今日のネタ(いつもそうですがw)は、あくまで個人的に思うことを書いたにすぎないことを予め申しておきます。



 ある程度、推測できたことではあったのですが、聞いた話しによると、自分や同業の方が強制的に加入することとなっている弁○士会は、会員数が増えて、同業者の現状とは対照的に、何年後かには、かなり財政に余裕のある団体になるようです。

 因みに、自分達が業務を行うためには試験に合格しただけではダメで、上記○理士会に入会しなければなりません。その際に、入会金として100,000円がかかり(今でもこの額ですよね?)、その後も月会費として15,000円、年間で180,000円かかることになります(一昨年秋までは240,000円だった)。そして、事務局は、この会費により主に成り立っていることになります。

 額からして、決して楽な負担ではないのが判ると思います。


 ただ、ここで高いから安くしろと言う議論を直ちにしようとしているのではなく、会費に見合うことをしているのであれば構わないと思います。実際に、研修は原則として無料で受けられますし(たまに有料のものもある)、昨年に付記試験の自主ゼミを組んだ際には(事前予約が必要でしたが)無料で会議室を貸してもらいましたし、ここで具体的には言及しにくいですが他にも福利厚生もあったりします。

 また、事務局の方の対応も(たまに失礼と思う人もいますが)概して丁寧です。


 しかしながら、今の会費で、しかも財政に余裕が出るのなら、以下のようにはして欲しいと思います。


(1)事務局に営業代行機能を付与する。

 例えば、商工会議所・商工会、法人会、中小企業○同○会、B○I等の任意加入団体は、おそらく、そこに入ることで少なくとも元手(会費)以上の利益が上がることを期待していると思われます。

 しかも、商工会や法人会は補助金をもらっているからってのもありますが、それ以外の団体でも、弁○士会よりは安い会費で成り立っているでしょう。

 一方で、○理士会では入っていたって、それにより仕事が入るケースは皆無に等しいです。これでは、今の時代、新規に開業する人にとっては、みかじめ料を払わされているに等しく、余程の基盤のない人でないと、なかなか踏ん切りがつきにくいのではないかと考えます。


(2)委員会等の会合を夜にも行えるようにする。

 会社勤めの人ならず、事務所勤務の人にとっても昼の会合は抜けづらいという所が少なくないと思います。しかも、以前に比べて自営の人が少なくなっている現状で、会合が昼のみというのは時代にもそぐわなくなっているような気がします。

 実際に、他の任意加入団体でしたら、夜開催は既に普通になっています。

 研修については、既に夜開催というのもあるのですから、難しいことではないと考えます。


(3)発明相談員に小額でよいので謝金を与える。

 会では無料相談をやっておりますが、それは有志によるボランティアで成り立っています。

 もっとも、これまでは、そういったところから顧客獲得につながる可能性もあったのだと思います。しかし、今は回ってくるのが年数回ですし、来る方も、(あくまで自分が見聞きした主観でですが)はっきり言って、本来代理人を介してやるべきことを無料でやってしまおうと考えている人達が殆どで、仕事に結びつくケースは極めて少ないです。

 そうであるならば、(わからない人にわかるように説明してあげる力を養えるというメリットはありますが)何のメリットもなく、むしろ時間や交通費がかかる分だけマイナスになる不合理をなくすためにも、一回数千円でも支払ってあげるべきだと考えます。


(4)一部を別途有料としてもよいので、毎月の郵送物を減らす。

 毎月、会報のみならず、「パテ○ト」という雑誌も送られてくるのですが、たまに面白い記事はあるものの、はっきり言って毎月きっちり読んでいる人なんて殆どいないと思います。むしろ、それなりの厚みがあるので、保存しておくと、それだけで保存スペースが圧迫されていってしまいます。研○所の研究報告もそうですね。

 こう言ったものは、別途有料にしても構わないので、送らないようにする代わりに、会費を下げた方が負担軽減となってよいと思います。


(5)事務局の女性職員に制服を着用させる。

 必ずしもふざけて言っているのではなく(w)、他士業の事務局だと女子職員に制服があったりするところも少なくありません。

 制服があることで、より信頼できる団体であると認識してもらえるようにも思います。


 で、もしこう言ったことをしない、あるいはできないのであれば、やはり会費を一律下げるとともに、例えば登録年数が少ない会員等限定で、さらに安くすべきなのではないかと考えます。

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