミックのアメコミヒーローと違って、マーベルコミックのヒーローの場合には、コミカルな要素としてそこそこ笑えるシーンも用意されています。

何故だかストレンジが気に入られた浮遊マント。意志を持つかのようなマントの動きと、ストレンジの考えが意思疎通出来ず噛み合わないショートコントの様なシーンにはかなり笑えましたね。

 

 

また、自分自身の身体の蘇生手術を、幽体離脱しながら敵と戦い霊体となって、恋人で同僚の医師だったクリスティーン(レイチェル・マクアダムス)に手術法を指示するくだりもユニークでしたね。

 

 

 

<ドクター>に拘っていたストレンジは、医師として人の命を救うことを使命としていたのでした。しかし、魔術師となったことで、戦いを強いられ、相手の命を奪うことになってしまう事は如何にも皮肉ですよね。

 

 

とは言え、そう悩むのは束の間。次々と戦いに巻き込まれていくといったスピーディーな展開でしたね。

時間を駆使したタイムリープのスクロール状態の戦いの手法も笑えましたね。

 

 

また、健康飲料のヤクルトとCMでもタイアップしているのは何故なのかと思っていましたが、ちゃんと劇中にも登場していましたね。

おそらく日本のみの特別映像ではなく、世界的なタイアップでしょうから凄いですよね。

 

 

 

敵役のカエシリウス役には、あの『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』にも出演していた、北欧の至宝とも呼ばれる、マッツ・ミケルセンが扮しており、実に豪華な俳優たちが並ぶ作品でしたね。

 

「エンドロールの最後まで席を立たないで下さい。」・・・って、冒頭にテロップが出ていましたけど、あれは粋じゃないですね。

もうマーベル映画ではお約束ですからね。

マーベル恒例のオマケ映像は、本作の場合には、エンドクレジット途中と、最後の最後との2つも用意されていますので、呉々もお見逃しなく。

 

※無粋な冒頭のテロップがあったにも拘わらず、1つ目のオマケ映像を観た途端に、席をゾロゾロと立つ観客の姿が多かったのには、驚きと共に、なんだか勿体なかったですけどね。

 

で、私的な評価と致しましては、

マーベルコミックのアメコミヒーローらしいユーモラスな描写もあり、お話しの緩急の付け方も悪くなかったですし、何よりも、娯楽映画でありながらも、ストレンジ自身は自意識過剰男ではありますが、重い障碍を持ちながらも、魔術を会得するべく諦めずに果敢にチャレンジしようとしていく姿には感銘さえ受けましたね。

ですので、五つ星評価のうちの四つ星半★★★★☆(90点)の評価とさせて頂きました。

 

●映画『ドクター・ストレンジ』予告編

 

 
 
 
 
 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

「棄教者に焦点を当てた快作(17.1/27・劇場)」

ジャンル:人間ドラマ

原題:SILENCE

製作年/国:2016年/米国

配給:KADOKAWA

公式サイト:http://chinmoku.jp/

上映時間:162分

公開日:2011年1月21日(土)

監督:マーティン・スコセッシ

出演:

アンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、キアラン・ハインズ、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシ、遠藤かおる、井川哲也、PANTA、松永拓野、橎田美保、片桐はいり、山田将之、美知枝、伊佐山ひろ子、三島ゆたか、竹嶋康成、石坂友里、佐藤玲、累央、洞口依子、藤原季節、江藤漢斉、菅田俊、寺井文孝、大島葉子、西岡秀記、青木崇高、SABU、渡辺哲、EXILE・AKIRA、田島俊弥、北岡龍貴、中村嘉葎雄、髙山善廣、斎藤歩、黒沢あすか

 

PG12

 

 

 

【解説】

遠藤周作の小説「沈黙」を、「ディパーテッド」「タクシードライバー」の巨匠マーティン・スコセッシが映画化したヒューマンドラマ。キリシタンの弾圧が行われていた江戸初期の日本に渡ってきたポルトガル人宣教師の目を通し、人間にとって大切なものとは何か、人間の弱さとは何かを描き出した。

17世紀、キリスト教が禁じられた日本で棄教したとされる師の真相を確かめるため、日本を目指す若き宣教師のロドリゴとガルペ。2人は旅の途上のマカオで出会ったキチジローという日本人を案内役に、やがて長崎へとたどり着き、厳しい弾圧を受けながら自らの信仰心と向き合っていく。

スコセッシが1988年に原作を読んで以来、28年をかけて映画化にこぎつけた念願の企画で、主人公ロドリゴ役を「アメイジング・スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールドが演じた。

そのほか「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソン、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のアダム・ドライバーらが共演。

キチジロー役の窪塚洋介をはじめ、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシといった日本人キャストが出演する。

(以上、映画.comより抜粋引用。)

 

 

 

162分におよぶ長尺な映画だったという事もあり、駐車場の駐車時間を気にしなくても良い、イオンシネマ草津にて、予告編以上の事前の予備知識を全く入れずに、父親と一緒に鑑賞。

 

 

率直な感想と致しましては、

もっと宗教色が濃い映画かと思っていましたが、「宗教は人を救うのか」、「そもそも人を救う教え自体存在するのか」あるいは「信仰を尊び貫くことと、弱者の救済は並び立つものなのか」といった、謂わば、宗教というよりも根源的な宗教哲学に近い重いテーマの映画でした。その意味では、決して娯楽作品ではなかったでしたね。

だからと言って決して観ている最中に垂れてしんどくなるような映画でも決してなく、予想していた以上の衝撃作であり、やはりこれも28年越しに温めてきた企画が念願が叶って映画化出来たマーティン・スコセッシ監督の熱意とその蓄積してきた気力みなぎる演出力・編集力の賜物で、終始圧倒されっ放しでしたね。

 

 

なんと申しましても、日本の俳優陣がこの上ないくらいに見事な演技を見せてくれていましたね。

 

 

 

 

ハリウッドを代表する俳優陣の名優の熱演も見ものですが、棄教したフェレイラ役のリーアム・ニーソンは別格としても、主役的なパードレ(=神父の意)のロドリゴ役のアンドリュー・ガーフィールドやガルペ役のアダム・ドライバーよりも数段強いインパクトを植え付けるほど、ハリウッド俳優の彼らをも凌駕するほどの凄い演技力を日本人俳優達が見せつけてくれていましたね。

 

 

そんな中、誰の目線でこの映画を観るかによって大きく賛否両論が分かれるみたいですが、特に、キチジロー役の窪塚洋介さんの演技がすごく良かった。というかすごく考えさせられましたね。まさしくキーパーソン。鍵になる人物でしたね。

 

