hainanshifandaxuenakaのブログ

もと中国在住の日本語講師、現在は無職あるいは某進学塾非常勤講師、非常識じゃなく非常勤


テーマ:

 

 映画の興奮から、いまだ冷めません。

 それにしても、不思議なのは。

 「ハリウッド版・攻殻機動隊」って?

 撮影は、ほとんどがニュージーランド、一部は香港ですよね。

 それでも、ハリウッド版なのは、どうして?

 どなたかボウフラにわかるように説明よろしく。

 

 気を取り直して。(落ち込んでたのかよ)

 画像は、ある、小学生の子どもの居るご家庭の居間で撮影。

 小学校の担任て、こんな文書を配布しないと、保護者や教頭、校長から叱られるのですか。

 ボウフラは心から、高校の教員で退職までやれてよかった、と自らを省みつつ、小学校の先生には同情を禁じ得ない。

 時間割を作るのはまぁしかたないとして、「この週のこの曜日の国語は漢字50問テスト」「この時間帯は『モチモチの木』」って、そこまでの事前決定を、学校現場や親は要求しているのかってことが、異様に気になります。

 ボウフラは、教師仲間の与太話で(じつは大切なことだ、与太話もできない教師はどこかに欠陥があって、しばしば定年までを全うできない)、階段教師、出席教師、という話をいたしました。一部の若い先生は冗談だと思って笑ってくれ、別な一部の先生は海より深くボウフラを軽蔑した。べつに軽蔑されても平気であります。

 ある先生は、家で教材研究なんかやらないで、午前7時半、出勤してからその日の授業部分を調べる。

 ある先生は、出勤した時はとりあえずコーヒーを飲まなきゃいけないから、授業前に職員室を出て廊下を歩き階段を上りながら、その日の授業で何をするか考える。

 別な先生はそこでも考えない。教室に入って、出席を取りながら考える(というか、決める)。

 一番優秀な先生は、出席を取り終わっても決めていなくて、チョークを黒板に「こつん」と当てた瞬間に、決める。生徒に「今日はぁ、89ページの『こころ・Kの自殺』をやるぞー」と宣言する。でも学生はとっくの昔に「何も決めていなかったくせに」と気づいている。それでも授業が成立するように先生に「協力する」。そういう関係を作る方が大事であります。

 最後の最後まで授業内容を決めていない、これが、一番優秀な先生だというと、若い先生は「またぁ」と笑うのでありますが、冗談じゃないのであります。職員室でいっしょうけんめい教科書とそれに準拠のアンチョコなんかいくら繰ってもその通りの授業になんか絶対にならない。あろうことかあるまいことか、家で一生懸命授業の下準備をする、一部のハウツー本に書いてあるように板書の雛形を作る、なんて最低の教師には、なってはいけない。写真の「時間割」ですけど、まぁここに書くなら、体育、国語、理科、程度は書いておいて、内容はその場で考える、決める、のが良い。

 しかし保護者や校長、教頭、教務主任と言った連中はたぶんそんなこと許さない。最近の高校現場じゃ、一年間の授業予定まで作らせる。教師も生徒も災難であります。その時間に何をやるかなんて、事前に決めない方が絶対に楽しい授業ができる。とはいえ、ボウフラは、この1年間の授業予定(目標や到達予定、使用するプリント、発問内容まで記入する。気が狂ってるとしか言いようがない)を作製するのが異様に早かった。別な先生のシラバスまで作ってあげたこともある。「中先生、なんでそんなにシラバス作るの、早いんですか」と聞かれたことがある。「どうせこの通りにはいかない、無駄なデタラメな文書だと思うとあっというまにできちゃいますよ」と、返答した。んなの、さっさとでっち上げて空いた時間でモーツァルトでも聴けばよろしい。ボウフラは、この手の無意味な文書作成で締め切りに遅れたことがない。逆に、「中先生提出早すぎます、まだ受け入れフォルダもできていないのに」と苦情を言われたことなら、ある。そのフォルダに、「無意味文書提出窓口」って名前付けとけ。

 いま(も、たぶんそうだと思う)ある種の中学や高校の先生方は、日々の授業を成立させるのに必死になっている。教頭や教務部長は、教材研究をしっかりやって、生徒のどんな疑問にも答えられるように準備しろ、という。冗談じゃない、授業中に、答えに窮するような質問をする現場なら苦労は無い。あっても、「その質問には難しくて答えられない、調べてきて明日答える」って言ってみな、それで納得できない学生なんてボウフラは知らんよ。

 先生の知力が授業するんじゃないよ、生徒との人間関係が、授業をするんだよ。

 國學院大學に、竹内常一って立派な教授がいた。「若い教師への手紙」という名著がある。ボウフラは幸運なことにこの教授に何度も逢っている。この人がある高校教員から、「授業が成立しません」という手紙を貰った。竹内は「どんな努力をしてるんだ」と聞いた。教員は「必死で深夜まで教材研究しています。生活指導研究会にも入って古典文書を読んでいます」と答えた。竹内は、「そんなバカなことはいますぐやめろ。教習所行って大型バイクの免許を取れ。最低でも750ccのバイクで出勤しろ」とアドバイスした(本当の話です)。

 当たり前だろうと思う。アルファベットをAからZまで書けない「学生」が教室にあふれ、それで荒れているという時に、「教材研究」なんてやって、落ち着くわけあるか。バイクが正解なんだよ。そりゃ立派なコミュニケーション手段なんだから。それにだいいち、大学で立派に教育手法を勉強し、日本語、国語に関する知識もたっぷりと蓄えて、それで教材研究しないといけないような知力に恵まれた学生のいる「現場」があったら、日本て国はこんな状態じゃありませんてば。

 そんなわけで(どんなわけだよ)。

 小学校の時間割をみても、ボウフラには言いたいことが満杯なのであります。迷惑なボウフラだね本当に。(と、自分から言っておく)

AD
いいね!した人  |  コメント(2)

中国の日本語教師さんの読者になろう

ブログの更新情報が受け取れて、アクセスが簡単になります

AD

ブログをはじめる

たくさんの芸能人・有名人が
書いているAmebaブログを
無料で簡単にはじめることができます。

公式トップブロガーへ応募

多くの方にご紹介したいブログを
執筆する方を「公式トップブロガー」
として認定しております。

芸能人・有名人ブログを開設

Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
ご希望される著名人の方/事務所様を
随時募集しております。