こんにちは、行政書士の石井くるみです音譜
きょうもとても暖かく、とても気持ちの良い一日ですね晴れ

しかし、朝からくしゃみが止まりません。

 

「上場企業に学ぶ民泊参入戦略」シリーズ、最終回の第6回では、上場4社に対する株式市場の反応から、民泊の未来を占っていきますおすましペガサスふんわりウイング

 

まずは、各社が民泊参入を表明する前の、2015年9月から現在までの株価推移を見てみると・・・

 

【民泊参入上場4社の株価推移の比較(直近6ヶ月間)】

 

アパマン、AMBITIONの株価は、アパマンが民泊参入を表明した11/17以降、日経225をはるかに上回る上昇を見せていますびっくりビックリマーク この株価の動きは、民泊参入によるものと考えて間違いないでしょう乙女のトキメキ

 

他方で、シノケン、大京の株価は日経225を若干上回る程度にとどまっているキョロキョロはてなマーク?

 

この株式市場の反応の違いを、4社の民泊参入戦略の違いから考えると・・・

 

「アパマン、AMBITION」は賃貸マンションの民泊化を主軸としているのに対して、「シノケン、大京」は民泊マンションや戸建等、民泊物件開発に重きを置いていると言えます!!

 

すなわち、株式市場は今後の合法民泊市場の主役は、賃貸マンション管理を主たる業務としている不動産業者と見ているため、賃貸マンションの管理受託を主たる事業としているアパマン、AMBITIONの両社の株価が著しく上昇しているものと推論されますキラキラ

 

他方で、投資用不動産の開発・販売を主たる事業とするシノケンや、賃貸ではなく分譲マンションの開発・管理を主たる事業とする大京は、事業全体に占める賃貸不動産の受託管理事業の割合が相対的に小さいため、民泊参入に対するマーケットの反応は限定的だったと考えられますショボーン汗

 

とはいえ、重要なのは民泊参入を表明した会社のほとんどが、日経225を上回る株価上昇を示している点です。民泊参入には、ポジティブな宣伝効果が期待できると言えるでしょうおねがい音譜

 

民泊参入が株式市場に好感される理由として、様々なマクロ経済要因が、将来のインバウンド需要の拡大を裏付けていることが挙げられます。それは・・・

 

格安航空(LCC)の普及及び原油安による航空料金の低下

米国利上げ日本のマイナス金利政策による内外金利差拡大で予測される円安傾向

アジア諸国の経済成長による中間層の拡大

TPP締結による各種ビザ要件の緩和

⑤2018年平昌冬季オリンピック、2019年日本ラグビーワールドカップ、2020年東京オリンピック、2022年北京冬季オリンピック等、日本周辺における国際イベントの増加

 

近い将来予想されるインバウンド需要拡大に機動的に対応し、合法民泊市場で確固たる地位を確立するためには、現行制度(簡易宿所、特区民泊)を活用して、たとえ小規模でも、できるだけ早期に民泊事業に取り組むことが重要です。簡易宿所又は特区民泊を使って早期に民泊参入し、民泊運営の人材・組織・ノウハウを確立できれば、民泊新制度の施行後に遅れて参入してくる競合他社に対して、大きな差を付けることができるでしょうウインクキラキラ

 

インバウンド需要拡大と規制緩和により、民泊は大きなビジネスチャンスに!!

 

以上、全6回で連載した「上場企業に学ぶ民泊参入戦略」シリーズいかがだったでしょうか。

記事で取り上げさせていただいた4社については、民泊ビジネスと規制の関係を分かりやすく解説する観点から、プレスリリースや報道に基づき独自の見解を書かせていただきました。本シリーズの記事を通じて、民泊規制理解のお役に立つことができたなら幸いです。

 

【上場企業に学ぶ民泊参入戦略シリーズ 過去の記事】

民泊×宅建業…上場企業に学ぶ民泊参入戦略① 『4社比較』 

民泊×宅建業…上場企業に学ぶ民泊参入戦略② 『アパマンショップグループ』

民泊×宅建業…上場企業に学ぶ民泊参入戦略③ 『大京グループ』 

民泊×宅建業×建設業…上場企業に学ぶ民泊参入戦略④ 『シノケングループ』

民泊×宅建業×旅行業…上場企業に学ぶ民泊参入戦略⑤ 『AMBITION』×『ADVENTURE』

 

また、記事に対してアドバイスを寄せてくださった多くの方々に改めて御礼申し上げます。

皆様からのご意見・ご感想等をお待ちしておりますニコニコ

 

 

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