あっという間に参議院選挙の本番を迎える。
みんなの党から立候補する小野次郎氏から私の携帯に電話があった。
どこを応援されるんですか。
政界再編を進めるために、まずは第三極を担う新しい政党に飛躍して欲しい、というのが、私の基本スタンスだったので、みんなの党、新党改革、たちあがれ日本の3党が念頭にあった。
私自身が立候補する可能性もゼロではなかったので、特定の候補者の陣営に顔を出すのは避けていた。
みんなの党から立候補する小野次郎氏も私の同志の一人である。
是非国政の場で活躍して欲しいと私が願う、日本にとって役に立つ有為な人材の一人である。
新党改革から立候補する萩原誠司氏も、小野氏とは別のグループの私の同志の一人である。
経済産業省出身のいわゆる過去官僚の一人であるが、岡山市長を務めたこともあり、行政の勘所もよく分かったアイデア豊富な実務型政治家である。
萩原氏にも早く国政の第一線で仕事をしていただきたい。
たちあがれ日本からは、どうやら中山成彬氏が立候補するようだ。
文部科学大臣として日本の教育改革の必要性を訴え続けてきた政治家の一人であり、日教組支配の日本の教育の問題点を考える上でなくてはならない政治家の一人だと言っていいだろう。
一度は政界引退を口にされているが、国民の支持が得られるのであれば引き続き政治の世界で活躍されたらいい。
自民党から立候補する片山さつき氏は私が会長を務めた「危機と戦う!セーフティネット政策議員連盟」の幹事長だった人で、財務省の主計官を務めていたこともあって政策に明るく、行動力もあって、これまた役に立つ有為な人材だ。
皆、根っこは自民党にあるのだが、たまたま今回の参議院選挙では、諸般の事情から別の政党の公認候補として戦うことになった。
こんな状況下で、私が特定の誰かの応援のために走り回る、というのは難しい。
目下のところは、私が最もその動向に注目している牧原秀樹氏のように悩み、かつ、牧原秀樹氏のように行動する、ということだけを申し上げておこう。
目標は、民主党が参議院で過半数の議席を獲得する、などという恐ろしい事態にならないようにする、ということである。