まだ感想をUPしていない観賞作品もある中、順番が前後しますが、その年の邦画界の映画賞レースを占うにあたり、最も選考時期が早い、2016年度・第41回報知映画賞に、この度、作品賞、主演女優賞(宮沢りえさん)、助演女優賞(杉咲花さん)、新人賞(中野量太監督)の4賞を受賞した、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』の感想を取り急ぎUPしたいと思います。

 

「お母ちゃんは、赤い花が好き!(16.10/30・劇場)」

ジャンル:人間ドラマ

製作年/国:2016年/日本

配給:クロックワークス

公式サイト:http://atsui-ai.com/

上映時間:125分

公開日:2016年10月29日(土)

監督:中野量太

出演:宮沢りえ、杉咲花、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼、松坂桃李、オダギリジョー、遥、松原菜野花、江藤修平、三浦景虎、田中壮太郎、りりィ、安藤聖、泉光典、高木悠未、西田薫子、木村知貴、小澤雄志、新井郁、田中えみ、田中佐季、辻しのぶ、中谷仁美、佐藤真子、鈴木士、住田萌乃、鈴、関口智樹ほか

 

 

 

 

 

遡ること、10月30日(日)の公開2日目に、イオンシネマ京都桂川にて観賞。

 

率直な感想としましては、

涙がホロリどころか涙腺崩壊状態で、本当に涙を拭う物なしでは観ていられないほどの感動作でしたが、単なるお涙頂戴物にせずに、人情味溢れるコミカルな素の演技に笑いを込めた余命宣告物の終活の映画であり、昨今のイジメ問題や児童の育児放棄(ネグレクト)問題などの社会問題をも包括した、実に深い内容の作品でしたね。

 

 

京都府京都市出身で、(お笑いコンビのブラックマヨネーズの吉田敬さんとも同級生らしく)、自主製作映画の『チチを撮りに』が国内外の映画祭で評価された、中野量太監督の商業用長編映画デビュー作であり、今作で主演の宮沢りえさん扮する双葉(ふたば)という大きな母性を持った<おかあちゃん>が余命2ヶ月との宣告を受けながらも、絶対にやっておくべき4つのことを実行していく姿を描いた涙腺崩壊必至の感動的な家族ドラマ。

 

 

これまで数々の映画賞で主演女優賞を受賞しておられる、宮沢りえさんほどの、謂わば大女優さんならば、企画やスタッフを自由に選べる立場だというのに、『紙の月』以来の主演作品に、商業用メジャー初作品の新人監督の、しかもオリジナル脚本を選んだという点には拍手を送りたいですね。

誰もが守りに入って無難な大作映画などにのみ出演しがちなところを、あえてリスクを恐れずに果敢にチャレンジしていく、この姿勢こそが、主人公の双葉(ふたば)の生き様とも重なる部分が見受けられましたね。

 

逆説的にみますと、この作品が、そこまでして、宮沢りえさんが主演を熱望なされるように魅了する脚本自体を書かれた中野量太監督のセンスが実に輝るお話しだったとも言えるのかも知れないですね。

 

 

お話しの流れ的には、

家族経営の銭湯・幸の湯から大黒柱の夫(オダギリジョーさん)が失踪し、娘(杉咲花さん)は学校でのイジメで現実逃避気味。

銭湯は休業状態でしたが、双葉は、持ち前の強さと明るさで、パートをしながら生計を立てていたのでした。

そこへ更なる問題が降りかかる。

双葉自身も余命幾ばくもない末期のガン患者だという現実を知らされ、残された時間を用いて、家族を再生させ問題解決を図るべく、絶対にやっておくべき4つのリストに挑むのでした。

といったお話しでした。

 

お話し的には、とんでもない悲劇的なエピソードの連続なのですが、単なるお涙頂戴物にせずに、力技ともいうべきか強引にでも大団円にしようと図る逞しさには勇気づけられましたね。

 

 

ただ細かいことを言えば、脚本に不満点がない訳でもなく、双葉の夫であるお父ちゃん(オダギリジョーさん)は、あまりにも人が良すぎだし、どんなに思い詰めていようと、教室であんなことをする高校生の女の子(杉咲花さん)はいないだろうし、ヒッチハイカーの拓海くん(松坂桃李さん)の描写は唐突過ぎるし浅過ぎる感も無きにしも非ず。

 

 

しかしながら、そんなことはどうでもいいかと許してしまうほどに、宮沢りえさん扮する双葉というお母ちゃんの熱い愛情には圧倒されましたね。

 

 

学校内でのイジメ問題、児童の育児放棄(ネグレクト)問題など、現代社会のいくつもの社会問題をも包括しながらも、余命幾ばくもない中、終活問題に取り組んでいく主人公・双葉の姿は他人事とは思えないほど共感してしまいましたね。

 

細かい不満点はさておき、時間をかけて書いたというだけあって、実にひねりの効いた脚本。

二重三重に仕掛けられた秘密の暴露は出来過ぎと言えば出来過ぎでしたが、俳優陣の絶妙な好演もあって見応えがありましたよね。

 

 

私立探偵さん(駿河太郎さん)の父娘をはじめ、キャストに関西弁が飛び交う描写もあり、中野量太監督のフランチャイズの京都市や関西が舞台(?)と勘違いしてしまうほどでしたが、ロケ地自体は関東が舞台のようでしたね。

 

 

母・双葉(ふたば)役を演じる、宮沢りえさんも彼女自身のキャリアの中で最上級の存在感を見せつけていましたが、痩せ細った体躯に、鼻の穴に管を通す描写には、あまりにもリアル過ぎて、本物のガン患者と見間違うほどでしたし、娘・安澄(あずみ)役の杉咲花さんの感情表現も素晴らしかったでしたね。

 

この両名には、何かしら映画賞を受賞して欲しいと思っていましたので、今回の2016年度・第41回報知映画賞の受賞は本当に嬉しかったですね。

先ずは、報知映画賞の主演女優賞・助演女優賞の受賞。おめでとうございました。

 

