2009-06-29

「天地人」と「葉隠」

テーマ:「葉隠覚書」oboe gaki
昨晩放送のNHK大河「天地人」第26回「関白を叱る」
上杉景勝と直江兼続の主従関係に全く臆することなく
砂金を目前に山積みしにして兼続に「自分の家臣になれ」と
景勝の御前にて堂々とお金でヘッドハンティングを試みる
豊臣秀吉に対して、断れば当然その場で首をはねられること
も覚悟の上で

「我が主君は上杉景勝様以外にない」と義を貫いた兼続

この秀吉の執拗なまでの兼続に対する執着心の裏付けとなる
ようなエピソードを「葉隠聞書」よりご紹介します。

松永義弘訳 原本現代訳「葉隠聞書第10-145」より
(栗原荒野翁 校註「葉隠」においては「葉隠聞書第10-1157」

「直江 小早川 鍋島は智仁勇の内二つを兼ね、
  大名には是程の者もない」


太閤秀吉公へ、お伽otogiの衆がたずねた。
「今、天下を取るような器量の大名がございましょうか?」

「天下を取るには、大気(度量の広いこと)、勇気、智恵が
 なければならぬ。この三つを兼ね備えた大名は一人もいない。
 小者komonoには二つずつ持った者が三人いる。

 上杉家の直江山城naoe yamashiro(兼続)
 これは大気、勇気はあるが智恵が釣り合わぬ。
 
 毛利家の小早川隆景kobayakawa takakage
 これは大気、智恵はあるが勇気が釣り合わない。

 竜造寺家(当時の佐賀大名)の鍋島飛騨nabeshima hida(直茂)
 これは勇気、智恵はあるが大気がない。
 
 大名には、これほどの者はおらぬ」と答えられたという。

藩の代表であるお殿様(大名)を差し置いて
時の天下人tenkabito秀吉公が認めていた唯一の侍であり
天地人の主人公である直江兼続と同等に名を連ねる
一人が「葉隠」の名将と言われる鍋島直茂公である。
(参考までに直茂公は隆景より5歳年下で兼続より22歳年上だった)

そんな鍋島家で葉隠の口述者山本常朝は育ち
「葉隠聞書」は生まれたのでした。

「葉隠」「花の慶次」傍らに「天地人」を楽しむ。
これまたオツなり。

時の便乗ネタにて失礼仕り候(^O^)/


葉隠壱七壱六       九拝


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