おはようございます
昨日、3月23日に我が栄小学校にて
平成28年度の卒業式が行われました
今年はいよいよ我が家にとっても最後の卒業式
もちろんPTA会長として祝辞を読ませて頂くのも最後です
例年では「お祝いの言葉、はなむけの言葉」という部分に重きを置くところですが
今年は半分以上が卒業生の保護者としての「感謝の言葉」が強くなりました
式に先立つこと2時間前には学校に行って
改めて、舞台の上の位置確認
話す人間の目線はこんな感じです
では、早速ですが今年の・・・・
最後の祝辞を全文ノーカットで
(長いですよ~昨年の倍の7分はかかります)
昨年は
http://ameblo.jp/haira-style/entry-12142876084.html
最後のテーマは
「個性は校則に負けない」
↓↓↓
祝辞
卒業生のみなさん、おめでとう!
保護者の皆様, 本日はおめでとうございます!
PTAを代表して一言御祝いの言葉を述べさせて頂きます
皆さんは今日この栄小学校を卒業して中学校へと進学されます。
小学校と中学校の大きな違い・・・
部活動があったり、定期テストがあったりと今までにない日々の中
一番大きく違うのは・・・校則があり、多くの学校で制服があることかと思います。
今までの成長の過程で自由だった服装も3年間はみんな同じ制服、同じカバンを持って通学し、髪型や持ち物なども校則に従って準備、また使用することになると思います。
そう聞くと、少し重苦しく、また自由が無いように感じる人もいるかもしれません。また「みんな同じ服や髪型で個性が無い」という人もいるかも知れません。
しかし、人間には一人一人しっかりとした「個性」が必ずあって校則を守ることで失われたりすることはありません。
みなさんが知っているチームスポーツの選手やアイドルグループの方を思い浮かべてみてください。
同じユニフォームや帽子、衣装で同じように踊っていても・・・みんな同じ!
ではありませんよね?
笑顔や話す言葉、姿勢や立ち居振る舞い
すごくカッコイイとみんなが憧れる人、がいます。
それはきっと服装や髪型だけのせいではなく、決められたルールの中で自分がいかに輝くか?を考え、行動している人だと思います。
どんなスポーツやテレビの世界でもちゃんとルールがあり
それを守らないと活躍どころか出ることすらできません。
中学校ではそんな「ルールを守りながら自分自身のホントの個性を理解し、
周囲に認めてもらう成長の場」として頑張って頂きたいと思います。
みなさんもよく知っていると思いますが、プロサッカー選手のクリスティーアーノ・ロナウド選手
は、他のヨーロッパのサッカー選手が自分の身体に「タトゥー」を入れている人が多い中、
全くそういった自分を飾るタトゥーがありません。
一見、派手なイメージがあるロナウド選手が身体にタトゥーを入れない
のには理由があります。
それは、彼自身が続けている活動の1つに献血があり、病気やケガで手術のために血液が足りない方を救うため 自分の血液を分ける献血をするには、
衛生面の問題でタトゥーを入れると1年間行えなくなるからだそうです。
何もタトゥーが悪いとか献血が良いというお話ではありません。
自分の意志と行動に信念を持ち、行動や結果が誰とも違う自分であるのが個性であり
決して校則を守ったから個性が無くなるわけでないということです。
事実、全くタトゥーがないロナウド選手の鍛え抜かれた身体や世界一と言われるそのサッカーの技術、プレーは誰もが認め、カッコイイと感じるはずです。
ぜひみなさんもこれから進む中学校の3年間は、校則をしっかり守ってしかも
行動や結果がカッコイイ、世界中の誰とも違う個性のある自分を作る成長の場としてください、
いつまでも応援し、そして成長したみなさんに会ったり、様子を聞いたりするのを楽しみにしています。
校長先生をはじめとする教職員の皆様、
今までのご指導ありがとうございました。
卒業生の保護者を代表して一言御礼を申し上げさせて頂きます。
まだ幼く、ランドセルの方が大きかった今の6年生が栄小の門をくぐった6年前の春、
当初の予定ではすでに新校舎になっていると聞いていましたが
まだ古い旧校舎からスタートし
旧校舎の取り壊し、校庭がなくお隣の松原小学校での運動会があり、
4年生になったところで現在の新校舎となりました。
昨年度からは校庭も復活して毎日近くを通るたび、に子供たちの元気な声が聞こえるようになり嬉しいことはもちろん、なんでもあるのが当たり前の今の時代に
「古いモノでも大切に使う」「遊ぶ場所があるのが当たり前ではない」など、
「無いことも学べた」そして不便を辛抱し「草加市内で一番新しく整った環境も体験出来た」本当にありがたい6年間でした。
