2011年03月04日

忌服ポスター完成!!

テーマ:社務日誌
忌服(きふく~または服忌=ぶっき)、すなわち、ご家庭にご不幸があったときのしきたりや取り決めのことです。

が、
その話題に行く前に、


本日は私が若いころから大変お世話になっている、石川県かほく市のK宮司さんのお父君の名誉宮司様の葬場祭に参列してまいりました。

葬祭場があるかほく市は当珠洲市から車で2時間弱のところですが、昨日から寒の戻りで道路は一面の雪でカチカチですo(TωT )
ですが、今日は当支部のS祝宮司さんの運転でしたのでラクしちゃいましたが、行きの道中、事故で見事につぶれた車両を2台見かけました。
もどしの雪って油断しがちで危険です(´□`。)

なんとか時間ギリギリに会場に到着し、参拝することが出来ました。
$羽黒神社宮司のブログ
お葬式の最中に写真をバシャバシャ取るわけにもいかないので、画像はこれだけですが、さすが名誉宮司様のご葬儀ともなるとたいへんな参列者です。
昨夜のお通夜はこの倍の500人以上の人だったそうで、神社界の功績はもとより、社会貢献も多数されており、地元の名士として慕われていたことがわかります。
ご葬儀の内容は典儀(神事の司会進行役)として祭員に奉仕されておられた、はじかみ神主さんのブログに詳しくございます。

私も何度かK宮司さん宅に泊めてもらい、杯を交わしていただいたことがありますが、当時20代でペーペーの私にもまことに丁寧に接してくださいました。
本当に偉い方というのはこうなんですね。決して自分からは威張らない。

ご冥福をお祈りいたします。



さて、
タイトルの話題にもどりますが、

この忌服について、一般には本当に誤解、曲解が多いようです。
特に「忌(き=神社参拝や神棚参拝をひかえる期間)」の50日間と、「服(ふく=個人をしのぶ期間)」の一年間の混同ですが、これがまことにヒドイのです。

そこで、神職の統一見解として、印刷物として目につく分かりやすいものを作ろうということで、私が支部事務局を仰せつかってから進めてきた事業でしたが、13年もたってようやくその第一段のポスターが完成いたしました。
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多少シンプルすぎるような気もしますが、支部理事会で内容が内容なだけにあまりごちゃごちゃとした装飾はいらないと決定したものであります。

要点は、
「忌」の期間の50日間を過ぎたら「忌祓(いみばらい)」をして、平常生活に戻ること。
「服」と混同して、1年も神社や神棚に参拝しないということがあってはならないこと。
お札は必ず新年に新しくすること。
であります。
$羽黒神社宮司のブログ
感謝の生活をしていれば、1年も家の神様、氏神様をほったらかしにするなんてことは人として出来ないはずです。

今後、管内の神社の社務所や、集落の集会場などに掲示していただく予定です。



まあね、
13年もかかったことの大きな要因は・・・

羽黒宮司がいつまでたってもイラストを描かなかったこと!!


って、
お叱りはジュウジュウに・・・ハイ・・・

ホンマスンマセンo(_ _*)o
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コメント

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1 ■大変大きなホールですね

皆さん、前向きに椅子に座っています。


都内は受けのキャパシティーが小さいので、全員が椅子に座る事は不可能なんです。

仏式ですと、椅子を向かい合わせにこしらえます。

座る方は親戚のみ。

弔問客は手前に置いてある焼香台に お参りをするのです。


去年の父の葬儀は、 人数を抑えたのですが、弔問客は 150人超え。

玉串が足らなくなりました……
(T▽T)


はじかみの先生もご苦労された事でしょうに……

2 ■Re:大変大きなホールですね

>たけるさん
郊外型のホールで広いですが、たくさんの参列者でいっぱいでした。

はじかみさんはそつなく典儀をこなしておられましたよ。
玉串は雅楽の生演奏で「誄歌(るいか)」を歌と笏拍子、龍笛、篳篥で演奏しておられ、奏者のO氏と話しておりましたが、通夜祭はあまりの人出で大変だったようです。

3 ■神式葬儀

義父が亡くなり、郷里で神式葬儀を執り行いました。が、その前に亡くなった京都で仮通夜を行うにあたりバタバタしたことを思い出しました。

大手葬儀社が「僧侶は紹介できるが、神職はできない」と(京都にもかかわらず)言われて、結局喪主である主人(会社員だが、明階?資格を持っている)が大祓詞でとりおこないました。

はじかみ神主さんも書かれていましたが、葬儀社が神式をご存知ないようですね。
皇室でさえ、孝明天皇までは仏式葬儀でしたものね。

4 ■なるほどー。

こんばんは!

