心と体と学びをはぐくむ園庭を

幼稚園保育園の園庭を、子どもが自然の中で遊び学べる場所にしませんか?


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こんにちは。園庭研究所の石田です。


「園での経験と幼児の成長に関する調査」(ベネッセ教育総合研究所・無藤隆さん・秋田喜代美さん)の続きです。(調査詳細はこちらでご覧頂けます。→ ベネッセHP


調査により、以下の3つが明らかになりました。


園から提供される情報(先生との会話や園便り)が子育ての参考になったと感じる保護者は、子どもの意欲を尊重する比率が高い。




② 園と関わる機会(行事や保育参観など)が多かった保護者は、子どもの意欲を尊重する比率が高い。




③ 子どもの意欲を尊重する養育態度をとる方が、子どもの「学びに向かう力」が高い。






この調査に関わられた秋田喜代美さん(東京大学)は、以下のように述べられています。

‘ 園からの情報を家庭での子育てにも取り入れる、学び上手な保護者の態度が、子どもの意欲を尊重する態度や、子どもの「学びに向かう力」を育てることにもつながります。

保育者の話しや園便り、行事や保育参観を子どものことを親が学ぶチャンスとすることで、園へ関わることも楽しくなり、また家庭と園との連続性が親の関与でつながることが、子どもにとっても「よいこと循環」を生み出しています。

行事や参観を保護者に課せられる義務として感じるよりも、両者の協力を通して子どものことを学び合い育ち合う「子育てコミュニティ」を楽しみながら形成していけるとよいと思います。’




※「遊び込む経験」「協同的な活動」と「学びに向かう力」の関係性については、こちらの記事でご紹介しています。→ 前記事, ,


(続きます。)


園庭研究所 代表 石田佳織

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こんにちは。園庭研究所の石田です。

「園での経験と幼児の成長に関する調査」(ベネッセ教育総合研究所・無藤隆さん・秋田喜代美さん)の続きです。(調査詳細はこちらでご覧頂けます。→ ベネッセHP


この調査により分かってきたことが…
‘ 友だちとの「協同的な活動」を多く経験している方が、「学びに向かう力」が高い。’
ということです。



ここでの「学びに向かう力」とは、「協調性」「がんばる力」「好奇心」「自己主張」「自己統制」の5項目として設定されています。

また、「協同的な活動」は、調査では以下の項目で設定されています。
・行事(運動会や生活発表会など)で友だちと協力しあう
・目標に向けて友だちと協力して取り組む
・友だちと関わる中で、友だちの良いところや得意なことを知る
・行事の役割(劇の配役やリレーの順番など)を子どもたちが決める



さらに、「遊び込む経験」が多いほうが、「協同的な活動」も多く、2つの経験には関連がみられました。




‘「遊び込む経験」が多い方が、「文字・数・思考」(認知的スキル)に関わるスコアも高い。’
という結果も示されています。

(グラフ画像はベネッセHPより)


調査報告書では、以上の結果について、このように分析されています。

‘ 子どもは遊び込む中で、友だちとの関わりを通して、協調性や自己主張・自己統制などの「学びに向かう力」、友だちとのやり取りを支える「言葉」、遊びを面白くする道具としての「文字や数」を身に付けている可能性が示唆される。'


※「遊び込む経験」と「学びに向かう力」の関係性については、こちらの記事でご紹介しています。→ 前記事前々記事



*** 石田より ***

園庭研究所でも、「遊び」について、以下のようにお話しています。


ご自身の子どもの頃、遊んでいた様子を思い出してみると、どうでしょうか?
遊びの中では、こういった様々な力がはぐくまれていたのではないでしょうか?


園庭研究所 代表 石田佳織

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こんにちは。園庭研究所の石田です。

「園での経験と幼児の成長に関する調査」(ベネッセ教育総合研究所・無藤隆さん・秋田喜代美さん)の続きです。(調査詳細はこちらでご覧頂けます。→ ベネッセHP


前記事では、‘「遊び込む経験」を多くしている方が、「協調性」「がんばる力」「好奇心」「自己主張」「自己統制」などの「学びに向かう力」が高い傾向がある’ という調査結果をご紹介しました。→ 前記事


そして、この「遊び込む経験」は、
‘ 自由に遊べる環境が十分にあるほど、多い。 ’
’ 先生の受容的な関わりがあるほど、多い。 ’

ということが明らかになりました。


(グラフ画像はベネッセHPより)


先生の受容的な関わり」は以下の項目で設定されています。
・先生の言葉がけが温かい
・先生は子どもの「やりたい」気持ちを尊重している
・先生がのびのびと保育をしている
・先生は保護者の気持ちに寄り添っている
・先生同士の連携が取れている

また、「自由に遊べる環境」については以下の項目で設定されています。
・さまざまな表現活動(お絵描き、製作、音楽など)をする
・季節に応じた教材や絵本が使われている
・自由に遊べる時間が充分にある
・自由に遊べる場所がある
・自由に遊べる遊具や素材が十分にある



調査に関わられた無藤隆さん(白梅学園大学)、秋田喜代美さん(東京大学)は次のように述べられています。

「園の子どもの遊びのための環境が充実し、保育者の関わりが受容的である方が子どもがたっぷりと遊び込んでいる。園での遊び込む経験が学びの向かう力を伸ばすであろう。」(無藤さん)

「遊び込む経験が、学びに向かう力につながることが明らかになりました。5歳こそ、夢中、没頭して遊び込む経験を十分に保障して、生涯にわたる学びの基礎を培ってほしいと思います。」(秋田さん)


*** 石田より ***

子どもの成長、とくに、生涯にわたり社会生活を営む上で基盤となる「学びに向かう力」にとって重要なのが分かっきた「遊び込む経験」。

そうした「遊び込む経験」を支える、「保育者の受容的な関わり」や「自由に遊べる環境」は、まさに園庭に関わってくることですね。^^

(「遊び込む経験」を支える「自由に遊べる環境」については、今回項目として挙げられていた内容から、さらに踏み込んで考えていく必要があるかとは思います。)


続きます。^^


園庭研究所 代表 石田佳織

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