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2005-12-31 20:00:42

一年間ありがとうございました

テーマ:本以外のこと

いつもご愛読ありがとうございます。


今年の1月1日から始めたこのブログも、

おかげ様で一年続けることができました。


絵本を中心に、今年は沢山読みたいなと思って、

個人的外部記憶装置を主目的に始めたブログですが、

何人ものかたと知り合うことができて、

素敵なコメントを頂けたり、

ほかのかたのブログで面白そうな本やその他色々な情報を知ることができたりして、

ブログを始めてよかったなあと思っています。


量的にはそんなに沢山は読めなかったけれど・・・

(でも私にとっては、絵本に限っては今までで一番読んだ一年だった)
来年もこんなかんじでのんびり読んでいこうと思っています。

辺鄙なブログですが、

来年もどうぞご愛顧のほどをよろしくお願い致します。

そして皆様、よいお年を^^


2005年 大晦日 ちわわ図書館管理人 hadzuki



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2005-12-30 19:16:59

『ゆうかんなちびのお針子』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

メアリー・ポープ・オズボーン、ジゼル・ポター絵、

おがわえつこ訳

『ゆうかんなちびのお針子』

個人的お気に入り度:★★★


メアリー・ポープ オズボーン, Mary Pope Osborne, Giselle Potter, おがわ えつこ, ジゼル ポター
ゆうかんなちびのお針子

グリム童話「ゆうかんなちびの仕立て屋」を元にした絵本。


ちいさなお針子はある日、

ジャムつきパンにたかってきたハエを

布地ひとうちで7匹も打ち落とす。


「わたしってすごい!」 と感激したお針子は

お気に入りのコートに「ひと打ち7ひき」 と刺繍し、

古いチーズひとかたまりと、灰色の小鳥をポケットに入れ、

広い世界へと旅立つ。


「鼻の向いたほう」に歩いていくと、大男に出会う。

大男は背中の刺繍を「大男7人をやっつけた」と勘ちがいする。

石を握り締めて水をしぼってみせられ、

こんなことができるかと言われたお針子は、

チーズを取り出して石に見立てて握り締めて見せる。


万事その調子で知恵を使って大男をやりすごしたお針子は

宮殿では王様の頼みにこたえ、

大男ふたりをやっつけたり、

乱暴なユニコーンや猪を捕まえたりと大活躍。


しかし実は王様はお針子の背中の刺繍を

「ひと打ちで7人の騎士をやっつけた」 と思い込み、

あれこれ難題を出してお針子を始末しようとしていたのだった。


----------------------------


元の童話は読んだかもしれないが覚えておらず、

どこまでが元ネタでどこからが創作かわからないので、
そのうち読んでみたいと思う。

確実にわかるのは、

元の仕立て屋は男だがお針子は女の子だということで、

最後には自分からプロポーズして結婚するのだが、

ここが女の子が主人公だと俄然面白く感じられた。


実社会で女がプロポーズするの自体は

それほどには珍しいことではなくなってきているかもしれないが、

設定は昔のお話だというのもあるし、

何よりこのお針子にはこの終わり方がとても似合っているなあと思った。


まあ、男と女どっちにしろ、
ハエをひと打ち7匹でやっつけたことで自信がついて、

頭を使って大男や王様と渡り合う主人公。


・・人間、何で人生が変わるかわからないものだなあ。


----------------------------


佐々木マキ『変なお茶会』  に

「勇敢なお針子ミニー嬢」 という人物が出てきて、

どう勇敢なのか、どんな逸話が?と気になったのだが、

「ゆうかんなちびの仕立て屋」から取っていたのか~、

ということに、この絵本に出会って気づいた。

そういえば『いさましいちびのトースター』 も

タイトルはそこから取ってるんだなあ。
これも未読。

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2005-12-29 21:22:37

『ミステリー~おいしい博物館盗難事件~』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

