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2005-08-31 19:48:08

『しゃっくりがいこつ』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

マージェリー・カイラー、S.D.シンドラー絵、黒宮純子訳

『しゃっくりがいこつ』

個人的お気に入り度:★★★


しゃっくりの止まらなくなったがいこつが悪戦苦闘する絵本。

普通の人にとってもしゃっくりはやっかいなものだが、
がいこつのしゃっくりはもっと止めるのが難しそう。


息をとめてももれてしまうし、

砂糖を食べても水を飲んでもうまく止まらない。

でも友だちのオバケがいいことを思いつき、

文字通り山の向こうまでしゃっくりを追い払うことに成功する。

-----------------------------------------------
しゃっくりを止めるのに砂糖を食べるというのは、

初めて知った。
それで、いろんなしゃっくりの止め方があるんだろうなと

思ってちょっと検索してみた。

結果はこちらの記事へ→世界のしゃっくり(の止め方


-----------------------------------------------
それにしても、がいこつがしゃっくりがとまらないなんて、

どうして思いついたんだろう、

面白すぎる。


がいこつの絵がまたとてもコミカルで、

困っている表情がなんだかかわいい。


聞いたことがある名前だなあと思ったら、

『空飛び猫』 シリーズの絵かきさんだった。
どちらも上手だけど、雰囲気が違うのでびっくり。

マージェリー カイラー, Margery Cuyler, S.D. Schindler, 黒宮 純子, S.D. シンドラー
しゃっくりがいこつ

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('05.9.9)

しおりさんのブログ でも紹介されています。

「しゃっくりがいこつ」


しおりさんのブログで紹介されている絵本は、

まだ読んだことはないけれどどれも良さそうな絵本ばかりで、

私の記事がきっかけになってそんな絵本たちにこの絵本も並んだと思うと、

なんだかうれしい♪


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2005-08-31 19:47:08

世界のしゃっくり(の止め方)

テーマ:本以外のこと

『しゃっくりがいこつ』  で、しゃっくりの止め方に

砂糖を食べるという方法もあるのを初めて知った。


きっとしゃっくりの止め方も、

世界各地で色々な言い伝えがあって、面白そうだなあ・・

と思ってYahoo!で「しゃっくり」を検索したら真っ先に飛び出してきたのが、

まさに世界各地のしゃっくりの止め方を紹介するページだった。


Multiculturalpedia(多文化理解事典)

しゃっくりについては、

左側の目次の「世界の」の中の、「しゃっくり」の項目

に載っている。


色々なしゃっくりのとめ方に興味のある方は

ぜひのぞいてみることをおすすめします。


世界共通なのが「びっくりすること」や水を飲む、息を止めるなど。


でも、かなりちがうこともある。


たとえばベトナムやカンボジアでの

子どものしゃっくりの止め方などはちょっと意外な方法。

その子に何かを盗んだ疑いをかけることで、

晴天の霹靂で驚いた子どものしゃっくりが止まるという寸法らしい。


日本の止め方でも、聞いたこともないような方法が

いくつも載っていて、大変興味深い。


わっ!と言って驚かせるよりスマートだなあと思うのが、

おもむろにちょっとしたことを質問したり、

(「○○は何でできているか」とか「~は何色?とか」)

あるもののことを思い浮かべるという方法。

これも世界各地、国や人によりさまざまなバリエーションで載っている。



そういえばアメリカの刑事ドラマ『ナッシュ・ブリッジス』でも、

いつも出ているハーベイという刑事が

エレベーターでしゃっくりがとまらない女の人と一緒になって、

意外なことを話題に出して止めてあげるというシーンがあった。

どんな話題だったか忘れてしまった。残念。

それが一般的な方法なのか、その場の機転なのかはしたがって不明。



息を止めるのも、変わった姿勢で水を飲むのも、

突然の質問で不意をつくのも、

驚いたり緊張したりすることで、

呼吸→横隔膜に作用してしゃっくりを止める、

どれも有効な手段なのだろう。



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( Multiculturalpediaの情報(著作権はMulticulturalpediaにあります)を利用規定に従って使用させていただきました。Multiculturalpedia(多文化理解事典)では世界中の人々からの情報をもとに相互理解、親睦のために、多文化理解事典を作っていて、常に情報の募集・更新・追加が行なわれています。あなたの情報をぜひMulticulturalpedia(http://www.netlaputa.ne.jp/~tokyo3/ )までお寄せくださるように私たちからもご協力をお願いします。 )

