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2005-03-30 19:15:47

『北の魔女ロウヒ』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本
トニ・デ・ゲレツ原文、バーバラ・クーニー絵、さくまゆみこ編訳
『北の魔女ロウヒ』

個人的お気に入り度:★★★

魔女らしくてしかも楽しいことをしようと決めたロウヒは、
スキーをしている間にいつのまにか空を飛び、
梢にかかった月と太陽を見てきまぐれを起こし、
月と太陽を盗んで閉じこめてしまう。

カンテレひきのワイナモイネンとかじ屋は、
月と太陽を取り戻そうとする。

シラカバとマツの木に月と太陽がかかった光景、
音楽を奏でるワイナモイネンの周りにあつまる動物たち、
表紙にもなっている雪景色など、
メルヘンチックなグリーティングカードのような
風景画がきれい。



著者: Barbara Cooney, Toni de Gerez, さくま ゆみこ, バーバラ クーニー, トニ・デ ゲレツ
タイトル: 北の魔女ロウヒ
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2005-03-29 19:24:08

『いやだあさまであそぶんだい』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本
ヘレン・クーパー、ふじたしげる(藤田繁)訳
『いやだあさまであそぶんだい』

個人的お気に入り度:★★★

寝る時間になってもまだ眠りたくないぼうやは、
おもちゃのくるまのエンジンをふかして走っていく。

トラや兵隊や汽車やお月さまにあって一緒に遊ぼうと誘うが、
みんな夜は寝る時間だとわかっていて、
すぐに眠ってしまう。
おしまいのほう、ぼうやの子ども部屋に見覚えのあるおもちゃが
いろいろあって、ちょっとしたタネ明かし風になっている。

眠そうなトラの表情がかわいい。



著者: ヘレン クーパー, Helen Cooper, ふじた しげる
タイトル: いやだあさまであそぶんだい
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2005-03-28 19:18:51

『金のひかりがくれたもの』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本
ピョートル・ウィルコン、ジョゼフ・ウィルコン絵、久山太市訳
『金のひかりがくれたもの』

個人的お気に入り度:★★★

オタカ王の城に、旅の途中の魔法使い、
コルネリウスがたずねてきて一夜の宿を乞い、
泊めてもらうお礼に、黄金の鳥かごを贈る。

どんなものでも金に変えられるときいた王さまは、
魔法使いを引きとめ、
家来や王女がいさめるのも聞かずに
城のものをなんでも金に変えさせようとする。

金色の絵の具をふんだんに使った絵がきれい。
本を見る角度を変えるとぴかぴか光る。
黄金に魅せられた王さまの気持ちもわからなくもない、
という気分になる。



著者: ピョートル ウィルコン, Piotr Wilko´n, J´ozef Wilko´n, 久山 太市, ジョゼフ ウィルコン
タイトル: 金のひかりがくれたもの
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2005-03-27 18:05:47

『ビーバー』

テーマ:写真集ぽいもの
クラウス・カラス、シュビレ・カラス著、
今泉吉晴日本語版監修・訳 
『ビーバー』

個人的お気に入り度:★★★

「大自然の動物ファミリー」シリーズの第6巻。

コンラート・ローレンツ博士の助手だった著者は、
スウェーデンからオーストリアの森へビーバーを連れてきて、
ビーバーの「お母さん」となって育て、
詳しく観察することにする。

子犬用のミルクから育てられたビーバーが、
小屋の外の池に出て行って、
著者の作ったダムやビーバー小屋を補強したり、
木を切り倒して運んで新しく作ったりするようすを観察する。

赤ちゃんのころから親元を離れて育ったビーバーが、
時期が来れば木をかじり倒したり、ダムを作ったりし始めるとは。
同じシリーズの「ホッキョクグマ」では
本能ではなく親の子育てによって、
狩りや生活のことを学んでいくことに感銘をうけたが、
この本では本能というものの確かさのようなもの
を改めて感じさせられた。


著者のところに戻ってきておやつをねだる
若いビーバーの写真があり、
ビーバーと著者のもじゃもじゃ頭の色が似ていて、
ほんとうの親子のようでほほえましい。



著者: クラウス カラス, シュビレ カラス, Klaus Kalas, Sybille Kalas, 今泉 吉晴
タイトル: ビーバー
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2005-03-26 19:05:50

