雲の童話「僕のおうち」

テーマ:
僕のおうち

「おはよう!!」
「おはよう??」
「おはよう!!」「おはよう!!」
かならず、言うんだ。
だって、お母さんが、お話してるから。

毎朝、六時になると、僕や仲間たちにあいさつがある。
はじめの「おはよう!!」はお母さん。
つぎは 僕、またお母さん。
最後もお母さん。

きっと「にゃ」とか「にゃあーお」にしか
聞こえないけどね。

でも、僕は一生懸命、お返事する。
もちろん、朝だけじゃないよ!!
お母さんが話しかけるたびにお返事をするんだ!!
「ここだよ!!」
「あっちにいったよ!!」
「 待ってて!!、いま行く!!」
とかさ!!

いつもいつも、お母さんからじゃないさ。
僕からだって負けずに、たくさんするよ!!。
「お母さんどこ?」とか
「ごはんちょーだい!」って・・・。

「おかえり!!」だって、ちゃんと言えるさ!!。
だって、お母さんと、お話するのは楽しいからね。

しっぽやジジおばさんは、あんまり、お返事やお話しない・・・。
ご飯の時は、僕を押しのけるくせにさ!!

僕達にお話してくれるのは、お母さんだけじゃないよ。
優しいお姉ちゃんや、とっても・・・恐いお兄ちゃん!!
お姉ちゃんは、ご飯くれるし、かまってくれる。
それに僕達の名前も、いつも呼んでくれるよ!!

でもぉ・・・、
お兄ちゃんは・・・、
よくわかんない!!


・・・・・・・。
たまに・・・、煮干しくれたりする。

ジジおばさんが言うには、僕達と一緒できまぐれなんだって!!
あとはぁ・・・・、
そうだ!!
お父さんを忘れてた!!

ちゃんと毎日、声をかけてくれるよ。
「しっし!!」
「あっち行け!!」
ってさ。
でも、嫌って言ってるんじゃないのは知ってる!!

夕方になるとおかあさんが帰ってくるでしょう。

だから、僕は玄関で待ってるの。
「おかえり!!」って言うために・・・。

でもそうしてると、お父さんが、「おうち」に入れないから、
そう言うんだ!! たぶん・・・・。
きっとそうだと思ってる。
・・・・・・。
・・・・・。
・・。
ぼくは「おうち」が大好き!!
「おうち」のこと、「な・わ・ば・り」って言うんだよ。

僕達は好きな「おうち」が出来たら、守んなきゃいけないんだって、
トラおばさんが教えてくれた。
じゃないと、ご飯が食べられなくなるし、安心して眠れなくなるからね。

でもね、好きな理由は、たくさんあるよ。
ごはんがあるし、遊ぶところもあるし、安心できるから。
でも一番の理由はお母さんさ。
あと仲間も、いっぱいいる。

まず、ゴールデンレトリーバーのビビアンさん。
ビビアンさんはベージュの素敵な上着をきてる。
それにとっても大きな、ビビアンさんの「おへや」があるの。
たまに、お母さんに呼ばれて、お母さんたちの「おうち」や
「おふろ」に入るんだって!!
ダックスフンドのジャズメンさんは、お母さんたちの「おうち」
の2階にいるから、あんまり会えない。
とってもかっこよくって、アメリカって、とこからきたんだって。
上着なんて、めったに見れない柄で、おしゃれなんだよ!!


そんで、縦長の「おへや」には、トラおばさんと、ママのミー。
トラおばさんはとっても優しい。
上着は僕達と違って、キジって言うんだって。
僕達の知らないこと、たくさん教えてくれる。

ママのミーは、ちょっとかわった白っぽい上着なの。
僕達の「おへや」は、「おうち」の中の好きな場所。
お日さまが、いつもあたってポカポカしてる所や。
「おうち」が見渡せる、とっても高い所。
トラおばさん達の「おへや」のそばにある高い所は、
ジジおばさんの「おへや」さ。
ジジおばさんの上着は、真っ黒で良く似合ってる。
とっても美人でかっこいいけど、ちょっと恐い。


弟のしっぽと僕は、おそろいの真っ白な上着!!
でも、しっぽの上着には、とっても長いシッポがついてて、
カッコいいから、ジジおばさんのお気に入りなんだ。
ぼくの上着は、兄弟なのにシッポがちょっと・・・・。
だから、僕の名前は「しろ」だけど・・・。
「チロ」でもお返事する。