13年ですかー(笑) しかし、こうやって図解していただければ、よくわかり助かります。

・・思えば神式(・・私は仏式はさらにわかりませんが・・)の作法などには、触れる機会が日常生活でもあまりありませんよね・・特に私のようなバックグラウンドの家のものには、まずどこに聞いたらいいかもわかりませんから本当に助かります・・。

ありがたく、参考にさせていただきます

5 ■先生のイラストは プロ並みっすねーo(^o^)o

細かい部分を見ますと、烏帽子の雛突きが凹んでいますし、見る人が見れば、しっかりしてるなーとわかります!スゴッ

6 ■すんません(T-T)

たけるみたいな葬儀屋の社員もいますので、決してボロクソに言わないでください。

(T-T)

教育が足りないだけっス…

7 ■やっぱり

やっぱりウチの町内でも 誤解がね~

つい最近まで僕も誤解してましたが(笑)

と言って我々氏子は、神道の修行もしていないし、神職でもないので 知ったか振りで人に教えては、いけません!こう言うポスターや刷り物があると言わずとも読めば判るので助かるんですよね~ ホント

8 ■無題

皇學館大學へ入学するわけにも行かず、神道を勉強するのって、どうやったらいいんでしょうね。
今回のように、ポスターや刷り物を作って氏子に見せてくれると理解が深まります。

9 ■宮司先生差し置いて、いいっすかー?

>captain jackさん

まずは神様を敬う心が肝要だと思います。

急ぎ慌てず、神社のご神符がありましたら、粗末になさらぬ用に高い所にお祀り申し上げて、お水でよろしいと思います。
お供え申し上げて、敬拝されたら、大神さまのご神徳を頂けると思います
m(_ _)m

10 ■無題

神職資格を持ってないくせに

随分生意気な発言だなと思うでしょうが、敬神家としては当たり前の 事っス!

11 ■Re:神式葬儀

>くららさん
奈良時代に物部氏が敗れて以降、葬儀はずっと仏式だと思われがちですが、そうでもないようです。
仏式が全国的に確立したのは江戸時代の寺請制度が原因で、それ以前の庶民の葬式は神道を基調とした「野辺の送り」が主流で、仏式の葬儀はごく一部の裕福層のものでした。

明治以降の神葬祭は伝承や文献をもとに確立したものです。
四国や九州、また東海地方の一部では神葬祭が主流なので葬儀屋さんも知っているんでしょうけどね。

12 ■Re:なるほどー。

>マーキュリーさん
苦節13年の汗と涙とのんべえの結晶です(笑)

ただ、葬送の慣習は明らかに神道の影響(というか亜流)が多いですね。
もともと仏教は故人を祀るという習慣どころか御霊(みたま)という概念すらない宗教だから当然ですが。

この後、氏子向けのパンフを作成予定です。

13 ■Re:先生のイラストは プロ並みっすねーo(^o^)o

>たけるさん
そういうとこに気づいていただけると本当にうれしいですo(^▽^)o

14 ■Re:すんません(T-T)

>たけるさん
教育ってか、需要が無いからでしょうね。
北陸は特に一向一揆があって、神社が焼き打ちにあったところですから(-""-;)

15 ■Re:やっぱり

>コテツさん
お誉めいただき光栄ですm(..)m

しかし、この事業を進めてきて、
神職自体が勉強不足で見解がバラバラなんだなってあらためて思いました。

「ウチの宮司は49日終わってるのにお札をくれない」って苦情も聞いておりますし。゚(T^T)゚。

16 ■Re:無題

>captain jackさん
最近はネットでも知識を得ることは出来ますし、神道書もそうとう出てますけど、その分いわゆる「トンデモ本」も多いですから気をつけてください。
下の方でたけるさんがおっしゃられるとおり、「ういやまふみ」じゃないですけど、まずは神社に行ってたたずまいを見て個々の歴史を学ぶことだと思います。

記紀を読むだけでもそうとう理解できる場合もありますよ。

17 ■Re:宮司先生差し置いて、いいっすかー?

>たけるさん
そうですね。

知識だけの敬神念のない無礼者もいるにはいますよね。

18 ■Re:無題

>たけるさん
いやいや、

ホントに資格持ってるの?ってくらい無知蒙昧な神主もいるにはいますよ。
資格は知識の部分で、信仰を理解するには実践が不可欠だと思います。

19 ■おはようございます^^

さすがに名誉宮司様
多くの方に慕われいたんですね
どうぞ御霊が安らかでありますように

すみません・・・私、神式の言葉遣いとか分かりませんので^^;
御無礼なら、お許しください・・・

そしてポスター、こちらにも掲示してください^^
いえ、
やっぱり全国的に配布していただきたいです^^

20 ■Re:おはようございます^^

>陽女さん
いえいえ、間違っていません。
みたまは安らかに鎮まりますことでしょう。

今回は珠洲支部の事業でしたが、いずれ全国的に広がるとおもいます。
忌服の問題は、けっこういい加減なデマが広がってて困ってる神社は多いですからね。

21 ■ウチの

ウチの宮司さんにお願いして 作ってもらおうかな~
これってホント難しい内容ですもんね!下手に生半可に説明しようモノなら逆に誤解が生じそうで怖いですから
又 刷り物が出来たらアップしてくださいね~

22 ■Re:ウチの

>コテツさん
そうなんですよ!
誤解がね~

それと、普段神社ではあまり話題にのぼらないので、神職自体がこの話題から遠ざかりがちなのが問題なのです。

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