【捜査3日目 12月25日(土) お天気サンサン


 昨日は時間制限で朝風呂に入れなかったが、今日は間に合った。露天風呂へ続く石段の手すりが凍っていたが石段の方は放水で凍結を防いでいた。しかし全部の凍結は防げてなくて一部が凍っていた。慎重に歩を進めていたのだが、つるっ!と滑り危うく大事な一人息子をすりむくところだった。危ねぇじゃねぇか!

今俺の特製ホットレモン汁をかけてやるからちょっと待ってろ……フゥゥ~~~


西へ東へせわしなくレモン汁を撒き散らし氷結解凍した。フッフッフ。これでひと安心。道民の生命と安全を守ったところで風呂から上がり捜査本部を後にした。



一行は本日最初の捜査現場、鶴見台へ到着(9:25)そこで丹頂鶴を見た。フラッシュをたいて写真を撮らないように豚のバスガイドが言っていた。理由は忘れた。


ギャランドゥの隠し部屋-丹頂鶴


バスで後ろの席にいるオヤジに写真を頼むと「織田裕二に似てますね」と言われた。

ふ~む。たまに言われるが奴ほど歌は下手じゃないし、あれほどハイテンションじゃない。この先オヤジは俺を呼ぶ際「織田さん」と呼び続けた。何も出ねぇぞ、この野郎。このオヤジは今回母親と2人で参加していた。顔は海老一染之介に似ていた。母親の方は牧伸司に似ていた。顔で笑わせてくれる親子である。


                  ………つづく 目玉おやじピース

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 気を取り直して風呂に入ることにしよう、うん。

今日の温泉は単純泉だ。

昨日のホテルより風呂はでかい。よし。


 湯に浸かり少し気が緩んでしまったところで尻の穴も緩んでしまった……



プク………






















プクプクプクプク……
































プクゥゥゥ~~けむり


























無数の気泡が目の前に浮かんでは消え、爽やかな硫黄の香りへと昇天した。

そして近くにいた一人の老人が遠くを見るまなざしでそれを見つめていた……


おい、ジジィ。温泉とのコラボレーションで何か相乗効果が出るかもしれん。深呼吸して俺の香りをたっぷり嗅いでくつろいでくれや。


………しかしまもなく逆の相乗効果が効き始め2人目を死刑台へ送り込むこととなった。南無阿弥陀仏。




                   ………つづく 目玉おやじピース



 今日のランチは北見市端野町にあるオホーツク観光物産(11:30着)でオプションの海鮮丼だ。見るからによだれもんだよ。あ゛ぁ~、うめぇ~。至福のひと時。うっっふん。昼食後網走に向かい監獄博物館を見学した。(13:00着)


 ここもめちゃくちゃ寒かった。美幌峠の次に寒かった。ティンコが凍傷にかかりそうだよ、この野郎。現在の網走刑務所は26歳未満、最長で7年の刑期の囚人が入っているそうだが、昔ここに収監された囚人たちは過酷な労働や寒さで死ぬ者も多数いたそうだ。北海道では囚人ロードと呼ばれている道がけっこうあるのだが、網走刑務所の囚人がその労働に当てられていたのでその名前がついたという。バスの中から網走駅が見えた。


 駅札というのは普通横書きなのだが網走駅の駅札は縦書きなのだ。それは刑務所を出てから横道にそれない人生を送ってほしいという意味合いをこめてそうしてあるそうだ。豚のガイドさん、勉強になったよ。ちなみに俺の息子は通常左に反れている。特に意味合いはない。


14:00に監獄博物館を出発し、今日は早めに捜査本部を目指す。17:00日目の捜査本部阿寒〇△ホテルに到着。移動距離は昨日より短かったがそれでも尻が痛い。バスの中は窮屈で足が伸ばせないからすごく疲れる。こんなに疲れるとは思いもしなかった。う~む。マジでエコノミー症候群になりそうだ。そして昨日もそうだったがホテルの部屋が暑すぎる。外との気温差が激しくて体がどうにかなってしまいそうだった。


おい、ドブネズミ!今夜の俺の部屋を洋室に割り振ってくれたのはお前か?

