やっぱり商社や卸はすごい

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今回、「日本の問屋は永遠なり」を上梓した。


この本、紀伊国屋でも販売予定であるが、今のところ手続きの関係で、リアル店舗での販売はもう少し先になる。


そのため、ブログ経由、もしくはアマゾン経由となるが、出荷はすべて私からになる。


そこで、どんな人が買っているかが手に取るようにわかる。もちろん、個人の注文はわからないが、企業内個人からの注文はわかる。


この本の内容は、「流通革命」でなくなるはずの卸が、1990年代以降の大店法緩和下で、じつは流通市場の覇権を取ってしまったという内容である。


そのため、その卸売業の機能とマッチングの良い地域の食品スーパーと卸が勝ち組で、総合スーパーが負け組、そして大半の大手食品メーカーが負け組になっているというもの。


ただし、メーカーの中にもキユーピー(2809)のように、卸売業の長所と弱点をうまく見抜いて、長所は大いに活用し、弱点は自社で攻めて成功している企業もある。


しかし、大半のメーカーは卸に文句を言うだけで、すでに勝負がついていて、自分たちがその勝負の負け組であることに気付いていないのである。


これは大手総合スーパーにも当てはまるが、さすがに大手総合スーパーは自分たちが負け組であることには気づき始めたが、なぜそうなのかはやはりわかっていない。


私は本書を上梓するに当たって、ぜひともそのような食品メーカーや大手総合スーパーに読んでもらいたいと思っていた。


しかし、ふたを開けてみると、購入者は商社と卸がかなりのウエイトを占め、メーカーはごくわずかである。小売りは皆無である。


卸にとってみると、書籍の題名自体が自らのアイデンティティを確立してくれているという受け取り方で、非常に好意的である。


一方、商社の人が多く買うのは少し意外感があった。もちろん、商社でも食品関係の人が中心であるが。ただし、よくよく考えてみると、やはりこれが商社や卸の強さなんだろうという気がした。


書籍でも述べていることであるが、職業名を聞いて誰でもイメージがわくような職業は、その職業に就いている人も、しっかりとアイデンティティを感じているので、じつはそこに安住してしまいがちになる。


そして、気付いた時にはもう手の打ちようがなくなっている。


ところが自らが常に自らの存在価値を打ち出していなければならないような職業の場合、常に自分自身でその職業を見つめざるを得ないのだろうと思う。


卸売業が1990年代に食品流通市場で覇権を取ったことも、それまでの長い歴史の中で常に自分たちの存在意義を問い続けてきたからに他ならない。


しかも、完全に勝ち組になった今でさえ、そうは思っておらず、さらに存在意義を追い続けているのである。


これはおそらく商社も似たような立場であると思われる。


世間的には商社の中でも一部の職種のイメージだけは良く知られており、さすがに今の時代に改めて商社の存在意義を問う人もいない。


しかし、じつは商社の中にもアイデンティティを追い続けている職種は多いのだろう。


逆に、メーカーは改めて自らに問いかけることもなく、過去の延長線上でビジネスを行ってきた。


しかし、今、過去の延長線上にない時代になっているにもかかわらず、やはり過去の延長線上でビジネスを行っているため、利益が全く増えなくなった企業も多い。


じつは利益がどんどん減っている企業も多い。


それゆえ、この卸売業が現在果たしている役割を理解することが、極めて食品メーカーのビジネスにとって重要と考えるゆえんである。


ところが、そもそも食品流通市場で卸売業がそこまで重要な位置づけになっていると気付いていなかったので、現在の不振があるにもかかわらず、いまだにそれを深く考えることができないのであろう。


そのため、最近は私のブログで食品メーカーの話を取り上げることが、めっきり少なくなったのもそんな背景があろう。


なお、「日本の問屋は永遠なり」はすでにアマゾンにても販売を行っている。


また、詳細を見たい場合は、こちらのサイトに詳しく掲載されている。

http://cherry100.mods.jp/ra/s/487



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