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2005-08-30 21:34:13

『ウンチのてがみ』

テーマ:手紙の出てくる絵本

石原誠

『ウンチのてがみ』

個人的お気に入り度:★★★


シカを中心としてウンチを観察し、

シカが植林の木の皮を食べてしまう食害など、

人とシカや、人と自然について考えるという写真絵本。


表題どおりに、シカのフンを使ってできたハガキも出てくる。


シカの食害は、シカを生半可に保護したために

増えすぎてしまい、食べ物が足りないのが原因らしい。


どうするのがいいのか答えを出さず、

読んだ人に考えさせるような構成になっているのがいいと思う。

難しい問題だ。


この本はウンチをきっかけに環境とか自然について

考えようというのがテーマだが、

うんちそのものに関するうんちく(駄ジャレ)については、

以前メモした 『う・ん・ち』  が充実していて良かったと思う。



石原 誠
ウンチのてがみ
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2005-08-29 19:18:00

『おしゃべりネズミのてがみ』

テーマ:手紙の出てくる絵本

なるみやますみ、松崎茂樹絵

『おしゃべりネズミのてがみ』

個人的お気に入り度:★★★


田んぼのそばの、古い一軒家にくらすおじいさん。

孫のみゆきは2泊3日の予定で、おじいさんの家に泊まりに来た。


夜中、天井からドタドタと足音がきこえてきて

みゆきはこわがるが、

朝目を覚ますと、まくらもとにネズミからの手紙がおいてあり、

「きのうはうるさくしてごめん」と書いてある。


ハンバーグを作ってくれたり、
かわいいふとんを用意してくれたり、

本当に孫おもいの、いいおじいちゃんで、

うらやましくなってしまう。

でもあなた孫の夢を一回壊しましたね?(笑)

↑これが間が抜けていておかしくて、思わず笑ってしまったが、

でも、おじいちゃんの優しさと、ネズミたちとの出会い

(と、ネズミたちの、おじいちゃんへのフォロー)で、

全体的にほのぼのと、いいお話だと思った。



なるみや ますみ, 末崎 茂樹
おしゃべりネズミのてがみ
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2005-08-28 19:15:10

『絵てがみだいすき』

テーマ:何かを作る、やってみる

土屋淑子

『絵てがみだいすき』

個人的お気に入り度:★★★


子ども向けの、絵てがみのかきかた本。

絵てがみもやってみたいと思いつつ、

道具も買わずに現在に至っているもののひとつ。

でも本格的な顔彩がなくても、

クレパスや水彩絵の具など、身近な画材で簡単に

はじめることができるらしい。


この本では(他の本でもそうなのかもしれないが)
まず消しゴムで落款を作ることからはじめている。


落款というのは、絵の余白などに押された小さなはんこで、

「は」とか「鈴」とか、自分の名前やペンネームの頭文字を

使ったものが多い。

これがあるだけで、同じ絵でも数段味わい深く、

どこの画伯が描いたの?みたいに見えてくるのが不思議。

スポンジのぼかしをつかったり、

コラージュを使ったりした面白い技法も色々出ているが、

やっぱり絵てがみの本なのでいかにも絵てがみらしい、

画面いっぱいに野菜をどーんと描いたものなどが

すてきに見えた。



土屋 淑子
絵てがみだいすき

-----------------------------------------------

('05.9.7追記)

