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2006-03-31 19:48:48

『ちびうさまいご!』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ハリー・ホース、千葉茂樹訳

『ちびうさまいご!』

個人的お気に入り度:★★★



表紙がかわいいなと思って読んでみた。


きょうはうさぎの子、「ちびうさ」 のたんじょう日。

ちびうさは「ぼくはもう、おっきいんだ!」 とよろこぶ。


沢山のプレゼントをもらったちびうさ。

その中には、大きな赤い風船と、

前から行きたかった遊園地、「ラビットワールド」のチケットも。
家族でラビットワールドに遊びに行く。


ちびうさは大はしゃぎでどんどん先に進み、

ママに注意されても、もう大きいから迷子になんてならないと言う。

しかし、本人が大きいつもりでも、

乗ってみたい乗り物にはほとんど乗れないばかりか、

ジャングルジムやブランコもまだ無理だとママが言う。


やっとちびうさにも遊べそうな遊具が見つかり、

遊んだあとに、迷子になっていることに気づく。


---------------------------


まだ小さいんだから無理だよ、いけないよ、と、

小さな子どもは大きな子どもや大人とちがって、

色々な制約がある。


もちろんそれはほとんどがその子の安全のためだったり、

しつけ上必要なことなのだが、

子どもにはそんなことは関係なく、

ひとりでやらせてくれよ!と思い始める。


ちびうさの場合は1人でどんどん行ってしまって

迷子になってしまうのだが、

私の場合は、1人でいきなりできると思い込んだのは、

泳いだり、逆立ちしたりすることだった。


3才のときに長島温泉のプールで、全然泳いだことがないのに

「泳げるから手を放して」 と親に言い、

プールの底に沈んだことがある。

また、小学校1年か2年のときに、

いきなり壁を使わず逆立ちしようとして

畳に頭から崩れ落ちたことが。


・・とまあ、私の場合は単なるバカで、このお話でいう

「もうおっきいんだから・・」とはちょっとちがうかもしれないが、

そういう子どもだったのもあってか、

ちびうさの、早く大きくなりたいという気持ち、

もうこんなに大きいからひとりでできるんだ、

という気持ちはよくわかる。

絵がかわいい。


ラビットワールドは、ジェットコースターや植木なんかもうさぎで、

ボートが人参だったりするのがそれらしいし、

ちびうさの着ている淡い空色のつなぎっぽい服も

赤ちゃんみたいで

(というと本人は「ぼくもうおっきいのに!」と怒りそうだが)

かわいらしい。



ハリー ホース, Harry Horse, 千葉 茂樹
ちびうさまいご!
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2006-03-30 19:57:00

『おっきょちゃんとかっぱ』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

長谷川摂子、降矢なな絵

『おっきょちゃんとかっぱ』

個人的お気に入り度:★★★


長谷川 摂子, 降矢 奈々
おっきょちゃんとかっぱ

『がわっぱ』  に頂いたマーガレットさん のコメントで知り、

おもしろそうだなあと思って読んでみました。

ありがとうございます^^


--------------------------


川で遊んでいたおっきょちゃんを、

かっぱの子ども、ガータロがおまつりに誘う。

おっきょちゃんは浴衣に着替え、
庭にできていたきゅうりをお土産に持っていく。


ガータロに連れられて川の底にもぐっていくと、

にぎやかな祭りが催されていた。


大人のかっぱたちに取り囲まれるが、

ガータロがお客だととりなし、

おっきょちゃんがきゅうりを出すと歓迎してくれる。

かっぱたちにもらった祭りのもちを食べると、
地上での記憶が消えていき、
おっきょちゃんはガータロの家で家族として暮らすことに。


しかしある日水の上の方で自分の人形を見つけ、

おっきょちゃんは家のことを思い出し、

帰りたいと行って泣く。

しかし一度かっぱの世界にきた人間はもう帰れないのだ。


そこでガータロはおっきょちゃんを連れ、

ちえのすいこさま」 に何とか帰れる方法がないか、

たずねに行くことにする。


--------------------------


どこか死後の世界を思わせるような、

川の底のかっぱの世界。


その場所では人間世界の記憶を失い、

この世に戻ってくるときにも、

赤ちゃんの誕生を思わせるような手順で、

まっさらな状態で帰ってくる。


別世界に行って、何かを得て、帰ってくる物語。

物語のツボが押さえられていて、楽しくて、ちょっと深い。


連れてきたことへの責任感からか、

ガータロが最後まで面倒見がよいのに好感が持てた。


絵もかわいい。

赤いカッパもいいなと思った。



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2006-03-29 09:13:36

『おばけのジョージーおおてがら』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ロバート・ブライト、なかがわちひろ訳