僕達のおとうさんは、どこにいるか?わかんない。
あんまり覚えてないんだ。
とっても、大きな「おうち」を持ってて、めったに僕達の「おうち」には
来なかったし、僕達が大きくなってからは全然。
だから、僕としっぽで「おうち」を守ってるの。
もちろん、始めからじゃないよ。
それは・・・・、あんな事があってからなんだ。


僕達が小さい頃は、
裸足おじさんと靴下おじさんが守ってた。

靴下おじさんの上着は
「靴下をはいてる」ような柄で、
裸足おじさんは
「靴下をはいてない」ような柄だったから、
そう呼ばれたらしい。
僕達みたいに兄弟で守ってて、とっても強くてカッコ良かったんだよ!!
・・・・・・。
・・・・。
でもある時・・・、
みんながいじわるしに来て・・・・・、
その中のとっても大きな白黒の上着を着たやつに、
負けてしまった。
一生懸命頑張ったのに・・・。
・・・・・・。
・・・・。


僕達はなんにも出来なかった。
恐くて声もでなかった。
僕達が、もうちょっと大きくて、ほんのちょっとでも勇気があったら、
良かったのに・・・。
見送らなくても・・・良かったのに。
とっても哀しそうだっだ。
だから決めたんだ!!
ぼくとしっぽで、大きくなったら、おじさん達みたいに「おうち」を守るって!!。
でも、それだけじゃなかった。
僕達が{おうち}を守るようになったのは・・・。
決定的なことは・・・。
それはおじさん達がいなくなって、まもなく・・・、
おこったんだ!!


ブチがやってきた。
よりによってあいつがくるなんて。
もちろん名前なんか知らない。
ブチの上着をきてるから、そう呼んでただけ!!
ブチは、体がとっても大きくて・・・、とってもいじわるで・・・、
いつも僕達のご飯を獲ろうとしてた。
だから、おじさん達がいた頃は、しっぽと一緒に池に、落っことしてやったんだ!!
もちろん、そのとき僕達は、一目散におじさん達の後ろに隠れた。
それからブチは、何度もいじわるしに来た。
でも、おじさん達がいたからブチは、おうちに入れず、遠くで見ているだけだった。
僕達はブチなんか恐くなかったよ。
だから、安心して、いたずらしり、からかったりしたのに・・・。
ここが、ブチの「おうち」になるなんて・・・・。
ブチは僕達の前で嬉しそうに笑った!!
僕としっぽは、目の前が真っ暗になった・・・。
だって、おじさん達を追い出した白黒が来るかと思ってたのに・・・・。
もちろん、ブチより白黒の方が強くて恐いけど、いたずらはしなかったから・・・。
だから、隠れてるだけでいいと思ったのに・・・。
まさか・・ブチだなんて!!
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
それから・・・。
ジジおばさんは、出ていってしまった。
出ていく時に、ブチが白黒の仲間になって、白黒がいない時は
ブチの「おうち」になるって聞いた。
ジジおばさんは、赤ちゃんが生まれたばっかりだから、仕方なかった。
僕としっぽは、ジジおばさんを頼りにしていたのに・・・・。
どうすればいいのか?わかんなくなってしまった・・・・。
ご飯はブチが一人で食べちゃうし・・・・。
いつも僕達を追いかけまわして、いじめたんだ!!
とっても恐かったよ。
いつも、茂みに隠れたよ。
でも・・・、見つかるといつまでも追いかけられたんだ。


トラおばさんとママのミーには縦長の「おへや」がある。
だから、ブチは入れなくて意地悪できない。
すると、その前に座って、悪口ばっかり言ってる・・・・。
可哀想だったなぁ・・・・。

僕達に「ここは、おれの「おうち」だぞ!!」
「おれが一番強いんだぞ!! 」
なんて言ってるくせに・・・・。
白黒が来たらご飯や、一番気持ちいい昼寝の場所を譲ってる・・・。
情けないやつなのに・・・・。
僕達は、恐くて・・・・恐くて・・・。
仕方が無かったんだ。


僕達はいつも逃げるだけだった。

ご飯も、たまにブチが残したのを・・・・。
目を盗んで食べた。

"いつもお腹がすいたし・・・"
"安心して眠れるところも・・・・・"


なかった。

だから僕としっぽは、トラおばさんとママのミーに相談した。
"どうしたらいじめられないか?"
"どうしたらご飯をたくさん食べれるか?""

そしたら、トラおばさんは静かに、こう言った。
"おじさんたちは、どうしてたの?"
"おじさんたちを思いだしてごらん"


そう言うと、トラおばさんはママのミーと寝てしまった。

ぼくたちは縦長のおへやの前で、一生懸命思いだそうとした・・・。

楽しかったことばっかり思いだした。

"ちょうちょとあそんだこと!!"
"ひなたぼっこしたこと!!"
"追いかけっこしたこと!!"


