心と体と学びをはぐくむ園庭を

幼稚園保育園の園庭を、子どもが自然の中で遊び学べる場所にしませんか?


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明けましておめでとうございます。

昨年もありがとうございました。^^

今年も引き続き、園庭や自然とのつながりを通して、子どもたち先生方、お父様お母様をサポートさせてさせて頂ければ幸いです。

 

さて、昨年は様々な園庭を訪問させていただく中で、先生方から園庭環境に関わるソフトのお取組みを伺う機会を持たせていただきました。

そして、園庭環境(ハード)と園庭を活かした子どもの活動(ソフト)が共に豊かな園には、共通点があるように感じています。

 

それは、以下です。

1)先生お一人一人が、子どもが今何に興味を持っているのかや、今その子がしていることがどういった成長につながるのかを常に意識されていること。

2)そうした子どもの育ちをさらに伸ばしていくためには、どのような言葉がけや活動をしたら良いかを考えられたり、園庭環境を柔軟に調整していかれていること。

3)1のような視点を先生お一人お一人が持て、一緒に話し合い取組んでいけるような、組織づくりがされている。(例えば、子どもや環境について先生方で話し合う機会が積極的に取り入れられていたり、園庭づくりなどのチーム活動を通して子どもや環境に向き合う仕組みができている、などです。)

 

より良い園庭づくりや活用は、1)2)の視点を ’先生お一人お一人’が持たれることが鍵となってきます。

園庭づくりや活用は、決して一人ではできず、園の皆でアイディアを出し合い、協力しあってこそ取り組んでいくことができるんですね。

また園庭は、一時に作り上げて完成、とは行きません。上に書きましたように、子どもの様子を見ながら、その都度柔軟に変化させ続けていくことで、より良いものとなっていきます。

だからこそ、1)2)を支える、3)の組織づくりが重要となってくるんですね。^^

 

今年は、私自身も3の視点も含めて、園全体をサポートできるよう、全力で取り組んでいきたいと思います。

2017年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

園庭研究所 代表 石田佳織

お問い合わせ: 電話:080-2381-8611  /  メールを送る

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こんにちは。園庭研究所の石田です。

前回に続き、愛知県の風の子幼児園さんについてです。

 

風の子幼児園さんの子どもたちを見ていて感じるのは、「子どもたちが自立し、自分で考えて生活している」ということです。

大人から与えられる生活ではなく、一人一人が自分に責任を持って、自分の生活を楽しんでいるように思います。

 

前記事でご紹介しました「子どもが自由に扱える素材や道具を整える」ことからだけでなく、

生活全般にわたって「子どもたちが自立し、自分で考えて生活する」ことを支えられているんですね。

 

例えば、お昼ご飯は、子ども自身が自分が食べようと思う分量をとります。

先生のお話では、「取りすぎて残してしまうこともあるけれど、だんだん自分の食べられる量が把握し、調整できるようになってくる」とのことです。

 

また、私が伺っている際に、「お昼ご飯だよ」と難度が声がかかっても、遊びに夢中で食べに来ない子がいました。
やっと食べに来た時に先生が子どもたちに、「みんなのために作ってくれているんだよ。ご温かくて美味しいうちに食べよう。何度か声をかけても来ないなら、他の子が食べてしまっても仕方がないよね。」と投げかけられ、「後で一緒にお話しよう。」と話されていました。

 

子どもが自立し、自分で考えて生活していけるように。

そして、そうした子どもの成長を支えていける環境がどのような環境なのか。

私も考え続けていきたいと思います。^^

 

<風の子幼児園さん園庭環境>

基地

子どもの発想を支える遊具

いろいろな活動スペース

子どもが自由に扱える素材を

 

園庭研究所 代表 石田佳織

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こんにちは。園庭研究所の石田です。

前回に続き、愛知県の風の子幼児園さんの園庭をご紹介します。

 

前記事でご紹介しました遊びの他にも、子どもたちは様々な遊びの素材を活かして遊んでいます。

木の実や綺麗な石を集めている子。

木々の間の斜面を滑りおりたり駆け登ったりしている子。

 

縁側では、スポンジブロックを電車や車に見立てて縁側と室内をぐるぐる回って遊ぶ子、縁側で指編みをして髪飾りを作っている子…。

 

園舎そばの園庭の奥には畑があり、さらに奥には開けた場所があるのですが、

ここでも子どもたちは、木登りしたり小屋の屋根に登ったり、荷車で遊んだりと、伸びやかに過ごしています。

竹と管を用いて手作りされたバランス台は、長くて楽しい!

 

風の子幼児園さんの園庭で、遊びのための構造物といえば、基地とブランコぐらいです。

あとは、水や土や木といった自然も含めて、子どもが自由に扱える素材や道具があるだけです。

けれど、ここでの子どもたちの様子を見ていると、本当に想像力と創造力が溢れています。

遊具や玩具に遊ばされるのではなく、子ども自らが遊びを生み出しているんですね。^^

さらに言うと、一つ一つの行動を子ども自身が考え選んでいるんですね。

与えられた活動でなく、与えられた遊び方でもなく。

 

実は、遊具も ’遊び方を与えてしまう危険性’ をはらんでいます。

なぜなら、設計者が子どもが遊びやすいように・安全なように計算して作っているからです。「ここに手をかけたら、次はここ」というように。

そして私たちは、無意識にその計算された形の中で動いてしまいます。頭を使うことなく。

こうした「遊ばされている」状況は、子どもの心身の成長を支えているのか、今一度考え直す必要があるように思います。

(近年は遊具デザインも発達し、子どもが考えて遊べるよう自由度を残したデザインが出てきています。また、遊具の使い方についてどこまでをOKとするか、といった保育者の考え方によっても、子どもが考えながら遊ぶことを支えていくことができます。)

 

こうした遊具が持つ危険性を考えた時、やはり風の子幼児園さんのように「子どもが自由に扱える素材や道具」を整え、子ども自身が考え、創造していける環境を作っていくことが大切なのではないかと思います。

そう、お金をかけて遊具を整えるよりも遥かに大切なことが、風の子幼児園さんの園庭にはあるように思います。


まずは園庭に、子どもが自由に扱える素材や道具を様々に用意してみていただければと思います。^^

 

関連記事:

子どものスケールに合った遊具が、社会的な遊びへつながる

子どもが扱いやすい、多様な素材を園庭に

 

園庭研究所 代表 石田佳織

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