早川忠孝の一念発起・日々新たなり  通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。


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私は、高校、大学を通じて中野区の奨学金を頂戴した。

20年くらいかけて返済したと思う。

ずっとインフレが続いていたから、毎年の返済の負担は殆ど感じなくて済んだ。


奨学金がなければ、高校への進学も諦めたかもしれない。

中学校の担任の先生がわざわざ自宅に来て私の親に進学を勧めに来たことを覚えている。

中学校を出てすぐ就職する人も多かった時代である。

集団就職する新卒の若い人を金の卵と呼んでいた時代でもあった。


奨学金は、実にありがたかった。

自然と勉学に勤しむようになる。

勿論、学業成績が良くなければ、奨学金は貰えない時代だった。


大分経って、どんな人に奨学金が支給されているのか聞いたことがある。

日本人の生活が全体として豊かになったため、奨学金は成績とは関係なく、いわゆる生活困窮者に支給されるようになった、と聞いた。

生活が貧しいために学費が払えない、そういう家庭に奨学金を支給する。


ふーん、そんなものか、と思った。

奨学金って、それでいいの。

なんとなく違和感を覚えながら、時代が変わったことを感じていた。


最近になって、その違和感の中身が分かってきた。


奨学金と生活保護は違う。

単にお金を支給するだけでは、いけないのではないか。


皆さんにも考えていただきたい。


今年から高校が無償化になった。

家計は楽になるが、それでは高校生の学力はどうなるか。


漫然と学費の負担を減らしても、それだけでは生活費の補助、生活保護の一種にしかならないのではないか。

本当の子育てを支援し、次世代の若者を大きく育てるためには、もう一工夫がいるのではないか。

学校が学び舎としての役割を十分発揮できるようにすることが、本当は一番求められていたことではないか。

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