『おばけのジョージー おおてがら』

個人的お気に入り度:★★★


ロバート・ブライト, 中川 千尋
おばけのジョージー おおてがら


ホイッティカー夫妻の家の屋根裏に住み、

毎晩家の階段を「みしっ」、居間の扉を「ぎいっ」 と鳴らすのが習慣の

小さなおばけ、ジョージーは、

恥ずかしがり屋で、人をおどかすなんてとてもできない。


しかしある晩、夫妻の不在中に泥棒が入り、

古くてすてきな家具や道具、つまりアンティークを

ごっそり盗み出し、トラックに積んで逃亡。


ジョージーはネコのハーマンとふくろうのオリバーと

力をあわせて泥棒を追跡、潜伏先の牧場にたどり着く。


泥棒をおどかすにはやさしく、小さすぎるジョージーだが、
干し草の山にかけてあった大きな布が目にはいり、

ジョージーは大きなおばけになるアイディアを思いつく。

---------------------------------

おばけが大きなおばけにばけようとするなんて、

ちょっと愉快。
ジョージーがもともと小さくて、やさしいおばけなのにも好感。


訳者あとがきでもふれられているが、

後日、ねずみたちを相手にジョージーがどろぼうごっこをする、

というエピソード、私もなんともほほえましくて好き。

夫妻はジョージーのことを知らないままなのだ。


このお話はシリーズの続編らしいので、

最初のお話も読んでみたくなった。



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2006-03-27 21:10:24

『消えたモートンとんだだいそうさく』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ラッセル・E・エリクソン、ローレンス・D・フィオリ絵、

佐藤涼子訳

『消えたモートン とんだだいそうさく』

個人的お気に入り度:★★★


「ひきがえる とんだ大冒険」シリーズの第2巻。

第1巻はこちら → 『かようびのごちそうはひきがえる』


そうじ好きのウォートンと、料理好きのモートンは、

ひきがえるの仲良し兄弟。

ウォートンの思いつきでキャンプに出かけるふたりだが、

初日の晩に大雨で増水した小川の水に流され、
モートンが行方不明に。

ウォートンはいかだを作ってモートンの行方を捜す途中、

ジャコウネズミのきょうだい、ハイラムとオービルと友達になり、

彼らの村へ。

ジャコウネズミの村は祭りの真っ最中で、

ウォートンはモートン捜しのためにいかだの帆を

2人のお母さんに直してもらったりしつつ、

祭りのジャンプコンクールにも参戦し、

ジャコウネズミとすっかり仲良くなる。


その晩、去年から同じ沼に住みついたビーバーたちが

作ったダムのせいで、沼が増水し、

ネズミたちの家は水びたしに。
ジャコウネズミたちによると、ビーバーたちは相当のワルらしい。


ジャコウネズミの祭りに遅れてやってきた亀に、

モートンがそのビーバーたちと一緒にいると聞き、

ウォートンはモートンが危険な目にあっているのではと、

大あわてで救出に向かう。 ところが……。


----------------------------


コミュニケーション不足から生じた、ご近所のいがみあい。

(というか、お互い嫌っているだけでほとんど接触はなかったようだが)

2匹のカエル兄弟が関わったおかげで、

誤解がとけ、沼に平和が訪れる。


いやなやつらだ、悪いやつらだと決めつけて、

迷惑なことがあっても伝えもせず、陰で憎しみをつのらせていく。


ジャコウネズミたちは決して悪いひとたちではないけれど、

ビーバーたちとの関係を始めるときに、

ほんの少しまちがえてしまったのかもしれない。

そしてそれは、人間にも起こりやすいことなのかもしれない。



お話全体的にはテンポのいい冒険もので、

消化不良を起こすことなく、楽しめる。



ラッセル・エリクソン, 佐藤 凉子, ローレンス・ディ・フィオリ

消えたモートンとんだ大そうさく
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2006-03-26 22:05:31