mica さんのブログ でもご紹介いただきました。

micaさんお手製の落款の写真もあります。

『絵てがみだいすき』


私は何かの作り方の本って好きなのに、

作らないまま放置しがちなので、

すぐ作ってみるかたは尊敬してしまいます^^


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2005-08-27 19:36:13

『おてがみ』

テーマ:手紙の出てくる絵本

なかがわりえこ、なかがわそうや絵

『おてがみ』

個人的お気に入り度:★★★


どうもこの本はごく小さいころに読んでもらったような気がする。


たまこちゃんから、こねこの「にお」に手紙が届く。

手紙といっても大きな箱で、

中には赤い風船と、「あそびにきてね」と書いたカードが。


におはよろこんで走り出すが風船を放してしまい、

三毛猫のみーたがみつけて、カードを自分宛と思い込む。

みーたも風船を放してしまい、今度は黒猫の・・とつづく。

猫がつぎつぎに自分宛だとかんちがいして、

出かけるけど風船を放してしまう、そのくり返しが楽しい。


猫の絵もお話も、なんともかわいらしい。

なかがわ りえこ, なかがわ そうや
おてがみ
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2005-08-26 22:54:39

『本の探偵 いろの手がかり編』

テーマ:そのほかの本

あかぎかんこ

『本の探偵 いろの手がかり編』

個人的お気に入り度:★★★


子どもの本を探してくれる「本の探偵」に寄せられた依頼のうち、

色に関係する本を集めた小さな本。

黄色が、一番読んでみたい本の割合が多かったが、

読んだことがあるのはばらいろや、ももいろの話が多かった。


実際ピンク系のお話が多く出回っていたのか、

親や先生の好みか、自分自身が好きだったのか。

ピンクが好きだったことはないはずなんだけど、

潜在意識では求めていた色だったのかなあ・・

などと、想像すると面白い。


お話にまつわる色のことを覚えている子どもは多いそうだ。

でも私は食べ物の話にくらべて、あまり覚えていない。

少なくとも、今すぐには思い出せそうにない。

でも、小学校の教科書でこんなふうな話を読んだのを覚えている。


壁の中に塗りこめてしまった絵のことを、

大きくなった兄妹が赤だった、いや青だったなどともめるのだが、

実際に絵を見てみると、色がついていなかった(白黒)、という話。


色がなかったのに心の中で勝手に色をつけていたというわけ。


子ども向きのカラフルなお話は世に数あれど、

色があったはずなのに実際はなかった、というのが

子供心にちょっとした衝撃だったのか、

とても短いお話だったのに印象に残っている。

あれは誰が書いたのかな。

絵本になったりしているのだろうか。


それこそ本の探偵さんに依頼すればいいのか。

なるほど。


あかぎ かんこ
本の探偵事典 (いろの手がかり編)
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2005-08-25 19:55:40

『ばらになった王子』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

クレメンス・ブレンターノ、リスベート・ツヴェルガー絵、

池田香代子訳

『ばらになった王子』

個人的お気に入り度:★★★


自分の美しい髪しか愛せないお姫様は、

髪をくしけずる専門の召使「くしもと」をはべらせている。
ある日姫の兄がお婿さん候補として友達の王子を連れてくるが、

姫はにべもなく断ってしまう。


王子はおばあさんの手助けを借りて
ばらに姿を変え、姫の庭におかれることになる。
ばらの木は姫の寝所まで伸びてきて、姫は女の子を身ごもる。


女の子は呪いの結果一度は命を落とすが、
いろいろあって最終的には生き返り、幸せになるというお話。


わがままな王女、魔法使い、ばらの花、呪い、ガラスのひつぎ。

「白雪姫」や「眠り姫」をほうふつとさせるような

人物や小道具がちりばめられていて、

グリム童話みたいなおとぎ話の要素がこれでもかという具合に

ぎっしりと詰め込まれた、結晶のようなお話。


こういう正統派のおとぎ話って、やっぱりとても魅力的である。

自分はお姫さまにはなりえないし、人種も国もちがう別世界だと

わかっている大人でも、つい引き込まれてしまうパワーがある。


王子さまがばらになるというのがまたいい。

人生のそれ以外のことをすべてすてて、愛に生きる、

そんなかんじだろうか。


絵もきれい。


クレメンス・ブレンターノ, リスベート・ツヴェルガー, 池田 香代子
ばらになった王子
(在庫切れ)
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2005-08-24 19:18:48