覚えておけ。俺は和室派なんだよ!和室!!ドブネズミにブッチャー直伝怒りの地獄突きをお見舞いした。次郎ザルみてぇに反省しろ、貴様。


                     ………つづく 目玉おやじピース

【捜査2日目 12月24日(金)雪だるまのちお天気サンサン


 6:10起床。お約束の朝風呂に入った。粉雪が舞う中露天風呂を楽しんだ。雪見風呂を楽しむのもつかの間……その時事件が発生した

 2人連れのオヤジがかけ湯もしねぇでインキンテロを決行したのだ刑事の目の前で堂々とやってくれるじゃねぇか。


お前らのチンコは……もう死んでいる



俺は全身全霊の力で奴らの粗末なお稲荷さんを握りつぶし、ラりアットでのどチンコを破壊した。一子相伝「北斗チン拳」で悪党どもを一網打尽にし川湯温泉を後にした。めでたし、めでたし。



 今日は7:00に朝食で8:00に出発というまたまた強行スケジュールだった。バスの中でウンチしたくなったらどうすんだよ、この野郎!おい、ドブネズミ。今日のところは大目にみてやるが、次は書類送検するよ、君。出発後、まもなく硫黄山に到着(8:10)

噴煙があがり、硫黄の匂いが立ち込めていた。アイヌの民族衣装をまとい鉢巻みたいなのをして雪が舞う硫黄山をバックに震えながら集合写真を撮った。


 それから一行は摩周湖(8:50着)に向かい雪が深々と降る中またまた集合写真を撮る。昔「バナナで釘が打てます」って凍らせたバナナで釘を打つCMがあったけど、今「ティンコで釘が打てます」って寒さだよこの野郎 ゴ?



 摩周湖からはしばらくバスに乗り、一行は美幌峠に到着した(10:08)4日間の捜査の中でここが一番寒かった。到着した頃には雪は吹雪化してきたのだ!屈斜路湖を見る予定だったのだが、大雪のため中止となってしまった。

………ドブネズミにコブラツイストを喰らわせた。


             ……つづく 目玉おやじピース




ツアーのオプションでカニ弁当を頼んでおいた。中を開けてみる。うまそぉ~!

……事実うまかった。やっぱ北海道はカニだよ、カニ!


ギャランドゥの隠し部屋-カニ弁当


        

スワン44の隣にある風連湖にて



 これから4日間食いまくるぞぉ~!バスでランチを済ますと一行は道の駅「スワン44」でトイレ休憩に入った。44という名前がついてるのはは国道44号線沿いにあるからなんだと。スワン44で観光客に好評というソフトクリームを食べた。う~む、濃い~な。石原良純の眉毛並みだ。そしてうまい。豚のバスガイドが言っていたことは間違いなかった。


 次に一行が目指したのは強風が吹きすさぶ日本最東端の納沙布岬だった。14:50到着。もう太陽が沈みかけている。ウソだろ、おいっ!

肉眼では見ることが出来なかったが、北方館の望遠鏡で北方領土を見ることができた。やい、ロシア。いい加減人の土地返せよ。日本の最東端で怒りを叫んだ。

15:30非常識な時間に日没がやってきた。



 バスに乗り込むとまもなく雪が降ってきた。今夜の捜査本部「名湯の〇玉」へ到着した。(18:40)今日はバスだけで351kmも移動した。窮屈なバスの中寝返りもうてない俺の桃尻はどうにかなってしまいそうな長い一日だった。ひと休みする間もなく19:00には夕食というタイトなスケジュールを組んださっきのドブネズミ添乗員に怒りの延髄蹴りをお見舞いしてから夜メシを平らげた。せっかく北海道まで出張してるんだから少しくつろがせろこの野郎。夕食後、一服してから温泉に入った。


 名湯という名にふさわしいかどうかは俺が審判を下す。広告では乳白色の温泉を謳っている硫黄泉だが草津や乳頭温泉ほど白くない。……っていうかほとんど透明に近いじゃねぇか!


