Sat, February 25, 2012

【映画】ドラゴン・タトゥーの女

テーマ:映画
$芸術に恋して★Blog★-tatoo40年前の家族の失踪事件の解明調査の依頼を受けるジャーナリスト。そしてそのアシスタントとなるドラゴン・タトゥーの女。この二人の人生の歯車がこの調査依頼によって大きく動き出す。
とにかく、ストーリーが面白い。脚本も練りに練られていて、サスペンス好きなファンにはたまらないだろう。それに加え007のようなスピード感、ニキータのようなアクション。そして羊たちの沈黙のようなサスペンス感をすべて網羅している。

絵作り(美術)も見事で、オープニングロールから観客を引き込む。登場するキャラクターの人間像もしっかり描かれており、本当によくできた秀作だ。
ジャーナリストを演じるのは007のダニエル・グレイクのシブイ演技も良かったが、なんといってもドラゴン・タトゥーの女を演じたルーニー・マーラの演技が素晴らしい。
クールでクレバー、絶対にあきらめない切れのある演技に徐々に引きこまれていく。
一見ダークで悪(ワル)のイメージであるが、本当の悪には絶対に屈しない(真実を歪めない)芯のある行動は本当に迫力があった。

話が複雑で、登場人物も多いので若干わかりにくい部分がある。原作を読むか、2度見ない消化しきれないかもしれない。(★★★★☆)

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Thu, February 23, 2012

【映画】二十四の瞳

テーマ:映画
$芸術に恋して★Blog★-241954年松竹製作の二十四の瞳を見た。言わずと知れた壷井栄原作の映画化作品だ。改めてこの時代の映像を見ると、当時の状況が本当によく伝わってくる。軍国主義による日本の教育の状況や、庶民の苦しい生活環境といったものが、小豆島という瀬戸内の小さな島にまで影響を及ぼし、みんなが支え合って生きている姿は、現代人が今一度認識すべき事ではないかと思う。

教え子が、同級生が、家庭の事情で離ればなれになり、国のためにと、戦争で命を落とす。そんな厳しい状況の中、教育者は何を教え、なにができるのだろうか?
この作品はもちろんモノクロであるが、その映像からも小豆島の美しい自然の情景が想像できる。

近いうちに小豆島を訪れてみる事にしよう。(★★★★☆)

「二十四の瞳」からのメッセージ/澤宮 優

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Tue, February 21, 2012

【映画】しあわせのパン

テーマ:映画
$芸術に恋して★Blog★-しあわせのパン
夢かおとぎ話のような話である。意図してそのように作ってある。映画しあわせのパンは、苦しみや悩みをもった人々が、ほっと一息できるそんなホスピタリティな映画なのだ。
北海道の洞爺湖にあるすてきなペンション。大泉洋が作る手作りのパンと原田知世がいれるおいしいコーヒーが売りだ。
物語は3つ、わけありの客に丁寧につくったパンと料理で出迎える。パンを分け合う事は幸せを分け合う事。洞爺湖の大自然が人々の心をいやし、こころを癒す。

話としてはとてもいい話で、幸せというものが何なのかを考えさせてくれるのだが、優しすぎて甘ったるい感じがどうもこそばゆくて今ひとつ共感できなかった。
また、夢のような世界観を出そうとしたのか、ハイキーな映像処理が逆に軽いしらけた感じを受けた。

洞爺湖の自然をバックにした映像はとても美しい絵に仕上がっていた。(★★★)
Mon, February 20, 2012

愛知学院大学マンドリンクラブ創立50周年記念演奏会

テーマ:音楽
$芸術に恋して★Blog★-agu
愛知学院マンドリンクラブは今年で50周年を向かえることになった。創立は1962年である。よくぞここまで続いてくれたと本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。企業の寿命が30年とも言われる時代に50年、半世紀も続いているのだ。一時は団員が激減し存続が危ぶまれた時期もあった、他の大学では廃部いなったクラブも多い。そんな厳しい環境の中存続できたのは、かつての団員の努力と鈴木静一という音楽の師の存在があったからなのではないかと思う。

