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2005-10-31 19:34:09

『そよかぜのてがみ』

テーマ:手紙の出てくる絵本

立原えりか、黒井健絵

『そよかぜのてがみ』

個人的お気に入り度:★★★


4月の朝、かなは薄みどり色のハガキを受け取る。

差出人は「そよかぜの婦人」 。

かなは他のこどもたちと一緒に、

そよかぜの婦人が春を呼ぶお手伝いをすることになる。


薄みどり色の帽子をかぶり、

太陽の色のとけいを持って、

笛の音を合図にできるだけ遠くに走る。


たどりついたところに時計をおくと、

タンポポがいっせいに咲いて、他の花も咲き、

動物たちが目をさます。

春を呼ぶお手伝いをできるのは、

ひとりの子供に一度だけ。

ご褒美にもらえるものもちゃんとある。

好き嫌いがありそうなものだけど、

一生減らないお菓子、というところがいい。


立原 えりか, 黒井 健
そよかぜのてがみ
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2005-10-30 18:31:06

『たんじょうびのふしぎなてがみ』

テーマ:手紙の出てくる絵本

エリック・カール、もりひさし訳

『たんじょうびのふしぎなてがみ』

個人的お気に入り度:★★★


エリック・カール, もり ひさし
たんじょうびのふしぎなてがみ


チムという男の子が誕生日に手紙をもらい、

手紙に描いてある図形のとおりの場所を通って、

誕生日プレゼント(中身は秘密)にたどり着くお話。



コラージュを駆使した絵と、

絵本のページそのものが図形をかたどって

切り抜かれたり切り出されたりしているところが

楽しめる。


裏表紙の折り返しに書かれていた解説によると、
エリック・カールのコラージュは、
40色ものティッシュにさらに色々な色をつけて

切り貼りしたものを中心に作られているらしい。

『はらぺこあおむし』 もそうやってできているのかな。


ティッシュを使っていることも意外だったが、
ティッシュを40色もそろえているというのにもびっくり。

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2005-10-29 20:44:59

レイフ・クリスチャンセン『てがみをください』

テーマ:手紙の出てくる絵本

レイフ・クリスチャンソン、

にもんじまさあき(二文字理明)訳、

ほりかわりまこ(堀川理万子)絵

『てがみをください』

個人的お気に入り度:★★★


レイフ・クリスチャンソン, にもんじ まさあき, ほりかわ りまこ
てがみをください


「平凡な私」 は特別なことは何もない。

特別ほめられるようなこともしていないし、

特別悪いこともしていない。 


その特別でないありさまを淡々とつづり、

平凡な毎日の中で、

ふと「あなた」をおもう、だから、てがみをください、

というふうにしめくくる詩の絵本。

絵は文の内容(○○したわけではない、○○ではないなど)を

直接表現するのではなく、
女の人がマフラーを編み、

それを巻いてでかけたりする絵によって、

「平凡な私」 を表現している。

絵と文は別の人なのに、それが文にしっくりきている。

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2005-10-28 19:15:37

『しんくんとのんちゃん 空からのてがみ』

テーマ:手紙の出てくる絵本

とりごえまり

『しんくんとのんちゃん 空からのてがみ』

個人的お気に入り度:★★★


とりごえ まり
空からのてがみ―しんくんとのんちゃん


しんくんとのんちゃんはリスの2人組。


クマの親子に雪の話をきいたしんくんは、

雪に埋もれたらどうしようと心配になる。

するとのんちゃんは、私が雪を食べて助けるという。

2人ともこおりついてしまうかも、としんくんが言うと、

のんちゃんは春になったら氷がとけて、

すぐに一緒に遊べるね、と。

クマのおかあさんは、雪は空からのてがみだと言う。
2人は家で雪を待つことにする。

雪が降る前の日常のひとコマをえがいた、短い絵本。
初めての雪に不安げなしんくんを励ますのんちゃんが頼もしい。


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2005-10-27 19:45:24

『チリとチリリうみのおはなし』

テーマ:お気に入り

どいかや

『チリとチリリ うみのおはなし』

個人的お気に入り度:★★★★


どい かや
チリとチリリうみのおはなし


『チリとチリリ』  の続編で、構成も似ている。


チリとチリリがいつものように自転車で出かけるが、