『レンヒェンのひみつ』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ミヒャエル・エンデ、J.チャペック絵、池内紀訳

『レンヒェンのひみつ』

個人的お気に入り度:★★★


ちょっと長めのお話。

レンヒェンの悩みは、両親が「ききわけがない」 こと。


アイスをねだってもだめ

(実はすでに3つも食べた後なので当然なのだが)、

くつみがきをたのんでも自分でやりなさいと言われるし、

海へ行きたいと言っても、今年は山だとにべもない。


頭にきたレンヒェンは、交番で魔女の住所を尋ねる。

魔女の魔法で、両親に言うことをきかせようという魂胆。

「雨ふり町」 の広場にある、

階段だけ5階分の上に屋根裏部屋の載った形の、

魔女の家をたずねる。


彼女はそこで魔女に、魔法の角砂糖をもらう。

それを食べたが最後、彼女の言うことをきかなければ、

そのつど体が半分の大きさになるというのだ。

魔法の値段はなんとタダ。

一度目は、ただと決まっている。

しかし、二度目は、目だまがとびでるほど高いよ。

二度目なんてあるもんですか、とレンヒェンは帰宅後、

両親のお茶に角砂糖を入れて飲ませる。

すると本当に、レンヒェンの言動に反対するたびに、

両親の体の大きさは半分になるので、

じきに10センチぐらいの大きさになる。


やりたい放題の生活を楽しむレンヒェン。

しかし、雷がこわいときに両親のベッドにもぐりこむことも、

家に帰ってきてもドアをあけてもらうこともできないことに気づき、

次第に不安・後悔がつのっていく。


そんなとき、魔女、フランツィスカ・フラーゲツァイヒェンから

いい加減に意地を張るのはやめたら?という手紙がきて・・。


-----------------------------------


子どもだって、親や大人たちが「言うことを聞いてくれない」と

不満に思うこともあるのだ。


そんな子どもの1人であるレンヒェンが、両親に呪いをかけ、

両親が彼女の言動に異をとなえるたびに

プスー」 と空気が抜けるような音がして、

両親が小さくなっていくのが愉快。


考えてみれば、人が人を自由にあやつれるなんて、

けっこう恐い話なのだが、

相手は主人公の女の子の言うことを聞いてくれない、

にっくき(?)大人。

前半はこの逆転を、存分に楽しむのが正解かもしれない。


しかし、この本は本来寓話的なお話で、

このあとレンヒェンは反省し、魔法を解くために

自らを犠牲にすることを選ぶことになる。

犠牲とはいっても、最後にはハッピーエンドになるのだが。


愉快(途中は主人公が調子に乗ったりするので、

ちょっとイライラもするが)なお話だが、それでいて、

親子の間でのコントロールのありかたなどについて、

ちょっと考えさせられた。


全編敬語とそうでない文の入り混じった文で書かれた、

実験的な文体になっている。(日本語)

絵も独特で、不思議な感じ。



ミヒャエル エンデ, Michael Ende, Jindra Capek, 池内 紀, J. チャペック
レンヒェンのひみつ
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2006-03-25 21:39:41