今回の50周年記念演奏会の演奏曲目はそんな師の代表曲が中心で構成され、歴代ソリストによるチゴイネルワイゼンなどのマンドリンソロなども演奏された。メイン曲は、もっとも人気の高い『失われた都』という楽曲。
開場を埋め尽くした50代のOBたちは皆演奏を聞いて、学生時代の思いを募らせていたにちがいない。

中でも私が今回の演奏で感激したのは、マンドリンとドラ(マンドリン)のソロのハーモニーが美しい、『ルーマニア狂詩曲第一番ニ短調』だ。マンドリンとドラのソリストは、親子ほどの年齢が離れた現役生とOB。50周年という年月の長さと時代を超えた音楽のすばらしさを感じられるすばらしい演奏であった。

時間のない中出演されたOBの皆さん、ソリストの皆さん、現役大学生の皆さん、そして50周年記念事業を実現させた、実行委員会の皆さん。すばらしい演奏会ありがとうございました。

◎愛知学院大学マンドリンクラブ50周年記念演奏会
◎演奏会紹介
◎愛知学院大学マンドリンクラブfacebook
Wed, February 15, 2012

浜離宮恩賜庭園

テーマ:写真・アート・デザイン
$芸術に恋して★Blog★-hama2
せっかく浅草まできたので、久しぶりに隅田川クルーズを楽しんだ。船でのクルーズ、天気のいい日は本当に気持ちが良い。
いくつもの橋をくぐり、今回はいつも通過していた途中の浜離宮恩賜庭園で下船してみることにした。

ここは徳川将軍家の庭園。海水を引き入れた潮水の池が青い空と周りの風景を映し出しとても美しい。
庭園からはレインボーブリッジや東京タワーなどの名所も見え、東京を肌で感じることができる。
まわりの近代的なガラス張りのビルと日本庭園のギャップもまた良い。

あいにく、花畑やボタン園に花の風景を見ることはできなかったが、濃いピンクに色づいた梅の花を鑑賞することができた。
浜離宮恩賜庭園、はじめて立ち寄ったが思った以上に良い雰囲気だった。時間を作ってまた来よう。
$芸術に恋して★Blog★-hama1
Tue, February 14, 2012

【映画】阪急電車

テーマ:映画
$芸術に恋して★Blog★-阪神電車新幹線での移動時間にiPadを使って映画を見た。『阪急電車~片道15分の奇跡』昨年見損ねた作品だ。この映画を見てやっぱり思う事は人は支え合って生きているという事なのだと思う。人生、いい事も悪い事もあるが、誰かがきっと見ていてくれる。そんな人間味あふれる情景を、阪神電車、片道15分の世界の中で表現しているのだ。
阪神電車という設定がなかったら、特徴のないオムニバス風の映画になってしまっただろう。
人に裏切られ、悲しみをしった人が、悲しみを乗り越え、今度は人を助ける側になる。
武田鉄矢の贈る言葉に「人は悲しみが多いほど、人には優しくできるのだから」というところがあるが、まさしくそんなあったかさを感じる。
主役となるのは全て女性であることに注目すると、さらにこの作品のねらいが見えてくる。
つまりは、優しさといっても女性ならでは悲哀的な優しさである。また、逆にこの女性視点であることが日々の生活の大切さと力強さといったような事もなんとなく伝わってくる。(★★★☆)
Mon, February 13, 2012

東京スカイツリー

テーマ:写真・アート・デザイン
$芸術に恋して★Blog★-skytree1
東京スカイツリーを見ていなかったので見に行ってきた。
天気がよかったので、スカイツリーは青い空に生えて美しかった。隅田川の支流に映る逆さスカイツリーを撮ろうと思っていたが、スカイツリー周辺は工事が多く、思うようなショットは撮れなかった。橋には多くのアマチュアカメラマンが店に向かってまっすぐに建つスカイツリーをいろんな場所から撮影していた。

ちょっと面白く無いので、場所を変えて撮ろうと思い、浅草へ向かった。浅草からだとちょっと遠目になってしまうが、隅田川を挟んでアサヒビール本社と並べてみるとなかなか良い絵になる。ココだけ見ると、近未来の都市のようにも見えてくる。

オススメの撮影ポイントは隅田川クルーズの2階の待合所。前面ガラス張りになっているため、この写真のように全体が見渡せる。チケットを購入しないと入りづらいが隅田川クルーズをする際は要チェックだ。

