安価で作りやすく、長持ちし、
日頃の手入れも簡単である。
そんな保育園エプロンを作りたい。

これは、そんな思いをただひたすらに追求した
ある母親の物語である……。

と、今さらながらプロジェクトX風にナレーションしてみました。
(って、こんなんだったか!?)

保育園用手作り食事エプロンの欠点と弱点は、
前回/前々回に書いたとおり、
なので、今回はさっそく、決定版。
私が昨年、うり子の入園に際して作ったエプロンとは……

これから保育園ママになるあなたへ-エプロンその2

というものです。
(またまたお粗末な画像ですみません!)

ポイントは下記の3点。

(1)ゴムをやめた。

しおりには、ゴムを通して結ぶ、と書かれていましたが、
子どもの首に、きつくなく、ゆるくなく、
洋服の首もとを汚さないようにちょうどよくフィットする
ゴムの長さ/強さ、というのは非常に難しいです。
できあがり時はちょうどよくても、
すぐに伸びてきてしまったりします。

そこで、ひもを使うことにしました。
この「ひも」は、洋服を買ったときにくれるビニールの巾着袋に
綿製のひもがついてることってありますよね。
私は、これをどんどんためこんでいました。

ちなみに、子どもがいると、
巾着袋を作ったり、ひもをおもちゃにしたり、
この「ひも」活躍率、けっこう高いです。

ゴムでなくてひもだと、
毎回の食事時に結ぶ必要がありますが、
思ったほどめんどくさくありませんでした。
それよりも、やっぱり首へのフィット感がいいし、
食事でべったべたに汚したとき、
顔のほうへ引っぱり上げてはずすよりも、
結び目をほどいて、そーっと下へ引っぱってはずすほうが、
被害が少ない気がします。

友だちはこのエプロンを見て、
「これなら乾燥機もかけられそう!」と言ってました。
(うちには乾燥機、ないのですが(涙)。)

(2)縫い目を最小限にした。

折り目のすぐ下をぜんぶ縫ってしまうのではなく、
ひもを中央で縫い付けるのと、
左右をすこし(1~2センチ)ずつ縫うだけでOKとしました。
これは、なんといっても、作るのがラク。
これならミシンじゃなくても大丈夫でしょう。

左右を少ししか縫わないようにしたのは、
・ひも通しの手間を省くため 
と、
・乾きやすさを追求したため
です。

ひもでもゴムでも、左右全部を縫ってしまうと、
安全ピンとかひも通しの道具とかを使う必要があります。
でも、この方式なら、手でひもを通せるので、
作るのが、よりラクチン。

ひもは、長さがあるので意外とはずれないし、
はずれたとしても、素手で簡単に通せます。

そして、重なってる部分が少ないので、
風通しがよく、洗濯後もよく乾きます。

(3)折り目から縫い目までの距離を広めに。

そして、最大のポイントは、この、
画像の中で、矢印と「ひろく」と書いて示した部分、
と自負しています。

これは、何よりも乾きやすさのためです。
ここを、ひろめにしておくことで、
洗濯後、かわかすときに……

かわかすときに……

えっと、あれ、なんて呼ぶんですか?
ものほしざおじゃなくて、ハンガーじゃなくて、
タオルとかをほすための道具。

たとえば、うちとはぜんぜん違うけど、

これから保育園ママになるあなたへ-タオル干し
こういうの。

こういうのの、棒部分(←これもなんて名称?)に
通すことができるのです!

これは、私にとっては、画期的でした。
そして、ゴムを使っていないので、
きれいに広がって、すごくよく乾く!

もう、カビとはさようなら!
快適なエプロンライフ、こんにちは!

……と、ひとり悦に入っていたのですが、
この4月、さらにエプロン道に展開がありました。

つづく……っていつまで引っぱるんだか(笑)。