でも・・・、
やっと大事なことを・・・、
・・・思いだしたよ。

それは・・・。
いつもおじさん達が
「おうち」を守ってたってこと!!

その時、わかったんだ!!
助けてもらうだけじゃダメなんだ!!

って、ことを・・・・。

"そうさ!! まず、自分達でやってみなきゃいけないってことを・・・・"


僕達は・・・大きく、息をはいた。

"横にいる、しっぽを見る"
"しっぽも僕を見ている"


・・・・・・・・。
"・・・・なにも、言わない・・・・"
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
"・・・・・・長い沈黙・・・・・・。"
・・・・・・・・・・・・そして、大きくうなずいた。


胸をはって、帰ろうとした。
その時、寝てると思ってたトラおばさんが・・・・、
やさしく声をかけてくれた。

"協力して頑張りなさいよ"

僕達はもう一度うなずいて、茂みに帰った。

頑張ろう!!って決めた・・・。

その時が来るまで・・・・、しっぽと一緒に。

"ここは僕達の「おうち」だし、出ていったら、
大好きなお母さんと・・・・お話できなくなる"


いつかきっと取り戻そう!!

そぅ、戦うんだ!!


僕達はたくさん相談した。
その間、たくさんおひさまが・・・・・。
のぼったり、しずんだりした。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・。
やっと、作戦が決まった!!

こうだ!!

"お母さんは前からブチが嫌いだ!! "

だから、僕達がいじめられてる所を見たら・・・・、
きっと、追い払ってくれる!!

そしたら、僕達も一緒にがんばる!!
・・・・・・・・。
・・・・・。
・・・・・これなら、やれる!!
きっと・・・"

そう思った。

ただ、問題がひとつある・・・・・。
ブチは、ずるいから、見ている時はなんにもしない。

・・・・・・・・。
・・・・・・。
"どうやったらいいだろう??? "

あれから、おひさまが3回のぼった時、やっとチャンスが来た。
とうとう、ブチが僕達をいじめてるところを・・・・。
お母さんやお姉ちゃんがみたんだ!!

ずるいブチも、僕達を追いかけまわすのに夢中で、
お母さんに気付かなかった。


チャンスだ!!

"でも、僕達だけで本当にだいじょうぶか???"

"ど・どうしよう・・・・"


足が動かない!!


その時、真っ黒い上着が僕達の目にはいった。

"ジジおばさんだ !! "
"帰ってきたんだ!! "


ジジおばさんはブチに飛びかかった!!

"白黒はいない・・・"
"今しか、ないんだ!! "


僕としっぽは、ブチに体当たりした!!

ありったけの勇気!!
ありったけの力と一緒に!!


"あたった!!"

ブチが転げて後ろに下がる。

"やった!!"

しかし、ブチも負けてない。
僕達に飛びかかろうとした!!

でもそこには、お母さんがいた。
ホウキっていう物を持ってブチを見下ろしていた。


それからは僕達よりも、お母さんのほうがすごかった!!

「大嫌い!!」
「でていけ!!」


ホウキを振り回しながら・・・・。
とってもすごかった・・・・。

途中からお姉ちゃんも加わった。
ぼくたちはブチじゃなくて、良かったと思った。


もちろん、ぼくとしっぽ。
ジジおばさんも、がんばった!!

"噛み付いて・・"
"ひっかいて・・・・"
"とび蹴り!!"


さすがのブチも大急ぎで逃げていった。
"やった!!"
"やったぁ!!"

ブチが逃げていくのを、
僕達はいつまでも見てた・・・・。


僕もしっぽもたくさんやられた。
とっても痛かった。

でも初めての勝利に大きな声で言ったんだ。
「やったぞー!!」

きっと、「にゃー」にしか聞こえなかったけど。
でも、とっても、とっても嬉しかった。

あんなに恐くて、できないと思ってたのに、
やればできるんだ!!って思った。

それにお母さん達が
「がんばったね、えらかった」
「とってもつよかったよ」

って褒めてくれた。

お母さんとお姉ちゃんは、いっぱいご飯をくれて、
たくさんなでてくれた。

心配そうに「痛かったね?!」
「大丈夫なの??」

って言いながら。

ぼくは「だいじょうぶだよ」
「がんばったよ」
って
お返事をしたんだ。

しっぽは相変わらず、食べるだけ食べて
プイッとどっかにいっちゃったけど。
知ってるんだ。

しっぽは照れてるだけだって・・・。

ジジおばさんは全然平気だったみたい。
どこも痛くないんだって。
でも、一番ひっかいて・・・・、
最後まで追いかけまわしたのは・・・・・、
ジジおばさんだった。


それから・・・・、
僕達が「おうち」を守るようになったの。

あの後、すぐにジジおばさんも赤ちゃんを連れてきた。


そうだ!!
まだ・・・・、続きがあったんだ。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・。

ブチより強い白黒のこと。
でも、僕達がやっつけなくて良かったんだ。
あれは・・・・・、奇跡かと思った!!