東京スカイツリー。5月のグランドオープンを前にすでに、東京観光の目玉となりつつある。

$芸術に恋して★Blog★-skytree2
Sun, February 12, 2012

【映画】ハラがコレなんで

テーマ:映画
$芸術に恋して★Blog★-harakore目黒シネマ(名画座)で見てきました。ハラがコレなんで。こういう脚本の発想はどこから出てくるのだろうと思うぐらい独特の世界観。それでいて、軸はしっかりしている作品なのだ。『粋』という言葉が少し前にブームになったが、そんな粋ガールの仲里依紗が、見事に演じている。というかそのまま地で演じている。
自分の事より他人の事。粋か、粋じゃないか。それが全ての判断基準。
でも、そんな単純な価値判断が意外と人の不安を取り除き、人生を楽しくしてくれるのかもしれない。
細かい事をくよくよ悩んでも一緒、考えすぎると不安が増す。自分がかわいいから不安になる。
結局そんなものなのだ。まあ、現実にはここまではできないだろうが、一つの哲学と言えるだろう。オッケー!(★★★★)

今回初めて名画座という映画館で映画をみましたが、よかったですね。1500円で2本だて、名古屋ではもうそんな映画館ありません。観客もみんな映画が好きな人ばかりって感じだし。粋だね?

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あぜ道のダンディ [DVD]/光石研,森岡龍,吉永淳

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Sun, February 05, 2012

灘の酒蔵

テーマ:写真・アート・デザイン
$芸術に恋して★Blog★-nada
「『伏見の女酒、灘の男酒』といわれるように、灘は、辛口の男酒として知られています。これには水の違いが大きく関わってんねん。」

こんな感じで始まる酒蔵見学であったが、試飲してみるとやはり辛口で硬い感じがした。この違いはどうやら、水の違いによるものらしく、京都の伏見が軟水なのに対し神戸の灘は硬水なのが影響しているとの事だった。
灘は魚崎郷、御影郷、西郷の3つのエリアに分けられ、今回はその中にある8つの酒蔵の記念館などを回った。
灘は伏見と違い、阪神工場地帯にあるので、街並み自体には風情はほとんどなく、ロケとしては面白みには欠けたが、菊正宗や白鶴など、日本では有名な清酒メーカーがあり、特化エリアとしての迫力は感じられた。

8つの酒蔵をまわって印象に残ったのは、魚崎郷の浜福鶴と白鶴酒造。それから御影郷の神戸酒心館。語り部がいて、面白かったのは浜福鶴。それほど大きな酒蔵ではないが、実際の工場の中も見ることができた。見学コースがよかったのは白鶴。とてもリアルに昔の酒造りの工程が再現されていた。そして酒心館。ここには蕎麦と豆腐料理のレストランが併設されており、土産物もよく、試飲のバーもあってなかなか楽しめた。

なぜ灘の酒は男酒、伏見の酒は女酒といわれるのか (じっぴコンパクト新書)/石川 雄章

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Sat, February 04, 2012

【映画】ハンター

テーマ:映画
 $芸術に恋して★Blog★-hunter
絶滅したといわれるタスマニアタイガーの最後の一頭。映画『ハンター』はその生体サンプルを獲得する使命をうけ、独り森の中に入る孤高のハンターの物語である。
とても地味な映画であるが、内容的には深い作品である。タスマニアタイガーを探し、撃つというハンターとしての仕事の中に、さまざまなメッセージが込められている。
『最後の標的。男は、何に標準をあわせたのか。』これがこの映画のキャッチコピーであるが、まさにこの問いかけがすべてを解き明かす鍵になるのだ。
最後の一頭、これを撃ってしまえばそのハンター種を滅ぼす事になる。そして視点を変えれば、タスマニアタイガーは残された一頭であると言える。この関係性こそが、大きな意味を持っている。
その他にも、環境保護団体や林業で生計をたてる労働者など、相反する立場の人々が対立する関係にも注目してほしい。
そしてラストは問題提起を残したまま見事なしめくくりとなる。
リアリティがあるこの作品、見終わったあとじわじわくる映画です。(★★★★)

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