 

また、鮎子ちゃん役の伊東蒼ちゃんや、お父ちゃん役のオダギリジョーさんのコミカルな素の絶妙な演技が笑いを誘い、人情味溢れた、なかなか面白い脚本を更に輪をかけて面白くしてくれていましたね。

 

そして中野量太監督にとっては、商業用メジャー初作品にありながらも、いきなりの報知映画賞の作品賞&新人賞のダブル受賞。おめでとうございました。

 

 

▲中野量太監督

 

私的な評価と致しましては、

脚本上の細かい設定の不満点などが、全く気にならないほどにひねりの効いたお話し自体もそうですし、何よりも、それら不満点を凌駕するほどの出演者の好演がすごく輝る映画でしたので、邦画・洋画の好き嫌いを問わず、素晴らしい出来栄えの作品だけに、是非観賞頂きたい映画でしたね。

身近の映画館では劇場鑑賞する機会がない御方々も、DVDソフト化した際にでもご覧頂ければと思っています。

ですので、採点評価は五つ星評価で満点評価の★★★★★(100点)が相応しい映画かと思いました次第です。

 

●映画『湯を沸かすほどの熱い愛』予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

 

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▲一応、ローム(株)の社名ロゴも一緒に写しておきました。

 

 

昨晩の『いい肉』の日。

11/29(火)には、マクドナルドのスマホのアプリで、「かるびマック」セットを特別価格の550円で食したあと、イオンモール京都五条の近くにある、京都市右京区西院溝崎町(西大路五条近郊)に社屋を構える、ローム株式会社本社周辺地で、Xmasシーズンに、社会貢献事業の一環として、毎年実施されている恒例の、京都市最大級の約80万球の電球の光によるXmasイルミネーションの観賞に、久し振りに出向きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デジカメもiPhoneも上手く使い熟せていない私には、なかなか綺麗には写真は撮れていませんが、実際のローム株式会社本社周辺のXmasイルミネーションは、写真以上に、本当に綺麗でロマンチックな雰囲気を醸し出してくれていましたね♪

 

【ロームイルミネーション2016】(ローム株式会社のHPより)

http://www.rohm.co.jp/web/japan/illumination

 

※【参考】イルミネーション特集(京都)

https://sp.jorudan.co.jp/illumi/spot_J0007.html

 

【参考動画】

●ロームイルミネーション2015 -冬の京都に、光のメロディが響きわたる。-

 

 

 

●かるびマック・・・セット価格690円がこの日は550円でした(^^)v

※スマホのマクドナルドのアプリのクーポンを活用した場合。

 

 

 

 

 

 

 

 

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◎尚、映画鑑賞の方も、金曜日のレイトショーで、3D字幕版・ATMOS・ULTIRA上映にて『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。土曜日の朝イチから『聖の青春』。日曜日のお昼に『メン・イン・キャット』をそれぞれ3日連続、お友達と一緒に劇場鑑賞して来ましたので、後日、それぞれの映画の感想についてもブログにUPしたいと思っていますので、その節にはどうか宜しくお願い申し上げます。

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

 

 

 

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11/20(日)は、午前中に、京都市内から、滋賀県大津市の大津PARCOで開催中の仮面ライダー45周年記念展の見学とお買い物のあと、マクドナルド近江大橋店のプレイランドで子供達を遊ばせながら昼食を摂った後、今度は、クルマを西に飛ばして、京都府長岡京市まで折り返して、天王山の頂近くにある、紅葉の隠れた名所としても知られる、西山三山の<眼の観音様>柳谷観音・楊谷寺まで紅葉狩りに行って来ました。

 

 

柳谷観音・楊谷寺は、西山浄土宗総本山光明寺の末寺で、清水寺を開けた延鎮僧都を開祖とします。 伽藍は山の斜面に造られており、奥ノ院と本堂は美しい庭園のある長い回廊で結ばれて います。

境内では弘法大師(空海)が眼病に効く御霊水とした独鈷水(おこうずい)を いただくことができ、毎月17日のご縁日には各地からの参拝者で賑わいます。また 毎月17日のみ、御本尊の十一面千手眼観音を拝観することができます。

 

 

 

この柳谷観音・楊谷寺は古来より眼病平癒祈祷所として、天皇家公家の方々を初め、人々の厚い信仰と治癒された方々によって支えられてきた寺院であり、今でもたくさんの眼病に悩む人々の参拝が絶えない<眼の観音様>としても有名ですが、紫陽花や紅葉が色づく頃が綺麗で、その時季には隠れた名所として参拝客が数多く訪れることで、その名を知られています。

 

 

 

●特に、映画との関連の点から言えば、ここ最近では、時代劇の『駆込み女と駆出し男』(2015年・原田眞人監督)や、また近現代史劇の『日本のいちばん長い日』(2015年・原田眞人監督版)の陸相官舎のロケ地として使用されていたことでも有名とのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲紅葉の落ち葉の絨毯

 

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折角にも、眼の観音様まで出向いたので、ご利益があるようにと、現在も眼の病を患っている叔母と、そしてガン闘病中の母のために、お守りを授かって来ました。

 

 

▲眼病平癒祈願のお守り(壱千円)他に水色・桃色の三種類有。

 

 

▲先見の明など先を見通す力が授かる「眼力」お守り(八百円)。

 

 

柳谷観音・立願山 楊谷寺

(やなぎだにかんのん・りゅうがんざん ようこくじ)

 

京都府長岡京市浄土谷堂の谷2

(075)956-0017(受付時間:午前9時~午後5時)

 

参拝料:(※紫陽花・紅葉の季節のみ、大人200円)。原則、無料。

駐車場:無料駐車場完備

公式HP:http://yanagidani.jp/

 

 

▲周辺地図・交通アクセス

 

 

