カモシカが用水に落ちた…Σ(゚д゚;)

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昨日の夕方、午後5時に神社の扉を閉めて車で降りてきたのですが、境内入り口の太鼓橋型の石橋の下に何やら動く物体を発見しました。

 

どうもカモシカが用水に落ちてしまったようです。

 

 

傍らに車を止め、ちょうど居合わせた当社総代で近くの鉄工所社長とその弟さん、それに建具屋さんに訳を話し、石橋下に流れる用水に急行したのですが、すでにカモシカの姿はありませんでした。

 

社前を流れる灌漑用水は河原市用水(かわらいちようすい)といって、当社はその守護神となっているのです。

 

 

社記によれば、約320前の貞享2年(1685)に開削された河原市用水は、浅田用水とも呼ばれ、金沢市の森下川(もりもとがわ)中流域の不動寺町より取水し、その高低差を利用して河北郡の津幡川までの総延長約10キロの流域を灌漑(かんがい)しています。

この用水の設置に尽力したのは、津幡中橋村に生まれ同浅田村に住んだ中橋久左衛門です。久左衛門は父の跡を継ぎ加賀藩の十村役(とむらやく)となりましたが、算術が得意で田の測量なども巧みでした。

ですが、この当たり一帯は水利が悪く、わずかな谷川や溜池にたよっていたので、他の田から水を引き込むなど水争いが絶えず、久左衛門は頭を悩ましていました。

それを救ってくれたのが、当社の神の使いである白狐です。久左衛門は雪の降る日、白狐の足跡をヒントに用水路を設計したのでした…。

 

なので、7年前に社前にはこんな大きな案内看板が市によって設置され、当社を中心に4キロにわたって水路沿いの遊歩道も整備されました。

 

 

ですから、社前に架かる神橋は、豊かな狐の恵の橋ということで、「瑞狐橋(ずいこばし)」と名付けられました。

 

しかしながら、当社の神使は白狐であってカモシカではないのですが、特別天然記念物のカモシカとあっては救出しなければなりません。
 

 

すぐ近くの、この用水を管理する河原市用水土地改良区の事務所に行ってみたのですが、土曜とあって休みで閉まっています。

 

そこですぐさま110番通報し、同時にみんなで追跡することにしました。

 

 

用水沿いの遊歩道をジョギングやウォーキング中の人達からの目撃情報によると、はじめ下流に向かってから方向転換し、上流へとさかのぼっているとのことです。

 

走って少し行くと発見しました!。

 

 

「オ~イ!」と言って呼びかけつつも、オジサン達の足では追いつけません。

 

カモシカはけっこうな速さで慌てながら、もがきながらも水中を走っています。

 

先日の当社大祭にお参りに来られていた、この用水を管理する土地改良区事務長さんの話では、ここんとこ連日の空梅雨で上流のダムの水位が下がったため、用水の水位も55センチに下げて放水しているとのことで、それがカモシカに幸いしました。

 

 

ですが、カモシカはすごい速さで上流へと向かっています。すでに隣町に達しました。

 

過去に、やはりカモシカやタヌキなどが落ちて流されたことがあるそうです。

 

用水路は途中よじ登る場所がないから、あまり激しく動き回ると力尽きて下流に流されてしまう危険があります。

 

もう追いつけなくなって引き返しました。

 

 

管理事務所前に戻ると、ちょうど金沢東署のパトカーがやってきました。

 

警察官に事情を話したのですが、「成獣か幼獣か?」との問いに、私は思わず「人間でいえば高校生ぐらい」言ってしまいました。

 

 

もう1台パトカーがきて、警官2名と婦警1名による捕獲作戦が開始されました。

 

あとはもう、お巡りさんにお任せするしかありません!。

 

 

その後連絡はないのですが、カモシカはどうなったか心配です。

 

宗二郎、お前も気をつけろよな!。

 

 

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