アーサー・ガイサート、久美沙織訳

『ミステリー おいしい博物館盗難事件』

個人的お気に入り度:★★★


アーサー ガイサート, Arthur Geisert, 久美 沙織
ミステリー―おいしい博物館盗難事件


毎週火曜日の午前中は「模写の日」 で、

博物館は絵が好きな人に解放される。


「わたし」 (ブタの女の子)はおじいさんの好物の

マヨネーズたっぷりのサンドイッチ、

りんごとオレンジ、クッキー24枚のお弁当を作り、
おじいさんに博物館に連れて行ってもらう。

ふたりは思い思いに好きなものを模写しているが、

やがてわたしは幾つかの絵で一部が切り取られ、

あまり上手じゃないニセモノに貼りかえられていることに気づく。

絵を盗んだ犯人は一体だれか。

現場をスケッチしてまわったあと、

わたしはこの事件の恐るべき(?)トリックを暴く!


-----------------------------------

手がかりが細かくて、情けないことにほとんど見つけられなかった。


同じシリーズの『ナーサリー・クライムズ 』 も読んだことがあるが、

こっちの方が私は好き。


あちらは「トピアリー」とか「七面鳥」が題材なので、

あまり親近感がわかなかったのかもしれない。

こちらは盗まれるのが食べ物の絵ばかりで、

おいしいものを手元におきたかった犯人に

なんとなく共感してしまうのかも。


銅版画が味わい深い。


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2005-12-28 22:12:50

『くろねこのかぞく』

テーマ:ネコのでてくるお話
ピョートル・ウィルコン、ヨゼフ・ウィルコン絵、
いずみちほこ訳
『くろねこのかぞく』
個人的お気に入り度:★★★

「まっくろがおか」の

カシミールさんとカロリーナさん夫妻は黒猫の夫婦で、

日が当たると石炭のように輝く黒い毛皮が自慢。


そんな2人に子ネコが5匹生まれた。

4匹は黒猫だが、一匹は赤毛。

カシミールさんは嘆くが、

赤毛の子ネコ、ロザリンドはすくすくと育つ。


彼女は皆と同じことをするのが嫌いで、

ネズミもとらないし、ミルクより紅茶が好き。

あるとき犬の友だちの家に無断外泊して叱られ、

家を出て行く。


何年もたってから、両親はテレビ画面の中に

色んな色の猫のファンたちに囲まれた

娘を発見するのだった。


-----------------------------


さらりとかいてあるが、

両親にまで、赤毛であることや

みんなと同じを嫌がることを嘆かれるなんて、

やっぱりちょっとかわいそう。


そのぶん、彼女が自分の思い通りに行動した結果

ちゃんと居場所を見つけ、

どんな色の猫にも好かれるようになったのには

ほっとした。


ロザリンドは両親が望んだとおりではないけれど

両親も認めるような立派な大人になり、

実はもう子どももいる。

やっぱりみんなと同じじゃ嫌な子がひとりいて、

その子の毛の色は・・。



ピョートル ウィルコン, いずみ ちほこ, ヨゼフ ウィルコン
くろねこのかぞく
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2005-12-27 19:47:45

『くものにっきちょう』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

長新太

『くものにっきちょう』

個人的お気に入り度:★★★


長 新太
くもの日記ちょう


雲がかいた日記。


流氷の近くで角ばった雲になったり、

ちょうちょの真似をしてみたり、

かき氷の中に入ってみたり、

わざと天気予報とは逆の方向に走っていったりと、

四季折々の、雲の自由な日々がつづられている。


気ままな雲の日常、なんともうらやましい。

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2005-12-26 19:51:15

『すてきな三にんぐみ』

テーマ:ほのぼの・ちょっといい話

トミー=アンゲラー、いまえよしとも訳

『すてきな三にんぐみ』

個人的お気に入り度:★★★


トミー=アンゲラー, いまえ よしとも
すてきな三にんぐみ

読みたいなあと思っていたがなかなか手を出せず、

micaさん のブログで紹介されたのをきっかけに

ついに読めました(笑)