原作者の遠藤周作氏自身がキチジローは自分自身の姿を投影した存在といったらしいですが、ここではキリスト教の信仰とその背信の間で揺れ動く姿には、あたかも、あの裏切り者のユダを表現しているというよりも、兎に角、なり振り構わずに必至に生き抜こうとしている、人間自身の弱さや脆さそのものを体現しているかの様でしたね。

 

 

キチジローは、<踏み絵>などによる棄教を繰り返し、時には密告までも厭わないながらも、無垢な表情、偽りなきそうな瞳を浮かべ、何度も繰り返し、真剣に救いを求め告解しようと図る臆面のなさには、ただただ呆れてしまうばかりで、実に軽蔑すべき人物なのかもしれないですが、それでいて窪塚洋介さん演じるキチジローのそのひた向きさには、ついつい胸を打たれてしまいましたね。

 

 

原作者の遠藤周作氏の意図するところや、哲学的なことはよく解らないのですが、このお話しの中では、長崎奉行の井上筑後守(イッセー尾形さん)が「この国は沼だ!」「種を蒔いても育たない」と、パードレ(神父)達を諭して、棄教へといざなうといった台詞がありました。

それと同じ様な比喩を用いて言うならば、隠れ切支丹は、殉教し死して<聖者>となれば、年貢や苦役や飢餓の心配もない<パラダイス(天国)>に行けると多くの信者が信じている中、直ぐに棄教を繰り返してしまうキチジローの場合には、現世が全てなのかも知れないし、前述の「沼」の例の如く、植物に置き換えて言うなれば、一年限りでその一生を終え枯れてしまう一年草ではなく、何度も繰り返し毎年育っていく多年草の如く、あの世の<パラダイス(天国)>と言った不確定要素よりも、惨めったらしくも生き抜くといった、現世たるこの世で受ける生命の方に強い執着心があるのではないかとも思ったりしましたね。

 

その点が、現代でも大病を患った際に、信仰心に目覚める人が多いというケースと多少似ているのかも知れないと思ったりもしましたね。

その実、原作者の遠藤周作氏もその経験者のおひとりだったらしいですね。

 

 

通辞役の浅野忠信さんは、宣教師のロドリゴが<転ぶ(棄教する)>ことが目的の謂わば敵役とも言える存在ですが、相変わらずの飄々とした芝居にも笑みを浮かべて、人間味を強調しておりましたが、聴いた話しによれば元々はこの役柄はあの渡辺謙さんが演じる予定だったそうですが、小悪党らしさからすれば、今回の浅野忠信さんの配役で正解だったと思いましたね。

 

 

また、長崎奉行の井上筑後守を演じたイッセー尾形さんは、2005年に、アレクサンドル・ソクーロフ監督による、日本の、かつては現人神であった昭和天皇が人間宣言をするに至るまでを描いた『太陽(原題・THE SUN)』で、昭和天皇役を好演なされた実績も買われての起用かと思われますが、今作もなかなか癖のある演技で、面白かったですね。

 

▲映画『太陽』(2005年)の映画チラシ(昭和天皇役)

 

 

更に、パードレ(神父)への告解といった本当にごく僅かの短いシーンのみの出演に拘わらず、片桐はいりさんの場合には、コメディリリーフと言うのは失礼ですが、お顔が特徴的だからか、直ぐに出演しているのが判別出来て存在感を示されていたのは、ちょっと可笑しかったですね。

 

 

17世紀初めのキリスト教弾圧下の鎖国当時にしては、オランダ語ではなく、御禁制の英語が流暢に話せるというのは、違和感がなかったと言えば嘘になりますが、英語劇だったのはアメリカ製映画だから仕方ないかと割り切る他ないといった感じでしたね。

ただ、英語で感情表現しなければならない日本の俳優陣はさぞや大変だったかとは思います。

 

 

でも、その多くが日本本土ではなく、台湾ロケであった割りには、日本家屋の屋根瓦などの建築様式に多少は、劇中の美術セットの点で時代考証的に若干のズレを感じなくもなかったですが、ハリウッド映画が描く日本の場合、ヘンテコな<なんちゃってニッポン>的な露骨に変な日本建築の様式もなく、ほぼ完成度が高かったのは、かなり嬉しかったですね。

 

 

 

また、泥だらけで雨風にずぶ濡れ、いつも怯えながら縮こまる村人たちを演じた俳優陣の中には、CGも吹替えもあるとは聴きましたが、信者である切支丹に加えられる拷問は凄まじく目を覆いたくなるほどでしたが、彼ら切支丹を演じ、逆さ吊りにされる役、首をはねられ引き摺られる役、簀巻きにされて寒い海の中に放り込まれる役柄など、苦難を強いられる役どころは、肉体的にも精神的にもさぞや辛かったと推察しましたね。

 

若手新進女優の小松菜奈さんも簀巻きにされて海の中へ突き落とされる役柄で、実に寒そうで可哀想でしたね。

 

また、メインキャストとしてテロップにも大きく名前が刻まれている、加瀬亮さんの出演シーンがあまりにも直ぐに居なくなるような小さな役柄だったのも意外でしたね。

 

 

そんな中、もはや生命の危険さえもを感じつつ演技に臨んだであろう、笈田ヨシさん。そして映画監督でもある塚本晋也さんのご両名は、実際に、吹替えなしで、磔にされながら海の大波にもまれながらの演技は実に圧巻で天晴れでしたし、日本人俳優の心意気や根性を感じざるを得ませんでしたね。

 

 

大勢の民が苦しんでいるにも拘わらず、何故に神は沈黙を続けるのかといった、敬虔な信者やパードレ(神父)にとっては、根源的な神の存在の否定にも繋がりかねない深刻な問い掛けに他ならないのでしょう。

次々と策を弄して、パードレ(神父)たるロドリゴを<転ばせ(棄教させ)>ようと図る手段が実に巧妙でしたね。その過程で見せつけられる葛藤劇が、観客にも、実に重くのしかかって来て見応え充分でしたね。

 

 

「信仰を尊び貫くことと、弱者の救済は並び立つものなのか」とばかりに、異教徒たる切支丹弾圧下にあって、苦しんでいる信者たる切支丹を助けられるのは、実は、神などではなく、パードレ(神父)のロドリゴ自身の行動。即ち棄教するか否かと迫られながらも葛藤し続けていく姿を見ていますと、戦後生まれの私たちは、生まれた時から、思想信条・信仰の自由が保障され、当然の権利の様に謳歌してきましたが、その自由の獲得するまでには、本作のロドリゴに課せられた葛藤のドラマや、殉教し死して<聖者>となった切支丹などの様な過酷すぎる道程があったことを決して忘れてはならないでしょうね。

