心と体と学びをはぐくむ園庭を

幼稚園保育園の園庭を、子どもが自然の中で遊び学べる場所にしませんか?


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こんにちは。園庭研究所の石田です。

個人の方へ、出張講座・活動や土地活用のご相談をお受けします。


これまで、園や協会から呼んでいただく研修に加えて、私の方で開催・募集する講座をしてきました。
けれど、私から開催・募集する講座はしばらくお休みし、出張での講座や土地活用のご相談をお受けしようと思います。(全国どこへでもお伺いします。)


出張講座は、お一人のご依頼からお受けします。
もちろん、数名で集まっていただいても大丈夫です。
少人数で、じっくり話し合いながら進めさせて頂きます。


お受けします内容、お時間、料金は…
・講座「園庭環境/子どもにとっての屋外環境」:4時間ほど、2万円/おひとり
・講座「子どもと自然」:3.5時間ほど、1万5千円/おひとり
・子どもや地域に関わる土地活用のご相談:2-3時間、1万円/1件
・子どもと自然に関する活動のご相談:2-3時間、1万円/1件

です。
プラス、交通費(千葉県君津市より)をお願いいたします。

内容や時間は、ご希望を伺い調整させていただきます。^^

※園内研修や協会の研修など組織での研修については、料金が変わってきますので、こちらのご案内をご覧ください。→ 研修、ワークショップ




どうして、私からの開催・募集ではなく、出張に変えようと思ったかというと…。

まずは、その方の活動場所や活動内容に即して、ご活動をサポートさせていただきたいから。


そして、これは園庭研究所運営上のことですが、私開催となると場所代のために人数調整などに気を使うことがあったため、より良い形で取組みたいと考えました。



実は、これまでに、何人かの方が、自然と子どもをつなぐ活動をされたい個人の方が、講座を受けて下さいました。

みなさん想いを持たれながら、これから一歩踏み出そうとされている方々でした。

そして、どの方もが、ご自身の土地や地域を活かしたいと考えられていました。


私は、これまでこの園庭研究所の仕事を立ち上げるために、苦労も努力もしてきました。

不安な気持もたくさんありました。

けれど、誰もの真ん中ある前向きな大きな力と、様々な方の支えで、ここまでこれました。

だからこそ、「これから一歩を」と考えられている方に、その方の中にある想いや大きな力をめいっぱいを出していただき、一緒に考え支えていければと思います。



実は私も、「実家の土地を子どもたちの集える場所にしたい」と学生の頃から考えていました。今は千葉での生活や仕事があり、そちらは一旦横に置いていますが、いつか取組みたいなと思っています。下の絵は、社会人になりたての頃、地元での子どもと大人と自然がつながる活動をイメージして描いたものです。


あなたの想いが実現していきますように。


園庭研究所 代表 石田佳織

お問い合わせ:
電話:080-2381-8611
メールを送る

以下クリックで、まとめのページをご覧いただけます。
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園庭づくり

園庭研究所の講座を受けて下さった、造園・建築・都市計画のご専門の方をご紹介しています。→ご紹介ページ
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こんにちは。園庭研究所の石田です。

静岡県へ、‘子どもと自然’ 出張講座+土地活用のご相談に行ってきました。

依頼して下さったTさんは、「自宅の土地を活かして、子どもたちとお母さんお父さんたちが集える場をつくりたい」という想いを持たれています。


まずは、Tさんがご自身の土地で、どのような活動をされたいのか、どのような場を考えられているのか、お話を伺いながら整理していきました。

そして、Tさんのご活動の柱として見えてきたのが、
・家族のように支えあい、つながり、集える場
・食:一緒にごはんを作って食べたり、持ち帰ったりできる場所
・自然:日々の暮らしの中で、自然と触れ合える場所

の3つでした。

そこに行くと、いつも誰かがいて。
いつでも行きたい時に行けて。
一緒に美味しいものを作って、食べて。
外では子どもたちが地域の自然に包まれ、伸びやかに遊んでいる。
お母さんお父さんは、子どもたちを見守る人、ごはんをつくる人なんて、分担しながら支えあい、一緒にいることを楽しんでいる。

素敵な場所だなぁ、とTさんの想いを伺いながら、その場をイメージし、とても温かで幸せな気持になりました。


お母さんもお父さんも忙しい今、そして核家族が当たり前になった今、自然の中でみなで遊ぶ機会が減っている今…。

こうした場所は、これから増々求められる場ではないかと思います。



そして、‘子どもと自然’ 講座。(子どもと自然’ 講座、内容はこのような感じです。→ 子どもと自然講座

講座の中でも、Tさんのご活動の3つの柱に沿って、どう子どもと自然をつなぐかを一緒に考えていきました。




講座の後は、活動の場として考えられている現場を一緒に見に行きました。

Tさんは、自然をいかした遊び場と、一緒にごはんを作ったり食べながら集える建物を、と考えられています。

実はTさんは、「建物が出来てから、お庭ができてから」と環境が整ってから始めないと、と考えられていました。

でも、今回一緒にお話しながら、Tさんがされたい、つながる場・食・自然を柱にしたご活動は、実はすでに実行できる状況にあることが分かってきました。

だって、Tさんは料理が好き。
そして土地があって、そこにはすでに子どもたちが遊びたくなる草地も木も斜面もある。

建物がまだなくても、簡易の野外調理道具やたき火を活用すれば、みんなで美味しいものを囲んで集えるんですね。^^


そこで、ご活動の第一歩となる活動を具体的に考えていきました。

Tさん。土地を草刈りされて、みんなでトウモロコシ焼き+種(苗)植え+野遊びの日を考えられました!!

