荒野のドラゴン | あの時の映画日記~黄昏映画館

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あの日、あの時、あの場所で観た映画の感想を
思い入れたっぷりに綴っていきます


『荒野のドラゴン』 原題:SHANGHAI JOE(米)IL MIO NOME E SHANGHAI JOE(伊)
1973年(伊) マリオ・カイアーの監督作品

たまにはこんな脱力系作品もいいでしょう。

アメリカ西部に流れ着いた上海ジョーという東洋人が、
奴隷商人の雇った殺し屋たちに次々に狙われる。

この上海ジョー成る人物、
やたらに強く、
時には銃で両足を撃たれても、
逆立ちして勝ってしまう。

奴隷商人の雇った殺し屋が、
それぞれ、
ハンニバルやジャック、など、
その名前だけでその戦闘スタイルがうかがえるのがちょっと面白い。

途中、
とってつけたような恋愛場面がはさまれたり、
東洋哲学のようなものを回想したりするシーンはまだるっこい。

そして極めつけは、
ミクリヤ・カツトシ演じる、
妙な剣術師との戦い。
これは観てもらうしかないですね。

主人公が奮い立つときの、
『ヤ~』という叫び声がなんとも脱力。

空手対闘牛なんていう、
トンデモ対決もある。

逆回転によるジャンプ場面なんかは、
粗雑で思わず突っ込みを入れたくなる。
ただCGの洪水で飽き飽きしている昨今の特撮よりは、
はるかにあったかい。

が、
素手で目玉をくりぬいたりする残酷場面には気合が入っている。

闘いの場面が延々と続くので、
上映時間の74分が2時間以上に感じられた。
ちょっと疲れる。

異色のマカロニウエスタン。
興味のある方はどうぞ!

Il Mio nome è Shanghai Joe (Trailer Tedesco)


フルムービーもあるようです。

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