僕達の勝利から、2回お日さまが昇った時だった。
すごい顔をして白黒がやってきた!!

僕達は、こんなに早く来るなんて思ってなかった。
ブチがいいつけに行ったらしい・・・・・・。

"どうしよう・・・・・・"
"お母さんたちはいない・・・・"


ぼくたちは、次の作戦を考えてなかった。
白黒が舌舐めずりしながら、近づいてくる!!

"こわい!!"
"にげなきゃ!!"


でも、ふるえて体が動かない!!
だ、だめだぁ・・・。

"お母さん!!"

呼びたくても声がでない。

"も、もうだめだ・・・・・・・"

そう思った時、それはおこった!!
・・・・・・・・・。
・・・・・。
・・・。
僕達の目の前でおこったんだ。


お兄ちゃんが玄関から出てくる。
バッタリと、白黒とあう!!

"目があった瞬間・・・・・いきなりだった!! "

持っていたホウキをお兄ちゃんは、すでに振り下ろしていた!!

白黒は避けられなかった・・・・・。

勢い良く、転がっていった!!

すごい音がして・・・・・、僕達は固まった!!


白黒が転がった先には、お散歩から帰ってきたジャズメンさん。
さらに追いかけられ、飛びのった先は・・・・・・。
ビビアンさんだった・・・・・。



僕達は、白黒じゃなくて良かった。
本当に良かった。

去っていく、白黒の後ろ姿に、力はなかった。
あれじゃブチの方が、マシだと思った。



あれから、お兄ちゃんは僕達を、助けてくれたんじゃない!!
って事を知った。

だだ、機嫌が悪かっただけなんだって・・・・、
ビビアンさんが言ってた。


それに・・・ジャズメンさんは、ただ遊んでると思って・・・・、
追っかけたんだって!!

ついでに言うなら・・・・・・、
ビビアンさんも一緒に・・・・・・。
遊びたかった、だけなんだって・・・・。


もちろん、みんなのおかげで助かったんだから、
理由はどうでもいい。
でも、お兄ちゃんのそばに・・・・いく時は、
よく考えてからということにした。

僕達は、いろんなことを知った。

"がんばればできること"
"みんなで協力すること"
"勇気をもつこと"
"まず、やってみること"


これからも頑張っていこう。

今日も朝から、お母さんの声が聞こえる。
僕はいつも通りお返事してる。

最近、しっぽもお返事するのが多くなった!!

僕達の次は、ジジおばさんの子供達が「おうち」を守る。

今度は僕達が、教えてあげよう・・・・・・。
おじさんたちやトラおばさん、
ジジおばさんのように・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・。

そうだ!!
前より、「おうち」が・・・・・、
ちょっと大きくなったんだよ!!
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雲の童話  「僕のおうち」~下~

テーマ:
あれから、おひさまが3回のぼった時、やっとチャンスが来た。
とうとう、ブチが僕達をいじめてるところを・・・・。
お母さんやお姉ちゃんがみたんだ!!

ずるいブチも、僕達を追いかけまわすのに夢中で、
お母さんに気付かなかった。


チャンスだ!!

"でも、僕達だけで本当にだいじょうぶか???"

"ど・どうしよう・・・・"


足が動かない!!


その時、真っ黒い上着が僕達の目にはいった。

"ジジおばさんだ !! "
"帰ってきたんだ!! "


ジジおばさんはブチに飛びかかった!!

"白黒はいない・・・"
"今しか、ないんだ!! "


僕としっぽは、ブチに体当たりした!!

ありったけの勇気!!
ありったけの力と一緒に!!


"あたった!!"

ブチが転げて後ろに下がる。

"やった!!"

しかし、ブチも負けてない。
僕達に飛びかかろうとした!!

でもそこには、お母さんがいた。
ホウキっていう物を持ってブチを見下ろしていた。


それからは僕達よりも、お母さんのほうがすごかった!!

「大嫌い!!」
「でていけ!!」


ホウキを振り回しながら・・・・。
とってもすごかった・・・・。

途中からお姉ちゃんも加わった。
ぼくたちはブチじゃなくて、良かったと思った。


もちろん、ぼくとしっぽ。
ジジおばさんも、がんばった!!