トウモロコシは、地域のトウモロコシ農家さんから、出荷できないもの(とは言っても、食べるには美味しいトウモロコシ!)を分けてもらうご計画です。

種まき・苗植えは、これからみんなで野菜を育てて食べる、「食」を通した集いの第一歩。


そして、何よりも。^^
集まって下さった方々に、Tさんから「こんな場を作りたい」という想いを話され、
集まって下さった方々から、「この場所で、どんな活動をしていきたいか」意見を伺いたい、とのご計画です。

そう。
「食・自然・家族のような関係」を柱に、みんなで一緒に考えながら、楽しんでいく場となるように。


Tさんから、このようなご感想を頂きました。
自分が持っているものに気付き、与えられるものがあるということに気がつけて嬉しかった。
3本の柱、原点に戻って始める。




Tさんの、人と人、人と自然の間にある愛いっぱいの想いに支えられたご活動が始まろうとしています。お楽しみに!!


園庭研究所 代表 石田佳織

お問い合わせ:
電話:080-2381-8611
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こんにちは。園庭研究所の石田です。

今日は、『素材道具と関わる園庭遊びの生成と変容』佐藤嘉代子 氏
の研究をご紹介したいと思います。

<研究対象>
東京都M保育園の5歳児と各クラス担任5名

<経緯>
・各クラス前に敷いてあるスノコの一部、9枚のスノコ(L180cm、W20cm)を、子どもが持ち運べるように長さを半分のサイズにした。
・マリンブルー一色のスノコをパステルカラー4色に塗装した。


<結果>
スノコ遊びの時系列的変容は、一年間で以下のように変化。
(以下の写真はすべて論文中に掲載されているものです。)

1)スノコ遊びの開始(6月)
  スノコを大型積み木のように扱う。


2)スノコと固定遊具の組合せ(7月)
スノコをジャングルジムに立てかける、新しい使用パターン。
・スノコをジャングルジムに巧みに掛けるバランス感覚。
・集中力と持続力
・斬新な発想(日常的には、ジャングルジムに物を持って登ることは危険とされている)

写真)ジャングルジムにスノコをかけ、空間を仕切って遊ぶ。


3)スノコと素材道具の組合せ(9月)
この事例以降、園庭ではテーブルが多様な使われ方をするようになる。

写真)ベンチ,テーブル,スノコなど様々な道具を建築資材のように組合わせて遊ぶ。


4)スノコ遊びの発展的展開(10月)
・スノコが園庭の中央部分に進出し始める。
・基地づくりが日常的になり、道具をもちいた遊びが一段と活発になる。
・道具を量的に使うことで、園庭での自分たちの遊び場を作り、午前中いっぱいそこを拠点として遊ぶようになる。

写真)計6種類の素材道具と、13枚のスノコを組合わせて基地づくり。


5)スノコで自分たちが創り出す遊び(2004年2月)
・それぞれの素材道具の特性を知り、その扱いに技術的な発展に支えられる遊び。
・子どもにとってかなりの身体能力が求められる遊び(スノコの揺れを体感しながら進む身体バランスが求められる遊び)。
・スノコが出現して以来9ヶ月間で最もスリリングで遊びの智恵が集約された遊び。

写真)スノコの形状特性を活かし、他の道具と立体的に組合せて、広い遊び空間を創出。



また、スノコ遊びが生成された要因として…

スノコの素材特性である、
①子どもが持てる程よい重さ、大きさ、硬さ、木材の質感
②スノコが持つ凸部の機能性


さらに、
①素材道具の種類とサイズの多様性、量的な増加
保育士が子どもたちの遊びを観ながら、スノコやままごとテーブルの補充や新しい素材を用意するなど暫時整備。(ゴザは、従来のサイズから、子どもが扱いやすいサイズへ調整。)

②素材道具を扱う技術の発展
単にスノコの扱いが巧みになるだけでなく、他の素材道具それぞれの特性を知ることで、素材道具の組合せが多様になり、遊びが高度でより複雑になっていった。

が述べられています。


***


(石田より)

子どもが持てる程よい重さ、大きさ、硬さ、質感を持った素材を用意すること。加えて、こうした素材と子どもの遊びの発展性を理解された先生方の関わりがあれば、主体的・創造的な遊びがどんどん発展していくことが、この研究で示されています。



園庭研究所でも、子どもが扱いやすい、多様な素材を園庭に用意することをおすすめしています。

例えば、ロープ、布、ござ、 ブルーシート、ダンボール
、タイヤ、板、 すのこ、瓶ケース、バケツ、おけ、ショベル、スコップ、石、レンガ、枝、実、剪定枝、などです。

ぜひ園庭に、子どもが自由に扱える素材を集めてみて下さいね。^^



園庭研究所 代表 石田佳織

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