『ねずみの騎士デスペローの物語』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本

ケイト・ディカミロ、ティモシー・バジル・エリング絵、

子安亜弥訳

『ねずみの騎士デスペローの物語』

個人的お気に入り度:★★★


お城に住むハツカネズミの一家に生まれたデスペローは、

ふつうのハツカネズミとはだいぶちがっていた。


耳が大きくて体は小さいし、

食べ物のことにはあまり興味を持たず、

美しいもの・・光や、音楽や、ことばに惹かれる、

夢見がちなハツカネズミ。

あるときお城のピー姫に恋をしたデスペローは

おきてを破って話しかけてしまい、罰として地下牢に送られる。

それは事実上の死刑宣告だった。

-----------------------------------------
恋をしたへなちょこネズミのデスペローが

勇気をふるって危険に立ち向かうさま、

ドブネズミのロスキューロや

父親に売られた女の子ミゲリー・ソウの夢や光への渇望、
ピー姫が自分の怒りを乗り越えて他人を救い、

それによって自分自身を救うところなど、

主人公たちの心の中の動きが一番のみどころ。


ロスキューロとミゲリーのクライマックスでのセリフには

共感してほろりとしてしまったし、


自分が窮地に陥っているときに他人を思いやることができる

ピー姫は、とてもオトナだなあと思った。

年齢的にはもう大人だが、私にはできそうにない。


脇役では、セロリの香りのする「糸まき長」が

訳知りなかんじで、個人的にお気に入り。



-----------------------------------------

やたら「みなさん」を頻発して語りかけたり、

同情をさそったりする風な語り口がどうもむずがゆかったが、


(それがいいなあと思うお話もあったりするし、

こういういかにもおとぎ話や寓話の語り口調みたいなのが読みたい、

と思う時期もあるのだが)


でもさすが子どもに支持される作品が選ばれる

ニューベリー賞に選ばれたというだけあって、
長いお話なのにすらすらと読めるし、

物語のツボを抑えていて、

それでいてヒーローらしくないへなちょこネズミの主人公や

(甥っ子にそういうのを主人公にした話を書くよう頼まれたらしい)

ちょっと独特なキャラクターたちの、ありそうであまりないお話には

やっぱりひきこまれてしまった。


ベストの数冊に挙げられることは少ないが、残っていく物語。

そんな印象を受けた。


アマゾンのレビューも賛否両論あって面白い。



ケイト ディカミロ, Kate DiCamillo, Timothy Basil Ering, 子安 亜弥, ティモシー・バジル エリング
ねずみの騎士デスペローの物語
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2005-08-23 22:38:20

『リネアの小さな庭』

テーマ:べんきょうになりました(?)

クリスティーナ・ビョルク、レーナ・アンデション絵

山梨幹子訳

『リネアの小さな庭』

個人的お気に入り度:★★★


リネアという女の子を語り手として、

家の中でちいさな植物を育てる楽しみと、

実際に育ててみるための知識を教えてくれる絵本。


食べ終わったオレンジやメロンなどのフルーツや、

アボガド、ピーマンなどの種をうえて発芽させたり、

にんにくや人参、ビーツなどを一部とっておいて育てたり、


何種類かの豆が発芽するスピードや、伸びる速さを競わせる

「豆のオリンピック」、
密閉したビンの中に土と植物を入れて水のサイクルを調べたりと、

理科の実験的なことも書かれている。

『リネアの12か月』とちがい励まされたのは、

いくつかのページで

「うまくいけばもっと育つはずなのに、私のはダメでした」
と書いてあるところ。


そうか、園芸好きの女の子でも失敗するんだ。


園芸をしている方にしてみれば当たり前のことなのかもしれないが、

私は時々思い立ってやって、失敗していやになってやめる、

のくり返しなので、

こうしてときどきは失敗するものなんだよと

きちんと書いてあると、それだけで、

自分だけじゃないのか、と慰められる。


またマイブームが到来して園芸をする気になったら、

この本に載っていたアボガド

(1mぐらいまで育つらしい。実はつかないのだろうけど)

と、にんにく(生えてきた葉を食べる。おいしそう)

は是非やってみたいと思っている。

クリスティーナ ビョルク, Christina Bjork, Lena Anderson, 山梨 幹子, レーナ アンデション
リネアの小さな庭
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