通常国会の会期延長は常識の範囲内で | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

菅内閣が懸案事項の解決が出来る有能な内閣だったら、全部仕上げさせればいい。
第二次補正予算案も今月中に提出できるのだったら、先送りせずに提出させればいいではないか。

これが現時点の私の意見である。

中身には特に問題がないのに菅総理の仕事だから嫌だ、となどと駄々を捏ねるのは止めた方がいい。
予算などあまり精緻に作る必要はない。
とにかく被災地が元気になればいい。
被災地に元気が蘇るようなことをなんでもやることだ。
有識者の議論はいらない。
政治が決めて、一瀉千里に実行に移すことだ。

会議が好きなのは、自分に定見がない証拠である。
自分の意見に自信がないから、色々な人の意見を聞きたがる。
聞いた上で、何もしない。

これが一番いけない。

今の段階で1ヶ月も2ヶ月も、とか12月末までなどと言い出すのは、明らかに今出来る仕事を先に延ばすだけのことだから、自民党や公明党がそういう話に乗らなくても国民は怒らないだろう。
しかし、多くの国民はスピード感をもって仕事を仕上げて欲しいと願っている。
悪いのは指導力がなく迷走を続けている菅総理だが、自民党が邪魔しているように見えるのもマイナスだ。

自民党はたとえ反対することに大義があっても、反対を繰り返して結論を出すのを妨げているだけだ、と言われないようにする必要がある。
10日程度の会期延長なら受け入れるべきであろう。

そして菅内閣として出来る仕事が終わったことを確認したうえで、改めて菅内閣不信任決議案を出すことだ。
これが現時点において一番国会をスムーズに動かす方法だと思う。
如何だろうか。