育児をしたからわかったことがたくさんあります。
教えられたこともたくさんあります。
育児をすることでかかえる働きにくさよりも、プラスになっていることのほうが大きいと感じます。
第一、コドモが大きくなったとき
「あなたのおかげで、人生楽しめた」ってやっぱりいいたい。
事実、そう思うことばかりだから。
介護も、そうだろうと思うのです。
私は大学入学を機に、京都にきて、そこからずっと京都住まい。
両親と離れて暮らしてきたので、もし暮らせるなら暮らしたいと想いました。
今の日本をつくって、私たちを育ててきてくれた慈愛の世代。
離れていてなにもできないことが、気がかりで仕方ありませんでした。
特に介護は、いつかは自分も通る道。
当たり前の日常は、そのまま社会の縮図でもあります。
社会にあいた穴を埋めるのが、仕事の一つの役割であるとするなら、
日々に起こるさまざまな難しさもまた、無関係なはずがない。
できごとをそのままに受け止めることができれば
何を経験したって、結局プラスにしかなりようがない。
ハードル?と考えていることをあえて主体的に受け止める。すると、どのようなこともは得がたい経験であり、チャンスになります。