2005-12-01 19:36:05

『ひとしずくの水』

テーマ:写真集ぽいもの

ウォルター・ウィック、林田康一訳

『ひとしずくの水』

個人的お気に入り度:★★★


ウォルター ウィック, 林田 康一
ひとしずくの水

ひとしずくの水が水面に落ちたときのようす、

水のいちばん小さなつぶ、

表面張力、毛細管現象、
雲のできかたや雪の結晶などについて、

瞬間をとらえた美しい写真と、

簡単な説明で解説する写真絵本。

私達のまわりにありふれた物質のひとつである水。

その水の、さまざまなありようを思い出させてくれる。

窓ガラスに降りた霜は、
シダの葉のように繊細できれい。

美しく、変幻自在な水の姿。

そのおもしろさ、大切さについて考えさせてくれる本。


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2005-11-14 18:39:42

『やあ!出会えたね カマキリ』

テーマ:写真集ぽいもの

今森光彦『やあ!出会えたね カマキリ』

個人的お気に入り度:★★★


今森 光彦
カマキリ


カマキリが獲物をとるようす、産卵や、

鎌のつき方などを観察した写真絵本。


顔のどアップの複眼は目のもようがきれいに見えるし、

夕映えの中のカマキリのシルエットも印象的。

-------------------------------------------


同じ親から茶色と緑のカマキリが生まれ、

鳥にどちらかが食べられても、

どちらかは生き残ると言われているということは初めて知った。

茶色いカマキリを食べた鳥は、茶色いカマキリばかり食べ、

緑のカマキリは食べないと言われているのだそうだ。


ほんとかな?
両方食べる鳥もいるかもしれないが、

でもそうじゃない鳥が多ければ多少役に立っているかもしれない。

でも、カマキリに2色いる本当の理由はまだわかっていない。

もっとおかしな、まったく意外な理由だったりするのかもしれない。


-------------------------------------------


子どもの頃は、みなしごハッチやみつばちマーヤなんかの影響で

カマキリが恐かった。
小学校低学年のころ、克服しようと

カマキリを捕まえようと手を出したら噛まれて血を流し、
恐くなくなるまでさらに2、3年かかった。

子どもは小さくて、かわいい。

小さいくせに、親そっくりで、

指を近づけると、一丁前に鎌で威嚇もする。


ちなみにこの絵本は、夏から晩秋、

メスのカマキリが産んだ卵が

すっかり枯れ草色に変わって周囲に溶け込んでいるところまでなので、

赤ちゃんカマキリは出てこない。

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2005-09-29 18:50:38

『やあ出会えたね! テントウムシ』

テーマ:写真集ぽいもの

今森光彦

『やあ出会えたね!3 テントウムシ』

個人的お気に入り度:★★★


今森 光彦
テントウムシ―やあ!出会えたね


幼稚園生の娘がサナギを持ち帰ったことから始まり、

テントウムシを観察した写真絵本。


羽化直後のナナホシテントウの羽根が、

目が覚めるような黄色で、きれい。


「毒キノコのようなコートを着た、

童話の世界からやってきたような生き物」

「ライオンがシマウマをおそうときさながら」

「ネコが毛づくろいするように」


などと、比喩が面白い。

しかもそのときどきでのテントウムシの状況を、

的確に表現しているのだ。


『ダンゴムシ―やあ!出会えたね』  と同様、

対象を見る目がやさしくて、感じがいい。

テントウムシは結構よく見たり、捕まえたりしたので、

裏返しにされたときに羽根を開いて起き上がるようすや、

上へ上へと登っていく習性、

ピンチのときに出す黄色い汁

(あれって苦いんだよねぇ~ ←毒?)
のことなど、
うんうん頷きながら懐かしく眺めた。

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2005-09-05 19:23:13

『ダンゴムシみつけたよ』

テーマ:写真集ぽいもの

皆越ようせい

『ダンゴムシみつけたよ』

個人的お気に入り度:★★★


ダンゴムシのすみかやくらしぶり、天敵や生い立ちなどについて、

どアップの写真で迫った、写真絵本。

今まで読んだダンゴムシ関係の絵本

(といっても『ダンゴムシ やあ出会えたね!』

『だんご博士の観察記』  の2冊と合わせて3冊だけだが)
の中では、これが一番赤裸々な感じ。


それだけに、虫が苦手なかたは「うっ」と思う写真もあるかもしれない。

たとえばブロックの裏の沢山のダンゴムシの写真とかは。

私も、実物ではないものの、

かなり久しぶりに間近にダンゴムシを見た、

という感じがして、さすがに無意識にのけぞってしまうページがあった。
今だって大人の女の平均からするとおそらく

かなり平気なほうだし、

子どもの頃なんかは虫を探してブロックをめくったりしていたのだが。


それだけ被写体に色々な面からしっかり迫っているということ。

脱皮や出産、食事、死骸が他の虫に運ばれる様子など、

色々なシーンが集められていて、感心した。

半透明の赤ちゃんでも、しっかり丸くなるのが面白い。



皆越 ようせい
ダンゴムシみつけたよ
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2005-07-06 18:09:06