『おばあちゃんがちいさかったころ』

テーマ:ほのぼの・ちょっといい話
ジル・ペイトン・ウォルシュ、スティーブン・ランバート絵、
まつかわまゆみ訳 『おばあちゃんがちいさかったころ』

個人的お気に入り度:★★★

海に遊びにきたロージーとおばあちゃん。
ロージーが電車やアイスクリームを指さすたびに、
おばあちゃんは自分が小さかった頃には・・と話す。

色々なものをくらべていって、
最後にロージーが
「おばあちゃんは、ちいさかったころのほうがよかったと思う?」
とたずねると、おばあちゃんはとても素敵なことを言う。

「どうせ昔のほうがよかったっていうんだよね」
といううがった見方を逆手に取ったような、
孫の立場だったらとてもうれしいせりふ。

やさしいタッチのパステル画がほのぼの度たっぷり。
手が届きそうに大きな太陽や雲がかわいい。



著者: ジル・ペイトン ウォルシュ, Jill Paton Walsh, Stephen Lambert, まつかわ まゆみ, スティーブン ランバート
タイトル: おばあちゃんがちいさかったころ
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2005-03-25 19:07:18

『悲しい本』

テーマ:お気に入り
マイケル・ローゼン、クェンティン・ブレイク絵、
谷川俊太郎訳 『悲しい本』

個人的お気に入り度:★★★

息子をなくした人が、悲しみについてあれこれと語る
というかたちの絵本。

『悲しい本』なのに、
はじめのページがにーっと笑った顔で、インパクトがあった。
悲しいのに幸せな振りをしているというのだ。

悲しみにどう向き合おうとしているのか、
わかり易いことばで書かれている。

ときには死んだ息子をうらんだり、
誰かに話したくなったり、一人になりたくなったり、
悲しみについて書いたり、一日一度は好きなことをしたり。

悲しみとはどんなものか、
悲しみに出会ったとき、どうすればいいか、
どうしようもないのか、
いろいろと考えさせられた。

一見ラフな感じのイラストが、
悲しく自暴自棄になっている様子、むなしさ、
ロウソクの光にこめられる希望などをよく表現していて、
とても合っていると思う。



著者: マイケル・ローゼン, クェンティン・ブレイク, 谷川 俊太郎
タイトル: 悲しい本
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2005-03-24 19:41:28

『カプチーヌ』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本
タンギー・グレバン、カンタン・グレバン絵、江國香織訳
『カプチーヌ』

個人的お気に入り度:★★★

カプチーヌという女の子が、魔女の真珠を飲んだために、
小さくなってしまう。
元に戻るために、野ねずみのヴィクトール、
ちびうさぎのハリー、うずらのブルータス、
すずめばちのフリッツブンブン配下の小隊らとともに
魔女メガンの城に向かう。

どこかおいしそうなタイトルにひかれて読んでみた。

あたたかい色合いの絵がかわいい。
とくに壜の中にとじこめられて困った顔のうさぎのカットが
気に入った。



著者: タンギー・グレバン, カンタン・グレバン, 江國 香織
タイトル: カプチーヌ
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2005-03-23 19:20:02