『ぼくとオーケストラ』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

アンドレア・ホイヤー、宮原峠子訳

『ぼくとオーケストラ』

個人的お気に入り度:★★★


Andrea Hoyer, 宮原 峠子, アンドレア ホイヤー
ぼくとオーケストラ


『ぼくとオペラハウス』  と同じシリーズの、

オーケストラバージョン。


「ぼく」は大オーケストラのチェリストの

ルートヴィヒおじさんの、お気に入りの甥っ子。

今日はおじさんの家に泊まりに来たのだが、
おじさんは昼の部の演奏会で演奏するので、

一緒にホールに連れて行ってもらえることになる。

楽器屋さんで頼んでおいた、馬の毛を張り替えた弓を受け取り、

おじさんとぼくは楽屋口からホールの中へ。

新旧あらゆる楽譜の収められた部屋や楽器奏者たちの更衣室、

海外遠征時に楽器や衣装をつめて送るための大きな箱、

など、おじさんが案内してくれる。

演奏会の直前に楽器を持ってみんなが集まっているページでは、

トロンボーンを吹き続けて腕が伸びてしまったタンソクさん、

クラリネットを懐にいれ温めているマイスターさんなど、

色々な人がいる。


---------------------------------


演奏会前の演奏家たちの緊張した空気や、

休憩時間のロビーのにぎわいなどが伝わってくる。


楽器を演奏する人、

しょっちゅうコンサートを見に行っている人なら

ご存知のことばかりかもしれないが、

楽器やコンサートにまつわるリアルな豆知識が勉強になった。


一番驚いたのは、本番中に弦が切れたら、

素早く張り替える、ということ。

2分もかからないそうだ。すごい。


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2006-03-24 19:17:21

『ぼくとオペラハウス』

テーマ:べんきょうになりました(?)

アンドレア・ホイヤー、宮原峠子訳

『ぼくとオペラハウス』

個人的お気に入り度:★★★


Andrea Hoyer, 宮原 峠子, アンドレア ホイヤー
ぼくとオペラハウス


クリスマス前のある日、
「ぼく」 はおじいちゃんにオペラを見に連れて行ってもらう。


演目はエンゲルベルト・フンパーディンクの

『ヘンゼルとグレーテル』 。


幕が開く前の序曲、がらりと変わる舞台に感心し、

幕間にはオーケストラピットや、

プロンプターの隠れている箱のことなどを教えてもらう。


おじいちゃんは最近までこのオペラハウスの舞台美術家だったので、

楽屋にも顔パスなのだ。


そこでぼくは、舞台が終わってから、

魔法使いのおばあさんの役だったおじさん(!)に会ったり、

大道具や小道具、衣装部に背景を描くアトリエ、

舞台の奈落、製作者たちの会議室と、
舞台裏をすみずみまで見学するのだった。

-------------------------------

オペラハウスを本当に訪れ、見学したような気分になれる絵本。

絵がこまかくて、

すみずみまで眺めるのが楽しい。


私は、3年間ほど、月に1、2回市民向け声楽講座で

練習していたことがあるのだが、

自慢にならないがオペラのことを全然知らないので、

ちょっと勉強しなくちゃなあと改めて思ったのだった。



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2006-03-23 20:05:46

『じゃーん!』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

トール・フリーマン、たなかかおるこ訳

『じゃーん!』

個人的お気に入り度:★★★


トール フリーマン, Tor Freeman, たなか かおるこ
じゃーん!


昨日の『たこのぼうやがついてきた』  同様、

動物好きな女の子でも、

こちらは自らが動物に変身しちゃうお話。


昨晩寝る前に、色んな動物が出てくるお話を読んでもらったロッテ。


朝起きたロッテはライオンに変身し、

ママがおはようと言っても、

じゃーん! ロッテ、ライオンさんだから、

おはようっていわないもん!

その後もミシンかけをするママの横で

さるになって走り回ったり、

ぞうになってかくれんぼをしたり、

くまさんになってはちうえのみずやりを手伝ったり。


わにになったロッテは、わにが肉食動物なのをいいことに

ロッテ、わにさんだから、やさいはきらいだもん!


お休みの時間になってもわにをやめずに

2階へだっこしてもらうのを拒否するロッテに、

とうとうお母さんが宣告する。

そう……だったらママ、わるいけど、

わにさんはすきになれないみたい 

しばらくして、

階段の下でさびしそうなわにに、ママが

ママのしってるだれかさんは、

だっこがだいすきなのよ。ねえ?
と声をかけると、わにさんは……。

------------------------------


次々に色んな動物に変身し、

動物になりきってなかなか言うことを聞かない子どもを、

決して「いい加減にしなさい!」と頭ごなしに叱らず、

最後にはちゃんとロッテに戻るよう誘導するママの手腕がお見事。


基本はママを相手にした変身ごっこなのだろうが、

絵では本当にその動物になりきっているのが面白い。


ぞうに変身したときのロッテは大きな動物で目立つハズなのに、

なぜかかくれんぼが得意なのが可笑しい。


明日もまた、こんな平和な(?)一日になりそう、

と予感させる最後もいい。



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2006-03-22 19:53:41

『たこのぼうやがついてきた』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ダン・ヤッカリーノ、きたやまかすみ訳

