2009-04-28

「花の慶次」と「葉隠」

テーマ:「葉隠覚書」oboe gaki
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「花の慶次」「葉隠」

最近パチンコ店の前には派手な「花の慶次」のポスターが。

この漫画「花の慶次-雲のかなたに-」の原作が

「一夢庵風流記」ichimuan fuuryuuki

以前にも紹介させて頂いた歴史小説家「隆慶一郎」氏の作品です。

最近この漫画「花の慶次-雲のかなたに-」を読み切りました。

「葉隠」をこよなく愛した隆氏が書いた小説「死ぬこととみつけたり」

の主人公「斎藤杢之助 saitou mokunosuke」同様に

前田慶次 maeda keiji」もかなりかっこいいです。

この漫画のセリフにも「葉隠聞書」からの引用があったのでご紹介です。

「花の慶次-雲のかなたに-」
第三十四話 傾奇kabuki千人斬り の巻から

「武士とは勇気を表に表し
 心中には大慈悲心dai jihi shin を持っていねば
 その本分を貫くことは叶わぬ
 それはまさに慶次殿の如し

 そして、神仏に仕える者
 慈悲の心を表に現し
 強い勇気を心の底に貯えておらねば
 道を極めることは叶わぬ
 それはまさにあの者の如し

 その者であれば鎗も刀も持たず戦場へ赴き
 衆生を救うこともできようぞ」


松永義弘訳 原本現代訳「葉隠聞書第6-18」より
(栗原荒野翁 校註「葉隠」においては「葉隠聞書第6-654」

 出家は慈悲を表に現し
 胸の中には勇気をいっぱいに貯えておかねば
 仏道を極めることはできないものである。

 武士は勇気を表にして
 内心では腹の破れるくらいの大慈悲心を持っていなければ
 武士の本分を守れないものである。

 それゆえに
 出家は武士から勇気を培い
 武士は出家をたよって慈悲の心を学ぶものである。

(割愛)

 また、慈悲心、情けというものは
 人の運を育てる母のようなものである。
 無慈悲で勇気ばかりの者は滅びるもので
 その例は、今も昔もよく人に知られている所である。

(このお話は「山本常朝 jouchou」の師である
 禅宗の名僧「堪然 tannen 和尚」が語ったもので
 これもまた zen 的教訓であります)

「花の慶次」「葉隠」
「傾奇者 kabukimono「曲者 kusemono

時代は違えどこんな男達の生き様はかっこいいものだし
こんな男らしい男達がいつの時代にも必要なのではと思いし候。

葉隠武士道を描いた氏の小説「死ぬことと見つけたり」
是非、漫画化なり映画化されたら嬉しい限りである。


葉隠壱七壱六   九拝


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コメント

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2 ■ありがとうございます。

「蒼天の拳」早速チェックしてみます。
(^O^)/

1 ■よろしければ

「蒼天の拳」も思わず唸る時がありますよ。

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