『雪の一生』

テーマ:写真集ぽいもの

片平孝

『雪の一生』

個人的お気に入り度:★★★


『科学のアルバム』シリーズ。
毎日暑いので涼しげな写真を見たくなった。

雪の降るしくみや雪の結晶、

「エビのしっぽ」 「モンスター」 「雨氷」 「粗氷」
といったさまざまな種類の樹氷、

氷河などを多数の写真で紹介し、

地球上の水の循環に思いをはせる一冊。

地上は暑くても、雨雲の中は氷のつぶだったりするのだなあ。


著者: 片平 孝
タイトル: 雪の一生
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2005-06-25 20:54:44

『ライオン』

テーマ:写真集ぽいもの

アンゲリカ・ホーファー、ギュンター・ツィースラー写真、

藤原英司日本語版監修・訳

『ライオン』

個人的お気に入り度:★★★


『大自然の動物ファミリー』シリーズの第3巻。


ケニアのマサイ・マラ国立動物保護区での

ライオンの親子のくらしを紹介する写真絵本。


ユーモアのきいた観察文で、ライオンに親しみが持てる。


6頭の子ライオンがおなかをもろに見せ、

安心しきって眠っている写真がかわいい。

見渡す限りヌーばかりの平原の写真は圧巻。

著者: アンゲリカ・ホーファー, ギュンター・ツィースラー, 藤原 英司
タイトル: ライオン
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2005-06-19 19:30:53

『チンパンジー』

テーマ:写真集ぽいもの

ジェーン・グドール、松沢哲郎日本語版監修・訳

『チンパンジー』

個人的お気に入り度:★★★


『大自然の動物ファミリー』 シリーズの第1巻。


タンザニアのゴンベ国立公園で、

野生チンパンジーの親子、

グレムリンとギャラハートを中心として、

チンパンジーの一日の暮らしぶりを追って

観察した写真絵本。


著者はチンパンジーの行動研究の第一人者。


食事をしながら声を掛け合うチンパンジーを見て

「わたしのほうもおいしいわよ」と言っているようです、

とか、

母親をなくした子チンパンジーの

悲しそうな目を見てください、とか、
やさしい視点で観察している。


一日チンパンジーの後を追って、

彼らのペースに合わせてゆったりと観察している

ようすがよくわかり、心なごむ一冊。

著者: ジェーン グドール, Jane Goodall, 松沢 哲郎
タイトル: チンパンジー
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2005-05-10 19:18:27

『ヒゲペンギン』

テーマ:写真集ぽいもの

ラウリッツ・ソンメ、シュビレ・カラス著、

長谷川博日本語版監修・訳

『ヒゲペンギン』

個人的お気に入り度:★★★

 

「大自然の動物ファミリー」シリーズの第7巻。

 

南極のブーベ島という小さな島で、

夏の間に子育てをするヒゲペンギンを観察した記録。


帽子が風で飛ばないようにあごにかけるヒモに似ているから、

英語では「アゴヒモペンギン」というそうだ。

その通りの外見で、とてもきれいなペンギンだった。


とくに、巣を守るオスと、出かけていたメスが

(交代で出かけるので、オスとメスは逆にもなる。

しかも、便宜上オスとかメスとか呼んでいるが、

著者にもその区別はつかないという )

お互いをパートナーだと認めたしるしに

首をまっすぐに伸ばして、犬の遠吠えのようなポーズで

鳴いている写真が美しいと思った。

 

著者: ラウリッツ ソンメ, シュビレ カラス, Lauritz Somme, Sybille Kalas
タイトル: ヒゲペンギン
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2005-04-25 19:05:20

『ハイイロガン』

テーマ:写真集ぽいもの

シュビレ・カラス、羽田節子日本語版監修・訳

『ハイイロガン』

個人的お気に入り度:★★★

 

「大自然の動物ファミリー」シリーズの第8巻。

 

オーストリアのアルム渓谷での、ハイイロガンの観察。

 

本文でネコヤナギの花にたとえられる黄色い羽毛と、

黒くてつやつやしたくちばしのヒナがとてもきれい。

そのほか、翼を弓なりに丸めて滑空する集団の写真が

印象に残った。

 

コンラート・ローレンツ(『ソロモンの指環』を未読だったりする)

の紹介文が寄せられている。

 

このシリーズはどれも文章がきれいで読みやすく、

子どもやその周りの大人に自然に興味を持ってもらおうという

意気込みが感じられるのが良い。 

 

著者: シュビレ カラス, Sybille Kalas, 羽田 節子
タイトル: ハイイロガン
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2005-04-18 18:42:42

『アフリカゾウ』

テーマ:写真集ぽいもの

オリア・ダグラス-ハミルトン、増井光子日本語版監修・訳

『アフリカゾウ』

個人的お気に入り度:★★★

  

 

「大自然の動物ファミリー」シリーズ第2巻。

 

タンザニアのマンヤラ国立公園での、

母ゾウのバハティと、

クルックド・テイル(まがったしっぽ)と

ストレイト・テイル(まっすぐなしっぽ)

という名の双子の子ゾウを中心とした、

あるゾウの母系集団の物語。

 

ゾウは仲間が死ぬと骨を運んでとむらうこと、

(近年はそれが間に合わないくらい乱獲されているという)

歯は4本あり、一生のうちに6回生え変わるということ、

泥でお化粧して保温や防虫につとめていることなどを知った。

 

ゾウの皮膚のアップ写真

(ひび割れた大地の上空写真のような) 

が迫力。 

 

著者: オリア ダグラス・ハミルトン, Oria Douglas Hamilton, 増井 光子
タイトル: アフリカゾウ
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