 

また、形式的・表面的には棄教は出来ても、元来、心の中までは、本当の意味合いでの信仰の自由を奪うことは出来ないということも上手く表現したお話しでしたね。

 

偶然にも、根源的な宗教哲学に関する映画である本作品を撮り上げてはおりますが、この不寛容の時代とも言われる現代社会の世界を取り巻いている、宗教の名の下に行われる蛮行やテロリズムなどとも重なる部分もあるのが怖ろしくもありますね。

 

 

私的な評価と致しましては、

些細な日本家屋の建築様式が時代考証的に若干のズレが生じていた、或いは英語劇である以外には文句のつけどころがないほどに、巨匠マーティン・スコセッシ監督が今まで温めてきた映画化の企画実現に伴うパワーがみなぎっていた作品でもあり、監督自身が敬虔なカトリック教徒の家庭で育ったということもあり、スコセッシ監督ならではの拘り抜いた映像の再現力、類い希なる、観る者を飽きさせない編集力、そして映画音楽といった点に着目しても、かなりの出来栄えの快作でしたね。

また、宗教色を強くすることよりも、あえて、根源的な宗教の存在意義など哲学的な内容にしてあった点でも好印象でしたので、五つ星評価でも満点評価の五つ星★★★★★の評価が相応しい作品かと思いました。

 

※第89回米国アカデミー賞(2017年)には、撮影賞の1部門にノミネートされるのみというのが、実に勿体ない作品ですよね。
 

2月4日(土)に『キセキーあの日のソビトー』を独りで鑑賞し、5日(日)には、『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』と『マグニフィセント・セブン』を、お友達とハシゴ鑑賞。

 



そして、翌日の6日の月曜日は、お友達も平日にお休みを久し振りに取得出来たので、映画『ぼく明日』のロケ地の聖地巡礼に、土日など週末には凄い行列待ちだった「さらさ西陣」に行く予定をしていました。

 

▲元銭湯を改装して活用されている「さらさ西陣」のさらさカフェ。

 

ですが、肝心のお店の開店時間が正午からでしたので、それまでに、映画『本能寺ホテル』の聖地巡礼とばかりに、同じく、土日には沿道を埋め尽くす凄い行列でなかなか容易く購入することが出来ないという、出町枡形商店街(河原町今出川)にある、「出町ふたば」の名代豆餅を、朝イチから購入してきました。

 

 

 

▲五個入りを購入しましたが、三つのみ皿に盛ってみました。

 

 

 

※尚、この豆餅は、映画『本能寺ホテル』にて、京都の銘菓として、今宮神社前の炙(あぶ)り餅と共に登場していましたよ。

 

●出町ふたば・本店:☎075-231-1658

・定休日:火曜日・第4水曜日

・営業時間:8:30~17:30

 

その後、出町柳から直ぐ近くの百万遍(東山今出川)の西一筋目にある、映画『本能寺ホテル』にてタイムスリップする際の小道具の食べ物として登場した、金平糖の京都で唯一の専門店である、『緑寿庵清水』(りょくじゅあん・しみず)にも行って来ました(^^)v

 

 

普通車用の専用駐車場がお店の隣りに3台分ありましたので、朝10時からの開店だったので、開店して直ぐにお店に向かったため、無事クルマを駐車場に置けて良かったです。

 

 

 

今回は缶ケース入りの珈琲味の金平糖と、小袋入りの桃味の金平糖を購入。

 

●金平糖の緑寿庵清水:☎075-771-0755

・定休日:水曜日・第4火曜日

・営業時間:10:00~17:00

 

で、緑寿庵清水に開店直後の朝10時過ぎに行ったこともあり、まだまだ「さらさ西陣」の開店時間まで時間があり余っていたので、その間の時間を利用して、四条烏丸にあるミニシアターの京都シネマまで、映画『こころに剣士を』などのパンフを購入に行って来ました。

 

ただ、改築のためなのかどうか判らないのですが、昔によく利用していた四条烏丸市営駐車場の大きなビル自体が棟ごとゴッソリと取り壊されていたので、予想以上に他の駐車場を探すのに手間取ってしまい、結局、大徳寺の近くの紫野にある「さらさ西陣」に着いたのは、開店時間5分前になってしまいましたが、平日のためか、どうにかお店の北側にある僅か2台だけあるガレージに駐車出来たのはまたもやラッキーでした!!!

 

▲この奥で、香港のTVクルーが撮影をしている真っ最中でした。

 

お店に入店するなり、映画『ぼく明日』で利用された窓際の手前側の座席付近は、ちょうど香港のテレビ局クルーが撮影に来ているとのことで、日本のコーディネーターの人が「申し訳ないですが、海外のテレビ撮影と同じ時の入店になりますが良いですか?」と仰ってられましたが、気にせず入店しましたが、肝心の窓際の席付近で食事を出来なかったのは残念だったかな(苦笑)。

 

でも、元銭湯のタイル地を有効活用した店内は凄く雰囲気が良くて良かったでしたよ(*^_^*)

 

 

 

▲お昼のランチメニューは、鶏モモ肉のオーブン焼き&ドリンク。

とても美味しかったです(^^)v

 

 

で、何故だか、ここ「さらさ西陣」で撮影されたと見られる、綾瀬はるかさんのポスター(?)いや、カレンダーなのかな(?)が壁に飾ってあって、ちょっとビックリしましたね(゜ロ゜屮)屮

 

 

●さらさ西陣(さらさカフェ):☎075-432-5075

 

※尚、カーナビでは機種により電話番号検索が未対応で出来ない場合があるので、以下の住所を入力されたし。

 

〒603-8223 京都府京都市北区紫野東藤ノ森町11-1

オープン:12:00~クローズ:23:00

定休日:毎月最終水曜日

 

で、駐車場のスペースの事もあり、食事を済ませると即座に店を後にしました。

 

 

そして今度は、劇中に登場したかどうかまではハッキリとは覚えていないのですが、アンティークショップ&カフェの、北白川の京都造形大学の前にある「そうげんカフェ」も、ロケ地MAPに掲載されていましたので、いちおう聖地巡礼の一環として、訪問してきました。

 

▲二軒北隣のアンティークショップ。

 

 

▲「そうげんカフェ」。でもここの撮影シーンってあったかな(汗)。

 

▲一応このお店の日替わりランチメニューも載せておきますね。

 

 

▲ケーキセット(ガトーショコラ&アイスコーヒー)を注文。

なかなか美味しかったです(^^)v

 

●sowgen brocante(そうげんカフェ):☎075-724-4045

 