 裏切られた気持ちでいっぱいだった。……まもなく俺は怒りの放尿テロを決行し、支配人を拉致して北朝鮮に売り飛ばした。


              ………つづく 目玉おやじピース

いやぁ~、しかしJALのスッチーはみんなかわいいな~。粒ぞろいだ。名刺を持ってくるのを忘れたことをひどく後悔した。JALのスッチー採用基準はどうやら顔を重点においてるらしい。う~む。理想の人事課だ。警視庁も見習わなきゃならん。かわゆいスッチー達との別れを惜しみ釧路空港へ到着(9:45)

空港には雪が積もっていた。空港からはバスに乗り換えることになっていた。どんなかわい子ちゃんのバスガイドだろう。フッフッフ。すげぇ、楽しみだ。


ギャランドゥの隠し部屋-釧路空港

そこに待っていたのは………



 俺の夢と希望を打ち砕くライオンヘアーの豚みたいなババァのバスガイドだった!!

やい!毎〇交通。JALを見習え、JALを!!

とりあえず猪木式張り手で豚に気合を注入した。そして添乗員の男はドブネズミに似ている超老け顔の二十歳。顔もさることながらしゃべりも年季が入ってる。ドライバーは橋本慎也に似たデブだった。

先が思いやられるぜ、この野郎。



 釧路空港からツアー一行は厚岸望洋台(11:20着)でトイレ休憩をはさみ愛冠岬へ(11:45着)バスを停めた場所から岬まで10分ほど歩くのだが雪が凍っていて足場は最悪だった。この足場の悪さはジジィ・ババァどもにはかなりのデンジャラスゾーンだぞ。



刑事の直感が大当たりした。集合時間にバスへ戻ってみると一人のババァがコケて頭をクラッシュしたらしい。まもなく救急車で運ばれババァはここでお別れとなった。  

………南無阿弥陀仏。ババァ、涅槃で待ってろ。

 ババァを一人死刑台へ送り込んだところでお楽しみのランチだ。


 北海道警から緊急連絡が入った。最近北海道のツアー客の中に新手のインキンテロリストが潜んでいるという

……そこで私に潜入捜査をしてほしいとの依頼だった。


「危険な任務ではあるが神聖な温泉を汚す野郎は温泉の番人のこの俺が許さねぇ。命に代えても北海道の温泉は俺が守るっ!」

ギャランドゥ巡査部長はそういい残し、悲壮な決意を胸に殉職覚悟で羽田へと向かった……


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【捜査初日 12月23日(木) お天気サンサンのちくも


羽田空港(6:15着)北ウィングJAL36番ゲートをくぐり1141便に搭乗。



ギャランドゥの隠し部屋-羽田空港

予定の7:50を30分遅れでテイクオフ。飛行機は子供の頃に乗ったことはあるのだが記憶にない。機内で映画でも見ながら足をデ~ンと伸ばしリクライニング付きのシートで広々とした快適な空の旅を満喫しているイメージが俺の中で完成していた。…がっ!案内されたのはめちゃくちゃ狭い窓際のエコノミー席で隣の席は鼻毛が
ギャランドゥの隠し部屋-村上ショージ

と飛び出た老人臭漂う小汚いジジィだった。


寄るな、ジジィ!シッシ。おい、機長。俺をこんな所に座らせてエコノミー症候群にさせるきかっ!

機長をコックピットからつまみ出し戸塚ヨットスクールに強制編入させた。

ヨットの操縦からやり直せこの野郎! ゴ?

ババァ デジカメ覗き込んだらサバおりすっぞ!

ジジィ  粗末なお稲荷さんタオルで隠せっ!



本物の泉質を追求する荒ぶる温泉魂 ゴ?

