防衛省は22日、沖縄本島と宮古島の間の公海上を今月10日に南下した中国海軍の艦隊が22日午後零時30分頃、太平洋から両島間を通り、東シナ海に向けて北上したと発表した。

 海上自衛隊の護衛艦が確認した。

 艦隊は北西に進んでいることから太平洋での活動を終了して中国に帰港する可能性があり、海自が引き続き監視している。

 防衛省によると、中国艦隊10隻が通過したのは、沖縄本島の南西約130キロの公海上の海域。10日に南下した際と同じく、潜水艦2隻は浮上していた。

 艦隊は10日に南下した後、沖ノ鳥島西方の太平洋上で艦載ヘリの飛行や洋上補給などを行っており、同省は、訓練などを実施していたとみている。

 8日と21日には艦隊から発艦したヘリが海自護衛艦に接近して飛行したが、今回の通過の際には危険行為などはなかった。

 今回の中国艦隊の活動について、折木良一・統合幕僚長は22日の定例記者会見で「潜水艦も含む艦隊が行動したという面で、中国海軍の能力がアップしたことの一端だ」と述べた。

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