行政書士 みんみんのblog  

  人生は山あり谷あり。冒険の旅。
  みんみんから あなたへ贈るブログ ”Life is simple, full of pleasure"


テーマ:
№1639

映画の話。

スピルバーク監督の「リンカーン」でリンカーンを演じたダニエル・デイ=ルイス。
肖像画で見るリンカーン大統領に、顔といい、痩せた長身といい、そっくりでした。
そして、苦悩のリンカーンを、
切々と、ひょうひょうと演じていて、とても味わいのある良い俳優さんでした。

合衆国憲法修正案を通すために、
不足する票を何とか獲得しようと、議会工作する大統領の苦悩。

奴隷制度廃止を通そうとするがために南北戦争の終結が延び、
その状況下で、多くの若者たちが泥沼化した戦いの中で死んでいくという苦い選択。

南北戦争時代のアメリカで、
リンカーン大統領の、奴隷制度撤廃法案を通過させるまでの厳しい数か月間を、
暗殺されるまでの最期の数か月間を描いた映画で、
主役のリンカーン役、ダニエル・デイ=ルイスが良かったです。

そして、このダニエル・デイ=ルイス。
少し前の映画ですが、
ギャング オブ ニューヨーク(Gangs of New York) の、ビル・ザ・ブッチャー役でもあります。
こちらでも、ダニエル・デイ=ルイスは際立っていました。
主役だったはずのデカプリオがかすんで見えるほど。

なんてすばらしい性格俳優さんなんだろうと思います。
この映画もいい映画でした。
南北戦争が始まったあたりぐらいのニューヨークの混沌とした様子をよく描いた作品です。

世界のニューヨーク。マンハッタン島のニューヨーク。
その最初の入植者は、実はオランダ人です。
だから、ニューヨークは、当初はニューネーデルランドと呼ばれました。

ニューネーデルランドと呼ばれ、ニューアムステルダムと呼ばれ、
やがてイギリスの統治下に入ったとき、現在の地名であるニューヨークへと改名されました。

アメリカは移民の国です。
ニューヨークのネイティブ・アメリカンは、英国系先住民族と呼ばれるプロテスタントで、
そこへ、カソリックのアイリッシュ系移民がやってきて抗争になります。

映画の中では、
WASP(ホワイト・アングロサクソン・プロテスタント) 対 アイリッシュ の抗争として
描かれます。

ニューヨークの英国系先住民族で構成される一団のリーダー役が、肉屋のビルという役の
ダニエル・デイ・ルイス。
このビル・ザ・ブッチャーは、アイリッシュ系グル―プと繰り返される抗争で、ついに
そのリーダーである神父を殺害します。
その殺害された、アイリッシュ系リーダーの息子というのがデカプリオの役。
父を殺したビルへの復讐を誓って成長します。

ナイフの名手であり、狂気も感じさせるビル・ザ・ブッチャーという男を、
ダニエル・デイ=ルイスは実に陰影濃く、演じていました。
彼は、リンカーンの役を打診されたときも、1年の猶予をスピルバーグに申し出て、
その間に資料や書籍を読み込み、役作りに専念したといわれています。
19世紀のアメリカを、
移民問題や奴隷制度や南北戦争に揺れるアメリカの、混沌たる時代に生きた人間を、
イギリス人である彼は、どのような思いで演じたのだろうか、と思います。

この2作。
「リンカーン」を日本で、
「ギャング・オブ・ニューヨーク」を 日本からの帰りの機内で見てきました。


AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)
最近の画像つき記事  もっと見る >>

テーマ:
№1638

Museum of Fine Arts (ボストン美術館)では、今、サムライ展をやっています。

日本の武士の鎧、甲冑を初めとして、さまざまな武具が展示されています。

まず、個人の収集家が、いかに日本の武具に魅せられたからといって、
こんなにもたくさんコレクションしていることに驚かされます。
半端ない数の甲冑です。
ひとつひとつに丁寧な説明がついていて、
に、甲冑に、さまざまなタイプのあることがわかります。
戦いが終わると丁寧に修理し、代々大切に受け継がれていったことも説明されていました。


展示の仕方、アメリカ的かもしれません。ちょっと驚きました。
太刀をたずさえていないのも不自然かもしれません。


変った兜もありました。

兜をかぶり甲冑を身に着けると相当な重さになるでしょう。
当時の武士のその尋常でない体力に思いをはせました。

また、おどし糸(こざねを結び合わせるために使った糸)の美しいこと。
赤い皮や、緋色、濃紺など、その色を見ただけでどこの一族かわかるといいますし、
武士の誇りを表わす色のように思えました。

ところで、展示物の説明を読むと、
明治維新を迎えた日本において、武士階級は消滅したとありました。
そして、それは近代日本の幕開きだったと。
The samurai clans were dissolved.
As the country opened itself to the world, modern Japan emerged.

