請求書書いたり、レシート整理したり。少々経理関係をやっている。
昨年行った、岩手関係のレシートの袋も出て来た。
計算はしてないけれど、ふと頭で大雑把にどの位使ったか考えてみる。
昨年岩手に居た日数は合わせて2ヶ月。
10往復位した割に思ったより少ないもんだ。交通費と使った現金、大雑把に100万強、120万くらいだろうか。
最初の頃に、行く為に買った安全靴やガソリンタンクなども入れて、だが。
往復に少なくとも3万、後は現金で向こうで何か購入した額と。
大体そのくらい、だろうなぁ。
この他に友人からその間に頂いた現金は50万弱。
みんなには本当に感謝、の一言

物資として送って下さった方も合わせると。全部で200万弱くらいなのだろう。
200万使って、自分の目で何か大きく復興に向かった物は見えない。
そりゃそうだ
そんな規模の話じゃない、それは嘆いてるわけでは決して無い
それが多いとか少ないとか、そんなのが考える事柄ではなくて。
私一人がこの震災、と云う物に関わって動いた『みんなのお金』が200万弱。
ちなみに個人として、自分の年収から120万は容易く出てくる訳では決してない。
私と同じ様に現地にたくさんの人が動いて、大なり小なり、お金が動いていたのをみて。
自分の中での心と体と生活の精一杯をやってみた、と信じて。
この『大震災』と云う物の被害の本当のデカさを正直リアルに感じている。
元々誰かが私に手伝いを頼んだわけでもない、単なるエゴの一方的発信だった。
その中で、少しでも楽な気持ちになったり、楽しい時間が有ったと思える人が居たら、正直それはやっぱり嬉しいし有り難い事だ


そんな中、今思う事はこの先だ。何で協力出来るかと云う事だ。
この先、毎年120万の現金を使って行けるか、と問われたら。正直厳しい。
そしてそんな事は全くもって求められてもないが

自営の自由な私は自由な分、東京に居ない間の給料が入って来る訳じゃない。
地元出身者でも報道写真家でもない私は、岩手で撮った写真で何か仕事には繋がらない。
喰う為にはここ東京でもう少し時間とお金を使わなければならない。
お手伝いする時、現金は分かりやすかった。必要な物を現地で買う事が出来たし、そのまま渡す事も出来た。
物資を仕分けたり運んだり、などの
肉体労働も分かりやすかった。
写真、のお手伝いはあんまり役に立つのかは分かりづらい。けれどお祭りなどでは一応プロだし必要だった手数にはなったろうし、勝手に差し上げた写真は、喜んでくれる人も居たとは思うし。写真くらいなら保管も処分も楽だしさ、と思う事にしてる。
新しい色んな形が提案されてはいるけれど、実は中に居る人以外には、なかなか必死に探さないと目に留まりづらく。
大きな事は個人では参加しづらいし、ワガママながらみんな自分のエゴの満足が出来ない形は続かない。
満足する形での情報の共有法って難しいね。
そういえば先日銀座で一緒に呑んだ陸前高田の女性は。歳も近いし、パソコンも使って仕事しているのに。
私よりも高田市内の情報にかなり疎かった。
この歳でもこうか~、と。色んな人の努力がもう少し形になってるかと期待してた分、現実をまた見た気分だった。
瓦礫が片付き風景が変わって行く様に。進む復興への道のりに起きて来る問題も小さく細かく日々変わっている。
元々の町の大きさや抱えていた問題、町の中心部への被害の大きさなど。様々な要因が引き起こす問題は外からはなかなか感じにくい。
間もなくあの日以来の311がやってくる。
今年の311、私はゴールデン街のお店で写真展をやっている筈だ。
写真展に高田の写真を出すのかは、今、色んな意味で考え中。
地元出身者では無い私にとって、今が一番良く分からなくなっている。
撤退して行く団体が増えるのは、期間やお金の問題だけではない様な気もする。
一番は『精神的』に『自分』というものとやっている事にバランスが取れなくなって来ているからじゃないかな。
外から内に入って行くのには、当然ながら震災後と違って結構な精神的なパワーが要る。
『震災地の人間が内から思うジレンマ。』
『外の人間から思うジレンマ。』
間を繋いでくれようとしている人は沢山居るけれど、それは当然ながらどちらかに偏った立場の人々。
グループと云うのは輪を作る事であり、同時に外への壁も作りかねない、もろ刃の剣。
上手くすると結束深く広がって。間違えると他を寄せ付けない内輪ウケになってしまう。
生きてく中で一番大変で重要なのは、やはり人間関係なんだよね、と改めて。
一個人対一個人。
その人間に惹かれるかどうか。
分かりきってる様で。まさに『実感』の今、です。
その人だから、やれる事。
その人だから、付いて行きたい事。
その人だから、信じれる事。
私に出来る事は。
何だろう。
見えない先は。暗いわけではない。
明るく見えるから。自分を信じよう。



映画仕事、『王様とボク』の膨大なデータの整理に毎日毎日時間を費やしている。

パソコン前に居る。
行って、弁当買ってチンして食べてる自分にはちと凹む。




と問うて。
Photographer ニシムラ彩子

です。











を開けてくれるマスター。

かわいいでしょ