洞窟を抜けると、海に落ちてしまう。


海のパーラーで「あわパフェまきがいふう」 と

「うみのソーダゼリーしんじゅクリームのせ」 を食べた二人。

それぞれ七色に光る巻貝と、真珠のおまけが入っていた。


海のホールではおさかなダンスショーを見て、

宝物の店ではパーラーのおまけをさげるのにぴったりな

ペンダントを手に入れる。

これもやっぱり、自分の中に取り残された

女の子時代の自分にとって、憧れの世界。

楽しい、かわいい、おいしいばかりが出てくる理想のツアーもの、

他にも色々ありそう。

まためぐり合えたらいいなと思う。


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2005-10-26 20:41:13

『チリとチリリ』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

どいかや

『チリとチリリ』

個人的お気に入り度:★★★★


どい かや
チリとチリリ


しおりさんのブログ で見てそのかわいさにハートを射抜かれた絵本。

しおりさんの書かれた記事はこちら→「チリとチリリ」
ありがとうございます^^
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チリとチリリのふたりが森の中をサイクリングする。

森のきっさてんではどんぐりコーヒーとれんげティーを頼み、

サンドイッチやさんでは

くるみパンのジャムサンドときなこパンのくりジャムサンドを買う。

ホテルでは森のどうぶつたちの演奏会。


と、おいしいもの、たのしいことだけで構成されている。


どの場所にも、ふたりにぴったりなテーブル、

イスやベッドなどが用意されているというのがいい。

「自分にぴったり」 であることは、特別な安心感を与えてくれる。


絵が、ほっこり、ふわりとして、とにかくかわいい。

こんな絵が描けたら楽しいだろうなあ~。

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2005-10-25 18:19:33

『ゆいちゃんのエアメール』

テーマ:手紙の出てくる絵本

星川ひろ子

『ゆいちゃんのエアメール』

個人的お気に入り度:★★★


星川 ひろ子
ゆいちゃんのエアメール―写真絵本


ほとんど音の聞こえないゆいちゃんと知り合った著者が、

友だちの恵美子ちゃんがお父さんの転勤でアメリカに住んでいる間、

彼女と文通していたと知り、

ふたりの交わした手紙をもとに、

取材と創作で作り上げてふたりの写真に添えた写真絵本。


「きこえ」の授業をうけなければならない、

曲がきこえないためバレエのレッスンも人一倍練習が必要、

友だちの話が聞こえずさびしいときがあるなど、
音が聞こえないひとならではの苦労話もあるものの、

「小学校ってなにかと大変だったよねえ」と

自分の小学生時代のことを思い出してしまった。

「私って泣かない女なんだ」というゆいちゃんに対し、

(↑これは本人の手紙にあった文らしい)

恵美子ちゃんが

「私はなみだをためないよ。ゆいちゃんも

泣きたい時は泣けばいいんだよ」
なんていうやりとりが、なんだか大人だなあと思ったら、

取材+創作とのことなので、

恵美子ちゃんのことばは著者が考えたものかもしれない。

でも、どっちにしてもちょっといいなと思う。
ふたりの関係をもとにして書かれたことばであることは

まちがいないのだし。


他には、

「星はキラ、キラ、キラってすごい音を出していると思っていたんだよ」
ていう部分など、なるほどなあと思った。


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2005-10-24 20:47:25

『おばけの飼いかた育てかた』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ジェラルド・ホークスリー、渡辺順子訳

『おばけの飼いかた育てかた』

個人的お気に入り度:★★★


ジェラルド ホークスリー, Gerald Hawksley, 渡辺 順子
おばけの飼いかた・育てかた


ペットの飼いかたのハウツー本のパロディ的な、

おばけの飼いかたの解説書。


「本当におばけを買いたいのか」 を考えることに始まり、

どんなおばけが向いているか、

どんな環境が好ましいか、

買い方、家にきたときのならし方、

エサやしつけ、病気のときの見分け方など、

多岐にわたって書いてある。


解説は「マクマードさん」ということになっていて、

この人の経営する「おばけデパート」の商品が

随所で紹介されていて面白い。


おばけを買うのもここがいいし、

マクマードじるしのゴミはきだし機、

(おばけが好むような、ゴミだらけの家にする)