で、このケーキセットを食べた後に、今度は、ロケ地のひとつ、古川町商店街のそばの白川に架かる、一本橋(通称:行者橋)を見学に行って来ました。

 

 

まぁ、この一本橋は、ひと昔前まで、八坂神社前にあった祗園会館という名画座に映画を観に行く際に、東山駅からの近道として通ったりしていた場所でしたので、そもそもが私自身も地元の京都市民ですので、ここは昔から有りますので直ぐに迷わず行けました。

 

 

 

※お車でお越しの場合でも、この一本橋の直ぐそばの私立京都華頂大学近くの総本山知恩院の古門前にも、コインパーキングがありますよ。

 

 
で、その後、またまた、給油などをした後に、午後7時過ぎからのイオンシネマ京都桂川での『君と100回目の恋』の観賞に行きましたが、偶然にもULTIRA上映で、これまたラッキー!!!でした(^^)v
 
結局、土・日・月の3日連続で邦画2作品・洋画2作品の計4本を鑑賞。
 
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚**☆*
 
●2月4日(土)
『キセキーあの日のソビトー』(2017年)
 
 
●2月5日(日)
『ミス・ペレグレンと奇妙なこどもたち』(字幕版)
 
 
●同日・ハシゴ鑑賞
『マグニフィセント・セブン』(字幕版)
 
 
そして、
昨日の2月6日(月)も・・・。
『君と100回目の恋』(2017年)
 
 
 
◎個人的には、邦画も良いのですが、やはり洋画2本が痛快ですごく面白かったですね♡
特に、この『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』と『マグニフィセント・セブン』はかなりの傑作でしたね♪
 
ああぁ~。とは言え、でも、またまた感想記事を書かぬまま次々に新作の映画鑑賞をしてしまった(汗)。トホホ。
正直焦ってしまいますが、順を追って、徐々にでも各作品の感想記事をブログにもちゃんとUPしたいと思っていますので、その節は宜しくお願い申し上げます。
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今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

先月の1/29の日曜日。

お友達と一緒に、朝イチから、イオンシネマ京都桂川にて『ドクター・ストレンジ』の3D字幕版・ATMOS・ULTIRA上映を鑑賞し、その後、食事を摂ったあと、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(略称『ぼく明日』)の映画のロケ地の聖地巡礼に行こうという事になり、「さらさ西陣」は、先日も日曜日の休日は凄い行列待ちで断念したので、今回も休日に行くのは見送ることにしまして、先ずは、出町柳周辺の「鴨川デルタ」に行って来ました。

 

当日は出町柳周辺はいつになく凄い人出で賑わっていましたが、下鴨神社の糺の森で、「Japan Coffee Festival 2017 in SHIMOGAMO」という催事があったそうで、約2万人の人出だったそうでした。

 

 

●鴨川デルタ・・・高野川と賀茂川の合流点の出町柳の三角州

 

 

▲福士蒼汰くん&小松菜奈さんが飛び石を渡ってましたよね♪

 

 

 

▲亀さんやカモメの形をした石も配置されているのが可愛い!

 

その後、クルマは出町柳市営駐車場に止めたままにして、今度は、叡山電鉄・出町柳駅から電車に乗って、映画で、南山高寿(福士蒼汰くん)が福寿愛美(小松菜奈さん)を呼び止めた駅の設定である、叡山電鉄・宝ヶ池駅まで聖地巡礼に向かうことにしました。

 

▲叡山電鉄・出町柳駅

 

 

▲叡山電鉄・宝ヶ池駅(無人駅)

 

 

 

▲宝ヶ池駅には、福士蒼汰くん&小松菜奈さんのサイン入りベンチも有ります。

 

それから、ちょうど着た電車に乗って出町柳駅まで折り返そうかと思っていましたところ、偶然にも、『ぼく明日号』だったのか(?)、電車の第1車両の映画の冒頭に、福士蒼汰くん演じる南山高寿が持っていた位置の吊革が特別仕様のハート型の吊革になっていましたよ❤

 

 

▲この特別仕様のハート型の吊革は、なにやら恋愛成就にもご利益があるらしいとか(笑)。
 

 

 

 

で、その後、夕方から再び映画をハシゴ鑑賞するべく、足早に出町柳をあとにして、京都駅八条口・イオンモールKYOTO内にあるシネコンのT・ジョイ京都にて、イギリス映画の『僕と世界の方程式』を鑑賞。

 

1/29の日曜日のこの日は、朝イチと夕方に映画を2本観て、その間の空いた時間を有効活用して、『ぼく明日』のロケ地の聖地巡礼とばかりに京都市内観光に行くといった、実に充実した1日を送ることが出来ました。

 

それにしても、いつになく出町柳の鴨川デルタ周辺が人出で賑わっていて驚きました(゜ロ゜屮)屮。

 

 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 

※尚、今回のこの2作品の感想記事についても、先月にこのハシゴ鑑賞の以前1/27(金)に父親と一緒に観てきました、映画『沈黙ーサイレンスー』の感想記事。そして、お友達と一緒に昨晩のレイトショーで鑑賞してきた『スノーデン』とともに、出来るだけ早急にUPしたいと思っています。

 

 

 
 
 
 
 
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●節分を前にした、吉田神社の追儺式
 
※昨晩のレイトショーで映画『スノーデン』を観て来た際に、帰り道に深夜にクルマで走っていますと、今日の2月3日の節分を前にして、ちょうど昨晩は、平安京の「表鬼門」にあたる京都市左京区の吉田神社で、平安時代から続く「追儺式(ついな・しき)」が催された後だったみたいでしたね(^^)v
 
▲邪気を見抜く力を持つとされる「方相氏(ほうそうし)」が、矛と盾を手に災厄や不幸を象徴する赤・青・黄の3匹の鬼を追い詰める。
(参考画像として画像はお借りしました。)
 
 
今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。
 

最近では、すごく大衆化してきた感もありはしますが、古今東西の批評家・映画マニアが選ぶ映画のベストテンでは、歴史や由緒ある「キネマ旬報」ベストテンよりも、この「映画秘宝」のベスト10&トホホ10が毎年気になって購入していますが、例年の通り、その概要をリストアップしてみました。

 

▲『映画秘宝2017・3月号』ベスト&トホホ10!!特集号(定価:1.080円)

 

今年は古今東西の批評家・映画マニアが更に増え、約150名を越える投票者にて選んだ、映画秘宝ベスト10&トホホ10ですが、

 

先ずは、

<映画秘宝・爆選!!2016年度ベスト10>

 

毎年このベスト10の1位の作品のイラスト画が表紙になるのが恒例ですので、<俺ちゃん>こと『デッドプール』が1位なのかと思いきや・・・。なんと首位は怪獣王!