ありがとうございます^^

micaさんの記事はこちら → 『すてきな三にんぐみ』/トミー=アンゲラー


--------------------------------


黒いマントに黒い帽子の3人のどろぼうは、

「こしょうふきつけ」 で馬車をとめ、

まさかりで車輪をまっぷたつにし、

ラッパ銃で人々をおどして金品を奪い、

秘密の隠れ家に溜め込んでいた。


ある晩いつものように強盗をしたが、

馬車にのっていたのはみなしごのティファニーちゃんだけ。

3人はいじわるなおばさんのところに行く予定だった

ティファニーちゃんを隠れ家に連れ帰る。

宝の山を見たティファニーちゃんは、

これをどうするつもりかとたずねる。

どうするつもりもなかった泥棒たちは話し合い、

身寄りのない子ども達を集めて、

すてきなお城でみんなでくらすことにするのだった。

-------------------------------

ティファニーちゃんの一言で、3人組が、

溜めたお宝を良いことに使い始めるのがすてき。


良いことを始めるのは後半だが、

前半の影絵のような強盗シーンも、

絵的にはなかなかかっこよいと思ってしまった。


こしょうふきつけ、ラッパ銃など、

こわいのかこわくないのかよくわからない武器もすてき。

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2005-12-25 18:18:48

『ギャンブルのすきなおばあちゃん』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ダイヤル・カー・カルサ、ごとうかずこ訳

『ギャンブルのすきなおばあちゃん』

個人的お気に入り度:★★★★


ダイヤル・カー カルサ, Dayal Kaur Khalsa, 五頭 和子
ギャンブルのすきなおばあちゃん


「わたし」(=作者)のおばあちゃんはロシアで生まれたが、

コサック兵たちから逃れて干し草にかくれ、

そのままアメリカに逃げてきたのだという。


毎晩アパートの前で弾けもしないバラライカをかなで、

おじいちゃんに出会い、家族をつくった。


おじいちゃんは水道工で、

ギャングの家の仕事をしているとき、

おばあちゃんはギャングからカードを教わり、
ギャンブルをして家計を支えたのだった。


おばあちゃんは近所のおばあさんたちや孫のわたしと

たびたびギャンブルをし、

ちょっとしたアクセサリーや小銭などを賭け、

全部まきあげてしまうのだった。


わたしの家族と同居することになったおばあちゃんは、

シダレヤナギの木の下で、

わたしに大切なことを教えてくれる。


1.ぜったいに森へひとりでいかないこと

(人さらいがいるし、暗い穴があるから)