でも、実際のところ、武士は消滅したのでなく、
武士階級が、明治においては士族階層へと変遷したのです。
士族階層へ受け継がれたもの。

元武士であったことの矜持。道徳規範。「武士道」。

武士道というと、新渡戸稲造を思い出します。
私はボストンへ来てから、新渡戸稲造の「武士道」を読みたくってたまらなくなりました。
新渡戸稲造が英文で書きあげ、日本の道徳規範を世界に紹介した本です。
『日本では宗教教育がないと聞くのに、
一体どのように子孫に道徳を教えているのか』
と質問されて返答に窮した新渡戸が、後に英文で
その答えを武士道に求めて書きあげた本です。
日本の精神文化、道徳規範を、広く世に紹介した本となりました。

この新渡戸稲造の書いた「武士道」の本に感銘を受けたのが、セオドア・ルーズベルト。
ポーツマス (ポーツマスもボストンから車で1時間ほど北上したところにあります。まだ行っていないので是非行きたいと思っています)で、
日露戦争の講和条約締結の仲介をしたアメリカ大統領です。
日本側 小村寿太郎
ロシア帝国側 ヴィッテ
日本は日露戦争に勝ったといいますが、この大変に難航した講和が成ったからこそ。

ひるがえって、現代。
武士道はどこへいってしまったのだろう。



AD
いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

テーマ:
No.1637

逆カルチャー・ショックについて、私の体験したことを書いてみようと思います。

実は、
それが噂に聞く逆カルチャー・ショックであることに気づくまで
なんとも名伏しがたい、
奇妙な違和感の正体がわかりませんでした。
もやもやとした、へ~んな感じ。
何だろう、なんだろうと思っていました。

まるで、
SF小説や近未来映画でも見ているような感じでした。

パラレルワールドというか、
異次元の世界に自分が迷い込んでしまったような気分を味わいました。

一時帰国して目にした日本の光景、日本の生活。
ご近所さん、スーパー、電車、バス、テレビ、友人、デパート。
ほんの1年半前まで、そこで普通に暮らしていたのですから、
以前と少しも変わらない光景であるはずなのに、
どうしたことか、
なんだか全く違った世界に感じられてならない、という奇妙な感覚をずっと
味わい続けました。

すれ違う人のほとんどが、黒い髪、黒い瞳、同じような肌色で
似たような骨格の顔つき。
聞こえてくる言語は日本語。

耳に聞こえてくる、周囲の人たちのとりとめもない会話の内容がよく判る、という
ごく当たり前のことが、
なにかすご~く不思議な世界に立っているかのような気がしました。

とんがった鼻だの、青い目だの、
英語だのロシア語だのスペイン語だの、といった、さまざまな人種が混然といる世界から
突如、ほとんど単一民族、単一言語の世界に戻る、奇妙なやさしさ。
多様性をほとんど感じない世界の、ノンストレスな心地よさ。

電車の中で、携帯電話で声髙に話す者もいなければ、
肩をふれあうばかりにすれ違っても声も発せず黙ってすれ違っていく人たち。
Excuse me も Sorry もなく、
目があってもにっこりと微笑んだりすることもなく、
次の人のためにドアを開けて待つ、ということもなく。
でも、お店では店員の対応がとても丁寧で、
包装を頼むと、神業のような素早さで美しく菓子箱を包み、
「ありがとうございました」と深々と頭を下げる行儀よい人々。

外国から帰国した人が、「あちらではね」と何かにつけ、
日本の生活と比較して話すのは、
はしたないことだし嫌味なことでもあろうから、
自分は言うまいと思っていたのですが、

そうじゃなくて、
今まで何とも思ってなかったことに、ひとつひとつ日本を感じてしまう、
まるで、
習慣や文化の違いを、改めて強烈に感じてしまう、という体験でした。

以前は、『ここは日本』なんてわざわざ考えたこともなかったのに、
小柄な女性のからだつきを見ただけで、『あぁ、ここは日本』と感激する自分がいるわけです。

ものが全体的にコンパクトで、建設現場の重機も小さく見えました。


お風呂に入れば極楽しごく。
トイレのウォシュレットに至れば天国で・・・。
そして食洗機を見てみれば、ビルトインの食洗機なのに、なんと小さいこと。
食器も薄く、まことに繊細。

食事は、おいしいこと、この上ない。

そして、ニュース報道を見て・・・・。

番組や記者の一部の人たちには強くバイアスがかかっている、と感じました。
自分がおかしいのだろうか、とも思いました。
折しも、橋本発言の慰安婦問題が物議をかもしているときでした。
慰安婦が sex slave と訳されていることをご存じでしょうか。

橋本市長については、その不遜な話し方や、賛同できない意見も多々ありますが、
歴史認識は、間違っていないと私は思っています。
質問をする記者の方たちの問題の取り上げ方の方にこそ、問題があるように思えてなりませんでした。
言葉端をとらえ、それらがひどい英訳で世界に広がっていくことの弊害を報道者は考えないのでしょうか。

