七回忌

テーマ:日記
2014年09月04日(木) 18時17分21秒
2008年9月4日
原田勝彦氏、交通事故により30歳の若さで他界、故郷秋田に眠る。

氏の遺稿集「ゲームレジスタンス」第2集が先月末発売されました。赤い第1集と青い第2集、もちろん抑えてます。
ゲームは飯より好きなんだけど他人と好みの波長が合わなくて、語る内容に共感者がいなくて孤独、オンラインゲームでも過疎のゲームロビーで独りぼっち、産まれた年も1978年だから同学年を過ごしていた、何処の俺の分身だ?みたいな人でした。
「呪い」というマイナス方向の祝福を授かることが許された稀有なゲームライターで、私はそれを羨ましいとさえ感じていました。
自身もまたヒネたゲームオタクであり、彼のチョイスも、彼の孤独も、実体験を経て共感できていましたから。
今回この遺稿集に収録されていたユーゲーDX(総集編)への書き下ろし近況報告(当時のもの)で、彼もまたゲームオタクとして(一般的な社会人とはまた別の尺度の)堕落あるいは挫折してしまった自分に気づき、自己嫌悪に陥っていたところまで重なって、面識すらないのに勝手に連帯意識を持っていました。

彼もまた、俺がなりたくてなれなかった姿のひとつでした。
だが、だからといって彼のように死ぬ必要は最早ない。

かつてゲームと無理心中し損ねた俺。なんのことはない、度胸が足りなくて決行できなかっただけなんだが、
そのとき失ったゲームたちは間違いなく魂の片割れで、そこから何年も脱け殻のように生きて、もとい、死ねずに過ごしてきました。
2年と少し前、先に働いていた弟に半ば無理矢理引きずり込まれるような形で今の職場、ローソン傘下の弁当工場で契約社員と言う名の半年更新フルタイムパートで夜勤で働くことになりました。
遊ぶ時間と引換に定期収入を獲得した私は、ようやくまたゲームを買うようになりました。買ったまま遊べていないゲームも少なくありませんが、すさんで擦りきれたボロ雑巾のようだった俺が、ボロ雑巾のままではあっても水を吸って軟らかくなって、何かの役に立てるかも程度には回復しました。
奇しくも彼の七回忌にあたる今年の9月4日は、彼が辛うじてゲームと繋がっていたXBOX360の後継機、XBOXONEの発売日となりました。
えぇ、Day1Editionの予約をしておきました。
彼が見ることの叶わなかった6年分の進化を、彼の本を傍らに体験しようと思っています。
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