●【参考動画】Autumn Leaves of Yanagidani-kannon in Kyoto/紅葉見どころ 柳谷観音  

 

 

 

 

 

 

 

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<追伸>

尚、この1週間前の11/13(日)の公開2日目に、アニメ映画『この世界の片隅に』を、京都市内唯一の上映館である、イオンシネマ京都桂川で劇場鑑賞。

この作品の主役の北條すず役の声の出演をなされている、のん(能年玲奈)さんの雰囲気がすごくハマっていて、決してお涙頂戴的でなく、当時の市井の人々の戦時中の暮らしぶりをほのぼのと伝えながらも、しっかりと反戦映画しているところがすごく素敵なアニメ映画でしたね。

 

この映画についての詳しい感想も後日ブログ記事としてUPさせていただきますので、その節にはどうか宜しくお願い申し上げます。

 

TwitterなどのSNSツールにおいて、多くの映画ファンの皆さんが大絶賛なされておられるほどの凄まじい感動までには残念ながら至りませんでしたが、それでも、現段階で、暫定ですが、私的な「#2016年映画ベスト10」のランキングにランクインさせているくらい良かった映画であった事は確かでしたね。

 

芸能界という業界のオトナの事情などから、TV媒体などでは、広島県の地元局以外には番宣さえも一切採り上げて貰えないといった厳しい状況下にありながらも、映画の上映館総数も少なく、スクリーンの箱自体も小さいにも拘わらず、観客の個々人によるSNSをはじめとしたクチコミ効果で観客動員数を徐々に増やしつつあるのが嬉しい限りですね。

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

 

 

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先日のブログ記事にも書きました通り、11/20(日)は、滋賀県大津市の大津PARCOにて、仮面ライダー45周年記念として「KANEN RAIDER 45th in OTSU」展が先日の11/18(金)から開催されていましたので、特段に、私自身は仮面ライダーなどのマニアではないのですが、入場料無料ということもあったので、特に平成ライダー全ての変身ベルトの展示などもあるとの事で、クルマに乗って、お友達とお友達の甥っ子さんと姪っ子さんを連れて、大津PARCOでのお買い物がてら見学に行って来ました。

 

 

<開催期間:11/18(金)~12/11(日) 10時00分から20時30分>

 

 

以下は、

1971年放映開始の仮面ライダーから続く昭和ライダーブース。

※今年の春に渋谷PARCOでの開催の際の様に、展示物に、懐かしの昭和ライダーの変身ベルトが全て揃っていれば嬉しかったのですが・・・(泣)。

V3とXライダーとアマゾンの変身ベルトが観たかったよ~!!!(泣)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平成以降の所謂、平成ライダーの変身ベルトの展示ブース。

 

※お友達の甥っ子さんは未だ小学生なのですが、私の甥っ子は既に20歳ですので、2000年以降の平成ライダーについては、私の場合には、ほとんど知らない状態でしたσ(^◇^;)アセ

 

 

 

 

 

▲平成ライダーでは2005年の仮面ライダー響鬼が好きですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的にはショッカーの戦闘員のパーカーを着ておられた女性スタッフの御方の姿が凄く可愛かったので、ショッカーの戦闘員のパーカーが欲しかったのですが、1着7.143円と結構高額だったので、結局、Tシャツや被服類の購入は諦めて、ステーショナリーの中から、仮面ライダー45th記念のクリアファイルの購入のみにした次第です。

 

▲仮面ライダー45th記念クリアファイル:1部・380円+税

 

▲このパネルで一緒に「ヒィー!」のポーズで記念撮影も良し!

 

 

 

このほか、最も新しいライダーの「仮面ライダーエグゼイド」の特製プリクラの機械などもありましたよ(^^)v。

 

また、仮面ライダー関連のソフビの人形も、990円+税~約4.000円+税まで各種ありましたよ!

 

 

 

現在、大津PARCO20周年記念HappyHappySALE期間中ですので、比較的に、滋賀県大津市までお住まいからお近くの御方々は、この企画展自体は入場料無料ですので、お買い物がてら来場されても如何かと思いました。

 

 

ドナルド・トランプ氏ならぬマクドナルドのドナルドとも記念撮影が出来る長椅子もあるプレイランド併設型マクドナルド近江大橋店にて昼食を摂りました。

小学生以下くらいの子供を遊ばすには持って来いですね~!!!

 

 

●【参考動画】:渋谷PARCO・KAMEN RIDER 45th EXIHIBITION SHOP 仮面ライダー 45th エキシビジョンショップ  展示物 CSM ファイズギア 食玩 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の記事はこれまで~!!!

 

※その後、この日は、京都府の西山三山の柳谷観音・楊谷寺まで足を伸ばして紅葉狩りに行って来ましたが、その模様は後ほどUPさせて頂きますね。

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

 

 

「R指定なしが不思議な程グロい映画(16.11/12・ULTIRA上映)」

ジャンル:サスペンス/サイコスリラー

製作年/国:2016年/日本

配給:ワーナー・ブラザース映画

公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/museum/

上映時間:132分

公開日:2016年11月12日(土)

監督:大友啓史

出演:小栗旬、尾野真千子、野村周平、丸山智己、伊武雅刀、田畑智子、市川実日子、大森南朋、松重豊、妻夫木聡ほか

 

 

 

11月12日(土)の公開初日。スーパーレイトショー。

イオンシネマ京都桂川において、21:40から上映を開始し、深夜の24:10に上映終了するスーパーレイトショーの回のみ、<ウルティラナイト>と題して、最新鋭の音響効果を誇るスクリーン8でのULTIRA上映が実施されるために、帰宅時間がかなり遅くなることも承知の上で、お友達と一緒に観賞して来ました。

そもそも、私は、猟奇殺人物やサイコスリラー映画自体、大の苦手なジャンルでしたが、ホラー映画好きのお友達からのたっての希望で今作の鑑賞に出向きました次第です。

 

 

