今日は、神社庁石川支部の神宮大麻頒布始祭(じんぐうたいまはんぷはじめさい)に参列するため、白山市三宮鎮座の白山本宮 加賀一ノ宮 白山比咩(しらやまひめ)神社へ向かう予定です。

 

白山比咩神社の参集殿が会場となります。

13:30 神宮大麻・暦頒布始祭
14:00 石川神社総代協議会・表彰式
14:30 記念講演
15:30 直会(なおらい)

という日程です。

 

ですが、今日は午後3時からの尾山神社での金沢市神社総代会役員会と、引き続いての神社庁金沢市支部の神宮大麻・暦頒布始奉告祭(じんぐうたいま・れきはんぷはじめほうこくさい)と日が重なってしまいました。

 

なお、画像は昨年のものです。

 
 
 

 

去年も、神社庁石川支部と同金沢市支部の日程が重なってしまい、四苦八苦しました。

 

ですから、白山比咩神社参集殿での祭典だけ参列し、石川神社総代協議会総会は途中退座し、金沢の中心部にある尾山神社へ急いで向かう予定です。

 

15:00 金沢市神社総代会役員会(尾山神社金渓閣)
16:00 神宮麻・暦頒布始奉告祭(尾山神社拝殿)

 

という日程となっております。

 
 
 
 

 

さて昨日は、宮司を兼務する金沢市南部の横川神社へ朝9時過ぎに到着しました。

 

地元の三馬小学校の2年生児童が、町探検で神社を訪れるからです。

 

なので、私も白衣袴姿です。

 

神社総代のNさんと町内会長のMさんも応援に駆けつけて下さって、子供たちが来るまで3人で境内清掃をおこないました。

 

 

午前10時過ぎ、子供たちが先生に引率されてやって参りました。

 

三馬小学校の2年生は4クラスあって、クラスに関係なく、それぞれ町探検のコースを自分で選ぶのですが、神社探検コースには20名が参加しました。

 

 

まず、鳥居の前で一礼して境内に入るよう申したのですが、最近TV番組などで、「神社の参道の真ん中は神様がお通りになる道だから、隅を歩きましょう」と言っているので、子供たちはみんな知っていました。

 

手水舎で私が手水の作法を教え、全員に手水をしていただきましたが、ちゃんとみんなハンカチを用意していました。

 

 

拝殿向拝前で神社建築について簡単に説明したあと、全員に社殿内に入ってもらいました。

 

最初に、参拝の作法や柏手について説明し、私にあわせてお参りしていただきました。

 

狛犬のことや絵馬のことなどを話してから、質問コーナーとなりました。

 

「神社はいつできたのですか?」

「神社ではどういう仕事をしますか?」

 

など、あらかじめ先生がFAXで質問を送ってくれたのですが、中にはこちらがタジタジになる質問もありました。子供たちは私が言ったことをメモしていますから、間違ったことは言えません!。

 

神主は袴の色で位がわかるということを説明した後、宮司というのは会社でいえば社長のようなものだと言おうとしたら、先生が「宮司さんは学校でいえば校長先生のようなものです」と助け船を出してくれました。

 

ついで、次席の禰宜(ねぎ)については、教頭先生みたいなものです、とすかさず言うことができました!。

 

 

正座してもらう時は、「お母さん座りをしましょう」など、子供目線に立って笑顔で話さなければならないので、終わってどっと疲れがきました。

 

私が若い頃、尾山神社と石川護國神社の宮司を兼任し、学者でもあったK宮司さん(故人)が、「むずかしいことをむずかしく言うことは誰にでもできるが、むずかしいことをわかりやすく言うことほどむずかしいものはない」と常々申していましたが、そのとおりだと思いました。

 

児童たちは帰り際、元気に「ありがとうございました」と大きな声でお礼を言ってくれて、おまけに鳥居の前で一礼して帰って行きました~。

 

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