海難今年も個人的に恒例の映画ランキングを発表します。まずは邦画から
今年の鑑賞本数は15本。ちょっと少なめですが、いきます。

第1位「海難 1890」(5点)
第2位「あん」(5点)
第3位「くちびるに歌を」 (4点)
第4位「駆込み女と駆出し男」(4点)
第5位「娚の一生」(3点)
第6位「KANO 1931年海の向こうの甲子園」(3点)
第7位「ビリギャル」(2点)
第8位「海街ダイアリー」(2点)
第9位「野火」(1点)
第10位「種まく旅人 くにうみの郷」(1点)


【コメント】
最近の邦画の傾向としてオリジナル脚本が少ないのが寂しいが、「ビリギャル」や「くちびるに歌を」などドキュメンタリー色の高い作品のクオリティは高かったように思う。
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【監督賞】  作品名
 [田中光敏] (「海難 1890」)
【コメント】
 史実を丁寧にドラマとして見事に仕上げている。光を巧みに使った芸術的な演出も素晴らしかった。
【脚本賞】
  [小松江里子] (「海難 1890」)
【コメント】
 二つの歴史的な事件の繋がりを見事にまとめ上げていた。脚本の妙だと思います。
【主演男優賞】
  [永瀬正敏] (「あん」)
【コメント】
 ドラマの全てを語るラストシーンの彼の演技は印象的で、忘れられない。
【主演女優賞】
  [有村架純] (「ビリギャル」)
【コメント】
 まったく違和感のない、自然体の演技が好印象。来年の活躍にも期待。
【助演男優賞】
  [内野聖陽] (「海難 1890」)
【コメント】
 男気あふれる演技がよかった。体もかなりしぼっていたし、存在感も強かった。
【助演女優賞】
  [忽那潮里] (「海難 1890」)
【コメント】
 二つの時代のエピソード二役を演じた彼女。重要な役を見事に演じていました。今後が楽しみです。
【ニューフェイスブレイク賞】
  [広瀬すず] (「海街ダイアリー」)
【コメント】
 今年は彼女の年でしたね。次回作の「ちはやふる」も楽しみです。
【音楽賞】
 「くちびるに歌を」
【コメント】
 アンジェラ・アキの「手紙」の歌詞とメロディが心に響いた。文句なし。
【ブラックラズベリー賞】
 「向日葵の丘 1983年夏」
【コメント】
 昔を懐かしむ思い出映像。気持ちはわかるけど、ほっぺたが赤くなりました。
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【勝手に○×賞】
   [戦後70年賞]
◎「野火」
【コメント】
兵士の視点で戦争の内側を描いた作品。戦争を忘れてはいけない。塚本信也監督からのメッセージ受け取りました。