下り坂でも先頭を走ることは出来る | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。

おはようございます。

昨日の都議選の結果をどういう形で受け止めるか、戸惑っております。


自民党の候補者の皆さんは犠牲者だ、という同僚議員の声が痛いように分かります。

あれだけ努力したのに、あんなに仕事をしているのに、あれだけ立派な後援会があるのに、あれだけ有名な閣僚や石原知事が応援に走り回ったのに、どうしても当選させることが出来なかった。


ある程度今回の結果は予想し、覚悟を決めておりましたが、この嵐の中で討ち死にされた同志や支援者のことを思うと自然に口が重くなります。


1ヶ月か2ヶ月後には自分たちが味わうことになる悲哀を、今から噛みしめております。

とてもこの状況で脳天気なことは言ってられない。

言うべきでもない。


そう思いながら、しかし、私たちはこの逆境を跳ね返すだけの力を示さなければならない、とも考えます。

この程度のことでへこたれているようでは日本の危機を克服する力は到底獲得できない。

なんだ坂、こんな坂。

嵐に向かって一歩一歩前に進もうとしております。


普段は上り坂しか念頭に置きません。


しかし、今私たちは下り坂を下っている。

頂上を目標にしたはずなのに、強風とあまりの豪雨でやむなく下山路を歩いている。

そんな感じです。

仕方なく坂道を下りていると思うから、落胆の程度が大きい。


私はそんなことを考えております。

下り坂だって先頭を走ることは出来る。

そう、思うことにしました。


一足先にビバークして、態勢を立て直して再挑戦する。

そのための下山なら、まだ先もある。

夢を追うことも出来る。


私たちは、まだ下り坂を先頭で走る力を十分残しております。