お話し自体は、次の通りです。

現場に謎のメモが残される猟奇殺人事件が矢継ぎ早に発生するのですが、その事件は雨が降る日のみに起こっていました。

一連の事件の関連性を察知した沢村久志刑事(小栗旬さん)は、自分の妻子が狙われていることを知ります。

やがて、カエルのマスクをかぶったカエル男の存在が浮かび上がり、犯人に近づいていく沢村でしたが、カエル男の仕組んだ罠にはめられ窮地に陥り……。といった凄まじい恐怖体験が待っている展開のサイコスリラー映画でした。

 

 

 

 

 

私はお恥ずかしいながらも、鑑賞後に、パンフレットを読んで初めて知ったのですが、この映画には原作漫画があり、ヤングマガジン連載の巴亮介さんのサイコスリラー漫画を実写映画化した作品とのこと。

 

 

原作漫画の持つ迫りくるような恐怖と絶望感を表現するのは、『ハゲタカ』や『るろうに剣心』シリーズなどの大友啓史監督。そして、犯人を追ううちに極限状態に追い込まれていく主人公を、『信長協奏曲』シリーズなどの小栗旬さんが熱演しています。

 

 

エグく・グロい猟奇殺人事件の犯人たるカエル男と対峙する沢村久志刑事(小栗旬さん)が犯人を追い詰めるつもりが、逆に極限状態まで心底追い詰められていく過程が凄まじく描かれており、映画の尺自体はやや長尺ながらも、劇中は、アクションシーンに留まらずカーアクションシーンまでもが天こ盛りで、息つく間もないほどスリル満点でしたね。

 

 

 

鑑賞後によくよく考えますと、お話しの設定的に綻(ほころ)びが生じている部分も無きにしも非ずでしたが、観賞中は、そんなことさえも凌駕するほどの圧倒的なスケールに満ちたサイコスリラーサスペンス映画であり、かなりの良作で、猟奇殺人物の映画やドラマが苦手な私でも、充分に楽しめました。

 

 

原作漫画未読ですが面白かったですね。と言うより、むしろ、白紙の状態で観られる、原作漫画未読者の方が楽しめる映画なのかも知れないですね。

 

 

脚本上におけるお話しの設定上の綻(ほころ)びを、スリリングなドラマ運びといった演出術で補った見本的な映画とも言えるかも知れないですね。その点では、大友啓史監督の手腕が実に輝った作品でしたね。

 

 

 

無駄なキャラが居らず、皆キャラクターが引き立っており、主人公の沢村久志刑事役の小栗旬さんのみならず、妻の沢村遥役の尾野真千子さんのお二人の演技ももさることながら、新米刑事の西野刑事役の野村周平さんも好演されていましたね。

 

 

しかしながら、何よりも先輩刑事の関端刑事役の松重豊さんの役柄が抜群に格好良くて印象に残りましたね!

 

 

 

市川実日子さん扮する女医さん役は、『シン・ゴジラ』での尾頭ヒロミ役の印象が脳裏に焼き付いて、どうしてもあの役柄の印象が強くてなかなか離れなくて、困りましたが、今作の彼女の方が女性らしくて良いですよね。

 

 

また、今作がR指定と言ったレイティング規制のないG指定の映画になるように寄与する仕事ぶりに徹せられた<特殊メイク師>の百武朋さんの特殊メイク・造形デザインに基づいた、猟奇殺人事件の死体や、カエル男たる妻夫木聡さんの容姿などの出来栄えそのものが、この映画自体の完成度の高さを決定付けたといっても過言ではないかとも思いますね。

 

▲<特殊メイク師>の百武朋(ひゃくたけ・とも)さん。

 

観賞中には、脚本上の多少の綻(ほころ)びなども露とも感じさせない程の圧倒的なスリル感を味わわせてくれた主演の小栗旬さんはじめ俳優陣の好演。特殊メイク陣の完成度の高い特殊造形の演出術には本当にアッパレでしたね。

 

 

エグく・グロい雰囲気を上手く醸し出しながらも、R指定などのレイティングの規制を受けることなく魅せる技術や演出術は本当に素晴らしかったですし、私も、ちょっとは耐性が付いたかも知れないので、今後は、ついつい、猟奇殺人物の映画やドラマでも観られるかも知れないとまで思ってしまうほどでしたね。

 

 

私的な評価と致しましては、

脚本上のお話しの設定に多少なりの無理が生じているにせよ、観賞中には、そんな事も露とも感じさせない程のスリリングなドラマ運びなど、実にスリル満点のサイコスリラーサスペンス映画であり、また、各キャストもすごく好演されており、俳優陣の演技につられて、恐怖の追体験をしてしまいそうになるくらいでしたね。

そして、また、繰り返しになりますが、<特殊メイク師>の百武朋さんによる特殊メイク・造形デザインなどの出来栄えそのものが、この映画自体の完成度の高さを決定付けたといっても過言ではないかとも思いますね。

大友啓史監督の演出術ともども、R指定を受けないながらも、エグくてグロい残忍な描写を印象付けた今作の製作スタッフの仕事ぶりには本当にアッパレでしたし、ほぼ満点評価の四ツ星半評価の★★★★☆(90点)の評価にも相応しい作品かと思いました。

 

 

●映画『ミュージアム』本予告編【HD】

 

 

 

 

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★大津PARCOのスマホのアプリのプレゼントキャンペーン企画にて、映画『ミュージアム』の劇場鑑賞券に当選しました!