北の台地でマツケンサンバで元気ルンバ ♪


今宵も巨乳美人と混浴夢見るさすらいの温泉スナイパー



奴の名は………



   

お風呂風呂温泉弾丸刑事風呂お風呂


おいっ!そこのハゲ 

貴様かけ湯しねぇで入りやがったな……



インキンテロの容疑で逮捕する

 その時まだ湯めぐり手形の1回無料温泉券を使っていなかったことに気づいた。よし。ここから一番近くて料金が高いホテルニュー塩原へ潜入捜査だ。

ニュー塩原到着(14:30)


雨はほとんど止んでいた。それにしてもでかいホテルだ。ガラガラのでかい風呂には俺を含め4人しか入っていなかった。丁寧にひとり息子を洗っていると………

その時事件が発生した!


 度重なる温泉捜査にとうとう玉袋が湯あたりをおこし悲鳴をあげたのだった。湯に浸かると玉袋に稲妻が走る…… ゴ?

ここの泉質は何だ?

……なんとこともあろうに弱塩泉だった!


ひとり息子痛てぇ―――っ!


子種殺傷予備罪で支配人を連行した。


ニュー塩原を出ると本格的な雨が再び降り出していた。捜査を中止し本日の捜査本部「御宿 明神」に到着

(16:10)
ギャランドゥの隠し部屋-明神

三途の川を渡り損ねた感じのババァが俺を出迎えてくれた。部屋は8畳ほどの和室でかなりきれいだった。メシもなかなか豪華でうまかった。何よりトイレがきれいなことに感心した。明朝ウンチしたら流すのやめておくか。またきれいにするかいってもんがあるだろう。一日一膳って言うしな。


接客態度もよし。合格だババァ!今度塩原に捜査に来たらまたここに捜査本部を

置いてやるよ。それまではババァ、三途の川を渡るなよ。


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3泊4日にかけて行われた塩原温泉捜査は一旦打ち切られた。何せ塩原だけでも11もの温泉があるから今回はすべて捜査することが出来なかった。今度来たときは塩原から1時間圏内の鬼怒川、川治、川俣温泉も絶対捜査しなくちゃいかん。その時までキャンタマクビを洗って待っていろっ!      ………(完)



【All rights reserved 

ギャランドゥより愛を込めてin塩原製作委員会2004.10.28~10.31】

 さて、次のターゲットはどこだ。地図とにらめっこしていると知らぬ間に地図が濡れていた

………俺のヨダレだった。ゴ?

「かいなり」と書いてある店の手打ち蕎麦が絶品と書いてある。南会津は蕎麦の名産地だった。ここからはおそらく40分くらいだ。近い。現場へ急行した……



ギャランドゥの隠し部屋-かいなり

「かいなり」到着(11:45)

もちろん一番高い天ざるそば(1,260円)を注文。すげぇ~楽しみだなぁ。

待つこと20分。じらしやがって、この野郎。フフフ。

出てきた。見た目……よし!てんぷらは……ふ~む。サクサクだ!

ゆっくりと蕎麦をすする………



















コシが弱い弱すぎるっゴ?

加藤鷹を見習えっ!!あのコシの強さは半端ねぇぞ。オヤジに加藤鷹出演DVDを紹介した。これで夫婦円満。商売繁盛だ!


ギャランドゥの隠し部屋-天ざるそば

 失意のまま店を後にすると雨が降り出していた。雨が寒さと失意に追いうちをかける。2km程先の道の駅「たじま」で雨宿りした。併設してある露天のお店ではきのこ汁を無料サービスしていた。マツケンサンバ!めちゃくちゃ寒かったのでありがたい。

あったまるな~、こりゃ。しかもうまいよ、このきのこ汁。

体も温まり雨も少し弱くなってきたところで礼も言わず何も買わず店を後にした。親方日の丸サービスの日々実践だ。

 せっかくきのこ汁で温まった体はすぐに冷えてしまった。それも当たり前だ。途中、電工掲示板に「現在12℃」と出ている。バイクだと体感温度はさらに低いはずだ。全身の水分が鼻水と化し、塩原に戻ってきた頃には俺は骨ロックとなっていた。……う~む。これじゃマツケンサンバも踊れん。


                 ………つづく 目玉おやじピース