"噛み付いて・・"
"ひっかいて・・・・"
"とび蹴り!!"


さすがのブチも大急ぎで逃げていった。
"やった!!"
"やったぁ!!"

ブチが逃げていくのを、
僕達はいつまでも見てた・・・・。


僕もしっぽもたくさんやられた。
とっても痛かった。

でも初めての勝利に大きな声で言ったんだ。
「やったぞー!!」

きっと、「にゃー」にしか聞こえなかったけど。
でも、とっても、とっても嬉しかった。

あんなに恐くて、できないと思ってたのに、
やればできるんだ!!って思った。

それにお母さん達が
「がんばったね、えらかった」
「とってもつよかったよ」

って褒めてくれた。

お母さんとお姉ちゃんは、いっぱいご飯をくれて、
たくさんなでてくれた。

心配そうに「痛かったね?!」
「大丈夫なの??」

って言いながら。

ぼくは「だいじょうぶだよ」
「がんばったよ」
って
お返事をしたんだ。

しっぽは相変わらず、食べるだけ食べて
プイッとどっかにいっちゃったけど。
知ってるんだ。

しっぽは照れてるだけだって・・・。

ジジおばさんは全然平気だったみたい。
どこも痛くないんだって。
でも、一番ひっかいて・・・・、
最後まで追いかけまわしたのは・・・・・、
ジジおばさんだった。


それから・・・・、
僕達が「おうち」を守るようになったの。

あの後、すぐにジジおばさんも赤ちゃんを連れてきた。


そうだ!!
まだ・・・・、続きがあったんだ。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
・・・・・。

ブチより強い白黒のこと。
でも、僕達がやっつけなくて良かったんだ。
あれは・・・・・、奇跡かと思った!!



僕達の勝利から、2回お日さまが昇った時だった。
すごい顔をして白黒がやってきた!!

僕達は、こんなに早く来るなんて思ってなかった。
ブチがいいつけに行ったらしい・・・・・・。

"どうしよう・・・・・・"
"お母さんたちはいない・・・・"


ぼくたちは、次の作戦を考えてなかった。
白黒が舌舐めずりしながら、近づいてくる!!

"こわい!!"
"にげなきゃ!!"


でも、ふるえて体が動かない!!
だ、だめだぁ・・・。

"お母さん!!"

呼びたくても声がでない。

"も、もうだめだ・・・・・・・"

そう思った時、それはおこった!!
・・・・・・・・・。
・・・・・。
・・・。
僕達の目の前でおこったんだ。


お兄ちゃんが玄関から出てくる。
バッタリと、白黒とあう!!

"目があった瞬間・・・・・いきなりだった!! "

持っていたホウキをお兄ちゃんは、すでに振り下ろしていた!!

白黒は避けられなかった・・・・・。

勢い良く、転がっていった!!

すごい音がして・・・・・、僕達は固まった!!


白黒が転がった先には、お散歩から帰ってきたジャズメンさん。
さらに追いかけられ、飛びのった先は・・・・・・。
ビビアンさんだった・・・・・。



僕達は、白黒じゃなくて良かった。
本当に良かった。

去っていく、白黒の後ろ姿に、力はなかった。
あれじゃブチの方が、マシだと思った。



あれから、お兄ちゃんは僕達を、助けてくれたんじゃない!!
って事を知った。

だだ、機嫌が悪かっただけなんだって・・・・、
ビビアンさんが言ってた。


それに・・・ジャズメンさんは、ただ遊んでると思って・・・・、
追っかけたんだって!!

ついでに言うなら・・・・・・、
ビビアンさんも一緒に・・・・・・。
遊びたかった、だけなんだって・・・・。


もちろん、みんなのおかげで助かったんだから、
理由はどうでもいい。
でも、お兄ちゃんのそばに・・・・いく時は、
よく考えてからということにした。

僕達は、いろんなことを知った。

"がんばればできること"
"みんなで協力すること"
"勇気をもつこと"
"まず、やってみること"


これからも頑張っていこう。

今日も朝から、お母さんの声が聞こえる。
僕はいつも通りお返事してる。

最近、しっぽもお返事するのが多くなった!!

僕達の次は、ジジおばさんの子供達が「おうち」を守る。

今度は僕達が、教えてあげよう・・・・・・。
おじさんたちやトラおばさん、
ジジおばさんのように・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・。
・・・。

そうだ!!
前より、「おうち」が・・・・・、
ちょっと大きくなったんだよ!!




如何でしたかい?! 読んで頂き、ありがとうございやした!!