 

 

 

と言うことなので、

折角、今回は、ペアの劇場鑑賞券に当選しましたので、後日、お友達と一緒に、2度目の『ミュージアム』の観賞に再び行って来たいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

先週の11/7(月)は、6(日)に続き、お友達も、久し振りに平日の休みと併せて連休取得が出来ましたので、私と一緒に、世界的に大ヒットを記録しているインド映画『PK(ピーケイ)』のお昼の上映回をイオンシネマ京都桂川まで劇場鑑賞に行き、その後、クルマで京都市内を北上し、京都府立植物園のバラ園がちょうど見頃で、凄く綺麗に咲いているとの情報を得ましたので、前日に引き続き、バラをはじめコスモスなど季節の花々を愛でるべく、京都府立植物園まで行ってきました。

 

●京都府立植物園

 

・京都市左京区下鴨半木町

・☎075-701-0141

http://www.pref.kyoto.jp/plant/index.html

 

・入園時間:午前9時~午後4時(午後5時閉園)。

※温室入室時間:午後10時~午後3時半(午後4時閉園)。

・入園料:大人200円、高校生150円、中学生以下無料。

※70歳以上の方、障がい者手帳持参の方は、証明提示で無料。

 

・駐車場使用料:バス2.500円、四輪、800円

 

 

先日の穂谷コスモス畑などでは、自由気儘に多くの人々が、花を摘んで行くので、花が疎(まば)らにしか咲いていなかったのですが、さすがに京都府立植物園内のコスモスは、綺麗に揃って、咲き誇っていましたね。

 

 

 

天候にも恵まれた平日のお昼下がりということで、ちょうど、ブライダル関係のカタログ製作か何かなのか、スチール写真撮影にも訪れてられましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにぶんカメラの撮影に関してもド素人なもので、あいにくと、あまり綺麗に写真に撮ることが出来ませんでしたが、天候に恵まれたこともあり、京都府立植物園のバラ園内のバラの花も、五分咲きくらいからほぼ満開の花まで、本当に沢山の品種のバラを愛でることが出来ました。

 

▲植物園会館にある京都府立植物園のジオラマ模型。

 

 

 

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で、イオンシネマ京都桂川では、全世界的に話題沸騰のインド映画『PK』は、上映時間がそこそこ長いこともあるのか、わずか1日2回のみの上映回しか観賞機会がなかったので、お昼の上映を観に行って来ました。

 

 

率直な感想としましては、

私の場合には、特段に、敬虔に宗教を尊んで信仰している訳でもないので、世界各国の各宗教のしきたりや基本的な教義もあまり知らなかったので、多少笑いどころが掴みにくかったりもしたのですが、この日本ではそういった感じかも知れないですが、殊の外、信仰する宗教に厳しく支配されて人生を送るインドというお国柄にあって、この様な宗教の在り方について、テーマとして真正面から採り上げている点は、非常に勇気がいることであったでしょうし、実際にも、インド国内で上映反対運動が起こったりしたというのも頷ける内容でした。

 

こと今回の私どもの劇場鑑賞の際には、座席をひとつ空けて隣りに、東南アジアか若しくはインド系の在留外国人らしい白いベールをまとった女性と一緒のアベックの観客が観に来られていまして、日本人の私たちよりも、インド訛りの英語が早く理解出来るためか、私たちが笑う前に、その外国人のアベックの観客が大笑いなされていましたので、釣られて笑ってしまうといった変な感じで、終始、劇場鑑賞していました。

 

映画の簡単な感想については以下のTwitterの2つのツイートの通りです。

 

 

 

 

で、映画の上映が終わった後、館内が明るくなってから、座席を立とうとしますと、さきほどの在留外国人の様なアベックの観客がお財布(カードケース?)を落として行かれたみたいで、そのお財布の中をチラッと覗いて見ますと、「在留カード」という文字があり、やはり落とし主は、先ほどの観客に間違いないと思い、その観客が未だロビーにでも居ないかと探しましたが、見当たらなかったので、イオンシネマ京都桂川の劇場スタッフさんに言付けて、落とし物として届け出しておきました。

 

私も、京都市内の他のシネコンでですが、貴重品を落とし物をして、無事に警察に届け出しておいて下さって助かった経験もありますので、無事に落とし物が持ち主に届いていれば良いのになぁと思っている次第です。

 

※尚、インド映画『PK』の詳しい感想に関するブログ記事についても後日にUPさせて頂きたいと思っておりますので、また、その節には何卒宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

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今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

 

 

 

 

今月の第1日曜日の11/6(日)は、朝イチから、クルマに乗って、お友達と一緒に、滋賀県大津市の柳が崎湖畔公園にある、びわ湖大津館を探訪。

 

 

 

かつては昭和天皇や皇族をはじめ、ヘレン・ケラーやマラソンのアベベ選手などの著名人も宿泊したという「湖国の迎賓館」とも呼ばれた、平成10年8月31日を以て閉館し、浜大津港の傍に移転された、琵琶湖ホテルにおける謂わば文化的遺産価値のある旧・琵琶湖ホテル本館を有効活用し、今では憩いの場・多目的ホールとして提供されている、現・びわ湖大津館にあるイングリッシュガーデンのバラ園を愛でに行って来ました。

 

 

 

先月の10/21(金)から、<秋のオータムローズフェスタ>が開催中ということで物見遊山で見学に行きましたが、あいにくと、それ程にも多くのバラの花はまだ咲いていなかったですね。

そう言った点では、まだまだ咲き始めといった感じでしたね。

 

●イングリッシュガーデン【入場料金】

大人:320円、小中学生・65歳以上・障がい者:160円、未就学児:無料

 

柳が崎湖畔公園・びわ湖大津館 電話:077-511-4187

 

http://www.biwako-otsukan.jp/

 

 

 

▲対岸の塔の様なビルは36階建のびわ湖大津プリンスホテル。

 

 

 

 

▲柳が崎港は、ビアンカやミシガンの寄港地にもなっています。

 

丁度、タイミングが良いのか悪いのか、びわ湖クルーズ船のビアンカが周航し、このびわ湖大津館にある琵琶湖ホテル直営のレストランで、ビアンカの乗客が昼食を摂られるからなのか、予約席で満席状態だったので、ここのレストランにてケーキセットも食べたかったのですが、仕方なく諦めて、お買い物に行く事にした次第でした。

 