 

♔1位:『シン・ゴジラ』

 

 

ぶっちぎりの堂々の第1位らしいですが、その賛否が大きく両極端に分かれている中でも、結果的に1位に輝いているところが凄いですね。

あの最古参の映画雑誌「キネマ旬報」でも日本映画部門の第2位ですから、このランキングにも自信を持って頷くことが出来るかと思いますよね。

 

またこれまでのゴジラシリーズとは一線を画した、ある種のREBOOT版ともいうべき作品であり、ゴジラ自体も4段階に変態を遂げるという点でも画期的な作品でしたね。

 

私も、イオンシネマ京都桂川にて、2D・ULTIRA上映と、そして2D・4DXの都合2回観賞に臨みましたが、お友だちの映画ブロガーさんの中には都合10回も劇場鑑賞をなされた強者(つわもの)も居られるほどみたいで、昨年末の紅白歌合戦でもパロディ化なされてゴジラや映画出演者が多数ゲスト出演するほどだったみたいですから、興行成績自体は、あの超メガトン級の大ヒットアニメ映画『君の名は。』には及ばなかったにせよ、多くの映画ファンにもかなりのインパクトを与えた映画であった事はたしかでしょうね。

 

※尚、私の年間映画ランキングでは、第5位とさせて頂いています。

 

→ 『シン・ゴジラ』(2016年)

 

 

♔2位:『この世界の片隅に』

 

 

多くの映画ファンから大絶賛を浴びているアニメ映画であり、昨年度の『キネマ旬報』の日本映画ベスト10の第1位&片渕須直監督の監督賞のダブル受賞という快挙を達成したことでも話題を呼び、今なお多くの全国のシネコン・映画館に波及して上映館が拡大の一途を続けているといった点でも、決してマスメディアに対してCMなどの多額の宣伝広告費を遣わなくても、SNSなどをはじめとしたクチコミ効果が多くの観客動員を牽引するといった役割を担うという効果のほどを実証した形にもなった映画でもありましたね。

 

私の場合にも、片渕須直監督とはTwitter上で遣り取りさせて頂くなど、私の様な単なる、いち映画ファンにも真摯にご対応頂く機会を得られたりと、監督のそのお人柄自体が、自然と、この作品の中でも温かさや真面目さを物語っている様にも思えましたね。

 

ただ、私の場合には、涙はホロリとする場面も多々ありもしましたが、多くの映画ファンの皆さんが大絶賛されておられるほどの凄い感動が得られなかったのが、自分でも非常に歯痒かったのですね。

 

とは言え、父親と一緒に行った2回目鑑賞の際には、普段、チャンバラのある様な時代劇映画くらいしか滅多に観ず、また観た映画を滅多に褒めることのない私の父親が、こと本作に限っては珍しく「素晴らしい映画やったなぁ~!」と大絶賛し、特に、「焼夷弾や、上空の敵機からの機関銃掃射の画の描写が、実にリアルで、戦時中にそういった事柄を実際に体験した者が観ても、まさに当時を想い出すほど、本当に上手く描けていて良かった!」と、思いがけず、アニメの出来栄え具合にも感服しきりだったのには、まさに嬉しい誤算で凄く良かったでしたね。

 

この映画の魅力は、日本の従来の戦争映画は1度観たら2度と観たくなくなるようなハードな描写が多い傾向にある中にあって、戦時中の市井の人々のありふれた日常の積み重ねを見つめながら、戦争というものの愚かさを再認識するといった趣向のアニメ映画であって、ほんわかとした人々の営みの温かさをも内包した反戦映画という点にあるのかも知れないですね。

 

※尚、私的な年間ランキングでは、本作が良い映画であることは充分に承知してはいるのですが、どうしても作品のランキングなどを娯楽性の高さや、或いは涙がボロボロ流れたか否かなどの凄い感動をしたか否かという物差しでのみで測ってしまっていましたので、私の場合には、その点では、それほどまでの深い感動を得られなかったので、あえて本作は2回鑑賞した作品ですが、ベスト10のランキング外としてしまいました(汗)。

 

→ 『この世界の片隅に』(2016年)

 

 

♔3位:『デッドプール』

 

 

私の場合には試写会で鑑賞しましたが、こんなにもエンディング・ロールのオマケ映像で笑った映画はなかったくらいに面白かったですね。

観客に直接語りかける観客との間の<第4の壁>の垣根をぶち壊してしまう手法など、今までのアメコミヒーローでは無かったタイプの珍ヒーローの参上!で、実に、コメディセンスが輝った作品でしたし、劇中の台詞にも、いろんな映画にまつわるトリビアも多数採り上げられていて、そういった新しい楽しみ方も出来る映画だった点も実に新鮮でしたよね。

また、よくよく観賞していきますと、ラブストーリーだという事にも気が付く映画で、そういった点でも、いろんな楽しみ方が出来る可能性を秘めた、アメコミヒーロー映画でしたね。

 

※私的な年間ランキングでは、どうしても上半期の映画は印象が薄くなってしまっていました事もあり、ランキング外としましたが、映画秘宝のベスト3に選出されても納得がいく作品かとは思いましたね。

 

→ 『デッドプール』(2016年)試写会

 

 

♔4位:『アイアムアヒーロー』

 

 

元来、グロい描写のゾンビ映画などは私の不得意分野ではあったのですが、この映画は、そんな私が観ても、かなり面白かったですね。

キャスティングが、大泉洋さん、有村架純さん、長澤まさみさんなど私が好きな俳優さんばかりだったのも多分に影響しているのでしょうが、世界三大ファンタスティック映画祭のすべての祭典において何らかの賞を受賞し、完全制覇しているのは単なる伊達ではなかったですね。

カーアクション・ガンアクションなど、いずれをとってもこれまでの日本映画の常識を破るような凄い迫力の格好良さには痺れましたね。

 

また、大泉洋さん演じる主人公・鈴木英雄の笑えるような可愛い発言もあったりと、こういった系統の映画は大の苦手ジャンルだったはずが、今作では、本当にかなり楽しめましたね。

 

こういったゾンビ映画というジャンルの作品がベスト5以内に入るという点でも、実に「映画秘宝」らしいとも言えるかも知れないですね。

 

※尚、私的な年間ランキングでは、第10位に位置付けています。

 

※また、この作品についてはブログにて感想記事をUPしていなかったので、DVDソフトをレンタルしてきて、後日再鑑賞のうえ、感想記事をUPしたいと思います。

但し、どうしても初見の際の感想とは若干異なってしまうかも知れないですが、その点はご容赦下さいませ。

 

 

