聞くところによると、試験予備校での一般教養の講義は、過去の問題から推測される予想問題を作ることしかしていないらしい。


少なくとも、市販されている問題集の類は、そういう作られ方をしているそうだ。


今までそんなことなど、一度も考えたことのなかった私にとっては、それを聞いたときに驚きと同時に恐怖を覚えた。

昨年度出題された分野が一昨年の問題集には載っておらず、今年度に新しく付け加えられているだけと言う話なのである。


それならどんなに出題予想をしていても、ヤマが当たるわけがないのである。

考えても見て欲しい。


確かに一度出題された分野は、試験委員の注目している分野であるとはいえ、同じ問題は出ないのだから、効率の悪い勉強をしていると言われても、実際に予想が当たらなくても仕方ないと言われればその通りなのである。


実際に、過去に肢として出題された分野の内容が、その年度以降に問として大きく取り扱われることもあるので、当然過去問のチェックをすることは必要不可欠である。


しかし、それだけではなく、試験委員の実際に使用しているだろうネタ本を見つけて、それを攻略していけば、本当の意味での出題予想が出来るというものではないだろうか?


と言うことで、某予備校で密かに活用されている本を紹介します。



行政学新版

行政学新版

著者:西尾勝
出版社:有斐閣
本体価格:3,100円



大きい書店でも在庫切れになっていることの多い本である。


この本の内容から、肢がそのまま作られていることがかなり多く、この本を制覇することで、一般教養の社会分野を制覇できるといっても過言ではないのかも…???



これだけはひとつ言えるということがあるとすれば、試験委員は大学の教授らが集まって作られていると言うことである。


大学の教授と言えば、論文やこういった研究分野の本の出版といったお堅い内容の専門家とも言い換えることが出来るだろう。


受験生としては、そういった視点を肝に銘じ、その上で出題予想をしなければならないのである。


没問を作るわけにも行かないし、正確な出題を求められているのであるから、こういった文献のみならず、政府から発表されている様々な報告書の類を、予想して一度目を通してみることも、近道につながるのではないだろうか。


実際に試験会場で問題に当たった時に、


『あ!何となくどこかで見たことがあるような気がする…』


と思えるようなものの記憶を少しでも作っておくのが大事なのではないだろうか?


以前も似たようなことを書いたような気がするのだが、ここで改めて各自の勉強方法を見直してみてはいかがだろうか。

AD

コメント(2)