秋風弁当 | おなじ釜のめし|30男の弁当食育日記

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社員4人の小さな会社に務める30男が、毎日出される前日予約制400円のお弁当を通して色々な事に気づいていくブログ

今日の弁当|秋風弁当




・白飯 ごま
・鯖の西京漬け
・小いかの丸煮
・油あげのきんちゃく (たまご又は切干大根)
・小松菜ごまあえ
・焼きのこのみぞれあえ すだち添え (しいたけ、舞茸)
・柚子たくあん

第一印象
最近夜はクーラーいらずで過ごしやすい。秋の気配も感じる頃。
味覚の秋、これからの弁当も一層楽しみになる。
鯖にいか、油あげのきんちゃく!ひゃ~今日も旨そうだ!

食べてみて
すだちをぎゅーっと焼ききのこのみぞれあえにかける!すだちの爽やかな風味が大根おろしと合わさってしいたけ、舞茸がぐっと美味しくなる!
鯖の西京漬は、みその甘さがほんのり口の中に広がりじわ~と旨い。続いて小いかの丸煮も噛めば噛むほどに旨さが出てくる。
きんちゃくは、体に気を使っていただき、俺だけ卵ではなく切り干し大根。これがまた旨いんだ。
大根に旨さが染み込んでる。適度な食感が油揚げとの相性抜群。染み渡る旨さでした。
秋を感じさせる美味しい弁当でした!

食育ポイント
 秋になり気温が下がってくると魚は身に脂をまとい野菜は十分温まった大地が根を育て樹木は夏のエネルギーを実に結ばせ、南の方からそろそろ新米が届けられる。旨いもの満載の季節の到来だ。本格的な秋の食材はまだだが、毎日お弁当を作っていて煮物が苦でなくなった。夏の間はじくじくと鍋が湯気をあげているのを見るのさえイヤで口も酸味や水分を求める。どうしてもあえ物や炒め物、寄せものが主座に座るがそろそろ煮物がおいしい。
 そこで今日は軽いコク味が主題。季節をつなぐ味といったところだろうか。主菜はノルウェー産の鯖の西京みそ漬け。たっぷり脂ののった鯖をみその塩気と甘味と糀の力で中和したもの。去年の秋から冬に獲れたものだろうが今はまだ秋の魚さんまや鮭に力が足りないので仕方がない。今日は主菜がもう一つ。小いかの丸煮。あおりいかの子供で身は薄いが柔らかい。墨と背骨、目、口を取り除きささやかなワタと足を胴に戻して煮付けた。副菜は油あげのコクを生かしたきんちゃく煮とぜんまいの炒め煮。きんちゃくの中身はたまごだがN君のは干し大根を詰めた。どちらもほんのり甘い薄味。あえ物はゴマのコクで食べる小松菜ときのこの旨味のみぞれあえにすだちを添えた。
 お弁当の蓋を開けるとスゥッと香るすだちや青柚子の香りはまさに今のもの。今日の主役はもしかするとこのすだちかもしれない。


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