マクマードじるしのオバケット(ペットフード)、

マクマードじるしのおばけおどかし機(しつけ用)、

マクマードじるしのエレクトロプラズマおばけ探知機(迷子時)。

なんとも商魂たくましい。

といってもフィクションなのでもちろん非売品だが。

ハウツー本って手芸なら手芸用品メーカー、

投資なら証券会社といった具合に

どこかの会社の息がかかっているものが結構あるけれど、

ああいったイメージかもしれない。

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2005-10-23 18:24:30

『もうすぐぬけそうぐらぐらのは』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ディー・シュルマン、山脇恭訳

『もうすぐぬけそうぐらぐらのは』

個人的お気に入り度:★★★


ディー シュルマン, 山脇 恭
もうすぐぬけそうぐらぐらのは


ケイティは、まだ歯がぬけたことがない。
だから歯の妖精がきたこともない。


最近やっとぐらぐらしてきたのがうれしくて仕方なく、

いじりすぎて歯が痛くなり、保健室へ。


自然にするのがいいよと保健の先生に言われ納得して、

給食のデザートの

「プラムとりんごのプリン」を食べていると、
なにやら硬いもの=抜けた歯を飲み込んでしまう。

歯がないと妖精が来てくれないと悲しむケイティ。

先生は粘土で歯を作ってかわりにしたら?と提案する。

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初めて抜けた歯がなくなるなんて、

子どもにとっては一大事。

(そうでもない人もいるかもしれないが)

粘土で代わりを作ればいいというのは、

いいアイディアだと思う。


友だちのエミリーとジェンマが、

歯の抜けたすきまの「つかい道」を色々考案し、

フライドポテトをすきまでかじったり、

べろを出したり、エンピツをはさんだりするところ、

それを見たケイティがうらやましくて仕方ないところも、

そんな感じだよねえ~とうなずける。


自分の子ども時代も思い出して、懐かしかった。


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2005-10-22 19:14:18

『おふろじゃ おふろじゃ バスタブ王ビドグッド』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

オードリー・ウッド、ドン・ウッド絵、江國香織訳

『おふろじゃ おふろじゃ バスタブ王ビドグッド』

個人的お気に入り度:★★★


お風呂場から出ようとしないビドグッド王。
困ったお小姓は、宮廷の住人に
「お智恵拝借」 と呼びかける。
騎士は戦争をいたしましょうと誘い、
お妃はお昼ごはんにいたしましょう、
公爵は釣りをしましょうと呼びかけるのだが、
王さまはそれを全部お風呂でやり、
全く出てこようとしないのだった。
宮廷じゅうが仮面舞踏会に誘っても、
結局風呂場でパーティになり、ダメ。
とうとう頭にきたあの人が、解決法を強行する。
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お小姓が「お知恵拝借、お知恵拝借」と呼びかけ、

誰かが立候補して、王さまを誘い、

王さまが「今日は風呂場で~じゃ!」と、

誘った人と一緒に、

お風呂場で戦争ゲームをしたり、ごちそうを食べたり。


すっかり王さまのペースに巻き込まれ、

ずぶぬれになった立候補者を

外で待っている人がびっくり顔や呆れ顔で迎える。


というくり返しになっている。

歌のようにリズミカルで、簡潔な文章も楽しい。

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絵がきれい。とても丁寧に描かれているし、
人々の表情がとにかく豊か。
びっくり顔がなんとなく作者(文を書いた妻の方)に似ている。
口なんて、筋肉がひっぱれる限界まで開けているかんじなのだ。

王さまだけに、戦争ごっこの人形も、ごちそうも、
とても豪華。

そんなにお風呂が好きなら、
いっそお風呂の中にお城をたてればよかったのかも?

オードリー ウッド, Audrey Wood, Don Wood, 江國 香織, ドン ウッド
おふろじゃ おふろじゃ―バスタブ王ビドグッド

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