2.コサック兵がやってきてもいいように、

「ダー」(はい)と言えるようにしておく。

冷蔵庫には「やつら」の好物のボルシチを常備すること

------------------------------

おばあちゃんの部屋、持ち物、趣味、生き方などなど、

ひとりのの人物が魅力的に描かれていて、

読むのが楽しい。


コサック兵に襲われたり、

生活が苦しかったり、苦労が絶えなかったはずなのに、

そのあたりをちょっとしたホラを交えながら

さらりと語るようすが目にうかぶ。

個人的に好きだったのは、

おばあちゃんがおじさんの家に行くときに乗っていく
カリフォルニア行きの鉄道の話。


「おっきな白いおふろに、

しぼりたてのオレンジジュースをたっぷり入れて、

旅の間中ずっと入ってる」

んだそうで、その様子も絵に描いてある。


また、最後の場面では、

主人公の言動についほろりとなった。


------------------------------


うちの父方の祖母と重なるところもあり、結構共感した。

祖母は今はもう興味を持たなくなったが、

10年ほど前までは花札がかなり好きだった。


祖母の場合はそんなに強くなかったと思うが、

私はマッチ棒10本の持ち金を、

すぐに取られてしまうのだった。

うちの祖母の人生の教訓は


1.何にでも手を合わせるのはいいことだ

2.お金を大切にしろ

かな。

子どもの頃には「人さらい」という言葉をよく聞いたので、

祖母からも何か言われていたかもしれないが、

もう忘れてしまった。


コサック兵は日本にはいない。


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2005-12-24 19:40:42

『ぼくがおおきくなったらね』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

きたやまようこ

『ぼくがおおきくなったらね』

個人的お気に入り度:★★★


きたやま ようこ
ぼくがおおきくなったらね


人間の男の子、「ぼく」が原っぱに行くと、

どうぶつたちやロボットがせいくらべしていた。


それぞれが、大きくなったら何をしたいかを語る。

バッタは今の100倍遠くまで飛びたいし、

リスは木の実を沢山とりたい。

猫は皆で食べても食べきれないような

大きな魚をとりたいと思っている。


でも、大きくなるときまで、みんなの夢の舞台である

原っぱや森、海などがそのままでいるかを、

どうぶつたちはちょっと心配しているようだ。

「ぼく」 は「大きなぼくにしかできないこと」 を考え始める。


------------------------------------


それぞれのどうぶつに「すくすくたいそう」があって、

思わずやってみてしまう。

自然や環境について、

壊さず守っていかなくてはならないなあと考えさせるような

ちょっとまじめなテーマも含みつつ、


それぞれのキャラクターの夢

→すくすく体操

→でも大きくなる頃までそんな自然残っているかな、

といった感じのくり返しが楽しい。


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2005-12-23 22:03:19

『たのしいホッキーファミリー、いなかへいく!』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

レイン・スミス、青山南訳

『たのしいホッキーファミリー、いなかへいく!』

個人的お気に入り度:★★★★


レイン スミス, Lane Smith, 青山 南
たのしいホッキーファミリー、いなかへいく!

おとうさん、おかあさん、あかちゃん、

ヘンリー(男の子)、ホリー(女の子)、ニュートン(犬)

のホッキー一家の、

田舎町でのくらしをつづった絵本。


絵はかわいくて、中身はけっこう皮肉が利いている。


まず、やってきた田舎町の名前が
「オールド・ニューベリー」。
「古いのか新しいのか、どっちやねん!」
と思わず突っ込みを入れてしまう。

おもしろいおうちです。

そとが雨だと、なかも雨です。

ハハハ、面白いおうちです。
なんていう文も笑えるし、


品評会では一等賞は青いリボンをもらえるのだが、

ヘンリーって、青いいろはあまりすきじゃないんだって」 とか、


小鳥を呼ぼうとしてヘンリーが小屋を作るが

やってきたのはリスだったり、

(リスがいたらかわいいねえなんて喜ぶのが普通と思っていたが、

この絵本では害獣扱い。

先日見たドラマでもそうだったので、

アメリカではリスは邪魔者なのかな??)


等等といった短い小ネタでできている。


一番笑えたのは、

赤ちゃんが毛虫の入ったビンを手に、

これ、ぼくのけむし。きみ、けむし、もってる?」 と得意げなのだが、

そのあとすぐに毛虫が蝶に羽化して飛んでいってしまい、

これ、ぼくのびん。」 とビンの自慢に方向転換する部分。


-----------------------------


この魅力を文章で伝えるのが難しいが、

ホームコメディドラマを見ているようで、なんとも愉快。


なんとなく、「奥様は魔女」のはじめの決まり文句

「~~~奥様は、魔女だったのです」を言っていた人の声が

ナレーションだったら面白そうなのになあと

勝手に妄想してしまったりした。



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2005-12-22 19:48:56

『おじいさんの小さな庭』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

バーナデット絵、シャイドル文、ささきたづこ訳

『おじいさんの小さな庭』

個人的お気に入り度:★★★


たくさんの花が咲いている、おじいさんの庭。
花たちはたいてい幸せにくらしていたが、
ある日ヒナギクは隣のお金持ちの庭に行きたいと言い出す。

おじいさんはヒナギクをとなりの芝生に植えてやるが、

自分の庭に「雑草」が生えているのをみつけたお金持ちは、

怒ってヒナギクを引き抜いてしまうのだった。


----------------------------------


おじいさんの庭は庭全体に花がいっぱいで、

ふうわりと幻想的な色合いに描かれている。


あんなことがあってもヒナギクは命をとりとめて終わるのだが、

お金持ちのきれいな庭に憧れて、

ただそこで咲きたいと思っただけなのに、
すっかり邪魔物扱いされ、夢やぶれてかえってくるなんて、

ちょっとさびしい。

でもそのもの悲しい余韻が、

おじいさんの庭をよりひっそりと、美しい場所に見せる、

そんな終わりかたなのだった。

ゲルダ・マリー シャイドル, ささき たずこ, バーナデット ワッツ
おじいさんの小さな庭
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