ごきげんよう、夢路です。
 
2016年にお年玉として公開したケープに
今年は襟を付けるやり方を説明します。
 
 
 
※少しアレンジしております。
 
 
 
ケープ本体の作り方は
 
をご覧ください。
 
上記に載っている分は
省いて襟のみの説明をしていきます。
 
 
まずは製図から。
 
 
先に本体の作図を終えて下さい。
そして首元の長さをメジャー等ではかります。
(縫い代は入れない、本体自体の長さを測って下さい)
 
メジャーは写真のように立てて測る正確です。
 
 
 
今回は1.7センチくらいでしょうか。
 
長さが分かりましたら次に
白い紙の中央に十字を書いて下さい。
 
 
書いたら中心点から横に
先ほど測った長さで
縦に線を引きます。
 
今回は1.7でしたので
1.7センチの位置にラインを書きました。
 
※追記
フェルトの厚み分があるので、測った長さ+3ミリに訂正いたします。
今回の場合ですと1.7ではなく2.0cmになります。
 
 
 
そしたら、今度は横線を引きます。
中心点から上に5ミリの位置です。
 
 
・・・ま、まっすぐに見えませんが
まっすぐです。
 
 
次に0.5の位置からさらに上に
1.5センチの横線を引きます。
 
 
 
この1.5cmが襟の幅になります。
もっと太くが良い方は
数値を増やして下さい。
 
次に、0.5の線と1.7 2.0で引いた線がぶつかっている点から
一番下のラインに線を斜めに引きます。
 
その斜めの線を、首元の長さ(今回は1.72.0)にしたいので
定規で首元の長さ(1.72.0)にちょうどになる点を探して下さい。
 
↓わかりますかね・・・。うまく説明できませんが
交差点から下のラインにジャスト1.7でぶつかっていると思います。
 
 
 
ぶつかる点が見つかったら
そのまま線を描いて下さい。
 
 
 
次にそのぶつかっている点から
45度くらいの角度で斜めに線を引きます。
 
説明できない。
下記の画像を参照してください。
(;´Д`)
 
 
 
 
で、今から
襟先の幅を決めます。
 
先ほど襟の幅は1.5に決めましたが
それより太くないと襟的にはおかしいです。
 
今回はちょっと太めに
1.8にします。
 
45度の線の根元から
1.8cmのところに点を書いて下さい
 
 
 
そしたらですね。
 
また説明しづらいので
画像を見てほしいんですが
 
最初に引いた1.72.0センチの縦の線と
三番目に引いた1.5センチの横の線がぶつかっている点に向かって
今しるしを付けた1.8の点から線を描くんですけど
 
 
定規でそのまままっすぐではなく、
なだらかに横線になじむように
少しだけ丸みを帯びた線を書いて下さい。
 
 
 
 
↑まっすぐに見えますが、若干丸みがあるのわかりますかね・・・。
 
 
今書いている製図ですが
実は本物の襟の引き方と大体同じやりかたでして
どのくらい丸みをもたせるとか数値は
経験を積むと大体この辺ってわかるんですけど、
初心者の方にはさっぱりだと思います。
 
 
なんとなくで大丈夫です。
これはフェルトで作るので、変だったら
出来あがってカットするなり調整すればいいんです!!
(゜ω゜)クワッ←
 
 
そんなわけで
こだわりすぎず次にいきます。
 
まぁ、つぎというか
これで出来上がりですw。
 
この↓青で囲んだラインが襟です。
 
 
 
でも、これはまだ半身分なので
左右分にする必要があります。
 
最初に引いた十字の縦線で半分に折り
左右対称になるよう青の線をトレースしてください。
 
 
で、この今折った線が
後ろ中心になります。
(身体で言うと、背中の首の付け根です)
 
一応これで完成なのですが
スナップボタンを付ける部分が欲しいので
襟が邪魔にならないよう、その分長さを「片方」削ります。
 
左右どっちでもいいです。
 
5ミリ削って下さい。
 
 
 
これで本当に出来上がりです。
 
長くない?って思われるかもですが
襟はこんなもんなのです。
( ´ ω`)フンフン
 
 
 
そんなわけで
出来あがりました。
 
オレンジで囲んだラインが出来あがり線です。
 
フェルトで作らず、本格的に裏地付けてやりたい方は
この周りに縫い代をつけてくださいね。
 
フェルトの方は縫い代はいりませんので
このままオレンジの線でカットして
 
布を裁断して下さい。
 
 
そのときですね、後ろ中心が分かっていると
やりやすいので
チャコペンか何かで中心線を数ミリだけ書いておいて下さい。
(↑画像では白で書いてあります)
 
 
で、どちらが長さをカットして短いほうなのか
わかるようにしておいて下さい。
 
(分かりやすいように今回はマステで書いておきます)
 
 
では次は縫製です。
 
まず、本体を完成させて下さい。
 
 
本体が完成したら襟をつけます。
 
※ここから説明するのはフェルトでのやり方です。
通常の付け方とは違いますのであしからず。
 
通常の付け方を含めると長くなりますので、
すみませんがご自身で調べて下さい。
 
 
本体が完成したら
どちらを上にするか決めて下さい。
 
今回は向かって左を上にして留めることにします。
 
 
 
 
上にする方が決まったら
このまま開きます。
 
 
 
ここに襟を付けるわけですが
縫い目を出来るだけ見せたくないので
今回は「内側」に襟を乗せます。
 
 
 
 
この時、だと決めた方に
襟の長い方を合わせます。
 
ぴったり布端があわせ、まち針でとめます。
 
そして、このまま順番にまち針で止めていって下さい。
 
 
襟に背中の中心線を少しだけ記入しておいたので
ケープの中心にそこが合うようにとめます。
 
するとカットしておいたので
↑の画像のように襟が5ミリほどずれるはずです。
 
これで正解です。
 
あとは縫い付けて終わりです。
 
 
こんなかんじで巻くように
内側から外へ針を刺していって下さい。
 
 
縫いました。
 
汚いな!!!w
 
どうせ見えなくなるので
良しとしましょう。
( ´ ω`)フンフン←
 
 
襟をもちあげて
表にもってきます。
 
 
裏返した感じになるので
襟が落ち着かないと思います。
 
アイロンで押さえて下さい。
 
あとはスナップボタンを付けて
出来あがりです。
 
 
スナップボタンじゃなくて
まち針で止めてますが
心の目で・・・w
 
 
以上、襟の付け方でした。
m(_ _)m