※尚、本当に久し振りに、びわ湖大津館に出向きましたが、いつの間にか無料だった駐車場が有料設備化なされていて、ちょっと驚かされましたが、びわ湖大津館若しくはイングリッシュガーデンなどの施設利用者には、3時間までの無料サービスがありましたので、ホッとひと安心ではありましたね。

 

その後、大津PARCOのGUや紀伊國屋書店などで買い物をしてきましたが、本当に、来夏で、滋賀県大津市の大津PARCOが閉館になるのが信じられないくらいに、そこそこお買い物客も多く入っていましたのにと思うと、今年で開館20周年の大津PARCO記念祭を実施しているというのに、本当にちょっと寂しいですね。

 

※因みに、大津PARCOが勢力を挙げて取り組まれる、11/18(金)~12/11(日)の期間に実施される<仮面ライダー45周年記念>の企画展示イベントが楽しみですね!!!

 

 

で、一旦、家に戻り待機。

イオンシネマ京都桂川では、あまりにも観客の入りが悪いためなのか、レイトショー上映というよりもミッドナイト上映に近い、午後9時前から午後11時過ぎまでの上映回といった、『スタートレックBEYOND』の3D字幕版4DXの場合には、上映機会が1日にたった1回しかないので、仕方なく、家で時間を潰して、夕食を済ませた後に、20:55~23:15の上映に間に合うように家を出て、観賞してきました。

 

私の場合には、これまで洋画の4DX観賞は3D吹替版4DX(『ゴーストバスターズ』)、2D字幕版4DX(『グランドイリュージョン見破られたトリック』)などの4DX体験はあったものの、元来、字幕派の私としましては、3D字幕版の4DXは本当に言うこと無しの環境ですので、是非とも早期に観たかったのですが、虫歯が腫れ上がったり体調不良など都合2度も観賞の機会を見送っていたので、本当に待望の4DX体験でしたね♪

 

●『スタートレックBEYOND』3D字幕版4DX

 

 

3D字幕版4DXについての体験談については、以下のTwitterのツイートの通り。

すっごい座席の揺れや振動で、座席シートから何度もズレ落ちそうでしたが、それだからこそアトラクション気分でかなり楽しめました。

座席の揺れはキツイものの3Dの字幕もハッキリと読めるくらいでしたので、4DXについての不満点は全くなかったですね。

様々な香りや舞い降る雪など各4DXの効果がよく機能していて本当に面白かったですね♫

 

 

 

※尚、3D字幕版4DXについての体験談とは別に、映画『スタートレックBEYOND』の出来栄え自体などについても、後日詳しい感想記事としてブログにUPしたいと思っていますので、その節には、また宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回も最後までブログ記事をお読み下さり有り難うございました。

 

「西川美和監督版の『そして父になる』?(16.10/23・劇場)」

ジャンル:人間ドラマ

製作年/国:2016年/日本

配給:アスミック・エース

公式サイト:http://nagai-iiwake.com/

上映時間:2016年10月14日(金)

監督:西川美和

出演:本木雅弘、竹原ピストル、藤田健心、白鳥玉季、堀内敬子、池松壮亮、黒木華、山田真歩、松岡依都美、岩井秀人、康すおん、戸次重幸、淵上泰史、ジジ・ぶぅ、小林勝也、深津絵里ほか

 

PG12

 

 

 

 

 

 

先月の10/23(日)。滋賀県大津市の大津アレックスシネマで観賞。

 

『そして父になる』(2013年)で、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞された是枝裕和監督の門下生であり、愛弟子に相当する、西川美和監督が、直木賞の最終選考会の候補作まで残った書き下ろし小説の『永い言い訳』を自ら脚本・監督を手掛けられた映画化作品の最新作。

 

 

あの2008年度・第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞作品の『お­くりびと』での主演から7年振りの主演作品として、本木雅弘さんを迎えて、不倫相手の女性編集者と不貞の最中、突如、交通事故で妻が他界したものの全く悲しみを表せな­い小説家が、同じ事故で命を落とした妻の親友の遺族との間で交流を深める様子を映だしながらも、女性監督でありながらも、男性的な視点で、男女の繊細で鋭い心理描写­に定評のある西川美和監督によるストーリー展開やその演出に注目して欲しい映画でしたね。
競演は­、『さや侍』での熱唱する托鉢僧役でも有名な、孤高のミュージシャン兼俳優の竹原ピストルさんをはじめ、池松壮亮さん、黒木華さん、堀内敬子さん、深津絵里さんほか豪華な配役で挑んだ意欲作。

 

 

と大雑把にはお話の概要を書き記しましたが、

本木雅弘さん演じる、小説家の津村啓こと、往年のプロ野球界で連続試合出場世界記録を持つような偉大な選手と氏名が同じ読み方をする、本名が衣笠幸夫という名前を持つ男が、その名前とともに、また美容室を営む妻の衣笠夏子(深津絵里さん)に売れない頃から養ってきて貰ったというコンプレックスを抱きつつ、夫婦としては既に破綻を来しているといった内容を、自宅で幸夫のヘアーカットをする妻の夏子との冒頭の簡単な一連の会話劇ですんなりと理解させる辺りはさすがに凄く上手かったですね。

このほぼ冒頭のみの出演でしたが、妻・夏子役の深津絵里さんの印象を色濃く残すにはあれでも充分過ぎるくらいのインパクトでしたよね。

 

 

今作品が、12歳以下家族同伴でないと観賞出来ないといった、PG12のレイティング規制に指定されているのは、おそらく衣笠幸夫(本木雅弘さん)と不倫している女性編集者役の黒木華さんのSEX描写が艶めかしい過ぎるくらいに、本木雅弘さんが激しい腰使いをしていたせいもあるのでしょうが、この作品の前に観た、映画『SCOOP!』での福山雅治さんと二階堂ふみさんの濡れ場が少女漫画チックに描写されていましたが、同じ下着着用のまま、乳房も隠したままの演技でも、相手の男性から異常な腰使いをされている、黒い下着姿の黒木華さんの方は、かなりエッチでエロティックな描写に感じてしまいましたね。