傲慢な言い方だとは思いますが、平和ぼけしてる日本を、まざまざと感じました。



AD
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
№1636

お久しぶりです。
元気にしております。少し更新が滞ってしまいました。

忘れないうちに書いておこうと思います。

もうひと月以上も前のことになりますが、日本に一時帰国したとき、
わずかな隙間時間に、まっさきに行ったところ。 
それは、丸の内にある三菱1号館美術館でした。


明治時代に、英国人建築家によって設計された建物です。

三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎が、
土佐藩の払い下げをうけ開運事業を軌道にのせたあと、丸の内に建てた事務所。
金融事業にものり出したので、銀行部も入っており、
カフェの方は、旧銀行営業室の銀行窓口がそのまま残っています。

 

この美術館そのものも
老朽化により復元された建築物ではありますが、
床や階段などは当時の部材そのままで、非常に美しく雰囲気があります。

でも、お目当ては、
「奇跡のクラーク・コレクション」

私の住むマサチュセーツ州ウィリアムズタウン (紅葉の美しいところです)
にあるクラーク美術館。
今までほとんど外へ出なかったこの美術館所蔵の絵画が
同館の増改修工事によって世界巡回展に出ることになり、(しかも3年間も!)
ボストン滞在中にはとても見られない作品群が、
ちょうど日本へ来ているというので、飛び勇んで行ってきました。

義兄が強く勧めてくれたこともあって、ワクワクして行ってきたのですが、
クラーク夫妻が収集した印象派画家たちのすばらしい作品に幻惑されました。
ルノアールをはじめとして、
コロー、ミレー、マネ、ドガ、ピサロ、モネ。
個人でこれだけの作品を収集するすごさにも圧倒されましたが、
画家たちの個性がきらめく、光と影と色彩の見事な作品の数々でした。







いいね!した人  |  コメント(1)  |  リブログ(0)

テーマ:
No.1635

私自身が日本へ一時帰国をしたり、
学校が夏休みに入り、友人が本国へ帰国したり旅行に出たり、
赴任期間が終わって日本へ帰国されるご家族がいらっしゃったり....。

このふた月ほど、ずっと
人とお会いし、食事し、お話をする毎日が続いています。

そんな中であらためて
人を元気にするのは人。笑顔の元はいつも誰かの笑顔。
つくづく、そう思います。

「今ここにある」私は、たくさんの方にお世話になって生きているんだなぁと思います。

出会いと別れの切なさも感じます。

今日は、我が家でランチでした。

ありがとう、Yさん、Mさん。とっても楽しかったよ!

素敵なひとときが夢のように過ぎ去りました。

また、いつかどこかで会いましょう。必ずね。
いいね!した人  |  コメント(4)  |  リブログ(0)

テーマ:
No.1634

ボストンへ戻ってきたなぁと実感する風景。

みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

Longwood Mall
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

Commonwealth Av.からの眺め
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

Kenmore (フェンウェイ球場はこの先を左)
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

石油会社CITGO(シッゴー)の看板。
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

パブリックガーデンのジョージ・ワシントン像
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

Newbury street
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

ボストンコモンのリス
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

ボストンに来たばかりの頃、さまざまにカルチャーショックを受けました。
先日、日本へ一時帰国したら、
今度は、なんと! 逆カルチャー・ショック・・・。たくさん驚くことがあり、

実は、くらくら目まいがしそうなひと月を過ごしたのでした。

そんな話を、次には、書いてみましょう。


ボストンコモンの噴水
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

BeaconHill
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~


いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
No.1633



東京 TOKYO STATION
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~

銀座GINZA
みんみんのblog  ~ ボストン便り ~


怒涛のひと月が過ぎ、日本への一時帰国を終え、
6月6日、ボストンの我が家へ戻ってきました。

日本滞在中は、たくさんの方に大変大変お世話になりました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

あまりに慌ただしくてブログ更新できませんでしたが、
これからゆっくりと思い出して、時間があれば、想い出のいくつかを
ご紹介したいと思います。

ありがとう、日本!
ただいま、ボストン!




いいね!した人  |  コメント(2)  |  リブログ(0)

AD

Ameba人気のブログ

Amebaトピックス

      ランキング

      • 総合
      • 新登場
      • 急上昇
      • トレンド

      ブログをはじめる

      たくさんの芸能人・有名人が
      書いているAmebaブログを
      無料で簡単にはじめることができます。

      公式トップブロガーへ応募

      多くの方にご紹介したいブログを
      執筆する方を「公式トップブロガー」
      として認定しております。

      芸能人・有名人ブログを開設

      Amebaブログでは、芸能人・有名人ブログを
      ご希望される著名人の方/事務所様を
      随時募集しております。