『はがぬけたらどうするの?』

テーマ:べんきょうになりました(?)
セルビー・ビーラー、ブライアン・カラス絵、
こだまともこ訳
『せかいのこどもたちのはなし はがぬけたらどうするの?』

個人的お気に入り度:★★★

先日、歯がぐらぐらする女の子の絵本(『マドレンカ』
を読んだせいか、こんな絵本が目にとまった。

こどもの歯が抜けたときにどうするかについて、
世界各地の習慣を集めた絵本。

一番多いようなのが、ネズミが抜けた歯を持っていって、
丈夫な歯をもたらしたり、
おこづかいやプレゼントをくれるというもの。

やはりネズミは歯が大きくて丈夫だし、
身近な存在でもあったことから
あやかりたい気持ちが風習に結びついていったのだろう。

ネズミの代わりに歯の妖精だったり、
鳥だったりすることもあるらしい。

かわったところではアクセサリーにして身につけたり、
食べ物に埋め込んで動物に食べさせる
(その動物のように丈夫な歯になるように)
というのもあり、面白い。

この本でも日本や東洋各国のこどもがやっているように、
(といっても微妙なちがいはあるが)
私自身は下の歯は屋根の上に、上の歯は庭に投げた。

抜けた歯をどうするかということを通して、
似たような習慣でも少しずつちがっていたり、
自分がしていたのとは全然ちがうやりかたがあることを
面白がったりしながら、

文化のちがいや、逆に多少ちがいはあっても
こどもの成長を願う親の気持ちはどこでも
(いつでも)同じなんだなあ、
ということを感じさせてくれる絵本。



著者: セルビー ビーラー, Selby B. Beeler, G.Brian Karas, こだま ともこ, ブライアン カラス, 石川 烈
タイトル: はがぬけたらどうするの?―せかいのこどもたちのはなし
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2005-03-22 19:27:16

『ケニーのまど』

テーマ:お気に入り
モーリス・センダック、じんぐうてるお(神宮輝夫)訳
『ケニーのまど』

個人的お気に入り度:★★★★

クリーム色の地に、左がわは夜、右がわに昼の世界、
その両方をまたいで描かれた、馬にのった男の子の絵。
そんな表紙にひかれて手にとった。
中のイラストはセピア色が基調になっている。

半分は夜、半分は昼の、夢の中のふしぎな世界で、
4本足のおんどりはケニーに7つのなぞなぞを出す。

以下、珍妙でどこか哲学的ななぞなぞをタイトルにした
7つのお話で構成されている。

-----------------------------------------------
1.だれかにだめといわれても、
  こくばんにえをかくには どうしたらいいか
2.だれかさんだけのやぎってなんだ?
3.やねのうえのうまはみえるか?
4.やくそくをやぶっても とりかえしがつくか?
5.ききいっぱつってなんだ?
6.なかもそともみえるもの なんだ?
7.ねがいごとをしてから きもちがかわること ないか?

-----------------------------------------------
(章のタイトルを引用、ただし分かち書きは忠実ではありません)

7番目のお話でおんどりに再会してなぞなぞに答えるのだが、
どれもにすてきな答えが用意されている。
(個人的に4番目はちょっと「?」だったが、
「?」と思うこと自体、頭が固い証拠かもしれない)


こどもらしい考え方などをよくとらえたエピソードばかり。
それでいて、どの話もどこかふしぎな空気が充満していて、
すっかり魅了されてしまった。

「2.だれかさんだけのやぎってなんだ? 」が特に気に入った。
「ぼくだけのやぎ」を探すためにスイスにやってきたケニー。
やぎに花束を差し出し、
アメリカに一緒に来てくれるよう礼儀正しく申し込むが、
アメリカがスイスみたいなところかをたずねる問答をするうち、
やぎが「あなただけのやぎってさびしいやぎなのねえ」と言う。

なんだかプロポーズをめぐる男女のかけひきみたいで、
とても意味深長なのだ。


モーリス・センダックは聞いたことがあると思ったら、
『かいじゅうたちのいるところ』の作者だった。
読んだかもしれないが、記憶に残っていない。
色々読んでみたくなった。



著者: モーリス・センダック, じんぐう てるお, 神宮 輝夫
タイトル: ケニーのまど
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2005-03-21 19:05:16

『やねうら』

テーマ:そのほかの絵本・子どもの本
ハーウィン・オラム、きたむらさとし(喜多村惠)訳・絵
『やねうら』

個人的お気に入り度:★★★

「ぼくはおこった」より前にかかれた作品。

おもちゃは沢山持っているが退屈になってしまった男の子。
おもちゃの消防車のハシゴで屋根裏にのぼる。

そこにはネズミの家族やカブトムシがいて、
窓から色々な世界が見え、空も飛べるし、友達もできる。
でも、お母さんは屋根裏なんてないと言う。


屋根裏部屋には昔からあこがれてきたが、
行ってみたい屋根裏がまたひとつ増えた。

絵と文章は別の人だが、
文章にわざと書いていないところを絵がうまく補っていたりして、
(どうして友達になったかとか、屋根裏にのぼる方法など)
いかにもふたりで作りあげているというかんじがする。



著者: ハーウィン オラム, Hiawyn Oram, きたむら さとし
タイトル: やねうら
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