 

 

また、孤高のミュージシャン兼俳優でもある竹原ピストルさんの演技がすごく良かったでしたよね。衣笠幸夫とは好対照に、事故死した妻に対して、直情的に哀しみの感情をぶつける、大宮陽一という長距離トラックの運転手の役柄を、さも居そうな様に演じているのが凄く良かったですね。

 

 

先日、竹原ピストルさんのことをブログで採り上げて、ご紹介をしている通り、NHK-BSプレミアムのドキュメンタリー番組「ネクストブレイカー・竹原ピストル」という特集番組で初めて知ったのですが、これまでずっと全国各地を飛び廻って、ライブハウスのみならず居酒屋やスナックの様な小さな小屋にまで、足を伸ばして、謂わば、どさ回りをしている状況との事で、そういった環境から、あの演技も真実味を醸し出す様な好演に繋がっていたようにも思えましたね。

 

 

冒頭でも触れていますが、西川美和監督としては、得てして、師匠の是枝裕和監督の作品と似たような小説を書いたのではないとは思いますが、二組の夫婦の妻が共に事故死した設定自体は別にしても、インテリの小説家が、好対照な環境下の長距離トラックの運転手の家庭の遺族との触れ合いを通して、元来持ち合わせて来なかった家族愛といった感情を生じて自己再生していく様子は、如何にも、師匠筋の是枝裕和監督の『そして父になる』と似通っており、それこそ西川美和監督版の『そして父になる』(?)とも言えるかも知れないですね。

 

 

以下、Twitterにまとめて呟いた感想のツイートにも基づきますが、

師匠筋の是枝裕和監督直伝なのか、兄妹役の子役2人(藤田健心くん、白鳥玉季ちゃん)の極々自然な演技を引き出すテクニックには、ただただ脱帽でしたね。

その点では、あの『そして父になる』に比べても、こちらの作品の方がハートウォーミングな趣がある映画にはなっていましたね。

 

 

泣ける映画のはずが、嘘にまみれた衣笠幸夫(本木雅弘さん)が、亡くなってしまった妻・夏子に対する贖罪の念からなのか、社会に対してのパフォーマンスなのか、まさに永遠の「永い言い訳」をしようと格闘している様で、そのさまが滑稽で面白かったですね。

 

 

 

幸夫と、不倫相手の女性編集者役の黒木華さんとのSEXシーンについては前述した通り、かなりエロかったですね(苦笑)。

 

 

池松壮亮さん演じる津村啓(衣笠幸夫)のマネージャーが当を得る様な発言(台詞)を、幸夫に、バシバシッと投げかけてくるのが、観ていながらも、なかなか痛烈でしたが的確な発言でしたね。

 

偶然でしょうけれど、登場人物としての役回りが、是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』(2016年)での良多(阿部寛さん)が勤務する興信所の後輩として、辛辣な意見を述べるところなどと役柄がソックリでしたね(笑)。

 

 

また、今回は撮影班がすごく良い仕事をしていましたね。

スワンボートに乗る幸夫の不忍池(?)の桜舞い散る水面の風景のショットなどの撮影が秀逸でしたね。

 

 

これ以上は、ネタバレにも繋がるので、具体的なストーリー展開などは差し控えますが、亡くなってしまった妻・夏子に対する贖罪の念というよりも、むしろ、今後の小説を書くうえでの取材対象としてという動機であれば、ここもまた是枝裕和監督の『海よりもまだ深く』(2016年)の阿部寛さん演じる父親・良多役とも多少似て非なるところもありますが、大宮陽一(竹原ピストルさん)の子供達2人の家事などの面倒は、最初は子供に逆に教えを請いながら看ているのか看られてるのか判らない状態でしたが、共に歩んで成長し、自己再生していく様子は、幾らゲスを極めた様な幸夫とはいえども、憎みきれなかったですね。

そういった点では、これまで幾多の作品にて、男性視点で人間のいやらしさや虚栄心や傲慢さなどを描いてきた西川美和監督も、今作では、ハートウォーミング風味な作品ともなっており、何かを機に、より人間臭くなられたのでしょうか?(苦笑)。

 

 

私的な評価としましては、

前回、『夢売るふたり』(2012年)で、初めて女性を主軸にした映画を撮られましたが、今回は、また直木賞候補にもなった小説を題材にして、再び男性視点で捉えた映画を撮られることとなったのですが、今作では、人間の目を背けたくなる様な精神構造や姿のみならず、ゲスでダメな男の成長と自己再生の物語といったハートウォーミングな風味で描いている点で、哀しくも滑稽で、憎みきれないお話にもなっていたとは思います。

 

ですので、かなり観終わってもジーンと胸に残る映画でしたね。

但しながらも、ラストシーンが印象が薄く忘れてしまいそうになるくらいにフェードアウトするような終わり方だったのがやや残念ではありましたが、総合的には、すごく良く出来た映画でしたね。

ということから、暫定の2016年映画ベスト10としては、第9位と位置付けましたが、もっと上にランキングしても良かったかと思い直しているところです。

なので、今後に他の映画を観てランキングが入れ替わる際に、そっと見直そうかと思っている次第です(汗)。

私的な採点評価としましては、ほぼ満点の四ツ星半評価の★★★★☆(90点)にも相応しい作品かと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

●映画『永い言い訳』本予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今回は、未だ、『栄光のランナー・1936ベルリン』、『真田十勇士』、午前十時の映画祭7『七人の侍(4k修復版)』、『SCOOP!』に加えて、『永い言い訳』、『湯を沸かすほどの熱い愛』の映画の感想記事が、私の方で、未だ未だ書き切れていないので、ただいま私が超絶に大注目しているアーティスト兼俳優さんである、<竹原ピストルこと竹原和生さん>をご紹介させて頂きますね。