♔5位:『クリーピー 偽りの隣人』

 

 

こういった黒沢清監督が得意とされる心理的なサイコスリラー映画は、ダメージが大きい為に大の苦手なので、今作も、あえて観るのも怖いので観逃してスルーしていましたが、香川照之さん、西島秀俊さん、竹内結子さんといった俳優陣は私の好きな俳優さんばかりですので、すでにDVDソフト化している様ですので、精神状態が安定している時を見計らって、DVDをレンタルして来て、心して観賞に臨みたいと思ってはおります。

 

 

ここまでのベスト5に、『デッドプール』を除き、日本映画が4作品を占めているというのも、例年、洋画の偏重傾向にあるとも言われて来た「映画秘宝」の多くの投票者の皆さんにしては異例の事態だったかも知れないですね。

 

 

♔6位:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

 

 

原題では副題であるこの「シビル・ウォー」の方が、邦題では、先になっていますが、あくまでも『キャプテン・アメリカ』のシリーズの一環のお話しなので、どうしても最低でも『キャプテン・アメリカ』シリーズの過去2作品【『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年)と『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)】は観ておいて、お話しやキャラクターの位置づけを把握していないと、着いて行けないくらいに、「一見さんお断り」度合いが高くなって来た映画ではありましたね。

ですので、私も、新キャラクターだった『アントマン』も含めて、再度「キャプテン・アメリカ」シリーズの過去2作品などを復習観賞して、ようやくこの作品の映画の中のお話しの流れも、ちゃんと理解出来たというのが本当のところでしたね。

 

国連決議によって<超人登録法>なるものを押し付けられたアベンジャーズが、あたかも世界の警察を自負するアメリカ軍と国連軍との対立構造を投影するかの如く、超人登録法反対派のキャプテン・アメリカと超人登録法容認派のアイアンマンがそれぞれ子分を率いて対決するに至るといった作品でした。

 

※尚、私的な年間ランキングでは、たしかに娯楽性には富んだアメコミヒーロー同士の喧嘩祭り的な映画ではありましたが、「一見さんお断り」度合いが高い点からも、ランキング外としています。

 

※また、この作品についても簡単な記事しか感想をまとめていないのですが、以下のブログ記事を参考までにお目をお通し下さいませ。

今更ながらですが、本当に、作品の個別の感想記事をちゃんとブログに残せていないのが反省しきりですね。

 

→ 2016年5月に劇場で観た映画&DVD鑑賞した作品

 

 

♔7位:『オデッセイ』

 

 

火星探査に行った先で事故が起きて誤って、たった独り取り残された主人公マーク・ワトリー(マット・デイモン)が、前向きに諦めずに帰還する可能性を模索するといった姿勢に、非常に感銘を受けた映画でした。

あの宇宙空間に放り出されてしまう映画『ゼロ・グラビティ』(2013年)の場合には危機感で手に汗握る展開でしたが、この『オデッセイ』では、理系的なアタマを駆使した知恵と工夫、そしてユーモアや笑いも忘れずに超前向きなポジティブ思考で頑張る姿を観ていますと、「もしこれが自分だったら」と考えますと、その凄く強靱な精神力にも感服するばかりでしたし、共感せざるを得なかった作品でしたね。

 

兎に角、IMAX3Dに最も適した映画でしたので、こういった宇宙空間を浮遊する映画は、やはり映画館の大きなスクリーンと最新鋭の音響設備を備えたシアターで3Dにて体感し堪能するに限ると再認識した映画でもありましたね。

 

※尚、私的な年間ランキングでも奇遇にも第7位に位置付けた作品でした。

 

→ 『オデッセイ』IMAX3D(2015年)

 

 

♔8位:『エクス・マキナ』

 

 

京都では、イオンシネマ京都桂川のみの上映だったのですが、全国的にも上映館が少ない中、この映画を期間限定ながらも公開決定をして下さったイオンシネマ京都桂川には、本当に感謝したいほどの傑作でしたね。

 

映画のフライヤー(チラシ)の文面にもある様に、多くのSF超大作からのノミネートがあった中、低予算の作品ながらも、アカデミー賞にて視覚効果賞受賞し、また脚本賞にもノミネートされていたのが頷けるほど、本当によく出来たSFスリラー映画ですごく面白かったですね。

 

※尚、私的な年間ランキングではランキング外にしていますが、かなりの傑作映画であった事は間違いなかったですね。

 

→ 『エクス・マキナ』(2015年)

 

 

♔9位:『ボーダーライン』

 

 

私の場合には、劇場公開時には全くのノーマークの作品だったので、結局、観逃してしまって未見の映画ですので何もコメントのしようもないのですが、あの傑作の『灼熱の魂』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督による作品らしいので、是非、後日に、DVDレンタルででも鑑賞したいと思っています。

 

 

♔10位:『ゴーストバスターズ』

 

 

今作ではバスターズの隊員を女性にしたREBOOT版でしたが、その昔、オリジナル版の劇場公開時には、高名な字幕翻訳家のT田N子さんによる字幕翻訳が滅茶苦茶な誤訳過ぎて全く笑えなかった記憶があったのですが、今回のREBOOT版は、字幕版も吹替版も、結局、2回観賞し、両方のバージョンを観ましたが、これがまたなかなか面白かったですね。

イオンシネマ京都桂川での先行上映では字幕版は2D版しかなかったので、2D字幕版で鑑賞しましたが、3D版が、今回は<飛び出す3D>と銘打った上映でしたので、どうしても3D版が観たくなり、後日、3D吹替版の4DXでも鑑賞しましたが、これがまた凄いのなんの!

 

<飛び出す3D>には嘘偽りもなく、凄く面白く堪能出来ました。

 

※尚、私的な年間ランキングではランキング外とさせて頂いていますが、3D効果の点では凄く<飛び出す3D>の効果を発揮していて、3D・4DX初体験でしたが、実に面白い体験をさせてくれた映画でしたね。

 

→ 『ゴーストバスターズ』(2016年)

 

→ 『ゴーストバスターズ』(2016年)3D4DX鑑賞

 

 

※11位~30位については、『映画秘宝2017・3月号』の現物の雑誌を購入して読まれるか、立ち読みされるかして、ご確認下さいませ!!!!!