『たこのぼうやがついてきた』

個人的お気に入り度:★★★


ダン ヤッカリーノ, Dan Yaccarino, きやま かすみ
たこのぼうやがついてきた


たこのぼうや(と一言でいっても、絵を見るとかなり巨大)

を連れて帰ってきた女の子。


かってもいい? ねえ いいでしょ。

おふろのなかにねかせるから。

とパパにお願いするが、パパは反対らしい。

それもそのはず、家の中はすでに

女の子のペットで一杯なのである。

ベッドの下にはわにで、パパはちっとも眠れないし、

プールの中にはあざらし、冷蔵庫にはペンギン

彼女が学校に行くときは、

キリンが煙突から顔を出してお見送りするし、

屋根の上にはヤギが。

仕方なくたこのぼうやを海に返す女の子。

しかし、悲しい別れのその直後には、

新しいペット候補と一緒に家に向かうのであった。

----------------------------


のっぺりとした絵がかわいい。

とくに冷蔵庫にぎっしり並んでいるペンギンが気に入った。


わるびれたふうもなく、

次から次に新しいペットを飼いたがる女の子がにくめない。

女の子の無邪気さの前では、

お父さんのもっともなツッコミものれんに腕押しなのだ。


たしかに家はきゅうくつになり、

中には危険なペットもいるが、

私にも、こんな風にペットに囲まれて暮らせたら、

と憧れる気持ちはどこかにある。

ペットや周囲の人間からしたらはた迷惑だろうが。


煙突のある家自体多くはないが、

キリンが煙突から首を出してお見送り、なんて、考えるだけでも楽しい。




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2006-03-21 21:19:01

『オオカミだって・・・!』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ベッキー・ブルーム、パスカル・ビエ絵、

中井貴恵訳

『オオカミだって・・・!』

個人的お気に入り度:★★★


ベッキー ブルーム, Becky Bloom, Pascal Biet, 中井 貴恵, パスカル ビエ
オオカミだって…!


おなかをすかせたオオカミが、静かな町にやってくる。


町外れの広場にブタとアヒルとウシを発見し、襲おうとするが、

彼らは本を読んでいて、オオカミをうるさがりこそすれ、

全然恐がろうとも、逃げようともしない。


そういうことはほかでやってくれよ。

わるいけど、ここは本のよめる動物だけのひろばなんだ

そこで

「ええい、オレにはそんなこた関係ねえ、パクッ!」
といくのかと思いきや、


一念発起したオオカミは、学校に入学して読み書きを習う

クラスで一番になったオオカミは、満足してくだんの広場へ。

ウシ・ブタ・アヒルの前でお話を読み始めるが、


なに、それ?じゅもんをとなえてるみたい 

まだまだ修行が足りないと感じたオオカミは、

図書館でつっかえずに本が読めるまで沢山の本を読み、

広場に行って「3びきのこぶた」 を読むが、

ちょっとうるさい、少しはよくなったがもっと読み方を工夫しろなどと、
3匹のダメ出しはかなり厳しい。


しかしオオカミはめげることなく本屋さんへ。

なけなしのお金をはたいてお気に入りの一冊

(お話が沢山入っている本らしい)を買い、

何度も何度も練習し、3匹の前に現われる。


オオカミへの3匹の評価はいかに・・?


------------------------------


本の力、お話の力、そしてオオカミの努力が光るお話。

オオカミの素直さと、勉強熱心さにはびっくり。

当初は文字も読めなかったのに、

最後にはとうとうお話名人みたいになってしまうのだ。


とはいえ、初めはブタや牛たちを食べようとしていたのに、

広場に出入りするためには本が読めないとだめだというのを

真に受けて、すぐに勉強を始めるのがやはり可笑しい。


3匹のダメ出しも、かなり厳しくて笑える。



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