宗教活動が原因で離婚に発展

「信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。」



という日本国憲法第20条により



夫婦の間においても



信教の自由は保障されなければなりません。




 

夫婦が同じ宗教なら



互いに理解し合い、共に信仰を深めることもできますので



信教の自由も保障されるでしょう。




 

しかし、夫婦が違う宗教の場合



夫婦の一方が宗教上の理由で



葬儀の時に焼香はしないなどと言えば



夫婦なのに別々の行動をとらなくてはならず



大きな問題へと発展してしまうこともあります。




 

実際に離婚訴訟にまで発展した事例の場合



1審は



夫に信仰の自由を尊重する寛容さが著しく欠けていたとし



夫からの離婚請求を棄却しました。



その後の控訴審では



妻の宗教活動はいささか限度を越えるところがあり



夫婦間の協力扶助義務に反しているとして



原判決を取り消し、夫からの離婚請求を認めました。




 

1審と控訴審で判断が異なっていることから



宗教活動など



人としてのあり方に関わる基本的な問題で対立した場合



裁判官も判断することが難しいと言えるでしょう。




 

夫婦が、互いの価値観を認め合い、譲り合い



精神的な結びつきを高めていくことを心掛ければ



宗教活動などの問題も乗り越えられる



私はそう思います。

AD