 

 

 

先月の10/23(日)に、是枝裕和監督の門下生であり、『蛇イチゴ』、『ゆれる』、『ディアドクター』などを原案・脚本・監督した女流監督としても有名な、西川美和監督が、直木賞の最終選考会まで残った、書き下ろし小説を原作に、自らの手で脚本・監督を手掛けられた最新作の映画『永い言い訳』を観賞。

 

 

その中で、主人公の小説家・津村啓こと、本名・衣笠幸夫役のモックン(本木雅弘さん)の演技が上手いのは当然ながらも、松本人志監督の『さや侍』(2011年)の托鉢僧役でも好演を博した、孤高のミュージシャン兼俳優でもある竹原ピストルさんが、今作『永い言い訳』においても好対照な長距離トラックの運転手の大宮陽一役を、さも居そうな様なキャラクターとして演じ切っていて、とても感心していました。

 

 

ここで「孤高のミュージシャン兼俳優でもある竹原ピストルさん」と表記していますが、彼がミュージシャンであることは伝え聞いて存じ上げてはいましたが、つい先日、10/30の夜に、NHK-BSプレミアムのドキュメンタリー番組の「ネクストブレイカー・竹原ピストル」という特集で、彼が、実は、日本全国各地のライブハウスのみならず、居酒屋やスナックなどの小さな小屋までも、どさ回りを続ける毎日を送っており、その点でも、長距離トラックの運転手という配役にもマッチングしたのかなぁと思いまして、あえて<孤高のミュージシャン>と表現させて頂きました。

 

●個人保存用自作DVD-R(VR)

 

 

そして、また本格的に、彼の魂の通った歌声を聴いてみますと、どこかで聴いたことがある曲だなぁと思っていましたらば、瑛太さんが出演している、住友生命保険の「1UP」という保険商品のCM曲としてタイアップされて楽曲使用されている、『よー、そこの若いの』という曲をはじめ、実に、男気が溢れる様で、聞き惚れるような歌が多くて、是非、録音して常に聴きたくなり、取り急ぎ、レンタル盤のCDがないかと探したところ、GEOには在庫がなかったのですが、TSUTAYAには『Youth』というアルバムは1枚在庫があるとのことで、早速、レンタルして来てiTunesに全曲をインポートさせて聴かせて頂いている次第です。

 

 

 

 

そして、それに留まらず、iTunesのAppleStoreにもネット配信されているミニアルバム『よー、そこの若いのep』も5曲全部で、700円だったので、かなりのお買い得かとも思い、ダウンロードして聴かせて頂いております。

 

 

 

 

 

●竹原ピストル/『よー、そこの若いの』(Short Ver.) 

 

 

 

※尚、東日本大震災・熊本地震チャリティシングル盤『こんなに離れていても』(税込1.000円)等もネット通販で購入のうえ微力ながらもご協力させて頂きました。

早く、グッズと共に到着して欲しいッス!

 

https://www.augfc.net/category/PISTOL/

 

 

 

●竹原ピストル/『LIVE IN 和歌山』

 

 

 

※次回こそは、必ずや、既に、観賞してきている映画の詳しい感想ブログを記事にしてUPしたいと思っていますので、どうか宜しくお願い申し上げます。

 

 

youthyouth
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BEST BOUTBEST BOUT
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日本シリーズ第6戦。北海道日本ハムファイターズが広島カープを下し10年振り3回目の日本一になった翌日。

昨日の日曜日は、京都府亀岡市のコスモス畑や大阪府豊能郡のとよのコスモスの里には行った事があったのですが、何れのコスモス畑も入園料などを徴収されたりしたのですが、今回は、イオンシネマ京都桂川で映画鑑賞のあと、コスモス畑探訪に関する観光サイトのランキングで1位になっており、尚且つ、入園料も無料で、無料駐車場完備のコスモス畑ということで、大阪府枚方市にある「にほんの里100選」にも選ばれた、棚田が集まる丘陵地の<隠れた美観地区>でもある穂谷地区の「穂谷コスモス畑」を探訪してきました。

 

※カーナビゲーションでは、『関西外国語大学穂谷キャンパス』或いは『関西外国語大学学研都市キャンパス』と目的地の名前を入力設定のうえ、検索しナビに案内してもらえば案外迷わずに行けるかと思いますよ!!!

 

 

 

 

コスモス畑では、10本100円で花の摘み取りも自由に出来ます。

※但し、花切りばさみを持参する必要があります。

 

お花の状態自体は、観光サイト上では満開でしたが、やや散り始めでしたね。

 

入園料無料。無料駐車場完備に勝るメリットはないかとは思うのですが、汚い仮設トイレしかないのが玉に瑕で唯一のデメリットでしたね。

用を足したい時には、関西外国語大学穂谷キャンパスの近くに、ファミリーマートとセブンイレブンなどのコンビニが2店舗ほどあるので、そこでトイレを借りるしかないかも知れないですね。

 

広大な棚田の敷地の中、喧噪からも離れた静かな場所で、空気も澄んでいて、すごく気持ち良く過ごせました。

 

゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚**☆*:;;;:*☆*:;;;:゚・*:.。..。.:*・

 

また、イオンシネマ京都桂川で鑑賞した、中野量太監督の商業映画デビュー映画『湯を沸かすほどの熱い愛』は思いの外すごい感動作であり、涙腺崩壊必至で、お友達と共に観たのですが2人共に涙無しでは観られないほどの秀作でしたよ。

ですので、あくまでハロウィンの日の10/31現在の暫定順位ですが、2016年映画ベスト10としては、映画・聲の形に次いで、私的なランキングの暫定ベスト2位にランクインさせたいくらいの作品でした。

 

※尚、詳しい感想は後日ブログ記事としてUPしたいと思っています。

 

 

 

●映画『湯を沸かすほどの熱い愛』本予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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