これにて、「僕のおうち」は終わりでさぁね。
長くなりやすが、一つにまとめてアップいたしやすねぇ。

正月休みにでも、ゆっくり読んで下さいねぇ。

まぁ、絵を描いて下さるってぇ奇特な方がいやしたら
ご連絡くださいよぉ。

または、こうした方がいいんじゃないかい?!なんてぇ人が
いやしたら、気軽に教えて下さいなぁ。



昔々の話でさぁね。
あちきの庭の出来事でさぁね。
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雲の童話  「僕のおうち」~中~

テーマ:
僕達はいつも逃げるだけだった。

ご飯も、たまにブチが残したのを・・・・。
目を盗んで食べた。

"いつもお腹がすいたし・・・"
"安心して眠れるところも・・・・・"


なかった。

だから僕としっぽは、トラおばさんとママのミーに相談した。
"どうしたらいじめられないか?"
"どうしたらご飯をたくさん食べれるか?""

そしたら、トラおばさんは静かに、こう言った。
"おじさんたちは、どうしてたの?"
"おじさんたちを思いだしてごらん"


そう言うと、トラおばさんはママのミーと寝てしまった。

ぼくたちは縦長のおへやの前で、一生懸命思いだそうとした・・・。

楽しかったことばっかり思いだした。

"ちょうちょとあそんだこと!!"
"ひなたぼっこしたこと!!"
"追いかけっこしたこと!!"


でも・・・、
やっと大事なことを・・・、
・・・思いだしたよ。

それは・・・。
いつもおじさん達が
「おうち」を守ってたってこと!!

その時、わかったんだ!!
助けてもらうだけじゃダメなんだ!!

って、ことを・・・・。

"そうさ!! まず、自分達でやってみなきゃいけないってことを・・・・"


僕達は・・・大きく、息をはいた。

"横にいる、しっぽを見る"
"しっぽも僕を見ている"


・・・・・・・・。
"・・・・なにも、言わない・・・・"
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
"・・・・・・長い沈黙・・・・・・。"
・・・・・・・・・・・・そして、大きくうなずいた。


胸をはって、帰ろうとした。
その時、寝てると思ってたトラおばさんが・・・・、
やさしく声をかけてくれた。

"協力して頑張りなさいよ"

僕達はもう一度うなずいて、茂みに帰った。

頑張ろう!!って決めた・・・。

その時が来るまで・・・・、しっぽと一緒に。

"ここは僕達の「おうち」だし、出ていったら、
大好きなお母さんと・・・・お話できなくなる"


いつかきっと取り戻そう!!

そぅ、戦うんだ!!


僕達はたくさん相談した。
その間、たくさんおひさまが・・・・・。
のぼったり、しずんだりした。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・。
やっと、作戦が決まった!!

こうだ!!

"お母さんは前からブチが嫌いだ!! "

だから、僕達がいじめられてる所を見たら・・・・、
きっと、追い払ってくれる!!

そしたら、僕達も一緒にがんばる!!
・・・・・・・・。
・・・・・。
・・・・・これなら、やれる!!
きっと・・・"

そう思った。

ただ、問題がひとつある・・・・・。
ブチは、ずるいから、見ている時はなんにもしない。

・・・・・・・・。
・・・・・・。
"どうやったらいいだろう??? "














あいよ!! 雲でさぁね。


第二部ってぇ感じかねぇ。

さぁて、どうなりやすかねぇ???笑

なんてぇ言っちめぇやしたが・・・・。笑

コメントも頂いてねぇ。
本当に、あちきは嬉しいさぁね。

・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・。

・・・・・。
・・・・・・コメント・・・。

・・たくさん・・・・。

・・・・・・。

・・おまいさんたち・・・・・・。

・・・・・・・・・。
・・・・・・・。

・・・・・・。






あちき泣かして、どぅすんでぇい!! 笑




もちろん、嬉し泣きでさぁね。ほんとに、みなさんにゃ、感謝しても足りねぇよぉ。ほんとにありがとねぇ・・・・。



あちきゃ、幸せもんだよぉ!!



いつもの記事より、反応がとてもとても、気になりやすねぇ・・・・笑。
なんたってぇ、

まぁた、恥さらしてやすからねぇ!!



ご意見・ご感想、ついでに「絵本」しよう!! なんてぇ奇特な方がいやしたら、コメントくださいねぇ・・・・・、まぁだ、終わってないけどねぇ。笑

「絵本」しよう!!・・・・、こりゃ、調子に乗り過ぎやしたねぇ。笑
作家の先生ぇたちに、怒られちまうやねぇ!! 笑




Happy Merry X'masってぇ、やつでさぁね!!