 

 

<ベスト10を見ての私的な感想>

前述しました通り、先ず、ベスト5までが、3位の『デッドプール』を除きますと、すべて日本映画が占めているところが、例年、洋画の偏重傾向にあるとも言われて来た「映画秘宝」の多くの投票者の皆さんにしては異例の事態だったかも知れないですね。

「映画秘宝」をよく読まれる映画ファンの中には、日本映画は一切観ないとまで言い切られる映画ファン、いや洋画ファン(苦笑)。が居られるくらいですから、その点では異例中の異例な結果かも知れないですね。

 

でも、興行収入成績的にも、あのメガトン級の大ヒットアニメ作品の『君の名は。』は別に致しましても、『シン・ゴジラ』、『この世界の片隅に』などが順当にワン・ツー・フィニッシュされている事からすれば、いくら古今東西の映画マニア・映画オタクと称される人々に支持されているマニアックな映画雑誌の「映画秘宝」と言えども、大ヒット作が必ず良い作品・好きな作品とは限らなくても(大ヒット作品≠優秀)、巷間でSNS等でも良い作品とのクチコミの評判が高い作品であれば(クチコミ評価が高い≒優秀)、それなりにランキングが高いという公式は、ある程度、当てはまるのかもしれないですね。

 

ただ、「キネマ旬報」ににせよ、この「映画秘宝」にせよ。あの大ヒットアニメ作品『君の名は。』があんなにも史上かつてないほどの興行収入記録を更新中にも拘わらず、映画の作品の出来栄え的にはそれに呼応するほどの評価が得られないのは面白い結果かも知れないですね。

 

また、今年も、例年通り、この「映画秘宝」ベスト10&トホホ10の特集号を購入し、自分が観た新作映画のランキングと見比べていますが、ことベスト10に関しては、心理的なサスペンスホラー映画ということで、あえて敬遠してスルーした『クリーピー・偽りの隣人』と、全くのノーマーク作品で未見だった『ボーダーライン』以外は、すべて劇場で鑑賞した作品ばかりだったのも意外といえば意外でしたね。

 

それと毎年書いている事ですが、「映画秘宝」のランキングには、一般ウケし易い様な、ストライクゾーンにも入らずに多くの人が敬遠しそうな、クソボールの様な特異な映画もランクインされるのが面白いのですが、その点では、2016年度の場合には、第3位の『デッドプール』、第8位の『エクス・マキナ』がそれに相当するのかも知れないですね。

ただ、『デッドプール』に至っては低予算映画ではありましたが、どちらかといえばメジャー系映画でもありますので、マイナー系作品がほぼ皆無に近いといったランキング結果とも読み取れてしまいそうですね。

 

それだけ、投票する人が年々増えて約150名超ともなれば、自ずと分母のパイが増えてしまって、選出される映画も、それに従って、メジャー系の映画が主流となってくるからかも知れないですね。

ただ、昨年度も書きましたが、これも時代の趨勢で、一見すれば、多くの映画ファンがメジャー作品指向になって来たとも受け取れますが、数理統計学上のトリックで、分母になる投票数が大きくなるほど、マイナー作品のランキングが伸びなくなりがちで、埋もれてしまうといった比率の特性を表した形になってきていることも大きく作用しているかとも思われますね。

 

<映画秘宝2016年度・トホホ10>

1位:バットマンVS.スーパーマン ジャスティスの誕生

2位:スーサイド・スクワッド

3位:インデペンデンス・デイ:リサージェンス

4位:テラフォーマーズ

5位:ジェイソン・ボーン

5位:シン・ゴジラ

7位:セーラー服と機関銃ー卒業ー

8位:10 クローバーフィールド・レーン

9位:X-MEN:アポカリプス

10位:X-ミッション

10位:湯を沸かすほどの熱い愛

 

※5位と10位は同点のため同じ順位。

 

<トホホ10を見ての私的な感想>

割りと巷間で高く評価されている映画でも、賛否両論が大きく分かれる場合もあり、それが、このトホホ10では、5位の『シン・ゴジラ』であり、10位の『湯を沸かすほどの熱い愛』なのでしょうね。

 

それにしても、マーベルコミック作品の『デッドプール』と『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が2本ともベスト10内にランクインして、DCコミック作品の『バットマンVS.スーパーマン ジャスティスの誕生』と『スーサイド・スクワッド』が2本ともトホホ10でワン・ツー・フィニッシュを遂げるとは、こうも極端にアメコミヒーロー映画でも明暗が分かれるのは面白い結果でしたね。

 

私も巷間でのクチコミ評価から、あえて劇場で鑑賞するのを観送ってスルーした作品が多くトホホ10に含まれていますので、コメントのしようもないのですが、『10 クローバーフィールド・レーン』の場合には、劇場公開時のポスターなどが既にネタバレ状態だったのが響いていたとも思いますし、『X-MEN:アポカリプス』の場合には、脚本や編集の時間の配分がかなり偏重気味だったのが響いていたのかも知れないですね。

 

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*

 

それでは、見事に、怪獣映画にも拘わらず、最古参の映画雑誌「キネマ旬報」の日本映画作品部門での第2位に続き、この「映画秘宝」ベスト10の♔1位にも輝いた『シン・ゴジラ』の予告編をどうぞ!!!!!

 

●映画『シン・ゴジラ』予告2

 

 

 

<私的な2016年映画ベスト10>
 
 
 
 
 
 
今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。
 

「世にも奇妙な物語的タイムパラドックス映画(17.1/22・劇場)」

ジャンル:時代劇/ファンタジー

製作年/国:2017年/日本

配給:東宝

公式サイト:http://honnoji-hotel.com/

上映時間:119分

公開日:2017年1月14日(土)

監督:鈴木雅之

出演:綾瀬はるか、堤真一、濱田岳、平山浩行、田口浩正、高嶋政宏、近藤正臣、風間杜夫、八嶋智人、平岩紙、宇梶剛士、飯尾和樹、加藤諒ほか

 

 

 

 

 

【解説】

綾瀬はるか、堤真一、鈴木雅之監督という「プリンセス トヨトミ」のメインキャスト&スタッフが再結集し、本能寺の変の前日にタイムスリップした現代女性が織田信長の命を救うべく奔走する姿を描いたオリジナルの歴史ミステリー。勤務先の会社が倒産し、職を失った繭子は、恋人の恭一からプロポーズされ、周囲の後押しを受けて婚約を決意。恭一の両親の金婚式を祝うため京都を訪れるが、手違いによって予約していたホテルに泊まることができず、偶然たどり着いた路地裏の「本能寺ホテル」にチェックインする。すると彼女は、いつの間にか奇妙な寺の中に迷い込んでおり、そこは天下統一を目前にした名将・織田信長が滞在する1582年の本能寺だということが判明する。訳がわからないまま本能寺ホテルと安土桃山時代の本能寺を行き来し、信長や信長に使える小姓・森蘭丸と交流を深めていく繭子だったが……。綾瀬がヒロインの繭子役を、堤が信長役を演じるほか、「ヒメアノ~ル」の濱田岳が蘭丸役で出演。

