静かすぎるハイブリッド車や電気自動車(HV/EV車)が歩行者に接近を知らせる「車両接近通報装置」は、これから製造される新車だけでなく、現行の登録車(使用過程車)にも装置の普及を求めている。

国土交通省自動車交通局が発表したガイドラインによると、現行の登録車には後付けタイプの「簡易的な装置」を想定。これを「車両接近通報装置」として認め、「備えることができる」とした。

新車に求められている「車両接近通報装置」は、20km/h以下の速度で作動するなど、後付けでは取付負担に重い項目が含まれる。そのためクラクションのように、スイッチを押すと音を単純に発生させる装置でもよいとするものだ。

警報を鳴らすクラクションと違って、後付けの「車両接近通報装置」には、列車で使われているソフトホーンなどのように音が柔らかく、長く続くことが求められ、「一回の操作で車両の走行状態を想起させる連続音が5秒以上続くこと」と定めている。

音の種類は、新車に取り付けを求めるものと同様だが、具体的な音量についての言及はなく、今春をめどに示される予定。

安全基準が変更される場合に、その基準が定められる以前にさかのぼって、メーカーに対策を求めることは珍しい。

《レスポンス 中島みなみ》

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