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雲の童話  「僕のおうち」~上~

テーマ:
僕のおうち

「おはよう!!」
「おはよう??」
「おはよう!!」「おはよう!!」
かならず、言うんだ。
だって、お母さんが、お話してるから。

毎朝、六時になると、僕や仲間たちにあいさつがある。
はじめの「おはよう!!」はお母さん。
つぎは 僕、またお母さん。
最後もお母さん。

きっと「にゃ」とか「にゃあーお」にしか
聞こえないけどね。

でも、僕は一生懸命、お返事する。
もちろん、朝だけじゃないよ!!
お母さんが話しかけるたびにお返事をするんだ!!
「ここだよ!!」
「あっちにいったよ!!」
「 待ってて!!、いま行く!!」
とかさ!!

いつもいつも、お母さんからじゃないさ。
僕からだって負けずに、たくさんするよ!!。
「お母さんどこ?」とか
「ごはんちょーだい!」って・・・。

「おかえり!!」だって、ちゃんと言えるさ!!。
だって、お母さんと、お話するのは楽しいからね。

しっぽやジジおばさんは、あんまり、お返事やお話しない・・・。
ご飯の時は、僕を押しのけるくせにさ!!

僕達にお話してくれるのは、お母さんだけじゃないよ。
優しいお姉ちゃんや、とっても・・・恐いお兄ちゃん!!
お姉ちゃんは、ご飯くれるし、かまってくれる。
それに僕達の名前も、いつも呼んでくれるよ!!

でもぉ・・・、
お兄ちゃんは・・・、
よくわかんない!!


・・・・・・・。
たまに・・・、煮干しくれたりする。

ジジおばさんが言うには、僕達と一緒できまぐれなんだって!!
あとはぁ・・・・、
そうだ!!
お父さんを忘れてた!!

ちゃんと毎日、声をかけてくれるよ。
「しっし!!」
「あっち行け!!」
ってさ。
でも、嫌って言ってるんじゃないのは知ってる!!

夕方になるとおかあさんが帰ってくるでしょう。

だから、僕は玄関で待ってるの。
「おかえり!!」って言うために・・・。

でもそうしてると、お父さんが、「おうち」に入れないから、
そう言うんだ!! たぶん・・・・。
きっとそうだと思ってる。
・・・・・・。
・・・・・。
・・。
ぼくは「おうち」が大好き!!
「おうち」のこと、「な・わ・ば・り」って言うんだよ。

僕達は好きな「おうち」が出来たら、守んなきゃいけないんだって、
トラおばさんが教えてくれた。
じゃないと、ご飯が食べられなくなるし、安心して眠れなくなるからね。

でもね、好きな理由は、たくさんあるよ。
ごはんがあるし、遊ぶところもあるし、安心できるから。
でも一番の理由はお母さんさ。
あと仲間も、いっぱいいる。

まず、ゴールデンレトリーバーのビビアンさん。
ビビアンさんはベージュの素敵な上着をきてる。
それにとっても大きな、ビビアンさんの「おへや」があるの。
たまに、お母さんに呼ばれて、お母さんたちの「おうち」や
「おふろ」に入るんだって!!
ダックスフンドのジャズメンさんは、お母さんたちの「おうち」
の2階にいるから、あんまり会えない。
とってもかっこよくって、アメリカって、とこからきたんだって。
上着なんて、めったに見れない柄で、おしゃれなんだよ!!


そんで、縦長の「おへや」には、トラおばさんと、ママのミー。
トラおばさんはとっても優しい。
上着は僕達と違って、キジって言うんだって。
僕達の知らないこと、たくさん教えてくれる。

ママのミーは、ちょっとかわった白っぽい上着なの。
僕達の「おへや」は、「おうち」の中の好きな場所。
お日さまが、いつもあたってポカポカしてる所や。
「おうち」が見渡せる、とっても高い所。
トラおばさん達の「おへや」のそばにある高い所は、
ジジおばさんの「おへや」さ。
ジジおばさんの上着は、真っ黒で良く似合ってる。
とっても美人でかっこいいけど、ちょっと恐い。


弟のしっぽと僕は、おそろいの真っ白な上着!!
でも、しっぽの上着には、とっても長いシッポがついてて、
カッコいいから、ジジおばさんのお気に入りなんだ。
ぼくの上着は、兄弟なのにシッポがちょっと・・・・。
だから、僕の名前は「しろ」だけど・・・。
「チロ」でもお返事する。