その間の先生方はきっと初めて経験することが多く実に大変であったことと思います。
これまでの6年間、雨の日も風の日も暑い日も、我々の子供たちに勉強はもちろん、挨拶を教え、運動を教え、集団で生活するための考え方や習慣を身に付けさせて下さり本当にありがとうございます・
自分自身、親にはなってみたものの、まだまだ未熟、そして自分自身に忙しく余裕がないため胸を張って「しつけや教育を十分行えている」とは言いにくい状況の中
「今日、先生にこんなことを教えてもらった」「叱られた」「褒めてもらった」といろいろな学びを帰って来て話す姿に「成長させてもらっているなぁ」と実感する日がたくさんありました。
まだまだ御礼の言葉は尽きません・・・本当に感謝してもしきれない想いでいっぱいです。6年間本当にありがとうございました。
平成塾、民生委員の皆様そして松原地区、栄町の地域の皆様、今まで彼らの成をお見守りくださり、ありがとうございました。これからも彼らを温かくお見守りください。
そして、卒業生の保護者の皆様
今までPTAの活動に多大なるご理解と御協力
ありがとうございました。
この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。
ご存知の通り、この6年間、こうして皆様の代表として多くの学校生活に関わらせて頂きました。最初はワケもわからず・・・でしたが何とか最後までやりきれました。
みんなで協力して我が子がお世話になっている学校のお役に立つ。シンプルなはずの活動ですが・・・少し理解や思いやりが足りないだけですごく大きな問題を抱えることになってしまうのがPTAです。今まで長きに渡り、皆さんに運営を任せて頂き、最初の数年間はつたない運営でたくさん心配やご迷惑をおかけした場面があったと思います。
正直面倒に感じることもありましたが、皆様がなかなか見られない子供たちの日常の姿を間近で見られたことや、活動を通じて知り合った方々との楽しい想い出が上回り、6年間楽しませて頂いた。
引き受けて最後まで全うして本当に良かったという思いです。
最後になりますが、卒業を控えた娘に1つ質問をしました。
「栄小学校以外ならどこの小学校が良かったか?」
彼女はこう答えました。
「栄小学校以外は考えられない。栄小学校で本当に良かった」
私も全く同じ意見です。
卒業生の彼らとともに始まり終わる6年間は
私にとっても一生忘れられない成長の6年間でした。本当にありがとうございました。
これからもこのご縁に感謝し長くお付き合いさせていたければ幸いです。
改めまして、ご卒業本当におめでとうございます!
私からのお祝いと感謝の言葉は以上です。
平成29年3月23日 草加市立栄小学校
PTA会長
村山伸二郎
いかがでしょうか?
長いですね~
今、読み返しただけで
涙が頬を伝い、ドッと疲れる最後の祝辞
しかし、最後の最後に落とし穴がありました
「私から~以上です」
と言い切ったところで「あっ、終わったな」
と気が98%抜けてしまい・・・・・
もう何十回も言ってきた「草加市立栄小学校PTA会長・・・・」を
「そうかし さかえしょうがっこう」
言い間違えた~~~~~・°・(ノД`)・°・
気が抜けて「りつ」が抜けた
という最後の最後で一生の不覚
仕事も最後の最後まで気を抜いてはならない
止めを指す
爪が甘い
そう言った教えを「自分の失敗」から学んで来たつもり・・・
でしたが、まだまだ×100ですね~
まだまだ修行は続きます
しかし、おかげさまで式のあとたくさんの同級生の保護者の皆様から
「会長のお話良かったよ」
「会長、6年間お疲れ様でした」
「今までありがとうございました」
と「もったいないお言葉」の数々を頂き
また先生方からも
「感動しました」
「お世話になりました」
「いい話をありがとうございました」
と逆に感謝の言葉をもらい恐縮です
そして、卒業生の何人から
「会長、一緒に写真を撮ってください」
とお願いされて感無量です
いや~長くやるとイイコトありますね
そして
最後の3年間、もうこれでもか
というくらいお世話になった峰崎校長先生とのツーショット
今まで本当にありがとうございました
そして
最後はもちろん
親子で
卒業おめでとう
オスの小パンダから実に10年、役員になって6年間
親子共々いっぱいいっぱい学ばせて頂き
大きく成長させて頂いた我が栄小学校
我が家にとっては世界一の小学校です
改めまして、この10年間お世話になった全ての皆様に
心より感謝いたします
ありがとうございました
ではでは・・・・・卒業ばんざい\(^o^)/
草加市立栄小学校バンザイ。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