(以上、映画.comより引用。)

 

 

率直な感想と致しましては、

たしかにそれなりに面白くはあるのですが、綾瀬はるかさん演じるヒロイン倉本繭子による<自分探しの旅>的なお話しに終始した感もあり、何故にタイムパラドックスしていく先が<本能寺の変>という設定である必要性があまりにもまったく感じられなかったのが正直なところですね。

こじんまりとTVサイズ的なスケールにまとまった様なお話しになってしまっていて、その点は、当初想像していた様な『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の様なSFチックなタイムパラドックスもの映画とは異なり、ヒロイン倉本繭子が、<本能寺の変>に際し、何も歴史的な史実に多大な影響を与えなかったという点がかなり肩透かし的ではありましたね。

(厳密に言えば、影響を与えていないこともないのですが・・・。ここはネタバレになるのでこの辺で自粛しますね。)

 

 

 

 

私は鑑賞前に、他の人のブログ記事を拝読し、当初に脚本を担当されておられた人による脚本上の設定などについてパクリ疑惑で揉めているということを耳にしていましたので、もしやその脚本担当だった人とは(?)と、自分で勝手に妄想し、『鴨川ホルモー』『鹿男あをによし』『プリンセス・トヨトミ』などでも有名な作家・万城目学さんではないかと推察していましたらば、案の定、万城目学さんが当初脚本に携わっておられたところ、何が理由なのか判りませんが、後日にその脚本担当の要職を解かれた事実があったみたいでした。

 

 

だから、その為か、この『本能寺ホテル』に出て来る、町民の子供の遊具の「ぐるぐる~ぎっちょ~!」などは、まさに万城目ワールドの言葉っぽい響きでしたので、要所要所には万城目ワールドの残骸が残っていたのでしょうね。

そう言う意味合いでは、脚本を抜本的に手直しすれば、まだまだもっと面白くしようにも出来た映画だった様な気もしましたね。

あのファンタジー小説がお得意な作家・万城目学さんが最後まで脚本を担当されていたら、脚本家・相沢友子さんがお得意とされる女性の心理模様を描いた脚本とはもっと違ったお話しになっていたようにも思えて非常に残念でなりません。

 

 

それと、この脚本家交代によるパクリ疑惑以外にも、そもそもこの映画のタイトルになっている『本能寺ホテル』ですが、京都市民の多くの人は既知の事実ですが、京都市役所前に、そこそこ大きなビルの<ホテル本能寺>或いは<ホテル本能寺会館>という旅館があることは地元ではかなり有名です。

 

▲「ホテル本能寺」の外観写真(画像は勝手乍ら拝借致しました)

 

 

ですので、このホテルに関して、なにかクレームが付くような内容や結末のお話しの脚本を書かれたために脚本がお流れになったのかとも思ったりもしましたが、ただ、本作品の劇中にも、ヒロイン繭子から支配人に対して「ホテル名が不吉な名前ですよね?」とかかなりのイヤミを言われる描写も普通に使われていることからすれば、現存するホテルから脚本担当の交代を余儀なくさせるほどのクレームが付いたとも考えにくいかも知れないですよね(汗)

 

▲支配人も真相を知ってるのか知らないのか中途半端過ぎた。

 

 

まぁ、いずれにせよ。<日本史上最大の謎・本能寺の変の真相に迫る歴史エンターテイメント>などという大それたキャッチコピーほどの内容ではなかったのは確かでしたよね。

 

 

ある種、綾瀬はるかさんが、ただひたすら可愛いという絵面を眺める映画。

 

綾瀬はるかさんが演じるヒロイン倉本繭子の単なる成長物語的な映画といった感が拭えなかったですね。

 

そう言った意味合いからフジテレビが製作した『世にも不思議な物語』的なTVサイズにまとまった様なこじんまりとした2時間ドラマ的なお話しになってしまっていた点が、かなり残念でしたね。

 

 

また、人によっては、未来から持って来た観光マップのチラシ1枚のみで、織田信長(堤真一さん)がそう易々と、未来人の存在を信じるのはおかしいという意見も散見している様ですが、そこは信長は凡人では考えもつかない画期的な偉業を次々と成し遂げてきた武将だった事を考えますと、私的には、別にそんなにもおかしな設定でもないとは思いますね。

 

 

むしろ、おかしな設定だったのは、森蘭丸(濱田岳さん)が貰った胃腸薬の効き目が即効過ぎるのが、あれでは小道具の使い方が下手過ぎると思いましたね(笑)。

即効薬という点では、胃腸薬ではなく、お腹が痛い時の下痢止め薬にしておけば良かったかも(苦笑)。

 

濱田岳さんが演じる事で森蘭丸が美形でなかったというのは未だ良いのですが、映画『信長協奏曲』で柴田勝家役を演じる高嶋政宏さんが明智光秀役とはあまりにも知的さが微塵も感じられないので、これはやはりミスキャストって感じでしたね。

 

それと、昨年末に、京都・東映太秦映画村の夜間営業に行った際に、やたらと、東宝配給の映画なのにも拘わらず、この『本能寺ホテル』のポスターが至る所に貼られていたと思ったら、劇中でも、イヤというほど「映画村」の名前を連呼されていましたので、あれは東宝と東映の配給会社の垣根を越えての一種のタイアップだったのですね(苦笑)。

 

→ 東映太秦映画村の夜間営業「光の華まつり」に行って来たの巻

 

 

 

それに致しましても、

スタイリストさんや衣装さんが意識的に狙ってなのか、綾瀬はるかさんが、やたらと胸の大きさが強調されたデザインの服装を着ているので、そこばかりについつい目が入ってしまって困ってしまいましたね。

 

 

私的な評価と致しましては、

SFテイストを充分に活かしたタイムパラドックス映画としては、想像していたものとはかなり異なり、<本能寺の変>を扱った割りには、イマイチ肩透かし的なお話しでしたし、どちらかと言うと綾瀬はるかさん演じるヒロイン倉本繭子の成長物語あるいは自分探しの旅的なお話しに終始していた感もあり、綾瀬はるかさんのファンとしましては、それはそれでも良いのですが、キャッチコピーに偽り有りですので、誇大広告は作品の質や評価を逆に低下させてしまうと言うこともよく肝に銘じておいた方が良いかとも思いましたね。

ですので、五つ星評価的には、元々の脚本担当だった万城目学さんの原案のパクリ疑惑がある点も差し引きまして、ここは厳しく、三つ星半的評価の★★★☆(70点)くらいが相応しい映画かと思いました。

 

●映画『本能寺ホテル』予告編

 

 

 
 
 
 
 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。