僕達のおとうさんは、どこにいるか?わかんない。
あんまり覚えてないんだ。
とっても、大きな「おうち」を持ってて、めったに僕達の「おうち」には
来なかったし、僕達が大きくなってからは全然。
だから、僕としっぽで「おうち」を守ってるの。
もちろん、始めからじゃないよ。
それは・・・・、あんな事があってからなんだ。


僕達が小さい頃は、
裸足おじさんと靴下おじさんが守ってた。

靴下おじさんの上着は
「靴下をはいてる」ような柄で、
裸足おじさんは
「靴下をはいてない」ような柄だったから、
そう呼ばれたらしい。
僕達みたいに兄弟で守ってて、とっても強くてカッコ良かったんだよ!!
・・・・・・。
・・・・。
でもある時・・・、
みんながいじわるしに来て・・・・・、
その中のとっても大きな白黒の上着を着たやつに、
負けてしまった。
一生懸命頑張ったのに・・・。
・・・・・・。
・・・・。


僕達はなんにも出来なかった。
恐くて声もでなかった。
僕達が、もうちょっと大きくて、ほんのちょっとでも勇気があったら、
良かったのに・・・。
見送らなくても・・・良かったのに。
とっても哀しそうだっだ。
だから決めたんだ!!
ぼくとしっぽで、大きくなったら、おじさん達みたいに「おうち」を守るって!!。
でも、それだけじゃなかった。
僕達が{おうち}を守るようになったのは・・・。
決定的なことは・・・。
それはおじさん達がいなくなって、まもなく・・・、
おこったんだ!!


ブチがやってきた。
よりによってあいつがくるなんて。
もちろん名前なんか知らない。
ブチの上着をきてるから、そう呼んでただけ!!
ブチは、体がとっても大きくて・・・、とってもいじわるで・・・、
いつも僕達のご飯を獲ろうとしてた。
だから、おじさん達がいた頃は、しっぽと一緒に池に、落っことしてやったんだ!!
もちろん、そのとき僕達は、一目散におじさん達の後ろに隠れた。
それからブチは、何度もいじわるしに来た。
でも、おじさん達がいたからブチは、おうちに入れず、遠くで見ているだけだった。
僕達はブチなんか恐くなかったよ。
だから、安心して、いたずらしり、からかったりしたのに・・・。
ここが、ブチの「おうち」になるなんて・・・・。
ブチは僕達の前で嬉しそうに笑った!!
僕としっぽは、目の前が真っ暗になった・・・。
だって、おじさん達を追い出した白黒が来るかと思ってたのに・・・・。
もちろん、ブチより白黒の方が強くて恐いけど、いたずらはしなかったから・・・。
だから、隠れてるだけでいいと思ったのに・・・。
まさか・・ブチだなんて!!
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
それから・・・。
ジジおばさんは、出ていってしまった。
出ていく時に、ブチが白黒の仲間になって、白黒がいない時は
ブチの「おうち」になるって聞いた。
ジジおばさんは、赤ちゃんが生まれたばっかりだから、仕方なかった。
僕としっぽは、ジジおばさんを頼りにしていたのに・・・・。
どうすればいいのか?わかんなくなってしまった・・・・。
ご飯はブチが一人で食べちゃうし・・・・。
いつも僕達を追いかけまわして、いじめたんだ!!
とっても恐かったよ。
いつも、茂みに隠れたよ。
でも・・・、見つかるといつまでも追いかけられたんだ。


トラおばさんとママのミーには縦長の「おへや」がある。
だから、ブチは入れなくて意地悪できない。
すると、その前に座って、悪口ばっかり言ってる・・・・。
可哀想だったなぁ・・・・。

僕達に「ここは、おれの「おうち」だぞ!!」
「おれが一番強いんだぞ!! 」なんて言ってるくせに・・・・。
白黒が来たらご飯や、一番気持ちいい昼寝の場所を譲ってる・・・。
情けないやつなのに・・・・。
僕達は、恐くて・・・・恐くて・・・。
仕方が無かったんだ。






あいよぉ!!
ここはぁ間違いなく、
「浮浪雲~浮き世離れもほどがある!!~」でさぁね。

恥ずかしいやねぇ。笑

笑っちゃいけやせんよぉ!! 随分と前・・・少なくともそぅですねぇ。5~6年めぇですかねぇ。笑



あちき言葉だと思った人ぉ、残念でしたねぇ。
こりゃ子供用だったんでねぇ。
あちきなりに、気ぃ使って書いたんでさぁね。笑


まぁ、本日は

一部

ってぇとこですかねぇ。
まだ直しいねぇ所もありやしてねぇ。
後々はぁ、あちき言葉で書き直して見ようかねぇ。

明日は"中"を書きまさぁね。