やはり憲法問題は大事である。
どうやら自民党はここで一挙に復古的改憲に向けて舵を切るようだが、自民党の中でリベラル的な要素がどんどん後退しているのが気になる。
維新も太陽の合流を認めて石原氏を新しい代表にしたので、目下表に出るのはたちあがれの真正保守の臭いばかりになってしまっている。
表面だけ見れば日本がどんどん右傾化して、いつ本気で核武装の検討を始めるかも知れない、というような雰囲気を漂わせ始めている。
これは危ない。
一般の国民はそこまではついていけない。
穏健保守とか保守リベラルと言われる人たちが発言しづらいような状況にでもなってきているのだろうか。
民主党まで集団的自衛権行使合憲解釈に舵を切ろうとしているように見える。
このまま行くと、段々歯止めが効かなくなる。
いい加減にストップをかける必要がある。
国会が暴走しないように、私たち一般の国民が憲法問題についてもっと声を上げる必要がある。
私が憲法研究会の長に納まることに異議がある方がおられるが、単なる学問の場を超えて現実に立法を動かすということになると、学問的業績はなくとも、国会の憲法調査会等の議論に参加したことがありごく一般の国民の常識的見解を代弁することが出来る人間が必要になる。
私の稚拙な見解に対する賛同者は一人しかいないが、そのレベルはともかく、憲法について熱く語ることが出来る若い研究者の集まりを早急に作る必要がありそうだ。
他の方々より一歩でも二歩でも先を歩もうというのが私たちのグループである。
皆さんも遠慮なく憲法問題についてのご意見を開陳していただきたい。
読者参加型の真面目な意見交換の場は、そんなに多くないはずだ。
貴方の意見で日本を変えることが出来るかも知れない。
よろしく。